ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
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修学旅行は、同級生の刺激がよかった。修学旅行その2

春ですね~。今日は部屋の中は、かなり暑かったです。庭に菜の花が咲いていました。
げんちゃんは、コロナさわぎが頂点に達する前に、修学旅行に行ってきました。
修学旅行前から、彼はなかなか突き抜けず、ひどいジグザグを繰り返して、もう、ここから先は、げんちゃん次第、私にはどうしようもない、というようなありさまでした。

修学旅行が、吉と出るか、凶と出るか、かけみたいな気持ち・・・・

果たして、げんちゃんは修学旅行を終えて戻ってくると、変化していました。なんか素直・・・・
でも、おみやげをたった三つしか買えなかったげんちゃん。自分のものさえな~んにも買えていない。小さなお菓子を3つだけ。たくさんお世話になっている人がいるでしょうに。事前にシュミレーションもしたでしょうにね~。

最近、私は、げんちゃんをまったく分析できません。それなりに伸びて、多少はましになっているけれど、彼の認知が、どのようになっているのか、さっぱりわからないです。素直にかわいい時も出てきているのに、突然、クズ野郎になる・・・そういうときは、彼のマイナスに引っ張られて、消耗するだけ消耗します。

目が座ったようになって、こっちの立ち位置なんて、彼にとって何の意味もなさないようです。
こっちが彼の心にどんなに働きかけても、彼は、何も感じず動じもせず、自分の何が悪いというのか、そんな顔して、ぼ~っとしています。

これが、意識がぬけてしまった状態なのだと思います。

でも、修学旅行から帰った翌日から、げんちゃんは、けっこう意識を入れていました。とらえようと自分から動いていました。

なるほどね。たぶん、同級生がきびきび動ける中で、自分は、全力で必死でついていったのでしょうね。
「あ、おれって、他の友達と違うな~。」
と、きっと感じたのだと思います。
ユニバーサルスタジオは、げんちゃんが帰ってきた次の週に閉館になったとか。

げんちゃんは、どの場所でも、グループの子たちと行動をともにしていましたが、唯一ユニバーサルで、支援の先生に同伴を頼んだそうです。
どうも、ジェットコースターのような乗り物に乗りたくなかったのではないか、と思います。

宿では、友達がカードゲームをしていたと言いました。
「ぼくは、やりかたがわからないからやらない。」
と言ったそうです。でも、そばで、ゲームを見て楽しんだ様子。昔のげんちゃんなら、我関せず、一人平気で蚊帳の外だったに違いありません。

おおむね、成長が見られて、
「去年の研修旅行とは、まったく違いました。成長してますよ~。」
と、支援の先生は報告してくれました。

まあ、そんなこんな、彼なりに気合を入れた結果、買い物どころではなかったのかもしれません。小さな箱の生八つ橋を家族で分け合って食べました。あとは、小さすぎるお菓子の箱を、K先生とS先生にさしあげました。

成長しているような、あるいは、しかけたほどは、まったく成長していないような・・・なんだか、ジグザグジグザグ・・・・もどかしいようなげんちゃんです。

その後、3日間は、気合が入っていましたが、また、どかんと意識が抜けて、まったく勉強のパフォーマンスが失墜してしまいました。

意識を入れることもある程度できるようになっているようですが、その持続時間は3日程度が限度なのか、上がったり下がったりのげんちゃんです。

でも、たぶん、次のステージに行っていることを感じている私です。

そろそろ野球もやめる時が来ました。もう、小さいお子さんの中では、彼は伸びなくなっています。また、ぬるま湯の古巣も旅立つときになっている。そんな感触が私の中を走ります。

げんちゃんの中でぐつぐつ発酵している何かは感じるものの、まだまだ結果につながる気配はありません。上がったり下がったり、私は、ただ茫然と、まきこまれないように見ているしかないようです。


それでも、朝のベーコンエッグだけは、上手になりました。インスタント味噌汁といっしょに出してくれるげんちゃん。

ある部分だけは、成長しているのでしょうね。

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  1. ゆうママ より:

    息子は休校期間中、極めてマイペースに楽しく過ごしています。私の方が気が滅入ってしまう中、なんて強いのかと思います。それは空気が読めないということなのかもしれませんね。でも今回のことで、いろいろ考えさせられます。いつ収束するかわからない状況ですが、収束したときには価値観が大きく変わるのかもしれません。

    息子の学習はほとんど進めることができてないのです。今は皆が心身共に健康でいられることを優先するとこうなるのですが、正直正解がわかりません。無事に新学期が迎えられるのでしょうかね?東京の大学では早くも新学期の開講をずらしたようですね。

  2. ゆうママ より:

    ごめんなさい、自分のことばかり書いてしまいました。

    修学旅行行けてよかったですね。大切な経験であり大切な思い出だと思います。息子の学校は3年の春に修学旅行ですが、今の状況ではなくなる可能性もあると思います。人生何が起こるかわからないですね。バトルしてまで学習させることが正しいのかわからなくなってます。言い訳かもしれませんが。
    K先生やS先生の存在が羨ましいです。私一人ではとても対応できそうにありません。

