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4月は、家庭訪問があったりして、まだまだお祭り気分のカリキュラムでした。
先週は、家庭訪問のため昼までだったので、昼からは、K先生のところに勉強に行かせていました。が、げんちゃんは、そのすべてにおいて、”ひどい”状態だったようです。
中学生ショックがおこってるので、その刺激で、ばりっと学習に気合が入るかな、と、私もK先生も思っていたのですが、意に反して、さっぱりです。K先生は、あきれて、毎日メンタルなことをせっせと指導して、そうしてるうちに、所定時間は終わり、学習なんてほとんどできない、というありさまでした。
けっこう先週まで良かった感じなのに・・・・
S先生が、げんちゃんの心を見られて、
S「ああ、空っぽだよ・・・・何にもない空白。オーバーロードだね。」
と言われました。私も、たぶん、そんなことだろうな~と思って、少し手を緩めるのがいいな、と感じました。何を言っても響かない、何をやらせようとしても、身が入らない・・・・
圧をがんがんかけて、飛び出すのをひたすら待っていたけれど、
ま、当然かもしれません。
ということで、ゴールデンウィークは、過去初めて、K先生のところをすべてキャンセルしました。休日でない日の公文も休み、スケジュールは、初日のピアノの発表会だけです。このタイミングでゴールデンウィークが来るなんて、やっぱり、げんちゃんの行く手は、神様スケジュールだよね。なんて、言いながら(笑)
10時間以上朝寝させ、すっきりして起きてきたら、最低限学校の宿題を1時間程度やる。それさえも、やらなくてもいいかな、と思ったけど、げんちゃんはやる、と言うので、ならば、ということでやりました。
意識低下している状態でやる学習なら、何時間やらせても、今のげんちゃんには、ぜんぜん効果のない学習です。短時間でも、意識が入った状態を強いる。今の学習方法は、それが目標です。
なんとまあ、そんなかっこいいことを言えるようになったわけですよ。だって、意識低下だろうが何だろうが、とにかく、鼓舞しながらやる。まるで、イルカに芸を教え込むようなありさまで、とにかく、抜け殻のような意識のないげんちゃんに、刺激を与え続ける、というようなトレーニングを続けてきたのですもの。この目標設定の変化は、たぶん、すごいことなのだと思います。
それでも、私としては、なんとなく、あせりはあります。手をゆるめることはあまりなかったので、今まで。
S「げんちゃんの場合、本来の価値認識がまだできていないから、普通の基準というものが、ママが考えているほどとらえられていないんだよ。」
とSさんが言います。支援クラスにいても、ママが、そうしたから、くらいに感じている部分もある。とにかく立ち位置を正確に把握して、普通の基準にまだ遠い自分とのギャップを埋めるためにがんばっていくべきなのだけれど、彼は、こっちがのぞむほどには捉えられていない。
「外側だけを磨くのではなく、中を磨いていかないと、伸びていかないよ。表面的な学習とかだけをやっても、なかなか効率は上がらない。内面からのベクトルと、外側からのベクトル両方が必要なんだよね。」
「外側からのベクトルが、内面に働きかけるのは、経験であり、五感である。実際には、ただ、言葉で説明するだけではなく、文字を書き、図を書く。
げんちゃんの立ち位置も、ちゃんと図で示してあげるんだよ。」
と言って、階段のような図を書いて、真ん中に直線を書きました。
「ほかの子は、この辺にいる。でも、げんちゃんは、ここ。」
そう言って、真ん中の線より数段下の段を示しました。
「君は、意識を入れてがんばると、ほかの子と同じところに行けるよ。そしてがんばれば、このマイナスを、反対側のプラスまで持っていける可能性があるんだよ。君はどこに行きたいの?」
こんな感じです。何かできたことがあったら、
「この場所にいる君が、これは、ここまでできたよね。それって、普通の人をこえるエネルギーがあるってこただよね。」
そんな風に鼓舞する。
立ち位置をわかってほしいから、図を書いて、こういう会話をたくさんする。だからばんばろうね・・・と。確かに図で表してやると、げんちゃんの目は、時々ぱっと見開く。
でも、そろそろ、ここらで、手を緩めるときが来ました。げんちゃんは、昔から、本当に上手に意識を抜くので、圧は、とても強く強くかける必要がありましたよね。(皆が同じわけではないと思いますが。ある意味、彼は、かなり打たれ強く、鈍感です。)
さて、どう出るかな・・・・いや、ほんとに、何か出てくるのか・・・・
