ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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中学1年生の発達障害児の育児・・・中学の定期試験に振り回されない

発達障害時間の感覚は、ほんとにつかない!

期末試験が近づいてきました。今度は、実技科目も入るので、やれやれ、またしんどいな~と、私の方が憂鬱になってきます。

中間テストを境に、なんだか、少し突き抜けたと思ったげんちゃんですが、やはり、げんちゃんのおかしなところが目立ちます。げんちゃんは、また日課表を書いてこない日が出てきました。それに、4月からずっと言い続けているのに、ノートや連絡帳に、日にちを全く書き込んでいない。毎日毎日言い続けているのに、げんちゃんにとって、時間や日にちは、いまだに何の価値もないもののようです。

その日暮らしのげんちゃん、いえ、その時間暮らしのげんちゃんなのでしょう。

中間テストで、時間を意識した、と思ったのは何だったのでしょう。・・・朝遅れそうになりながら、ばたばたと出ていくげんちゃんをしり目に、帰ってきてから
「今日は、間に合ったの?学校に何時についたの?」
と質問しても、間に合った、と言うだけで、具体的な時刻は、把握されていないようです。徒歩で何分かかるから、何時には家を出なければ、なんていうしごく当たり前のことが、げんちゃんの体の中にはないようでがっくりします。

 あいかわらず、台所に、お箸をとりに行って、テーブルにもどって、次に、しょうゆ

今日は、K先生のところで、4年生のお友達とはちあいました。
その子も、K先生の小2の娘さんも、日にちを即答できたのに、げんちゃんだけできなかったそうです。

しかも、その後も、何度も聞かれるたびに、カレンダーを見ていたというので驚きです。
彼は、その日、日時について意識したのは、放課後K先生のところで、聞かれた時が初めて・・・・なんでしょう。

「普通の人は、日にちや時間を意識して生活しているんだよ。ほら、2年生の子だってわかっているでしょ。げんちゃんは、ずれているよ。」K先生が言うと、
「え? そうなの? 」
と、いつもの調子できょとんとしていたようです。
報告を聞くと、その有様が、手に取るようにわかります。ほんとに、きょとんとして、彼の並外れた”ずれ”が、開き直ってこっちにせまってきます。ほんとに崩れ落ちそうになります。

発達の子の育児をしていると、こういう”ずれ”に、こちらの心身を脅かされる感触があります。

でも、今日は、先生の演出もあって、低学年の子の前で、おもいっきり恥ずかしい目にあわされたげんちゃん。時間を意識することの大切さを、図説やたくさんのたとえを使って、こんこんと言われ、やっと少し、そこに価値を見出したような感じだった。とK先生は言いました。

「そういえば、6年生の時も、同じような指導をしたけれど、まったく意識にひっかからなかったですが、今回は、少しひっかかったようです。」

中学にもなって、時間のない世界に生きているげんちゃん、同じ空間に存在していても、彼が感じている空間と、こちらのそれとは、まったく異次元なんでしょう。

なんかな~・・・定期試験がどうのこの、そういうことにこだわるのも大事だけど、げんちゃんは、もっともっとやらなければならない訓練があり、体験があり、指導があるよね~・・・そう思われてしかたありません。

あげればきりがない、”ずれ”
学習への取り組み方や集中・・・確かに昔より良いけれど、彼の意識の照準合わせは、いい時でも3割くらいは、まだまだぶれています。そう3割は、向こうの世界に行ってしまっている。完全に幽体離脱はしていないけれど、意識はまだまだばらけています。つまり、目的意識をしっかり持てない。たとえ、多少目的意識を持ったとしても、そこに向かって直線で行くことができません。

あっちに行ったり、こっちに行ったりしながら、なんとか、ふらふらそこに合わせる感覚です。

そこを、こっちが、膨大なエネルギーを使って、げんちゃんの照準合わせを、あの手この手で補い、全力でげんちゃんに入力していく。そうやって、なんとか中間では、50点越えを2教科果たした。でも、それって、ママのエネルギーを吸い尽くした結果でしょ・・・こっちは、憔悴しきっています!

