ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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中学の入学式その3 先生へのレポート (支援のいる子の希望調査)

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 卒業式の翌日、クラス担任の先生と支援の先生と3人で面談がありました。事前に書込む、支援クラスの調査票を詳細に書き込み、それだけでは指導の仕方の、具体的なやりかたが、ちょっとわかりにくいな~、と思ったので、ポイントをさらに、レポート用紙に簡単に書き込んでいきました。は~、なんか、春は事務仕事にも追われますよね・・・

 私は、ざっと今までの経緯と、今の課題、当面の目標と、将来的な目標をお話ししました。

 さらには、今、学校でしかできないこと、つまり、学校でやっていただきたいポイントもお願いしました。終わってみれば、1時間以上たっていました。ほんと、パワーポイントでプレゼンするくらいの内容だよな~・・・と思いつつ、おつきあいくださった先生方にも感謝です。

 先生に提出した書類の書式は、ほんとにすぐれていて、支援クラスの子でなくても、子育ては、時々、立ち止まって、こんな風にフィードバックするといいのかもな、と思います。普通クラスに所属する発達ママの友達に、写メとって送ってあげてしまうほど、まとまっています。
 
 私なりの書き方ですが、今どきは、こういうのも、お金出して書いてあげるバイトもあると聞いたので、参考になるかもです。

生活面 (衣服の脱着、排せつ、食事、お手伝い、買い物)

 日常生活全般は一人でこなせる。電車バスなども、指導すれば一人で利用できる。買い物はできるが、計算が苦手なので、その場で概算に手間取る。言いつけや、お手伝いは、できるが、意識とんでしまうことが多く(いわゆる注意欠陥)複雑なことだと、忠実にこなせない時も多い。指示したあとに、内容の確認作業をおこなうと、スムーズにいきやすい。

学習面(コミュニケーション、運動、読み、書き、計算、態度など)

 6年では、簡単な単元テストなら、普通にこなせるようになった。点数も、平均点数から、そこそこの点をとってきていた。
 算数の学習障害は苦労していて、なんとか、小学校6年間の内容を履修させているが、まだ反復の必要がある。

意識がしっかり入った時は、ある程度、いろんなことが理解できるが、ぼ~っとなりやすく、そういうときは、関連性の理解がなかなかむつかしくなる。学習のできふできが、意識レベル(気合が入っているときと、ぬけているとき)によって、上下するので、習熟程度を判断するのが難しい時がある。

行動面 (集団参加、気になる行動)
 集団行動を乱すことはほとんどない。ただ、わかっているようで、普通の子と、理解がずれていることがある。
そのため、整合性のない行動をとることがある。その時は、理屈がわかるように、細かくだんどりや、理由を説明してやる。そうすると納得できる。でも、現状は、経験とフィードバックを積むことで、ステップアップしている。

余暇活動 (楽しく活動、自由な時間の過ごし方、興味、関心の広がり)

 興味の極端なかたよりは、比較的少ない。でも、初めてのこと、面倒くさいように感じることはスルーしやすい。
とはいえ、背中をおしてやると、あまりこだわりなく取り組める。
科学漫画、歴史漫画などおいておくと、よく見ている。
ゲームはほとんど与えていない。
スケートボード、自転車で移動するのが好き。
最近は、有名なピアノ曲に、譜読みを書くのにはまっている。ピアノの自動演奏を聴くのが好き。
ピアノ、野球、サッカー、体操、英語を小学校まで習っていた。(英語と、サッカーは卒業と同時にやめた)
陶芸を体験させたら、もっとやりたいと言っている。

3年後をイメージして、

 5歳で障害が発覚して、たくさんの努力と、研究をして、発達障害の改善に取り組んできた。今は、グレーゾーンの領域に入ってきたのかな、という感触がある。
中学3年で、自分で自分の生活全般を、営めるようになる。テスト勉強などは、自分で計画して、取り組めるようになる。目標をたてて、それを達成するための手段を自分で考えられるようになる。自立できるようになって、キリスト教主義の○○高校に行かせることを、一つの目標にすえている。