果たして、・・・・後半の木曜日、げんちゃんとホームセンターに行くと、彼に初めてのことがおこりました。
「これ、やりたい。買ってもいい?」
そう言って、手に取ったのは、塩水で動くというクモのプラモデルでした。難易度は、10歳以上。まあまあです。春休みに、S先生に簡単なプラモデルを与えられて、めんどくさそうにしぶしぶ取り組んでいたげんちゃんが、なんと、初めて製作物に興味を示し、自ら買いたいという。へ~~~。新しい動きです。工作をまったくしないげんちゃんに、工作をぽつりぽつりと訓練し始めたのは、4年生の半ばから。たまに、知り合いのお姉さんに手ほどきしてもらいました。あれから、上手にセロテープも扱えるようになってるし、はさみも上手になりました。でも、自分から何かを作るなんて、ほとんどないし、あっても、ごくまれに、幼児なみでしたよね~。お菓子で作る、お弁当だとか、ハンバーグセットだとか、そういう工作キッドも食いついて、いくつか仕上げた時期はあったけど、自分から買いたいということはありませんでした。私がちらつかせたり、ちょっとした演出をしていました。
それが、今回、彼にしてはかなりレベルの高いキッドを買ってきて、取説を必死で見ながやっています。確かに、最後は難しくて、工程のミスもあって、パパに仕上げてもらったのですが、半分以上はがんばりました。
これは、新しい兆しになるのでしょうか。せっかちなげんママも、あせらず、待つしかないのでしょうね~・・・
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以前私も、あまりに学習への反発が強い時は、一旦量を半分くらいに減らしてみると、案外、自分から、やっぱりやる!と言い出したりするということを書かせていただきました。(自分で言い出さない場合は、じわじわ量を戻していくと良いとも書きました。)
げんちゃんはそれをさらに上回って、全くやらせない、という方法を取りましたが、今はその方がより効果的だったのかもしれませんね。やはり、押してもダメなら引いてみる、ですね。
中学に入って頑張り出したげんちゃんは、少し一杯一杯になっていたのかもしれませんね。やはり、いきなり出来るようにするより、じわじわ上げていった方が本人への負担が少なくて、しかも力としてしっかり定着するように思います。
いきなり突き抜けてくれたら、嬉しいですが、そういう目立った飛躍がなくても、スモールステップでじわじわ上がっていけば、結果的に、突き抜けたのと同じレベルになっていると思います。
私もroboが突き抜けたと思った瞬間はないけれど、振り返ってみれば、突き抜けたかのように伸びていましたし、あまり本人に負担を掛けずにやって来たので、1度も休むこともないし、階段を下りることもなかったように思います。
げんちゃんも今まではそうでしたし、これからもそうだと思います。やはり、急に伸ばすことを考えるより、慌てずに淡々とやっていくのが良いと思います。
エネルギーが回復したげんちゃんは、自ら宿題をする、と言ったり、プラモデルを作る、と言ったり出来たんですね。そばで、状況の分かってらっしゃるS先生がアドバイスして下さって良かったです。
私も大きな圧を掛ける時はありますが、本当に時々です。いつもではありません。基本的には、本人の腕をグイグイ引っ張るのではなく、そっと背中を押すくらいで、歩みは遅くとも本人が自分の意思で自分の足を使って前進できるように導かなければ意味がないと思っています。
そのためには、遊びの部分を作って、余裕を持たせ、少し泳がせてみる必要もあると思います。
でも、このアドバイスはげんちゃんママさん限定のアドバイスです。中には泳がせてばかりいて、どんどん沖の方に泳いで行ってしまって、人間界から遠く離れさせてしまっている方もいらっしゃいますから💦
げんちゃんママさんの場合は、ベースとしてしっかりげんちゃんにやることをやらせているという実績があるからこそのアドバイスです。しっかり鍛え上げて来たからこそ、エネルギーチャージが満タンになれば、宿題やプラモデルに取り組めたのだと思います。
意識レベルが上がってくると、勉強がはかどるようになるので、嬉しくてどんどんやらせたくなりますが、これからは、あえて抜くこともさせた方が、より嬉しい成長につながると思います。
そう言えば、1年生の終わり頃、roboはカースト制のピラミッドの絵を自分で書いて私に見せて来て、「僕はこのピラミッドの底辺ではなくて、真ん中くらいになりたいな。」と言っていましたよ。
やはり、イメージをつかんでいるからこそ、roboは勉強をさせやすいのだと分かりました。S先生はさすがですね!