なんだかね。違うんじゃないかな~・・

私は、明日は学校を休ませることにしました。たまたまS先生も時間が取れるというので、明日は1日、S先生に連れまわしてもらって、心の勉強をさせることにしました。

あくまでも、試験も勉強も、げんちゃんをちゃんとした大人に成長させるための糧。それが目的にすりかわってしまって、本質が治らないまま中学を卒業すれば、さらに、やっかいなことになってしまいます。卒業までに、なんとか、もう一歩二歩・・・精神的に成長して、目的意識を自分で握って行動できなければ、やばい。

自分の心と感情。感情と意識。自分でも、まったくどれがどれで、どっちの声を聴くのか・・・まだまだ混乱の中にいるげんちゃんのようです。基準が自分の中にない。プラスマイナスの計算式も、まだまだ、不正確なことしかできないのは、自分自身の立ち位置、つまりゼロ点が、まったく存在しないからだ・・・と、S先生が哲学的なことを言います。自分がどう感じる、自分がどうしたい。感情に引っ張られて、本当の自分のすべきこと、したいこと、が見えなくなってしまう。目的のない自分の世界観に、まだまだ半分は落ち込んだまま。

点数を取るノウハウに、汲々としていると、大事なことを忘れてしまう。げんちゃんの心を成長させることができなければ、ほんとに大変なことになる。危機感を感じる私です。

ときに、中学校のカリキュラムが邪魔して、発達育児の本質がぶれてしまいそうになります。あくまでも、中学に合わせるのが、発達育児の目的ではありません。げんちゃんが、正しい生き方ができる大人になるために、今最も必要なことは何なのか・・・見極めないといけない。そう思う私です。

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  1. robo_223 より:

    私のブログへのコメントの返信にも書きましたが、今のげんちゃんは、まだ、システムとして試験勉強を繰り返すことも必要だと思います。そうする中で、試験の意味や取り組み方を繰り返し繰り返し教えて行けば、意識も変わってくると思います。

    実際、roboも8回目にしてやっと、意識が変わって来ました。中学生活の半分以上もの時間がかかっています。げんちゃんは、もっと早くつかめそうですよね。色々な方が声掛けして下さっていますからね。

    ただし、おっしゃる通り、定期試験は、げんちゃんの成長に役立つツールの一つでしかないので、ツールが主役にすりかわってしまってはいけないと思います。

    ですから、ホームスクールを復活されるなら、勉強だけでなく、それ以外の意識に働きかける取り組みをたくさんした方が良さそうですよね。

    1日の計画を自分で立てさせて、時計を見て行動させてみたり、午前中は勉強するにしても、午後からは、植物観察、動物園、水族館、映画、美術館、科学館、音楽会、科学館、雨の日は、絵を描く、工作、実験などをするのもいいかもしれませんよね。

  2. glow-gen より:

    ロボママさん
    システムとして、試験勉強を繰り返していくこと・・・確かに、試験ごとに、進化が見られますから、試験をあしがかりに、形から入らないといけない。私もそう思います。
    でも、げんちゃん以上に親の方ががんばっているから、成績に振り回されたり、そこから大きなショックを受けたりしますよね~。中間テストは、どうせ、ぜんぶ30点もとれないだろう・・・と思っていたので、ショックをうけることもなく、結果が良かった、と感じることができましたけど、ほんと、それくらいのスタンスでやらなければしんどいです。
     試験前も、できないところがあってもしかたない。その程度のメンタルがいいですね。
     でも実際は、ママとしては、ほんとにきつい思いしてるものだから、なかなかそうはいきませんよね。
     一生懸命取り組むから、そこから学べるわけで、最初から投げていたり、逃げたりしていれば、何も学べませんし。
     でも、時々、まるっきり視点をかえて見る必要があります。げんちゃんは、普通のレールにも乗せるけど、そもそも、まったく違うレールのことも考える。なんたって、普通のレールを利用して、まったく違うユニークなレールにはばたいていく素材なのが発達の子ども達だと思うのです。
     今日は、先生と道の駅に行ったり、マンウオッチングをしたりすると言ってました。私も、もっともっとげんちゃんといっしょに過ごして、彼に、たくさんの経験をさせてみたいな、と思います。実際は、私がなかなか動けませんが・・