その他 (担任や学校に希望すること)
 今の課題は、まず、しっかり自分の立ち位置をつかむということ。そのため、”できる”というところから、自分が、どれだけ離れているのか、把握させてほしい。その上で、キャッチアップするためには、自分が何をすべきなのか、しっかり認識させてほしい。それを明確にさせた上で、具体的な課題を取り組ませてほしい。何のために、課題をやるのか、しっかりわからせるのは、意識が入り学習効率をあげやすい。

 少しついてきた能力ゆえに、人と同じに見せかける、とか、できないことを上手にごまかす、という態度が出てきている。そうではなく、自分ができるようになることに、全エネルギーを使うように指導してほしい。

 そのために、あなたをまるごと受け入れますよ~、というような、よくある支援の子への指導者の態度ではなく、りんとした態度で、普通の基準を意識させる指導のしかたをしてほしい。
ぼ~っとして失敗することが多いので、失敗しないように、ただやってあげる、というのではなく、失敗の原因、理由を考えさせるようなやりとりをしてほしい。(詳細別紙)最終的には、失敗を自分でバックアップできるのを目標としてほしい。

この書式には、この欄の他に、一週間の家庭でのスケジュールを書き込むようになっていま。

先生方にお願いする、指導のポイントは、抽象的に書いてもぴんとこないだろうと思ったので、簡単に別紙に書いてお渡ししました。

やはり、具体性を持たせた指導をお願いするのは大事だと思われます。その部分だけ、次の記事に書きたいと思います。

げんちゃんは、支援クラスには所属してますが、能力の目標は、普通クラスに照準を合わせています。普通クラスの先生は、英語の年配の男性教諭でしたが、熱心に聞いて下さり、ほんと頭が下がりました。支援の先生も初めての支援クラスらしく、それはほんとにありがたいかもしれません。

 ベテランでわかっている、ということで、疑問の残る従来の支援教育を、激しくちらつかせる方もおられます。
文中に書いたように、はじめから、人格もトラブルも、いっしょくたんにしてしまっている、幼稚園の先生的な雰囲気の方だと、今のげんちゃんは、ステージを下げてしまうと思われます。
でも、さすが中学、そういった雰囲気ではなさそうです。
続く

書いていて、思ったのですが、簡潔に今の状況を言葉にできること、今後の当面目標をどこにさだめるのかわかっていること、それが、戦略を的確に立てられるための第一歩なのかもしれませんね。
 この学年初めのレポート、みんな書くといいかもですね。

追伸 レポートの中で、意識が飛びやすい、と書いたら、先生から、病的に意識不明になるのか、と質問があったので、そこについては、意識が飛ぶ(注意欠陥)としっかり入れたほうがいいかもですね。

公開コメント 承認後公開

  1. ゆうママ より:

    具体的な記事をありがとうございます。
    本当に我が子と同じようなステージにいると思います。支援が必要だと感じながら、それでもなお普通クラスを選んだのは、やはり地域性だと思います。正直、普通クラスはしんどいと思っていたので、教育委員会にも問い合わせました。学習を息子にあった方法で進めていただきたいと伝えたのですが、支援クラスは全くの別カリキュラムでやること、普通高校進学は想定していないことをはっきりと告げられました。
    普通クラスでなんとか頑張るよりも、支援クラスの中で一般の子と同じカリキュラムを進めていくことの方が難しいと思ったのです。
    全て満遍なくできなくても入学できる高校はあるにもかかわらず、支援クラスはそもそも別コース前提のカリキュラムでしたから。

    支援者と親の意識の乖離が半端ないです。それを理解してもらうことにエネルギーを費やすより、我が子を育てることにエネルギーを費やしたいと思ったのです。

    どちらに所属しても大変です。でもこの子たちは時間がかかっても、いろんなことができるようになるはずです。それを信じていない支援者、特別支援が嫌です。目標やコースを変えるのではなく、ゴールにたどる方法や道筋、かかる時間が違ってもいいのだ、というようになってほしいです。

  2. ゆうママ より:

    度々ごめんなさい。
    なんだか支援クラスに対するマイナス面ばかり書いてしまいました。

    げんちゃんママさんの指導のポイントは的確で、これをきちんと受け止めてくださる先生方、そしてげんちゃんママとサポーターのK先生やS先生がいらっしゃり、さらにパパさんも参戦してくれるのだから、きっとこれからもぐいぐいと目標に向けて進んで行かれると思います!

