ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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夏休みの終わり症候群

  > 夏休みが終わります。結局、35ページにわたる、計算ばかりぎっちりの数学の夏休み帳は、あと5ページ残っています。それと、家庭科と技術のレポート ・・・異常だね。この多さ!


 連立方程式は、学校で教えてもらっただけで、家でやる暇なんてぜんぜんなかった1学期を思えば、ここまでやり終えることができれたのは上出来なのかもしれませんが、後半数学に時間をさいたので、英語をもっと理解させて反復させたいとか、いろいろあったけど、できませんでした。
 毎年ですが、宿題をやるのが精いっぱいで、やりたいことのほとんどができていない夏休みでした。


 でも、たぶん、げんちゃんは、1学期より一つ上のステージに登っているのだと思います。分配法則 -2(3a+3)+7みたいな式でも、かっこの後ろは、そもそも、かけ忘れて、そのまま3としてしまったり、1年生の後半でさえ、しょっちゅうマイナス忘れたりしてたげんちゃんが、ヘルプされながらでも連立方程式を解いて、残すとこ5ページまで来たことは、成長なんだろうね~。
 まあ、教える方は、ストレスの何物でもない・・・

「あああ~、もう・・・さっき、やったでしょう。ちっ! ほら、線をひかないとだめって言ったでしょ・・・また! ほら、消しゴムきちんと消しなさい・・・さっき言ったでしょ・・・ふえ~・・・」

一生懸命教えてる親なら、これわかるよね~・・・

 それにしても、げんちゃんの最もだめなところ、処理スピード・・・わからなければ、止まり、ほっといたら、そこで、何十分ロスすしているのを見ると、やっぱり、こいつは、あほやな~と、どっと疲れます。普通の子は、クラブも行って、遊んで、しかも、宿題の追い込みをかけて、適当に答え写したりしたとしても、目的をクリアする。

こういう芸当が、いつになったらできるんだろう。ぜんぜんできるイメージさえわきません。げんちゃんの処理スピードがあまりにも遅いので、先生からの暑中見舞いにお返事を書かせるだけでも、宿題と同じようなエネルギーがいります。

 夏休みは、午前中K先生のところで学習し、家に帰ったら、メモを見ながら、何日に一度はお買い物の勉強を兼ねて、お弁当を買いに行き、一人で帰って、亀を洗い、食器を洗い、スイミングで体を動かす。また昼から先生のところに行って、帰ったら、おばあちゃんのところで食事をする。その後一人で帰り、ピアノをちょこっとひいて、風呂を洗って、夜になる。合間の自由時間は、そう多くないけれど、一人けっこう自由にしているような気がします。

 一人でいても、そこまで大崩れしないようになったのは、夏休みの後半になってからでしょうかね~。

 私の方は、仕事が押してきて、毎日10時まわって家に帰ることも多く、そこにもってきてPTAなんかもあって、げんちゃんのできなさに切れないようにしないと、身が持たない・・・
ま~。こんなもんかな、と、とりあえずよしとする。見ないことにする。そんな夏休みの総括です・・・笑

 とにかく、一気にかわっていかないわけだから、あせってもしかたない! やれやれ

 2学期はどうなるんでしょう・・・しばらくぶりに会う、学校の担任の先生方が、伸びた~って感じてくれるんなら、そうなんだろうし、たいして伸びていないと言われたらそうなんだろうね・・いっしょにいると、だめなとこしか目につかないので、ため息しか出ないというのが正直なところです。

 でも、げんちゃんの夏休みの後半は、私にあまり叱られなくなってます。10叱られてたのが、6くらいになったかな~。静かに、考えさせる、という声掛けで、前より自分で修正しています。
メモ帳に、なんでも書かせることで、意識に少しは落ちるようになったので、失敗すれば、自分で考えて修正する、ということを少しずつさせることができています。

 あ~、それにしても、この毎年の夏休みが終わるときの無力感はいやですね~。

PS 中学の夏休みの宿題は多すぎますね~。げんちゃんの学校は、美術以外、9教科すべてありました。異常だな・・・と思います。
 ・5教科夏休み帳
 ・学校の英語と数学のドリル、指定ページまで(げんちゃんは、数学はスルーしました。)
 ・社会 地域のこと自由研究 地図帳
 ・理科 自由研究 
 ・技術、家庭科、音楽  レポート提出
 ・国語、作文3枚 短歌 3首以上
 ・一日日記 予定表記入

ほんと、日本の中学生って、枠の中に入れられて、その中で、忠実に仕事をこなすことを学んでいくのでしょうかね~。枠は大事だけど、必ずしもそれだけがすべてではないので、親は、ちょっと離れたところから見て、アレンジしてあげないと、こっちまでナーバスになっちゃいますよね。
 何を捨てて、何を拾うか。これって、人生の舵取りにも言えることだよね。

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  1. robo_223 より:

    げんちゃんの学校の宿題の量、ちょっと異常じゃないですか?