最近は大量の宿題にも「男の意地で、これを終わらせるしかない!」などと、歯を食いしばってやっていますから、「頑張る自分でいたい!」と思えるステージに上がって来ているのかな、と思いました。
でも、まだ、爪先くらいしか、そのステージには上がっていませんけど。
上がったり下がったりを繰り返しています。
中間テストがもうすぐなので、私の中でスケジュールを組んでいたのですが、なかなか思い通りには進まないです。
GW前半は調子よかったのですが、後半はダメです。すこし圧をかけると、また家出です。
本当にグレーな子なんです。意識をいれて、なりたい自分を思い描けたら、できることがたくさんあります。でも、その努力を拒否するのなら、仕方ないです。もう勉強やめて障害者として生きていくのもありかと思います。息子をみていると、逃れるための知恵だけはあって、本当にズルイと思っています。情けないです。
個別指導の塾には引き続き通っていますが、お金を捨ててるのかも…と思っています。これだけ勉強が嫌いだったら、もうやらせる意味ないのかな?と思ってしまいます。
中学の支援学級の国数の指導はげんちゃんの支援学級の担任の社会科の先生が教えてくださっているんですね。そうですよね〜わざわざ支援学級に国語と数学の先生が来て教えてくれる事はないですよね。げんちゃんママが中学校とお話しされた事や個別指導や今の娘の状況をまとめた用紙を持って私も中学校へ話しに行きたいと思います。3月まで息子もいましたし、役員もして先生の顔も少しは知っているので、何も知らないより気持ちは楽です。娘の6年生になっての学習も相変わらずです。5年の続きで分数✖️1けたの整数と分数➗1けたの整数のドリルをさせたのですが、そこをやってる時はいいのですが、次のページで分数✖️1けたの整数を分母に1けたの整数をかけていて間違いを見つけるという問題でした。当然今計算を散々していたので分母に掛けるのではなく分子に掛けると言えると思っていたのですが、まあ適当なことを言い出します。もうがっかりです。計算をしている時は無意識というか何も考えないで最初の例題を見てその方法のままやっているんですよね。こおいうことが公文の国語をしていてよく感じていて辞めさせた理由でもあります。
方法だけ覚えてただこなす。計算はミックス問題とかになると本当に適当なことをしだします。これも意識の問題なのか、単に記憶力の問題なのか。。。覚えた事を使えないから知的障がいなんだとも思うのですが、やって覚えた事を『どうだったかな』『こんな風にすればいいのかな』と思ってくれたらいいのに。。と悔しい思いです。意識させる声のかけ方が私にはどうしてもできなくて、ガミガミ言ってしまいますし。。。ゴールデンウイークは大阪に旅行をしたり娘の成長したところも発見できました。でも学習に戻ると同じです。
ゴールデンウィーク、うちは相変わらずサッカー一色でした😅
私の学生時代の親友3人で会った時、話の流れでよくあたる占いのところに行くことになり、私個人的にはそういうの信じてなかったんですが、成り行きで占ってもらうことになり、息子のことをみてもらいました。
その人、開口一番、勉強が弱いね〜って⁉️
今は、無理にやらせようとしてもダメでしょ、だってサッカーがおもしろくて、勉強なんておもしろくないから。
でも、あと3.4年後に自分でやるから大丈夫。
学校もサッカー?つながりで入りそうで、入ったら、勉強もやらざるをえなくなるから大丈夫。
仲間(友達)運はいいね。
サッカー(スポーツ)関連の仕事をし、ちゃんとそれでお金を稼ぐとでてる。
ただ、サラリーマンは向いてない。上司と衝突するから、独立か、例えば体育の先生、コーチ?とか、そういうほうがいいらしい。
ただ怪我がつきまとうらしいからそこを注意して。
(膝、腰、胸)
父親とも会わないでしょ。父親も上司のような感じで衝突するから。
10代で家を出るって出てる。
ってな感じでしたー
信じてないから全く情報出さないのに、かなり言い当てられました。