  3. robo_223 より:

    やはり、げんちゃんママさんがされているように、個別支援級のあり方をどんどん変えて行く必要がありますね。

    roboがいた支援級では、初の転籍となり、その後も転籍をしたお子さんもいました。支援級に所属しながら、どの子も限界を定めず伸ばせるところは、現実社会に即して伸ばし、一般級に適応出来るようになれば、転籍する、という流れを作ることが出来たかな、という気がしています。

    しかし、私がアドバイスをさせていただいているママさんのお子さんが卒業していくにつれて、緊張感のない元の支援級に戻ってしまったようです。

    やはり、お母さん達が声を上げ続けなければ、なし崩し的にゆるい

  4. robo_223 より:

    続きです。

    緩い雰囲気で現状維持をするようなカリキュラムになる場合もあると思います。

    もちろん、地域によっては、しっかりしたカリキュラムを組んでいるところもあるのでしょうが。

    個別支援級のカリキュラムが不十分であるという理由で、本来は丁寧な指導が必要な生徒が一般級に所属し、精神的につらい思いをしたり、伸びるはずの部分も伸ばされずに時を過ごすことになるとしたら、本当に残念なことです。

    以前(20年前)、私は個別支援級の国語の授業をヘルプで受け持っていたことがあるのですが、中学3年生に漢字を教えたら、個別支援級担任に、「この子達は、ひらがなが読めて、書ければいいんです。漢字は教えなくていいんです。」と言われました。

    生徒達は漢字を勉強したがっていて、宿題を出してほしい、とまで私に言っていましたし、日本人である以上、漢字を知っているのと知らないのとでは、生活の質が全く違うので、私は無視して、1年間教え続けました。「この子達を、バカにすんじゃねーよ💨」と心の中では叫んでいました😫😫😫

    今はこれほどひどくはないと思いますが、草の根的に変えていかなくてはならない、と思って、roboの時にも色々試みました。

    げんちゃんママさん、頑張って下さいね!

  5. ここあ より:

    小学校の支援学級の知的では卒業までに小学校4年生までの読み書き計算が出来ればいいと考えられているようです。私が働いている学校でもやる気のあった女の子が一年生の時に担任だった先生が支援学校や学級での担任を経験していたので漢字の書き順も適当。とにかく書きたいなら書かせるということをしていたので、その後他の先生になって書き順をちゃんとさせようとしても無理でした。担任の先生の考え方でその子供の1年は変わってしまいます。最初に支援学級の経験のない先生が担任だった男の子は『勉強をさせてあげたい。』という先生のお陰で今でもきちんと書き順を意識して書くことができます。多くの保護者が支援学級にまかせておけば学習をしてくれると思っていますが、現状はそうではないことが多いです。支援学級を経験したことがある先生ほど勝手に子供の可能性を決めてしまったり『この子はこういう特性だから仕方がないんです。』と諦めてしまうことが多い気がします。中には『普通級に戻す!!』という信念を持った先生もいらっしゃるようですが、残念ながら私は出会ったことがありません。公文や算数教室で普通の子供さんに教えている方たちの方が可能性を信じてくださっています。

  6. ここあ より:

    国語の学習で悩んでいましたが、ある塾の先生が娘を受け入れてくださって新しい挑戦をしています。本当にこおいう先生が現れてくださって有り難いです。娘が行く予定の市立の中学校も進路はほぼ支援学校です。なので相変わらず畑をしたりクッキングをしたりしているようです。高1になった息子が在籍していた時に参観日のプリントをもらってくるのですが、支援学級の参観は『夏野菜を植えよう』でした。学年相当の学習ができなくてもコツコツ積み上げていけば必ず繋がっていくのに、させもしないで可能性を決めるなんてそんな権利が先生にあるのかと本当に憤りを感じています。げんちゃんの中学校は考え方が違うことを祈っていますし、もしそうでもまずはげんちゃんが変えて欲しいです。私も動きたいと思っています。サポートブックもうすぐ家庭訪問なので交流の担任の先生に私も使わせていただきます。

