>
テストも数学はあいかわらず、10点以下というすさまじさでした。どうも、げんちゃんは、やる前から気持ちをクローズさせてしまうのと、まだまだ空間認知が弱く、それとリンクされる数学は、がっつりコアな学習障害の中にいるといった具合です。
数学どころか、7+6 なんていうのも、けっこうぽろっと間違ったりするし、時間の感覚、お金の処理、小学校低学年とさしてかわらないか、小学生によっては、げんちゃんより上だと言っていいでしょう。
時間がたっぷりあるならば、水道式の積み木でもう一度加減をビジュアル化して練習したり、そろばんを今更ながらやったりしたいです。
かつてもずいぶんやりましたが、その頃はそれをとらえる力があまりなく、今もう一度やる意味は大きいなと思います。そういえば、小学生の時、なぜかまったく入らなかった100玉ソロバンが、今はばっちりはまるんじゃないかな~とも思います。
中学のカリキュラムと小学校時代にやっていた多様々な有効とされる学習を、今並行してやることがボトムアップにつながるな、と思います。問題はその時間をどうやって捻出するか、ですね。
さて、くもんを完全にやめました。英語だけ、ほそぼそ、教材だけもらって続けていましたが、大量に類似の問題をこなすことで、おのずとパターンが見えてくる、といったくもんのやりかたは、だんだんげんちゃんにはあわなくなっていて、そろそろ、理論的に統計だって英語を整理して入れてやる方が、げんちゃんの意識に落とし込むことができるな、と感じたのです。
2年から、私も学校の英語の学習のパターンが確立して、くもんの教材がなくてもいいかな、と思うようになりました。もちろん、やらせる時間がない、ということもあります。
さて、英語の学習のやりかたが、ちょっと気にいっているので、ご紹介してみます。
英語は、てんでんばらばらな感じの教科書に私もずいぶんとまどいました。しかし、教科書ガイドを取り寄せてみたところ、もうそれだけで、ほかの教材は学校のドリルくらいでいいな~と思いました。それほど、教科書ガイドはすぐれています。
だいたい、初めて英語に触れる子供に、訳も反復練習の模範解答も書いていないような教科書なんて、ストレスの何物でもないな~と思います。授業で習うまで、訳も読み方もわからないわけで、予習をしようにもできない、というのが、塾にも行っていないお子さんの言い分なんじゃないか、と思ってしまいます。
ガイドは、もちろん訳もしっかり書いてあるし、文法もちゃんと解説し、単語もよくまとまって載ってます。日々、こつこつと読ませたり書かせたりを繰り返しますが、他のテキストを使ったり、する必要もないので、すっきりしています。
ただ、発音がネイティブではない私が発音してやるのも不安なので、教科書ガイドのCDも買いました。
CDプレーヤーでリピートするのはちょっと手間なので、CDの音声をパソコンに落として、データをラインにアップしています。
もとデータはmp3の音源だったのですが、私のスマホがi-Phonじゃないからなのか、ラインで再生できなかったので、変換ソフト(Switch音声変換ソフト 無料ソフト)でWAVに変換してラインにアップしました。(パソコンでもラインが使える環境にしています。)うちの場合、K先生のラインに、進捗にあわせて、送って貼り付けています。
発音練習のときは、ワンクリックでリピートできるので、えらく重宝しています。
教科書ガイドで、訳や文法を学び、さらにラインでワンクリックリピート。あとは、ひたすら覚えるだけ・・・という状況にしてあげました。
くもんは、Eペンシルで、たどるだけで発音が聞けてよさそうだな、と思っていましたが、なんかばらばら出てきて、うろ覚えのままどんどん大量に解く、ということで、頭の中が雑然とする感覚がありました。
でも、ガイドを中心にしたやり方は、とりあえず、学校の教科書の内容だけにしぼって確実に覚えていけるので、なんか、すっきり頭の中に納まる感じです。
まずは、確実に教科書の内容を覚えさせ、発音させる。教科書がある程度できてくれば、学校のドリルをやる。さらにできれば、チャレンジの薄い記述問題集をやる。(めったにそこまではいかないけれど・・・)
