ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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げんちゃんの、真の反抗期が始まったようです。

 > あれほど、なかなか、しっくり切れなかったパンも、今日は楽々、短時間で人並に切りました。こういうのも、いろんなところの進歩の下支えしているのでしょうか。



ほんとにやきもきしながら、精神的にげんちゃんに振り回されてきたこのごろです。

私の言うことは聞きたくない、うざい・・・そういう態度が出てきて、なかなか思うようにならない。それでいて、本人にまかせていたらできるか、と言うと、とんでもない。私は、彼を見守ることもできず、かといって、指導しようとしても、つっぱねる。
 母親への多大な甘えをばねに、自分の心の迷い、もやもやと戦っているようなげんちゃんがいました。

 ”柔道の帯が結べない”、事件は、結局体育の先生が2回くらい教えたそうです。でもとどめは、体育のあとにあった支援クラスの授業で、支援の先生がまた教えて下さって、げんちゃんはすとんと納得できたようです。

「○○先生(支援の先生)は、ナイスだったよ~。いい仕事してくれた~。」
と、K先生に言ったそうです。なんじゃ、その上からの言い方・・・と、K先生は笑っていましたが、学校であったことを的確に伝え、自分の思いも伝えたことで、成長を感じたそうです。

 今週になって、げんちゃんは、家に帰るなり、チャレンジタッチをひらいて、自分の好きな所を好きなようにやり始めました。この日は、野球に行くので、野球に行く前に、宿題の自学ノートをやっていた方が、あとが楽です。
でも、私は、何も言わず見てました。今までなら、好きな漫画だったり、録画した好きな番組だったり、もっと自分の世界観にとじこもるようなことに走っていくのに、なんか、そこそこ建設的なことをしています。

 少し、行動が変わっていることに気付き、好きなようにさせて見てるだけ~に徹した私でした。
結局、自学ノートは、なかなか取り組もうとせず、夜になって、何度か声をかけた次第です。なかなかしません。でも、やろうという気もちは伝わってきます。数十分後なんとか取り組み始めました。さすがに、数学をやらせたので手伝いました。でも、案の定すぐに眠たくなって寝てしまいました。

 は~・・・・。
でも、なんか、今までと違います。今までは、ほったらかせば、マイナスの方向にも平気で行こうとするようなところがあったのに、ほったらかしても、とりあえず、プラスの選択をする。なんかそんな感じです。

あ~。げんちゃんは、やっとスタート時点に立てたんだな。そんな思いがよぎります。やっと、本当の反抗期なんだな。・・・・
私は、ふっと力が抜けました。
そう、私も子離れをしていこう! そんな気持ちが入ってきました。まだまだサポートはいりますが、やっとこさ、見守っておこう・・・という気持ちが無理せずにあふれてきます。
今までは、そうは言いながら、どこか、でもね、そうすると、ちょっとやばいんだよな~・・・という後ろ髪引かれるような危なっかしさがありました。
しかし、やっと、時が到来した。そんな感じです。

昨日は、K先生と、家に帰ったら、どういう過ごし方をするのか、そういうことをメモして話し合ったそうです。お風呂はいる、日課そろえる、寝る用意する。昔なら、シュミレーションしても、帰るなり、自分のやりたいことが優先されて、何一つできてない、そんなことばかりでした。でも、昨日は、ばりっとできたわけではないけれど、自分のやりたいことだけに気持ちを持って行かれずに、なんとか、一人でこなしたようです。おばあちゃんとこから、食事後一人で家に帰って、明日の用意をしたり、風呂に入ったり・・・・
もちろん、自分の好きなこともしはするけれど、それだけにはならなかったようです。

残念ながら、私が帰ってきた気配を感じると、無視するように、ふとんにもぐってしまったげんちゃん。ふ~ん、かわいくないな~・・・。私は、やさしく言葉をかけたけれど、すげなくあつかわれてしまいました。