  7. glow-gen より:

    ゆうママさん
    ほんと、支援クラスのスタンスって、ぜんぜん一貫性がなくて、先生に丸投げ、ゴールは先生もわからない。
    でも、6年生の支援の先生が、しみじみ、この子たちって中学出るとなかなか行くところがないんですよ~・・・とため息交じりにおっしゃってました。げんちゃんは、伸びて行ってがんばってくださいね。と言ってくださいました。先生方も、どうでもいい、とは思ってないんですよ。モデルがないわけですよ。たぶん。
     私が、自己流にやりながら、どのように応援してください、とお願いしてきたので、先生方もかわってきましたよね。げんちゃんは、ママの言う通りすればいい・・・と。でも、ホームスクールは欠席扱いだし、中学になると、そういうのだって内申に関係するというし。この子どうなっちゃうんだろう、って思いますよね。
    たまたま私は、ホームスクールをやれたし、たくさん自前の先生をお願いできたので、独自のことをやれていますが、シングルの家庭とか、さまざまな事情がそれぞれあるでしょ。そしたら、頼みの綱は支援クラスです。それなのに、今の状況では話になりません。

    支援クラスのありかた、少なくとも、げんちゃん中学では、柔軟にやってもらえるように、やはり、げんちゃんの実力にかかっています。今は、生活時間の配分を観察中。ホームスクールを返上しているので、ほんとに忙しいです。その中で、ピアノや野球までやろうというのだから、げんちゃんも大変ですよね。いい加減に、私にかみついてくるのをやめてほしいですね~。ゆうママさんの今までの苦労、ほんとによくわかります。

  8. glow-gen より:

    ゆうママさん
    今は、死ぬほど山場なのに、げんちゃんが私にかみついてくる・;・・反抗期かなんかしらんけれど、お前はわかっちょらん! と私は言いたいです。状況判断がずれているげんちゃんに、説明しても、とんでもない方向にいったりする。私が手伝わなければ、絶対普通クラスにシフトは無理だよ!、社会に出るのは、障碍者枠での条件付きだよ。もう、毎日言ってます。げんちゃんのずれかたは、やはり半端ないです。お互い、そのポイントで苦労しますよね。この時期。
     でも、パイオニアになりましょうね~。

  9. glow-gen より:

    ロボママさん
    そうなんですね~。支援クラスて、たとえば、産休明け、普通クラスは大変だから、支援クラスに、という人事も聞きます。実際、ガンの治療をなさった教師の患者さんが、病み上がりだから、支援クラスを持ちました、とおしゃってました。確かに人数は少ないですが、真剣に子供を伸ばそうとすれば、どうなのでしょうね。確かに、事務仕事は少ないかもしれませんが。
    私は、療育、学校教育の現場を見て、ありゃ、これじゃ、だめだ。自分でやろう。ということになり、ホームスクールにシフトしました。
    中学は、国語と算数を支援で個別に受けています。最初のテストがあって、その判定で、そのように進められました。最初は全部、支援でと言われたので、お断りして、算国だけにしています。カリキュラムも落として・・・と言われたのですが、それはやめてください、と言いました。落としたところは、万全に、こちらでカリキュラムを組んでますので、学校と同じ進捗でお願いします。と言ってますが、チェックしてないと、やばいな、とは感じてます。
    それに、げんちゃんができなければ、「これじゃ、同じ進捗はだめです。」と言われておわりかもしれませんし。

     個別に受ければ、順位も、成績も出ない、みたいなことを言われたので、一応そうですか、と返事をしました。ただ、それでは、げんちゃんの今の立ち位置がわからないので、0点でもいいので、すべてほかの子と同じテスト環境で、テストを受けて、順位も公式じゃなくてもいいから出してください。と言いました。