  3. ひつじ より:

    この時間の感覚は “発達君あるある” ではないでしょうか? 御多分に洩れず 息子にもそんなところはあります。
    小6の時 学校に用事があったワタシは 登校に付き添いました。時間に遅れそうになり「急ごうよ」「遅刻しちゃうよ」と急かしても一向に歩みを早めません。その脇を低学年とおぼしき子が顔を真っ赤にしながら全力疾走していきました。ワタシはハッと気付きました。息子は時間がないから急ぐ(=走る)ということが分からないのだ、そもそも時間に間に合わせるという概念がないのかもしれない。

    「時間に遅れそうになったら走る」「集合時間に遅れそうになったら、真剣に走る、のろのろ、にこにこ歩いていたら、なんだ、あいつ!とあなたの印象が悪くなる」こんなこと 言わなくても分かるよなってことも繰り返し教えました(泣)

    同時に生活にも時間を取り入れました。目覚まし時計を自分でかけさせ、ホワイトボードに書いたスケジュールを朝ご飯と共に一緒に出していました。しょっちゅう今何時?何時になったらやる?と聞いてました。
    電車通学が息子にとっては 時間管理に一役たちました。ある日 今日はいつもの電車には乗れないだろうという時間に家を出たのですが、「途中間に合いそうもなかったから 走った。急いで階段を登って電車に飛び乗った」と ラインが来た時には、思わずジーンとしてしまいました。普通の子なら何とも思わないことが、発達君だと こんなに嬉しくなるんですね!

    更に今は学校から 毎日起床時間、就寝時間、勉強時間を書き込むことを義務付けられているので、寝る前に1日の行動を振り返ったりしています。

    まだまだ自分から気づく事に課題を抱える息子ですが、分からなければ教えるしかないですよね。えー、そんな事までと、思うときもありますが、仕方ないですね。これからも手を変え品を変え続くんだろうな、と半ば諦めの心境です。地道です💧

  4. ひつじ より:

    また コメントにあった定期テストの件ですが、これは一年先にやっている身から言わせていただくと、だんだん慣れます!!(笑) 息子の点数は大体これくらい、と親も息子の立ち位置が分かってきます。
    最初から あまり期待し過ぎない、自然と自分の身を守るようになってきます(涙) そうじゃないと身が持ちません(大泣)

    でも げんちゃんはテスト2回目にして コツを掴んで凄いですよね。げんママさん共々本当によく頑張ってらっしゃると思います。ワタシのように身構えなくても 大丈夫かもしれませんね!

  5. ゆうママ より:

    私もしんどいです。提出課題と定期テストに振り回されてます。でもイライラ、カリカリしてるのは私だけで、息子は変わらずマイペースです。
    遅刻ギリギリに出かけるのも私のストレスです。
    時間軸が違いすぎて、我が子ながら一緒にいるのが時々つらいです。

    そして、まだまだいろんな経験させてあげたいのですが、おっしゃる通り中学のカリキュラムに縛られて、焦るばかりです。ほんと大事なことを忘れてしまいます。
    今最も必要なこと、私も冷静に考えてみようと思います。

  6. とんまま より:

    げんちゃん、今日はS先生とどんな体験をしたのでしょうかね。
    マンウオッチングがどうげんちゃんに作用するのか?楽しみですね。

    日付ですか。
    とんちゃんは漢字ドリルの日付は書き忘れがちです。
    注意すると書く。
    連絡帳やノートには書きます。
    が、中学生ともなるとノートにいちいち「 月 日」という欄はないですよね?
    とんちゃんは、欄があると書きます。(漢字ノートにも欄はあるのですが)
    大人と同じ普通の罫線だけのノートですと、日付を書くという事すら忘れているというか、ノートには日付を書いておくものなんだという事が入っていないような気がします。
    書いておくと、後で見返したときに役に立つという事を教える必要があるようですね。
    なかなか後で見返すようなノートはないのですが…
    今日が何日かという事は、ほぼわかっています。
    というか、本人が気になるみたいです。