    今朝の情報番組で大学の先生が、大学生だって何の指導もなく研究レポートを書け!と言っても書けないのに、自由研究だなんて言って何のテーマも指導もなく取り組ませるのは、「教育放棄だ!」なんて言っていました。

    一般の子も自由研究は、家族対抗戦みたいになっているようですよ。おかしいですよね。

    まして、ドリル学習が一律に宿題として、出ているのも全くの無意味で、弊害すら感じます。

    でも、さすが、げんちゃんママさんは、げんちゃんに合わせて取捨選択して取り組ませる柔軟性が素晴らしいなと思います。

    学校のカリキュラムは、1人1人を成長させるためにあるのに、1人1人の姿をないがしろにして、学校の作った枠に無理矢理はめ込んで行くなんて、本末転倒だと思います。子供の個性の方が先に大切にされるべきだと思います。

    もちろん、その枠が子供の成長に役立つ場合もありますから、その時は利用するべきですが、より良い成長は考えずに、当てはめることを最優先に考えることはナンセンスだと思います。

    学校を変えられるなら、変えればいいですし、変えられなければ、独自の道を貫くのも1つの方法だと思います。子供ありきの教育だと思います。

    ただ、げんちゃんの方はずいぶん精神面が成長したのではないでしょうか。6割しか叱らなくて良くなったなんて、かなりの変化だと思います。

    げんちゃんは、ノンストップで成長し続けているのではないでしょうか。

  2. ゆうママ より:

    二学期始まりましたね。息子の学校は金曜日から始まっており、夏休み明けテスト(英、数)がありました。
    ぎりぎり形だけは整えましたが、テストとなると…厳しいですね。
    英語は60問単語テストだったんですが、とにかくスペルが覚えられなくて、英語→日本語だけを覚えるのが精一杯でした。
    一生懸命教えてる親のストレス、わかりますよ〜。特に夏休み前半は、こちらも肩の力が入っているので、なんとか計画通り進めたい私と、楽したい息子との間の摩擦が大変でした。後半はもう、やれるところまでやって提出する。と割り切ったので、少し楽になりました。今年の夏はパパ、お姉ちゃん、塾の先生がサポートしてくれたので、実際に私が見てやった時間はこれまでより短かったです。

    毎日泳ぎに行ってたのはいいですね。今年から部活の顧問が転勤で変わってしまい、夏休みの活動が全くなかったんです。やはりどこか気分転換もかねて行ける場所を作ってあげればよかったと思います。息子も泳ぐことは好きですが週1回スイミングに通ってるだけなので、長期休暇にはフリーで行けるコースを探してみようとおもいます。

  3. ゆうママ より:

    今年の夏休みはお手伝いも割とさせました。洗濯物たたみ、お風呂掃除、そしてカレーも一緒に作りました。案外お料理には積極的に取り組んでくれて、なかなか楽しかったです。時々作ってくれるようになるように、仕込んでみようかなと思いました。

    夏休みの終わりには、もうちょっと何ができたんじゃないか?という気分になります。でもお互い頑張りましたよね!