これだけやればいい、という風に手中におさめてできるのは、教える方も習う方も、頭がすっきりします。
英語は、何がなくても教科書ガイド・・・という感じです。
公開コメント 承認後公開
サポート校の中には小学校の勉強からスタートしてくれるようなところもありますから、とりあえず、中学までは学齢通りの勉強と復習を並行して行うのが良いのでしょうね。
でも、私もげんちゃんママさんと同じで、学校はただの枠としか考えていません。何かを特別身に付けてくれる場所というよりは、1日の生活を組み立てる練習をしたり、人との関わりを体験する場所ぐらいにしか考えていません。
どんなに恵まれた学校でも、全体の流れの中で、そこに自らを合わせていく練習をするくらいしか目的はないと思っていますから、学習のカリキュラムがどうであろうと、あまり関係ないですよね。
やはり、オーダーメイドのような教育は、ママ自身がやるか、チームげんちゃんのような機能を確立するしかないと思います。これからは、私もげんちゃんママさんを見習う日々になって行きます。
げんちゃんママさんは、すでに、げんちゃん自身に様々な自立を促してらっしゃいましたから、私も今後はroboが、げんちゃんのように自己管理出来るように導いていくつもりです。
それから、英語の教科書ガイドの紹介、とても参考になりました。roboは今、教科書ワークで勉強していますが、高校からは教科書ワークがなくなるので、教科書ガイドで勉強させようと思っていたからです。
重要単語、訳、文法と必要事項がきちんとまとまっているのは確かに都合がいいですよね。今は適当に訳していますが、高校からは英文が難しくなって来るから、正しい訳を知りたくなるでしょうし、単語も難しくなるので、イチイチ調べなくていいのは助かりますます。また、文法も高校のは、かなりややこしいので、まとめて提示してくれると効率よく勉強出来ると思います。
あと、練習問題などもついているんですよね。そうだとしたら、学習内容の定着にも役立つと思います。
ところで、福祉の傘下に入ると言っても、それだって、きちんと稼いだり、就労を継続しようと思えば、相当ハードルが高いので、全く油断は出来ないと私は思っています。福祉の傘下に入る入らないには関係なく、出来る限りの成長を促して行く必要性があると思って、roboにはずっと働きかけて来ました。
また、家族や親戚で経営している職場で働く場合もあるのですが、親御さんが元気なうちは良くても、先々は兄弟や親戚の負担になってしまうこともあるので、これまた油断が出来ないですよね。
つまり、どの進路を考えても、人として、しっかりとした生き方の出来る状態を目指して、早くから家族で取り組んで行く必要がありますよね。
ロボママさん
げんちゃんは、精神的な障害がひどいですから、目の前数十分だけそのことに気持ちがいくけど、それが過ぎれば、捨てる・・・そんな感じです。
学習も、あさ~いところでしかまだまだ考えることをしません。
ロボ君は、関係づけてものごとを考えてくれるので、げんちゃんとは、ぜんぜんステージが違います。社会での自立は、げんちゃんはまだまだ足元にも及びません。
自分の好きな音楽番組でも、次の日内容を聴いたら、さっぱり覚えていません。つまり、その場限りです。恐ろしいな~と思いました。
まじにこの子、グループホームありえるな~と、ちょっと冷えてしまいます。
考えることから逃げるげんちゃんは、まだ人と呼ぶには足りないです。人格さえないかんじ。
英語だって、私のスキルだけどんどん上がっているだけで、げんちゃんは、ただそれにぶらさがっているだけ。なんか、今日は、ぞっとしました。
私がいなくなったら、娘におんぶにだっこになるのだけはやめてほしい!
もう甘えて逃げるのはやめて、と思います
Sさんが、今までいろんな人をみてきたけれど、げんちゃんのように、自分の心さえさだまらず瞬間瞬間で捨てていく人間はめずらしい、と言われてしまいました。
彼の意識障害は、ピアノがひけるとか、普通クラスでなんとなく暮らしている、とかそういうことでははかれないほど、ひどいんだな~・・・と、年がいくごとに感じてしまいます。
今日、勉強を教えていて、ほんと久々によわきになりましたよ~。