ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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中身が変わって、テストに反映するまでは、タイムラグがある。

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げんちゃんのテストが全部帰ってきました。テスト初日で、直前勉強に数日かけた、期待の理科は、なんと33点~。たら~っ( 一一)・・・という感じでした。

結局、英語の60点越えをのぞけば、国、理、社、30点すれすれ。数学は25点(伸びたというより、彼ができる問題がたまたまあったという感じです。)・・・

実技科目は、音楽だけ50点越え。あとは、50点に足りず。というかんじ。5教科に比べれば、実技科目は、問題が簡単です。

9科目あったので、中間テストとは、条件が違います。点数だけとってどうのこうの、と言うのもどうかと思います。
数学以外30点越えしたことで、とりあえず、流しましょう・・・

Sさんに言われました。
「テストの点は、外側だよ。中身がかわっていって、そう、本質が少しずつかわっていって、それが、外側に反映するのは、普通の子よりずいぶん遅い。すぐに、テストの点が上がらなくても落胆しなくていいよ。」
なるほど~と納得します。

「げんちゃんの意識レベルは、せいぜいよく見積もっても、3~4年生。(相当高く見積もっていると思う。)意識レベルとは、簡単に言えば、状況を判断したり、分析したりする力と言ってもいい。3~4年の彼が、中学の勉強ができているだけでもすごいことだよ。」

 確かに! 
とりあえず、テストに向かって、全問解こうと、それなりに取り組んだだけでも、昔の彼からしたら、奇跡なのかもですよね!

 前回、問題のレベルや、いろんな好条件が重なって、社会と英語が50点越えしたので、なんか、上り坂イメージだったけど、言われてみればそうだよね。

最近の発達障害の番組なんかで取り上げられるお子さんは、みんなじゃないけど、げんちゃんに比べたら、スタート時点が、かなり上だな~と思う人ばかり。げんちゃんのもとは、ほんとに、何もできず、意識も封じ込められた状態だったわけで、Sさんにも言われるけど、彼は、相当重症の発達障害だそうな。(だったと言ってもいいのかな~・・・)やれやれ

「このひどいげんちゃんが、ここまでこれたのは、奇跡といってもいいよ。」
とSさんが言うのもうなずけるというものです。 それに、彼によると、げんちゃんは、テスト初日から、幽体離脱こそしてないけれど、やる気がなかったそうです。(この微妙な感じは、Sさんしかわからないようで、わたしには、気持ち入れてるように見えましたが・・・)

確かに、お膳立てしまくったテストの点数だけ見て、一喜一憂しても意味がないのかもしれませんね。

 先日、支援で唯一友達になったママ友と、お子さんのゆうすけ君が遊びに来ました。知的クラスにいる彼は、なかなかおだやかなかわいい青年でした。すぐに、げんちゃんと仲良くなって、オセロをしたり、ナーフ銃で、的を狙ったりして、楽しく遊びました。ゆうすけ君は、同級生で中一ですが、4年生のチャレンジタッチをやってる、と言ってました。でも、なんのなんの、げんちゃんと似たようなステージにいるように見受けられました。少なくとも、自分というものを、げんちゃんのちょっと前よりしっかりつかんでいるように感じてしまいます。

 彼は、なんと半そででやってきました。お母さんは、フリースを着込んでいるので、やはり、違和感があります。げんちゃんは、彼の半そで姿を見ると、ぱっと、横にあった小さなヒーターをつけて彼の方に向けました。

 ほう! たまに見せるげんちゃんの思いやり。もしかしたら、げんちゃんの性格にはこういう優しいところがあるのかもしれません。一対一で、相手に意識が開くと、たま~に、あれ?って感じで、こういう良い行動が出てくる。普段は、他人に意識が向かないようで、ほとんど我関せずが多いです。対人スキルも、相手に関心が向くか、そうでないかで、まったく違うげんちゃんです。