    2学期の作戦をたてなくては。

  4. ここあ より:

    娘も26日から学校が始まりました。げんちゃん宿題をこなすだけでも大変ですね。娘は5教科は支援学級からのプリントがメインで美術、音楽、保健体育が少しありました。こ宿題のプリントから夏休み明けの課題テストと来週の期末テストが出ます。なので宿題のプリントを夏休み後半から復習させていたのですが、漢字の書き取りは私が読みを書いて娘が漢字を書く。理、社はプリントをコピーしてやって書かせて説明して。。。ととにかく私がやってやらないとできません。しかも間違っても『あああそうですね。』とか『分かりました〜』とか言うので本当に腹が立ちます。娘の中学校も普通クラスの子供達の宿題はとても多いです。知り合いの親御さんが『私が管理してやらせてます。』と言っていました。今はダメダメな息子ですが中学の頃は内申点の為に真面目に宿題もやっていたので、本当に偉かったと思います(今更ですが(笑))この夏は読解の小学生の問題集や、やりたいことは本当に沢山あったのですが、歳のせいかこの夏は疲れていて、なんでも私がやらないとできない娘にあまりやらせることができませんでした(泣)全てが私主導なので、やはり高校なんて夢です。自分でこなす力がないと。。前回公文のお返事ありがとうございました。おっしゃる通り、長文になると娘のようなタイプはいくら公文でやっても使えないのです。なので『長文読解マニュアル』みたいな本を買って塾と併用して頑張ってみます。

  5. glow-gen より:

    ロボママさん
    なるほど~。大学生でもテーマを探して自分でレポート書くなんて、そんなに簡単じゃないですよね。
     ほんとあほらしいな~と思いながら、パパと娘がほぼ担当して、写すだけ・・・みたいにしてみたり・・・。でも、ふざけんなよ、と思ったのは、たとえば、テーマの単語とか、何回も出てくるのに、しあがって聞くと書けなかったり。うつす時でも、ぼ~っとやってんだな、ってあきれてしまいました。
     でも、パパも娘も、がつにとりくんでくれた初めての夏休でした。
     終わってみれば、勉強はさっぱりですが、メンタルはやはり成長しているように思います。学習は、心ひとつでしょ、ってかんじ。
     逃げてるんですよ。学習は、絶対にいやなんでしょうね。とくに数学やるとわかります。
     もう、気持ちが逃げてるのをやらせるのは無理。ほっとくとたまるし・・・
     ちょっと距離をおいた指導にかえてきてます。それって、ヤツが成長しているからできていることなのかもしれません。
     

  6. glow-gen より:

    ゆうママさん

    読んでいて思ったのですが、この夏は、漢字練習は0でした。英語のつづりやったら、漢字まで手が回らない。でも、先生から来た、暑中見舞いのお返事を、これって、自分で書いたの?って思うくらい、普通に書いていたので、やればできるんやな~と思いました。ほんと心ひとつのげんちゃんですよ。
     どうも、夏休みは一つ成長したのか、逃げ方がちょっと複雑になっているような。
    とにかく、勉強はやりたくないんでしょうね。後半数学の特訓状態になったもので、彼は特に逃げて逃げて・・・・一見わからないんですよ。逃げてるのが。でも、何十回もやったことが、まったく一からのようになります。自分でも逃げてるって思っていない様子で、勉強とは、そうやって、気持ちをいれないで、やるものだ、と、体に覚えこませているようなところがあります。

     もう、学校の形式に沿った勉強スタイルは、拒否する対象でしかないのでしょうかね~。自由研究のようなもののほうが、少しはふさいだ気持ちをオープンにしているような。

     げんちゃんの精神構造は私には謎ですよ。でも、どうも、表面は似ていても、心から出すバリエーションが増えているような感じはします。うまく説明できませんが、内部で多少は発酵しているような・・・これが、学習の成果となって表れるまでには、相当なタイムラグがあるし、気持ちをいれかえるつもりがないのであれば、ぜんぜんかわらない、というのもありえるような気がします。

    「もったいないんじゃない? がんばってみたら? あなたできるはずだよ。やってみたらいいじゃない。」

    こういう感じの圧にかわりつつありますが、それでも、いら~っとさせられることが多く、いい加減にしろよ~、となってることも多いです。

     ほんと、疲れましたね。生活の家事一般の方が、彼らはくいつきがいいように思います。心が動くんだろうね。

    よくがんばりましたよね~。ほんとこの子たちの教育は、ストレスが大きいです。あさって、夏休み実力テストがありますが、まあ、ひどいだろうな~。そういうとこは捨てています。笑

  7. glow-gen より:

    ここあさん
    いや~。ほんと中二の宿題は、中学でも最も多いのだそうです。中三は受験なので、少なくなるとか・・・
    それにしても、3年生の受験に合わせたスタイルになったら、げんちゃんには、ぜんぜん合わないだろうな~。ぜひ、留年したい。
    ちょっと教育委員会に聞いてみようかな~。
    2年生を2回やるのがいいと思うのだけど、そういうの聞いたことあります?学力ぜんぜんついていっていないし・・