    電車に乗る事が多いので、「○分の電車に乗るよ。だから△分には家を出て…」という事をよくやっています。
    一度、行く前にのろのろしていて、電車に乗れなかった事がありました。
    かなり衝撃的だったようです。
    (いつも何とかなるとか深くは考えていなかったのに、電車は待ってくれないという事実)

    後は毎日、「習い事に行く前に漢字は終わらせなさい。
    ○時△分までにやる事」という声かけはしています。
    勿論、時間内に終わらないこともありますが、意識するという意味では無駄ではないのかなと思います。

    ○時にマッサージのお姉さんが来るから、夕食、お風呂(できれば宿題も)終わらせるようにという日が週に2回あります。
    1時間~1時間半で完了せねばならないのです。
    途中でつい横道にそれて遊んでしまうという事が往々にしてあります。
    声を掛けると、ハッと気がつき、黙々とこなすのですが、すぐにまた意識が逸れるのですよね。
    まさに、あっち行ったりこっち行ったりフラフラ。
    これは意識だけでなく、問題を解くときもそうです。
    1番をやったら急に5番に行き3番に戻るとか。
    目に付いたところをとりあえずやるという。
    優秀な子が全体を見渡し、出来そうなところから取り組もうという高度な技とは全く別物です。
    まさに問題に対する意識が入っているか入っていないかですよね。

  7. とんまま より:

    他の方も仰っていましたが、帰宅するととんちゃん本人がホワイトボードに①漢字②習い事③車で遊ぶとか勝手に予定を決めて書いています。(毎日ではありませんが)
    勝手にと言うところがミソで、自分の都合のいいことばかり盛り込みます。
    ですので、本人に任せられませんが。
    書くこと、終わると消せることが楽しいみたいです。
    まだお子様なので、こんな事が楽しいのです。

    目的のある(こっちの)世界観に引き込みたいですよね。
    時間概念は可視出来ないので難しいですが、毎日コツコツ積み重ね、体験させるしかないのですよね。

    読書の件、仰るように、とんちゃんも意識が出ていなく、読んだ事がイメージできないのですよね。
    大阪桐蔭の根尾君みたいにいっぱい本を読む子になってもらいたいのになぁ~

  8. glow-gen より:

    ひつじさん
    ありがとうございます。時間は、みんな苦労してるんですよね~。
    それに掃除とか、整頓もそうだと思います。
    このあたりは、普通の人にとっては、さして高いハードルではないと思うのですが、S先生によると、まだまだ、もう少し上の段階でできてくることなのだそうです。

    おっしゃるように、あるパターンをしっかり入れ込むことからやるしかないのでしょうね。
    考えればわかるでしょ・・・というレベルまでは、相当遠いのですから・・
     普通の人にとっては、なんでもないことが、彼には、とてつもなく難しい。社会にでれば、軋轢をくらうのは必須なんでしょうね~。
    とくに、時間というのは、いまだに、どの部分で感じているのか、不明なのだそうです。やはり、意識という、とらえどころのない部分と一色たんなんでしょうかね。

    できてきたことと、ほんとに遅遅として進まない部分が、こっちを混乱させるときがあります。できてあたりまえ・・・私の中にもそういう感覚があるんでしょう。

    試験対策は、とても疲れます。たぶん、自分の昔のテスト期間中のトラウマみたいなのもオーバーラップするのかしら? と思います。笑

    まさか、今更、もう一度定期試験にこれほど、ふりまわされると思わなかったので・・・・大学を出て、ずいぶん、定期試験の夢を見て、汗かいてました。
    やっと解放されたと思ったら、まさかこんな形になるなんて・・・でも、今だったら、私は、もっとすぐれた試験対策をして、自分の試験に臨めたな・・・なんて、おかしくなります。自分が受けない中学の勉強は、面白いと言えば面白いですね~。理科社会なんて、ほとんど忘れてますからね。
    げんちゃんのおかげで、人生で2度できるわけです~。
    そうそう、めだかの雄雌の見分け方とか・・・ある会合で、私は皆に教えてやりました。小学校の理科ですから・・笑