オセロは、互角。げんちゃんが勝ちました。確かに、ちゃんと試合になってます。それに、ゆうすけくんも、負けてもたんたんとしているし、げんちゃんもまたたんたんとしています。
「51個と23個。じゃあ、げんちゃんがいくつ駒が多いのかな?」
私が質問すると、二人は、難問を解くみたいに一生懸命暗算して、間違いを繰り返し、やっとゆうすけくんが、
「18!」
と答えました。げんちゃんは、一本取られたわけですが、やはりたんたんとしています。暗算は、ほんと苦手ですよね・・・
これは、成長だな、と思います。かるたに負けたと言って、ひっくりかえるほど、泣きじゃくって周りを困らせていた時代もあったわけですから。

「ゆうすけ君はどんな子?」
私があとで聞くと、
「落ち着いた子だね。」
とげんちゃん。確かに、二人とも、落ち着いて、感じよく遊んでいました。ママもとても素敵な方で、すぐに仲よしになりました。ママは、私のげんちゃん育児を見て、エネルギッシュだと感心してます。そうなのかな~・・・よく言われるけど、私には実感はありません。

 ゆうすけ君の半そでに関して、やはり、発達障害の子は、自分の体の寒い暑いも把握のしかたが悪いように思います。S先生のアドバイスを聞くと、やはりそのようで、子供の訴えをそのまま聞いて、寒い恰好をさせてると、体調崩すことがあるので、
「その恰好は、普通ではおかしいから、上着を着なさいね。」
などと、言い添えて、常識的なラインに少し近づけるようにした方がいいのだそうです。

 テストが終わって、げんちゃん育児・・・・なんとなく、次の段階に入ったような感じはしています。よくも悪くも・・・ゆうすけ君の登場は、その区切りになったような気がします。意識が目覚めて、同時に反抗期・・・・勉強なんか、やりたくない! ”友達”というキーワードは、最近のめんどくさいげんちゃんのカンフル剤になりそうな予感です。
 

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  1. robo_223 より:

    げんちゃん、いいお友達が出来て良かったですね。roboも本当に好きな友達は、支援級の友達だと思います。理由は私と同じです。心が純粋で気持ちが落ち着くからです。

    すぐにゲーム、とならずに、オセロで遊ぶなど、楽しく遊べますし、本当に素敵な親子さんなのでしょうね。ママさんも、頑張ってらっしゃる方だと思います。

    ところで、げんちゃんの試験結果ですが、発達の受動型ではない子の典型的な出方だな、と思いました。

    発達の子の精神状態というのは、どうやら不安や恐怖でビビっている状態と安心仕切ってボンヤリしている状態の2つがメインのように思います。

    一般の子は、たいてい、その中間の状態、つまり、不安でもボンヤリでもないという通常の精神状態で過ごしていると思います。

    げんちゃんは、夏休み明けのテストで、予想外に厳しい結果が出て、危機感を抱き、次の定期試験の中間試験では、社会を中心に意識の入った状態で試験に臨むことができたため、高得点をおさめることが出来たのだと思います。

    しかし、今回の試験では、前回、なかなか良かったために安心してボンヤリモードになり、意識がさほど入らなかったのだと思います。

    このようにして、毎回、アップダウンを繰り返す場合が、とても多いのです。

    逆に受動型の子は常に危機感を抱いて、意識を入れていて、高得点を取るのですが、動機が恐怖心に近いものがありますから、だんだん精神的にしんどくなってしまう場合があります。

    つまり、安定して意識を入れて、発達の子が試験を受けて結果を出すためには、安心でも不安でもなく、「自分のために必要なこと」という認識に基づいて試験が受けられるようになる必要があると思っています。

    一般の子は、何も考えていなくても、自動的に意識が常に入っているので、試験の意味を考えたり、自分の将来のことを考えた上で取り組んだりしなくても大丈夫な場合がほとんどなんですけどね。

    だからこそ、発達の子が、一旦、なにがしかをつかむと、マイナスから、いきなりプラスの精神世界に舞い上がるのだと思います。

    マニュアル車なので、本人も周囲もしんどいですが、やはり、本人の心の成長なくしては、何も始まらない、ということだと思います。 1

  2. ゆうママ より:

    前回のコメントのお返事ありがとうございました。
    幸いにも担任の先生は甘やかす方ではなく、むしろメリハリをきかせて指導してくださってるんです。先生ともお会いしてお話ししてきました。
    私が息子に「出て行きなさい」と言ったことや「障害者」という言葉を出したことに息子が傷ついていた、ということをおっしゃってました。そう言わざるを得ない状況だったと思っているのですが、私も感情的に怒ることもあるので、気をつけなくてはならないのかなぁと思いました。
    学校では随分頑張ってるようで、家はホッとできる場所にしてあげた方が…とも言われました。難しいです。

    テストの結果は外側というS先生の言葉に納得、そして励まされました。
    先日1週間にわたる公開授業があって、何度も授業を見に行ってきたのですが、とても落ち着いて授業に参加していました。力を使い果たしてるのでしょうかね?家ではなかなか学習に取り組めなくなってきています。無理もないのかもしれません。キャパシティオーバーです。反抗期も加わって、手を焼いてます。
    息子も精神年齢は3〜4年くらいだと思います。なのに反抗期だけは年齢相応に訪れてる感じです。そしてプライドも。

    テストは前回が酷すぎたので、下降に歯止めがかかりました。前回が底だったと思いたいです。

    テストと同時に集められる課題提出にノート提出。こちらはえっちらおっちら頑張っています。
    S先生のおっしゃるように、内側にある本質は変わってきても、外側に現れるのは時間がかかるのだという言葉を励みに、引き続き頑張りたいです。 1

  3. glow-gen より:

    ロボママさん
    そうなんですよ。げんちゃんには、ゲームはさせていないので、ナーフとオセロ・・・人生ゲーム、ドローン・・・せいぜいこのあたりの遊びです。ゲームもゲーム動画も、たまにやりたがったりしてましたが、言い出したら、
    「ユーチューブで、トライの学習動画や、バッハの演奏動画とか見せて、ごまかすと、それにつられて、なんか、ぱっと切り替わったりするので、助かってます。ほんとにどんどんやらなくなりました。それ以上に、楽しいことが出てきたんでしょう。
     テスト結果の分析なるほどな~と思って読ませていただきました。
     ただ、夏休みあけのテストは、そこまで心にきたのかどうか・・・まだまだつかむ力が希薄です。あとからテストを見ると、中間より、社会も理科もむつかしかったです。質問自体が難解で、お友達の普通のお子さんも、むつかしかった、と言っていたそうです。メモしながら問題の趣旨をつかんだりするのは、まだまだげんちゃんはだめなので、取れるとこだけなんとなく得点できたのは、もしかしたら伸びているのかもしれません。
     それと、どんなにがんばらせても、自分がそこに価値観をおいて、しっかり意識をいれることをしなければ、おっしゃるように、上がったり下がったりを繰り返すように思います。
    つまり、テスト勉強だけさせてもだめなんでしょうね。
     やや、本格的に反抗期がかぶってきたようなので、自分自身で、そこへたどりつけるように、今は、圧をゆるめるときなのでしょう。
     極端に、学力がおきざりにならない、くらいのところ、まあ、30点以上で、やはり合格・・・それくらいの目安でしばらくいった方がよさそうです。
     勉強が楽しいと思えるような演出も、ちょっと工夫しようと思っています。ありがとうございます。

  4. glow-gen より:

    ゆうママさん
    下降に歯止め・・・よかったですね~。やはり、少しでも点は良い方が、こっちの努力が報われますもの。彼なりによく取り組んだのかもですね。
    クラスの先生としっかりお話されたのですね。
    障害児と言われたことや、出ていきなさい、と言われたことを気にしてたんですね。
    彼は、げんちゃんより、ほんと心は動きやすいですよね~
    私もS先生もK先生も、げんちゃんに、障碍児とか、発達障害児とか、そういう言葉はよく使いますよ。真実なので。別に、差別的な意味はありません。
    「げんちゃん。このまま、障害児の枠で生きていくの? 今度、そういう施設の見学に行こう。」
    「いやだ。」
    「あ、そう。じゃあ、逃げてたらだめじゃないの?相当な努力をしないとね~。」
    いやも何も、それが真実なので、と言う感じです。気になるのなら、がんばれば。誰も、引っ張り上げてくれないよ。チャンスはちゃんと与えているんだから、自分で向き合いなさい。
    我が家は、昔からそうなので、デリケートに反応しても、
    「は?だから? それならやりゃいいじゃん。」って感じです。
    現実から逃げない。先生にも、そうおっしゃればいいかもですよ。侮辱でもなんでもない、ただ事実。事実はちゃんとつきつける、それだけです。なんて・・・障害はなおらない、というある意味、固定観念がおありになるから、家で圧をかけすぎている、とか、そういうことを言うように思います。先生自体、その潜在的な意識に気づいてないのかもですが。この子たちは、しっかりチャンスが与えられているのなら、がんばるべきなのです。
    ある意味、これは、普通の子だって同じです。特別なことではない。それぞれの人生に与えられた使命に果敢にチャレンジする。それだけのこと。