ま、でも、普通の男の子の反抗期と思えば、やはり成長なんでしょう。

不思議なもので、私の気持ちがどっか吹っ切れると、げんちゃんの横柄さもあまり気になりません。ま、外で失敗して、矯められるしかないか。幸い、K先生やS先生がいてくれるし、学校の先生にも、ちょっと演出してもらうようにお願いにいきましょ。

私は今まで、げんちゃんが自分の行くべき方向、やるべきこと、もつべき思い・・・そういうものがふらふらして、定まりきらないでいるのを感じていたのでしょう。それで、手放したくてもなかなか手放せなかった。そういうことだったのでしょう。

やっと、よたよたとした足取りであっても、自分の行くべき方向性に舵切りができる、スタートに立ったげんちゃんのようです。

真の反抗期の幕開けでございま~す。
私は心の中で、緞帳(どんちょう)を上げるような気持ちになりました。

PS
と言っても、これは、しっかり叱らなくちゃ、というとこは、やっぱり、叱っておりますけどね。
普通は、泳がせているだけに、ここぞというときの、私の雷の一撃はすごいかもです~。汗

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  1. とんまま より:

    ママさんの引いた状態がげんちゃんに伝わっていますね。
    あんなに?色々言われていたのがぱたっと言われなくなると、おや?不気味な感じ?と言ったら変ですが、そんな事を感じ取ったような気がしました。
    自分でやらねばならないタスクを意識しておくという事が引き出されていますね。

    幸い、チームげんちゃんの先生方がいらっしゃるので、先生方からご指導いただけるので安心ですね。
    今は親より、外部の方やお友達からの刺激の方が入りますもんね。

    パン切り上手になりましたね。
    あっぱれです‼︎
    空間認知力が変わってきたのかな。
    今、ドローンやると、以前と随分違うかもしれませんね。

    昨日、とんちゃんも自分で「とある出来事」を一生懸命に伝えていました。
    まだまだスマートにとはいきませんが、そのような気持ちを持って、伝えてくれた事に成長を感じました。
    ちなみに主人には伝わりましたが、私は⁇でした… 1

  2. robo_223 より:

    げんちゃんは、自分という存在について捉え、どのような方向性で進んで行けばいいのかを、考えられるようになって来ただけに、行動面がしっかりして来たのだと思います。

    しかし、同時に「今は考え中だから邪魔しないでほしい!」という気持ちもあるのでしょうね。

    こういう時は、親の言うことに反発するようになって、指示が入りにくくなり、そのまま自分独自の考えで暴走してしまうことも多いです。

    でも、げんちゃんママさんがげんちゃんへの関わり方にメリハリをつけて、うまく声かけをしていらっしゃるので、とんでもない方向に暴走することはないだろうな、と思います。

    また、親御さん以外にも、げんちゃんに対して、親のような気持ちで関わって下さる方がたくさんいらっしゃるので、安心ですよね。

    帯の結び方についても、体育の先生で無理なら、支援の先生が教えてくれるし、K先生やS先生など、次々にげんちゃんの困り感に寄り添ったり、暴走を食い止めるシステムが完備されているんですから、大したものだと思います。

    でも、それもこれも、げんちゃんとげんちゃんママさんのひたむきさや純粋さに皆が引き寄せられて来た結果だと思います。

    真剣さ正直さがなければ、ここまで他人が助けてくれることはないと思います。

    私自身も、げんちゃんが小学校5年生の時からコメントを入れさせていただいているのは、同じ理由からです。こちらのご家族がお子さんの思春期を乗り越えるのは、結構、大変そうだな、とその頃、思ってのことでした。

    中学2年生の夏休みあたり、家庭内暴力などもあって、やはり母親1人で対処するのが難しくて、施設に預けたり、親戚の家に滞在させたりということが多いのです。

    父親は、それまで母親のペースや考え方・やり方で育てて来た場合、突然、子育てに参加することが難しかったりするんですよね。少しでも、やり方が違うとそれを指摘されることも嫌ですし、自分で決めてやり始めた方法なんだから、最後まで自分で責任を持ってやって下さい!という考え方の場合も多いです。