実際夫と息子の関係も悪くて💧
しかもサッカーチームの状況も言い当てられてしまって(ずーっと予選落ちだったのに、今回、決勝トーナメントまで進んでて。運がよくていけてるらしい。確かに組み合わせなどの運がいい。※来年は運ではなく、ちゃんと結果を出せるらしい)
一緒に受けた友人は娘さんをみてもらい、「勉強の星がついてる」って言われてて。
確かに今年偏差値70の高校合格したし。
友人もその旦那さんも勉強からっきしダメで、高卒なのに、なぜか娘は、頭がいいんですよね〜
それも言い当てちゃうし…
もう1人の友人も勉強の星がついてるって言われ、うちの息子だけ…
当たるかわからないけど、それをベースにサポートしていこうかなと思いました。
早速、怪我防止に、体幹トレーニングの予約をしちゃいました。
占いってなんなんでしょうかね、不思議ですね〜
ロボママさん
分析いつもするどいですね~。
ロボ君への手綱さばきは、ほんとに上手なんだろうな、と思います。自分のステージピラミッドを書くなんて、すごいことです。げんちゃんにはできません。
ロボ君のすごいところは、自分の立ち位置を正確につかんでいるところだと思います。げんちゃんは、自分の立ち位置を、もっと高いと思っているところが、この頃の横柄な態度の原因の一つです。
アドバイスしようとすると、「わかったよ~」と、話の鼻を折り、先走りしてやる。やったことは、常識をはずれたでたらめなこと。それが、ばかばかしいほど、おかしいこと、という認識がなくて、こっちが教えようとしていることだと勝手に解釈しています。
Sさんが、立ち位置を正確には把握していない。みんなより、低いけど、ちょっと低いくらいにしか感じてない。適当にごまかせるレベルだと思っているようです。
だから、場合によっては、全部支援クラスに落として、自分の立ち位置を把握させた方がいいのかな、と思う場面もたくさんあります。
ロボ君のピラミッド、これは、発達の子にとっては、ほんとに、賞賛に値しますよ。
げんちゃんは、少し抜いたGWをすごしましたが、また今日から、ハードな毎日です。くもんの先生と先日いろいろ話し合いましたが、そもそも、くもんに行く時間もなさそうに思います。学校から帰るのが、5時を回ると、寝る時間も、確保できません。なんせ、げんちゃんは、睡眠が浅く、9時間くらいは、最低寝せた方がいいと感じます。
げんちゃんは、伸びていますが、まだまだほんと障害をたくさんかかえているな~と感じる毎日です。
ゆうママさん
気持ちは、ほんとによくわかります。発達障害のやっかいなところですよ。微妙に、普通にまぎれるところがある分、本人の立ち位置の認識のゆがみは、とんでもない方向に出てきますからね。
げんちゃんも、そうです。自分の立ち位置を実際より、もっと高いと思っているようです。普通の人が意識できるところをまったくスルーして、スケジュール管理もままならない、空白のような世界にいるくせに、それでなんとかなる、と漠然と感じているようです。
うちは、家出はしませんが、意識をシャットアウトして、ずるをします。本人に、認識は少ないのかもしれませんが、この世の中では、そういうことは通用しないし、ほんと、利己主義と認定される行動様式です。
この部分は手厳しく当たってますが、認識のずれを、図を書いたり、細かく文章にして書いてやったりして、修正させないと、どんなにこっちが疲弊しても、ヤツには、伝わらないので、ほんとにしんどいです。
もし、近くだったら、S先生にお子さんをちょっとあずけたらいいかもですよね~。私も、一人では、このステージはままならない、と感じてます。ゆうママさんは、一人でほんとによく戦ってますよ。すごいです。
ここあさん
学校に、今の時期から相談に行かれるんですね。
学校の先輩である息子さんがおられたということは、心強いですね。しかも、役員をしていたのならなおさらです。
でも、うちの場合は、校長も教頭も転任して、新しい方になってました。結局、私は、すべては新学期はじまってからでした。