  5. glow-gen より:

    ゆうママさん
    感情的にしかることもしかたないです。親にだって、とんでもない行動をすれば、人間と言うのはそうなる。これも、社会勉強です。私も、よく感情的にしかってます。
     自分は、わがままほうだいで、親にだけ、忍耐を強要するのはちがうでしょ。って感じです。ただ、程度問題で、ずっとそれだと、方法論的によくない。私も、時々反省します。
     愛情ゆえにそうなるときもあるとはいえ。
    子供って、親がこういえば引く、とか、びびる、とか狡猾に計算してますから、負けずにがんばりましょう。
    だから何? と平然としていることも大事な時があります。彼は、まだ、現実から逃げている・・・そんな感じなのでしょうかね。げんちゃんも、かなり、そういう時期が長い。ふんばっていました~。そろそろ抜けてほしいです。

    それと、学習は、時期によって、圧のかけかたの強弱はありますよね。今は、多少抜くときかな、と感じてます。抜きすぎると、またよくないし。兼ね合いは、なかなか難しいです。ゆうママさんお疲れ様でした~・・笑

  6. robo_223 より:

    返信をありがとうございます。

    げんちゃんは、トライの学習動画やバッハの演奏動画を楽しめるなんていいですね。このあたりは、親の手腕にかかっていると思います。げんちゃんママさんが信念を持って導いてらっしゃる結果だと思います。

    また、今の時点では、30点を超えることを基準にされる方針も的確だと思います。おっしゃる通り、勉強にだけ重きを置いても勉強が出来るようになるわけではありませんし、本来勉強が出来ることが最新目的ではありませんものね。

    また、現実的に、今のげんちゃんには、どのくらいの課題設定がふさわしいか見極めるこてがしっかり出来てらっしゃることもスゴいと思います。ついつい、親の希望が先行して、現実から目を反らしてしまうものですが、げんちゃんママさんの場合は、驚く程、現実を直視してらっしゃいます。なかなか出来ることではないと思います。

    でも、その視点は大切だと思います。現時点でどのような課題設定をし、どのようなアプローチをするべきかという対策をしっかり立てられるからです。

    ところで、私達から見れば、健常な子なんて、可愛いいに決まっている、と思う時があります。こちらの気持ちを察してくれるし、何度か教えれば、ある程度のことはなんでも普通に出来てしまうのですからね。roboのような子を持ってみると、そんなの無償の愛のうちに入ってないよ~と思えて来ます。

    黙っていても気持ちを察するなんてあり得ないどころか、声に出して呼んでも声は届かないし、何度言っても教えても、出来ないことだらけです。公共の場で、泣き叫んで迷惑はかけるし、少しでも目を離すと消えてしまうし。

    それでも、こういう子をかけがえのない存在だと思って大切に育てていることに、時々驚きます。げんちゃんママさんも、げんちゃんをこの世に二人とない大切な存在として愛情を傾けてらっしゃると思います。
    1

  7. robo_223 より:

    ただ、げんちゃんは、察する力がまだ充分には育っていないので、「愛情を感じない。」などと言われると、本当に感じてもらえていないと思ってしまう可能性があると思います。本当は、愛情の裏返しだなどといったことは、わからないと思います。

    げんちゃんが、ずいぶん成長して来て、本格的な反抗期を迎えているだけに、親としてブレない部分はしっかりと保ち、しかし、微妙なお年頃だけに、言葉掛けには一工夫必要かもしれませんね。