  9. glow-gen より:

    ゆうママさん
    書いておられることまったく同感です。

    こっちだけがりがりしている・・・本人は、やらされてるだけ・・・
    それも、少しずつましにはなっているようですが・・・ほんとに少しずつです。

    いっしょにいるのが苦痛・・・そんな瞬間もおおありです。げんちゃんがいると、ぜんぜん休めません。精神的にもね。

    学校のスケジュールも、ゆうママさんは、特に、普通クラスなので、うちよりももっと大変ですよね。
    生真面目な部分と、適当にいいかげんな部分。発達ママには必要ですね。

    じゃないと、息切れしますね~。

  10. glow-gen より:

    とんままさん
    わかります。げんちゃんも、日付欄があって、書くことになっている、というパターンの中では、書いているときもありましたね。小学校の時。
    でも、中学になると、すべて自己責任みたいなかんじで、自分でやんなきゃいけないから、ほんとに、身になっていないことは、ぜんぜんできません。

    読んでて思い出しましたが、新幹線で旅行に行ったとき、すぐに新幹線が来るのに、トイレにかけこんでしまって、乗り遅れたことがありました。
    あれは、数年前ですが、同じことがおこっても、たぶん、げんちゃんは、同じことをするという確信があります。

    自分がしたいこと・・・やらねばならないことではなくて・・・それが、突然暴走するときがあります。
    時間も何もかなぐり捨てます。

    よく、ふらふらと、犯罪を犯してしまった発達障害の方のニュースに重ねてしまいます。ほんとに、ふらふらと、時間も何もすべて、かなぐり捨てて、自分にとりついた最優先のことだけが暴走してしまうんですよ。

    まだまだ課題山積です・・・
    ふらふらと・・・
    という表現は、まさにぴったり・・・目的のところにすぱんと行けないです。

    まだまだ、うちも、絵におこしたり、ホワイトボードに書いてあげたりする必要がおおありです。
    しかし、意外と、そういうことを丁寧にすると、時間が莫大にかかってしまって、それが、その日の課題になってしまったりするんですよね。こまったものです。

  11. とんまま より:

    わかります、一緒に予定を考えてホワイトボードに書くということだけで、時間が取られる…
    その通りです。

    学校から戻り、習い事へ行くまで40分しかないのに、ホワイトボードで10分、取り掛かるまで10分となると、残りは20分…
    なんて事になっていますよ。
    ですので、毎日やらせていません
    (本当は毎日可視化してあげる方がいいのですがね)

    ホント、やる事をパパっと集中してやってよーーって思います。
    横で見ていてもどかしいですね。

  12. glow-gen より:

    とんままさん
    コメントありがとうございます。
    この、目的があるのに、そこへ、すぱっと行けない、ということについて、S先生が言ってました。
    目的意識をしっかりつかめなくて、自分がやりたいことが、まだらに意識に入ってしまうのだとか。動線を見ても、まさにそれで、私が、勉強を教えようと机で待っているのに、げんちゃんは、いまいるところから、さっと来るんじゃなくて、
    まず台所で、冷蔵庫をあける、なんとなく、居間においてある好きな本を手にとる・・・ブラウン運動みたいに、ジグザグジグザグ・・・最後は、こっちがいらついて声を荒げる始末。
     自分の中で、ふらふらふらふら、焦点を定めることができないのです。やりたいこと、感情・・・目的意識の間に、マーブル模様みたいになって入っているような感じです。
    これも、意識の力がないからのようで、自分の行動を自分がしっかり握れないのでしょうね。

    ほんとに、げんちゃんは、人を疲弊させる天才ですよ~・・・

  13. みかんママ より:

    こんにちは〜
    先日、卒業生でピアニストの方(男性)が学校で弾いて下さるということで行ってきました。
    その方、幼稚園でピアノを親に言われて初め、当時は幼稚園の先生の影響もあり、ピアノは女性が弾くものと思ってたそうです。
    小学生の時も中学生の時もピアニストになるなんて思いもしなかったみたいです。
    その方が小学生のとき、かっこいいなと思ったというクラシックの曲を披露してくれましたが、私や息子には全く魅力を感じず💦
    きっとげんちゃんならよさわかるんだろうな〜って思いました。
    その方が、子供達にはいろいろやらせてみてください。子供達もいろいろなことをやってみてくださいとおっしゃってました。
    何が将来の仕事につながるかわからないですよね。
    げんちゃん、いろんなことを経験できるから、いいですよね。
    うちの息子は、本当サッカーばかりで💦

  14. glow-gen より:

    Aさん
    がんばっていらしたのに、支援クラスをすすめられてショックを受けられているんですね。気持ちはよくわかりますよ。私も、げんちゃんが、支援クラスが妥当だなと、感じた時は、やはりショックでした。

     とくに、伸びている、と感じられてる矢先ですものね。
     
     この子たちを育てるには、親の意識改革がほんとに必要ですよね。ただなんとなく、世間に流されて育てていくような育児では絶対にうまくいきません。たとえば、どこの高校に入れる、とか、将来どんな職業につける・・・とか、そういう各論的な漠然としたスタンスでは、無理です。普通の子は、その程度の表面的な意識でも、なんとなく、うまく育っていくように見えるときも多いです。でも、この子たちは、人間としてどう生きるか・・・というコアな部分の信念を持たなければなかなかうまくいきません。

     なぜなら、表面を装う・・・といったうわべの意識では、この子たち障害はなかなかか改善していかないのです。
    この子たちを。人間として、正しい道に導く・・・人としての目標がしっかりいります。

     ですから、支援クラスが、どう人様の目に映るか、とか、つい考えてしまうと思いますが、そこは捨てて、お子さんが、最も伸びていける方法はどれか、というのを考えていくのがいいと思います。どう考えても、普通クラスにいる方が伸びる、と思うのであれば、先生とよく話し合うのがいいし、支援の方がいい、と思えれば、支援で、どういう支援体制をとり、カリキュラムを組むのか、徹底的に考えてくださいね。
     お子さんの現状を、客観的に分析し、今必要なことが何か、親というより、お子さんのトレーナーという目で見て判断してみるといいと思います。
     意識を切り替えていくのは少し時間がいりますよね。私は、立ち上がるのに、1か月必要だったかな。でも、その間も、できることをどんどんしてください。周りにもどんどん話してみたらどうでしょう。ショックなレスポンスもあるし良いアドバイスも受けるかもしれません。それ、すべて、糧になります。そうやって、吐き出して、私は、自分で納得していきましたね~。

     どうぞ、がんばってください。発達育児は、自分探しでもあります。きっと、前向きに進まれると信じています。

  15. glow-gen より:

    みかんママさん
    ありがとうございます。
    いやいや、クラッシック熱も、浅いです。自分の好きな何曲かを何度も聞いているにすぎません。
    ここが、げんちゃんのつらいところです。
    さかな君のようには、広がっていかないので、たぶん、クラッシックが好きだからと、コンサートに連れて行っても、あさーいところで、「あ、それで?」
    みたいな感じなんじゃないでしょうか。みかんママさんのお子さんサッカーのようにはなかんかならないです。泣

     でも、確かに、無理やりに習わせると、とりあえず、やるようになるので、広げやすいといえばそうですよね・・・
    まあ、そこを足掛かりに広く、深くなればいいですね~。なんか、ぶつっと、切れて、短発でおわり、関連付けてどんどんひろがることがないので、ほんとに厄介ですけどね。

     少しずつ少しずつ、こっちで広げる努力をしないと・・自分から関連付けていかないですからね。

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