>5年の続きで分数✖️1けたの整数と分数➗1けたの整数のドリルをさせたのですが、・・・・
確かめ算は、彼らにとっては、難関です。なぜか・・・一つ一つのことはわかっても、関連性をそこからつけていくことは難しいからです。割り算の確かめ、掛け算・・・・それさえ、げんちゃんは、わかっているのかわかっていないのか。と言う感じです。
たとえば、洗面所に顔を洗いに行く、そこにある、引き出しから靴下をもってくれば、仕事はいっしょに終わる。でも、ひとつひとつ、別々にやりに行きます。
そんなことさえ、関連性をつけられないわけですよね。だから、声かけします。すると、できませす。算数もそういうことなんでしょうね。
教える方はほんとにぐったりしますね。でも、そこは、そういうもの、としておいておかねばならないのかもしれません。ひとつひとつをしっかりできるようになる。というのが、まずは目標なんだと割り切って。
げんちゃんも、似たようなものですが、やはり、意識ができたら、少しずつは、改善してきました。
一つ一つを確実にやるステージ・・・それができてきたら、関連性が、自然とついてくるもののようです。
まあ、S先生の受け売りですけどね~。ほんと、難儀ですよ。6年算数は、ほとんど自分でしませんでした。辛すぎて・・・・他人は、根気よくやってくださいますよ。お金払ってるし・・・笑
>計算をしている時は無意識というか何も考えないで最初の例題を見てその方法のままやっているんですよね。こおいうことが公文の国語をしていてよく感じていて辞めさせた理由でもあります。
そうそう、くもんは、やめて正解だったと思いますよ。私も、国語の問題はすでに、だめだと思います。数か月前は、ある目的で使っていたのでよかったのですが。・・・問題の良しあしも、ステージと目的によって、是非がかわります。
ここあさん
>やって覚えた事を『どうだったかな』『こんな風にすればいいのかな』と思ってくれたらいいのに。。と悔しい思いです。
これは、やはり、ひとつひとつをスピーディーにやれるようになってからのことなんでしょうね。先ほど書いたことと同じなんだと思います。単発のことを確実にできてきたら、やはり、少しずつつなげられるようになります。
算数は、空間認識なども関係するので、スケッチをさせてみたらおもしろいです。スケッチ(簡単な図形の模写とか)は、意識レベルのあぶり出しや訓練にもいいですよ。
また、書きたいと思います。
>意識させる声のかけ方が私にはどうしてもできなくて、
私も同じようなものです。
意識をさせる声かけをしても、気づかない、というステージは、つらいですよ。げんちゃんは、最近、声かけすると、ヒントに応じて答えてくるようになったので、そうなると、前よりは楽です。その前は、自分でヒント出して、自分で回答する、って感じでした。あれは、きつかったです。
算数をさせて算数ができるようにならないのかもしれませんが、ほかのことが改善してくるにつれて、算数もましになります。ほんとに、大変です。気持ちがよくわかります。
みかんママさん
そうですか~。私は占いはしませんが、たぶんよく当たっているのでしょうね。
お子さんは、サッカーに対しては、とても強い意識が出てくるので、意識の出し方は、普通の人と同じようにわかっているんだと思います。
その方向性が、サッカーつながりで出ると、社会に出てもあまり大きな心配はないのかもしれませんね。
勉強も、サッカーに出た強いベクトルが出てくればできるようになる、というのもうなづけます。サッカーでは、段取りとか、一つ一つのことを関係づける横のつながりも理解できるので、ほかにベクトルが出てきさえすれば、それを応用していけます。ベクトルの線の長さも、状態も、ベストなものがサッカーでは出ているので、ある程度完成することができるんでしょうね。
世の中で、成功しておられる発達障害の方のパターンは、みかんママのお子さんのような方がおおいのかもしれないと感じます。
自分にあった道に方向をつけてあげるように、ご家族がもっていければいいですね~。