    効果的に心をゆさぶる言葉やチャンスがあると思います。げんちゃんはやっぱり素直なお子さんですから、必ずげんちゃんママさんの気持ちに応えてくれると思います。

    roboもまだまだで、私も試行錯誤の毎日です。 1

  8. glow-gen より:

    ロボママさんほめていただいてありがとうございます。
    ロボ君は、いつもこうやって、ロボママさんにはげまされてるんでしょう。私も見習わなくては・・・汗
     今の段階で、さかな君のように、自分の興味がどんどん広がって、深まって、ということになると、すごく面白いのですが、やはり、げんちゃんは、まだまだあさ~いです。しかし、寝るときバッハ、朝もあまりに起きないので、ビバルディーをがんがんかけたら、とりあえず起きて、トッカータとフーガ(バッハのあれは、朝からは重たすぎると思いますが・・・)にかえてなんとか着替えました。Sせんせいいわく、バッハは向上の音楽だとか、やっと、げんちゃんは、”向上”になったのかしら? 笑

     今は、平面的な学習は入りにくいです。考えてみれば、以前、スタディーサプリを活用されてるロボ君をすごいな~と思っていたので、トライの学習動画くらいは見れているというのは、進化しているように思います。動画や、学習に関する読書やテレビ、また体験、そう言う方向から、できるだけ学習が楽しい、と思えるような方向にもっていきたいな~と感じてます。
    昔より、3次元方向のベクトルは、とても入りやすくなっています。

    時に、平面的な学習が、害になるときさえありますよね。今は、少しそんなステージに感じます。味気ないプリントをやるよし、グラビア有り、色のついた教科書を読ませる方がいいかもな~と、ちょっとアプローチを探っているところです。
     微妙なお年頃になってきました。
    できるかぎり、マイナスの言葉はやんわりにしていってます。とはいえ、もともとちやほや言うのが苦手なので、どこまでできてるか微妙ですが・・・

     確かに試行錯誤・・・・実験動物相手に、研究に夢中になっている人の気持ちがよくわかります・・・笑

  9. とんまま より:

    ママさんもげんちゃんも期末テストお疲れ様でした。
    いやーー、こちらから見れば30点も立派です。
    しかもテストに対しての取り組む姿勢。
    それだけでも成長していると感じますよ。
    以降のとんちゃんの様子を読めば、そう思えます。

    なんと、とんちゃんも期末テストのようなもの(国算のみ)がありました。
    勿論、親にも本人にもやる事は知らされていません。
    まあ、小学生の単元テストを学期末に一度にやったという感じです。(テストだけの一日ではなく、ある時間のみテストに当てる)
    先生もお試し的な感じだったようです。
    ところが…

    1日目
    算数(全て文章題):一問目の一番からつまずく
    国語:早く終わらせようと適当に回答
    →その日は先生の助言ありで行う。
    自力回答したところと助言部分がわかるように採点してありました。

    2日目。
    同様にテストをし、何と算数(長さ、重さ、時計)全て0点
    欄外に「ノートにやり直しましょう」と書かれていました。

    私はこの対応がすばらしいと思い、「今後もはっきりと点数を書き、別用紙にやり直させる方法を取ってください」とお願いしました。

    その日、0点を見て自分がどう思うか、どうしたら1つでも○が取れるのか考えさせました。
    0点を取ったという事実をしっかりぶつけました。

    3日目
    何と、国語(文章読解)0点

    何なんでしょ、この態度。

    内容は難しくなく、普通の単元テストです。
    横についていて、文章を読み上げたら概ね出来たとおもいます。

    ここなんですよ、自分で読み取って、何を聞かれているのか、どう答えればいいのかがわからない…

    本人も誰かに頼る癖がついていますね。

    本当にもう、どうしたもんでしょうね。
    ひとりでやる事に慣れさせれば出来るようになるのか?
    意識を出して取り組むかどうか?ですよね。

    最近、とんちゃんは発達障害ではなく確実な知的障害だと認識しています…

  10. とんまま より:

    ゆうすけくんの半そで事件で同様に思った事が一つ。

    とんちゃん、二週間前に骨折しました。
    それは痛いだろうに、あまり痛さを訴えませんでした。
    しかも、「病院へは行かなくてもいい」とまで言っていました。
    鵜呑みにした私は、病院に連れて行くのが遅くなってしまいました。
    しかも、翌日は遠足。
    当然参加しています。