    そうなると、体も大きくなり、自我も目覚めて、母親にぶつかって来るようになった子供を母親だけで受け止めるのは、相当難しいことです。

    その点、げんちゃんの場合は、ママさんも工夫されていますし、チームげんちゃんの応援もありますので、本当に良かったです。安心しました。

    1

  3. robo_223 より:

    そうこうしているうちに、げんちゃんも思春期の混乱を通過し、落ち着いて自分の課題や趣味に臨み、ますます自分を高める努力をして行けるようになるのではないでしょうか。 1

  4. glow-gen より:

    とんままさん
    成長って、ジグザグしながら上がっていくような。でも、足ふみしているように感じるときも多いですね。
    ふっと、次の階段に上がったように感じる瞬間が、そのあとできますね。この日は、そう感じれた日でした。
    パンも、それと呼応するように切れました。げんちゃんを見守ろうと思いつつ、なかなかできなかったりするのは、まだ突き抜けなさを感じていたのでしょうね。直感で私は感じて、ブログで書いて、理屈がついてくるようです。笑

    とんちゃんも説明力が上がってきてるのですね。げんちゃんは、その部分は、ほんとになかなかでした。今やっと、なのかな~・・

    とんちゃんは、どんな才能が隠されているのでしょうね。

  5. glow-gen より:

    ロボママさん
    ほんとに、いろいろアドバイスしてくださってありがとうございます。
    私は、直感でまずは行動・・・みたいなところがあるので、ロボママさんのコメで、より行動の理論的なところがわかったりしてます。ロボママさんはいつも理論的ですよね。

    私は、よく、げんちゃんをつぶしますよ。みたいなことを時々言われてきました。
     確かに、ずるい逃げを絶対許さないところがありますから、それが行きすぎたりするようなときもあったと思います。そのぶん周りの人を緩衝にすることで、遊びがあるのかな~と思ってきました。もし、私一人で、しかも、仕事せず、げんちゃんと二人っきりで長時間・・・となると、やばいと思います。笑
     でもやばいのは、げんちゃんだけではなく、私の方がさらに、かも。
    それほど、げんちゃんは、不感症ですから~・・・泣
     でも、少しずつかわってきています。心ができてきているというか・・S先生へのげんちゃんの態度もおもしろいです。最近、口で
    「あのへんな先生。」
    みたいな、生意気なことを言ってます。しかし、心の底では、相当信頼しているようです。S先生にさえ、平然と強気でいったりするのですから、彼のメンタルの強さには、あきれるとともに感心してしまいますよ~。笑
    すごい子を持ったものだと、笑っちゃいますよ~。ほんと。( 一一)
    私は周りからいろいろ言われても、自分の確信を曲げないでやってきましたが、それくらいの強さで臨まないと、げんちゃんはだめです。
     おもしろいことに、Sさんは、
    「それでいいんだよ。げんちゃんには、げんまま。神様が選んで与えた。」
    そんなことをおっしゃいます。ここからのステージ、まだまだ一筋縄でいきませんが、どうぞよろしくです。

    反抗期に、親戚にあずけたり、大変なところを通る子もたくさんいるでしょうね~。まわりの人たちといっしょにやる、といっても、ずるい逃げ場にだけなる人もいて、そのあたりは、やはり、だれでもいいというわけでもなく、自分自身が見極めて、采配する必要を感じています。
    友達や親戚の子でも、今は、遊ばせてはまずい、とか、あずけたらまずい、とかあります。

    この子たちは、ちゃんとしたしつけをする、というしっかりしたコンセプトをもった援軍でないといけないな、と思います。ときに、周囲が、弊害になるときもあります。
    1

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