  3. robo_223 より:

    げんちゃんは、修学旅行に行けて良かったですね。その効果は3日ぐらいしが持続していないようでも、経験がもたらす刺激の効果は蓄積して行っていると思います。

    ベーコンエッグが上手に作れるようになったのですね。げんちゃんのライフスキルはどんどん上がっていますね。

    以前もお伝えした通り、ライフスキルは課題のレベル自体が年々上がるわけではないので、成果が見えやすいのだと思います。小学校1年生の時点でも中学3年生の時点でも、上手なベーコンエッグの形態は変わりませんが、学力の場合はこの9年間で課題のレベルに雲泥の差があります。

    ですから、学力も本当は伸びているのですが、見かけ上は、あまり伸びていないように感じられるのだと思います。実際、以前は出来なかった100マス計算が出来たりしていますからね。

    これからは勉強がどんどん難しくなって行きますので、学齢通りの勉強をやらせていても伸びは、なかなか確認できないと思いますが、復習的な内容をやらせれば、いつの間にか伸びていたことが確認できると思います。

    勉強は得意でなくても、淡々と取り組ませて行く必要があると思いますし、家事全般も素晴らしい脳トレになり、さらに大事なライフスキルが身に付くので一石二鳥だと思います。

    お花がキレイで、癒されました。ありがとうございます✨

  4. glow-gen より:

    ゆうママさん
    げんちゃんにしても、ママが一生懸命やっている発達の子は、まわりからは、がんばっているね、とみられることが多いです。
     げんちゃんのことを、私がずるい、と表現すると、
    「お母さん、そんなことはありません。げんちゃんはがんばっていますよ。」
    などと言われたりします。
    しかし、発達障害の本質である、意識をいれずにすべてこなそうとする、自分のとらえたいようにとらえて、自分の世界から出ようとしない。そういう部分を治そうとすると、するすると逃げますからやっかいです。
     その部分は極力かえずに、外側にある程度、合わせているように見せる、ということが、彼らのゴール設定のようです。
     私たちは、そこと戦っているので、そのへんのレベルの先生では、しっかり指導することができません。
     この休み、人にたくそうにも、そこまでの人材がいない場合が多いです。そうなると、やはり、ママがやるしかない。そうすると甘える。
    自分はおかしくない、と思い込む。なかなかやっかいです。
     そっちのペースにまきこまれると、まともな方が、すっかりダウンしてしまいます。

     げんちゃんは、おかしいよ。そんなの通用しないよ。と、がんとしてゆずらないチームメンバーでかためないと、なかなかやつは、自分のことをわかりません。
     
     こういうことを言っても、普通の人にはわかりませんよね~。
    ほんとに。本丸攻めに入っているのだと思います。
    この休み、勉強は二の次でも、とにかく、人としてまともに成長するようにもっていきたいです。

    ほんと、私一人では対応できそうにない・・・というのは、もっともなことだと思います。
     つぶれないように、上手に感情的にならないように、がんばってくださいね~

  5. glow-gen より:

    ロボママさん
    コメントありがとうございます。
    いろいろな演出、これでもかこれでもかというほどかけて、そのたびに、げんちゃんは、ぽいっと捨てるように見えます。
    でも、この休みになって、あきらかに、前よりは、モチベーションがあるように思うので、ましにはなっているのかもしれません。

    それにしても、が~っというかんじでエネルギーは出しません。ほんとにしかけたうち、1割適度のリターンしかない。
    あるママは、シカゴの先物取引の方がまだリターンが多いと言っていました。うなづきます。
    でも、やらないわけにはいかないですしね。

    とくに彼が嫌なのは勉強ですね。上手に上手にかっこだけ、やっているふりをします。あるときは、英語の複数形さえわからないと言い出しました。
     そのずるさは、すごいです。普通の先生にはわからないでしょうね。
    一見やっている、できないのは、この子が能力がないから・・・と思う。でも、ずっと真剣に向き合っていると、だんだん頭が狂いそうになるようです。
    くもんの先生がそうだったんじゃないかな~。
    久しぶりに、コロナさわぎで、教室の感染対策を役にたつかな、と思ってメールしました。その時に、げんちゃんは、自分の心に残る生徒だったと言ってました。
    つまり、自分が真剣に格闘して、結局
    こなせなかったということでしょう。彼女の中で、その傷というか、思いでというものが強烈だったでしょうね。
     抜いてしまったげんちゃんは、たとえ一桁計算に落としてもできませんでしたからね。
     これがまさに、おそるべし、意識障害。魂を上手に抜いて、幽霊のようにふらふら生きている状態だと思っています。
     この状態が出ると、まじに、幽霊でもついているのかな、という感じです。
    人の範疇に入れたくなくなります。それほど、すごいです。
    でも、やれることは、少しずつ増えてきていますから、やはり、内部にたまっていく何かがあるのでしょうね。
     お料理や、家事、そういうものからひきあげていっているのでしょうかね~。
    100マス、たしかに、昔はまったくでした。

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