    やっぱり、暑さ寒さや痛さなどの把握が悪いですし、それを訴えることすらしないという事に驚きと落胆でした。 1

  11. glow-gen より:

    とんままさん
    いや~確かに。そうですよ。げんちゃんも、とんちゃんと全く同じでした。
    そうそうそう・・・笑
    すっかり忘れてます。げんちゃんは、テストを受けるということ自体、把握できてなかったです。なんとなく、目の前におかれたプリントをぱっと見て、思いつきのように少しやったりするだけ。支援クラスで、先生が横についてやらせていたのは、いつまでだったでしょうか・・・・5年まではすべてそんな感じですよね。
    6年の実力テストも、たしか、先生が横で声かけしてくれたような・・・

    第一、中学入学テストでも、微妙のその気配がありましたよね~。
    とんちゃんも、今の状態をすっかり忘れているような時期がきますよ。
    ほんと、30点とか言う以前の問題ですよね。思い出して、思わず受けてました。ありがとうございます。
    とんちゃんがんばれ~って思いました~。

    骨折大丈夫ですか?痛みの感覚も少しにぶいのでしょうか。それともたまたま? 過敏な子もいるのに、どうしてこうばらついているのでしょうかね。不思議です。
    げんちゃんは、うんちの感覚がにぶいような気がします。15分くらいはトイレでねばってます。それが毎回なので、感覚の異常じゃないかな~って。
    彼らの生態は(笑)ほんと、定形の人間からすると、よくわからないことだらけですよ。
    S先生が、教えてくれると、なるほど~と納得するばかり。

  12. あつぞーパパ より:

    うちの子供は「感覚過敏」です。感覚過敏は自分に入ってくる様々な刺激に、過大に、あるいは過少に反応することです。
    ですから、感覚鈍磨(鈍く反応すること)も含まれます。もう少し詳しく申し上げると、うちの子は「痛み」に対して感覚鈍磨で、「音」に対して感覚過敏です。
    「痛み」に対して感覚鈍磨なうちの子は、怪我に対してあまり痛がりません。とんちゃんの骨折のケースも、似ているように思われました。

    うちの子は乳幼児の頃から、注射を痛がりませんでした。当時、妻と私は感覚過敏(感覚鈍磨)の知識がなかったので、「注射を痛がらないから、育てやすいねぇ〜」なんて呑気に語り合っていました。
    しかし子供が小学校2年生の頃、自分で風呂場のドアに足の親指を挟んで、親指の爪が半分ぐらい剥がれるケガをしたことがありました。私は慌てて皮膚科の受診に連れて行ったですが、その間に子供はほとんど痛みを訴えることはありませんでした。

    さすがにこの時、これは異常だなと感じ、調べてみて感覚過敏と分かった次第です。痛みに対して感覚鈍磨の子供は、痛みを訴えないケースが多々あるようです。ですからケガなどを悪化させないために、親や周囲の人(学校の先生など)は認識していた方が良いように思われます。。。。

  13. glow-gen より:

    あつぞーパパさん
    そうなんですか~。勉強になりました。
    感覚過敏というのは、過剰に強く感じるだけではなく、正しく認識できていない、ということすべてひっくるめてとらえると、確かにわかりやすいです。
    一人の子でも、部分的に鈍感、部分的に過敏。なるほどな~と思いました。
    感覚過敏は、S先生のよると、意識と肉体の乖離だと言ってましたから、正しく認知できない、ということは、両方にふる可能性があるのでしょうね。
    先生が言うように、子どもの訴えを信じて、放置すると、体をこわすことがあるよ、というのは、正しいんですね。

    それにしても、考えただけで痛そうと思うのに、平気なのは、親も、つい軽く考えてしまいがちですね。
    ゆうすけ君の半袖事件は、骨折ほどおおごとのことではないので、ぴんときませんでした。
    ありがとうございます。先生方に説明するのも、理解できれば、しやすいです。
    げんちゃんも、あると思います。過敏なところと鈍感なところ。鈍感なところの方が多いかもですね。

    異状にジェットコースターなんかをこわがるところも、そう言うことに通じるのかな、と思いました。

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