みかんママさん
でも、げんちゃんのパターンは違うんですよね。少しだけ出ているベクトルも、長さも足りない、質も悪い・・・そんな感じです。
好きなことからつなげる、というのも、方法としては、使えるのですが、なんせ、好きなことでも、たいしたことがないので、ベクトル自体を長くてしっかりしたものにしなくてはならないのです。
一般には、こういう子の方が多いのでしょうかね~。
彼が、サッカーで大活躍できる日を楽しみにしています。
yさん
げんちゃんに似たところも感じるし、能力の高いところがあることを拝見すると、げんちゃんなんかより、すごい、と感じるところもありますよね。
げんちゃんに似たところは、ふわふわしたところです。げんちゃんは、幼年期、意識はまったく出てませんでした。ぽそぽそとで始めたのは、極端に言えば、上学年になって、いや、6年生になってからなのです。
だから、ゆうちゃんママさんのおっしゃるふわふわした、というところはほんとにわかります。私は、げんちゃんがこの頃、やっと人間になった、という言葉さえ使いたいくらいなのです。
それほどに、意識はゼロだったのです! ほんとに、だから、とにかく、外から圧力をかけ続け、刺激をを与え続けしてきました。でも、あるとき、壁にぶちあたったのです。意識の問題ですよね。何かができるようになっても、それが、意識して自分から働きかけてない・・・という点です。それが意識によるものだ、ということをSさんに教えてもらってから、だんだんすべてが少しずつわかってきましたが・・・
yさん
人間なのに、人間とは思えないげんちゃんでした。だから、心の交流もなく、認知症で、ぼ~っとひがな暮らしている老人を相手にしているような気がしてました。ほんとにつらかったです。目もあわなかったですし・・・・
だから、能力は違っても、げんちゃんと同じ意識レベルだと感じます。だから意識働きかける言葉かけ、体験、触れる、感じる・・・あらゆる刺激が必要なんじゃないかな、と思います。体の感覚も大事です。意識は、空間認識ともSさんはおっしゃっていました。だから、体つくりは大切です。必死に、やりたがらなくても、いろんな運動はさせたほうがいいです。自分の体感覚がやしなわれていくからです。感覚統合みたいなことも大事です。地道な基礎能力をつけなければなりません。でも、たぶんいやがりますよね~。でも、少しでもいやがらないものは、がんがん量をこなしていきます。
私も、彼が、意識低下したままを過ごさないように、ほんとに必死で何かをさせてました。言葉かけは、3歳児のように、「これは、何かな}」「どんな色かな?」「どんな手触りかな~」意識で、情報をとってこないといけないところを、質問にして、投げかけ、答えられなかったら、自分が答えてあげる・・・そういうことを続ける必要があります。絵が描けるということも大切な要素です。
あきらめずに、刺激を与え続けなければなりません。そして、気づきをあたえる声かけ。ほんとに、しんどい時ですよね。でも、がんばって働きかけてくださいね。
Yさん
幼児のうちから文章が書けるなんて、げんちゃんにはありえず、できはじめたのは中学年くらいですから、うまくアドバイスできるかどうかわかりませんが・・・
文章で表現するのは、そこまで急ぐことはないのではないか、と思います。でも、それをしたいのであれば、まず、
フィンランド式カルタ
https://glow-gen.com/237904668/
で、たくさん広げてみたらどうでしょう。もちろん、ママが、「その時どう思った?」とか「それはいつかな~」とかうまく広げてあげて、子どもさんが言ったことを書いてあげる。
それができたら、じゃあ、作文にしてみようか、と言って、ママが誘導して、教えながら書く。
まあ、げんちゃんなら、小5でやりたかったかな、という内容ですから、今のステージでいいやりかたなのか自信はないのですが・・・
書くということは抜きにしても、意識を広げていくことには役立つと思います。