    中3で卒業したら、1年浪人する、という方が現実的ですよね。なんか、つめこむのではなく、1年は好きなプログラムをしたいな~。
    高校ね~・・・ほんと現実的になってきましたよね。
    T高校というのは、発達障害児を積極的に受け入れて、フレックス時間とかとっているらしいので、そういうところに入って、好きに、やらせてもらうとか。そこで留年するのがいいかな~。
    あそこは、別枠です、と言ってたので、とりあえず、高校の顔しているけれど、世間は、そうは見ていないってことなのかな?
    まあ、世間体はどうでもいいですが・・・

    ほんとおっしゃるとおり、こっちにおんぶにだっこ。一人で取り組めるのは、漢字だけかな。社会もすきみたいで、けっこう一人でやれるけれど、応用問題になると、フリーズして固まっています。まだまだ、学校教育の流れには乗れませんよね~。
    2学期、成長してくれているとうれしいですが。どうなることやら。時間だけが過ぎます。

  8. ここあ より:

    留年というか飛び級の逆みたいなシステムがあるといいのにとずっと思っていました。支援員をしていて色んな子供たちの交流での授業についていきますが、学年を下げて受けられたらいいのにと思う子供もいます。娘も今4年生にしてもらえたらいいのにと本当に思います。先生たちの授業はやはり素晴らしくて、それぞれの教科に関連性があって、集団でのやり取りをしながらの学習を娘にも経験させたかったです。学年相当の国、算以外は入れてもらっていましたが、ちんぷんかんぷんだったでしょうし。中学校で留年というのは聞いたことがないです。義務教育ですもんね。。。でも義務教育だからそおいうシステムができてもいいのにと本当に思います。T高校の校長先生のお話を聞いたことがあります。『ここでは楽しくやっていけるのに社会に出るとなんで辛い思いをしないといけないんでしょうか。』『名前を書けば入学できると世間では言われていますが、学校に行けなかった子が試験の日に来て名前を書いてくれるってどれだけすごいことだと思いますか。それで充分じゃないですか。』と涙を流しながらお話をされていました。子供のことを本当に思ってくださるいい先生と思いました。少し前にその学校のドキュメンタリーがあっていたので見ましが、家庭の事情や、情緒的なことがあって不登校だった子供たちが多いようです。なので学校にこれるようになって、勉強の楽しさを知って大学受験もする子もいるみたいです。逆に娘のような知的だと対応してくれるのか分からないのですけど、療育手帳B2まではとってくれるみたいです。別枠だからこそ他の学校がやってくれないことをしてくれているんですよね。私も昔は『ヤンキー学校』というイメージでしたが、時代のニーズにあったことをしてくれてる唯一の学校だと思いました。なんでも一斉にやった方が楽ですもんね。本当の個別支援をしてくれてる学校だと思います。

  9. glow-gen より:

    ここあさん
    情報ありがとうございます。T高校いいですね~。けっこう近いし、ここいいかも・・・

    話には聞いていたけど、まわりでいうイメージとはけっこうちがいますね。昔と大きく変わっているような。
    テレビ番組見ました。けっこう、グレーやな~と言う感じの表情の子が多いような・・・でも、生き生きしているので、いいですね。
     入学する学生のかなりの部分が不登校体験者とか・・・
    https://www.youtube.com/watch?v=rptOanFCJuE

    へ~~。素敵な校長先生ですね~
    しかし、げんちゃんって、何でもいいよ~。君らしくがんばれば~、なんてことが、すぐに、勘違いを生むので、どうなんだろう~・・

    まあ、あと1年ちょっと、成り行きを見ましょう。
    でも、こういう学校あるのって、ほんと親にとってはありがたいですね~。名前書いたら通る・・・確かに、福岡ではそういわれているようで、地元が福岡の夫などは、まさか自分の子が、お世話になるかもとは思わなかったのでしょう。若いころ、ちょっと侮蔑して言っていましたね~。
     私は、こっちが地元ではないので、何のイメージもないので、別段何とも思わないけれど、もともと地元の人は、欄外の高校というかんじのようですね。
     でも、VTR見るかぎりにでは、素敵な学校ですね~。

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