     

  10. glow-gen より:

    ここあさん
     いつも、畑とか料理とかばっかりはずれていますね。
    ここあさんは、ほんとに一生懸命熱心にやってこられたのに、毎年毎年、そういうスタンスの先生に、リセットして一からペアのくみなおししないといけないのはつらいです。
    げんちゃんも、6年になると、支援のカリキュラムをほんとにいやがってましたね。さすがに、げんちゃんに、学習をやめて畑に来い、とは言われなかったです。でも、最後は郊外学習でお買い物に行きましたけどね。
     この子たちは、意識の障害ですから、ルーティンになってくると、何事も意識がオンになりません。ですから、同じ畑で毎回よりは、いろんな人の畑の方がいい。お買い物だって、いつも行ってるセリアだと効果が薄れるんですよね~。

    そういうところをわかっていて、体験学習をさせると、見るポイントも違ってくるし、ひろいどころがあるというものですが、なんか、平凡な切り口でやってますね~。たぶん、同じ畑でも、S先生がいて、声かけすると、また違ってくるだろうな~と思います。とはいえ、学習はいらない、として、そういうことばかりやるのは、まったくばかげてますね。

    お母さんたちも、子供はかわらない、と思っている人もたくさんいるので、がつがつやらせるといやがる人もいました。でも、おおむね、やはり、支援で改善してほしいと思っています。げんちゃんの教育で、私もいっぱいいっぱいなのですが、小学校の支援クラスの数もふえてしまっているので、いつか、後輩のママたちを集めて、私のノウハウを教えたいな~と思います。少しでも役に立てば、子供さんたちの将来はかわりますからね。

    でも、国語の先生よかったですね。げんちゃんも、国語は深刻です。自分言葉で、先生に言い訳したり、理論的に説明したりできません。何か言われたら、ちゃんと理由があるのに、「あ、忘れた」とかですませます。なぜでしょうね。すらすらへりくつこねる支援のお友達もたくさんいました。でも、げんちゃんはほんとだめでしたね。

    くもんの国語が今のげんちゃんには合っていて、負担も少ないです。ただ、意識抜いてやっていたので、中学ショックで活用力があがるといいです。

  11. glow-gen より:

    ここあさん
    家庭訪問に間に合うように次をアップしますね。先生へ、声かけのポイントを具体的にレポートしました。また、今日は、算数の教え方のコツも書きました。
    とにかくどんどん進めてくれ、と頼みました。あとから、またもどってやるので、浅い理解で大丈夫です・・・と。
    さっそく学校にも行ってきました。とにかく、普通クラスの先生がグッドなんですよね。ばしばし協力してくださりそうです。とにかく、躊躇せずに、協力をお願いしたいところです。マンツー指導の国数は、実質とてもいいです。ですから、その内容を充実することができれば、ホームスクールせずともなんとかなるでしょう。

    げんちゃんが中間でそこそこの成績をとったら、次は、その体制でちゃんと公式な成績とか、順位とかがつくようにしてもらいたいですよね。やる方も気合入ります。
    でも、中学で他のお子さんたちって、クラブやっていつ勉強するのか、ほんとに普通の子ってすごいですね。

  12. robo_223 より:

    個別支援級でテストをして、点数が基準に達していれば、その教科は交流に行き、順位や成績まで出していただけるなんて、進化した支援体制だと思います。

    こちらの地域の支援級は中学校でもそのようなシステムはありませんし、小学校1年生の時も「交流は一律全くなし」と初めに言われました。私は主人を連れて、校長室に乗り込みましたよ。笑

    「ここは個別支援級なのに、一律とはいかがなものか。個別支援級に一律という言葉はそぐわないのではないか。個々の実態に応じて交流のあるなしを決めるべきではないか。」という主張をしましたところ、交流が認められました。

    きっとroboのケースを皆さんは地域的にオープンでカリキュラムがしっかりしていたのだと思われると思いますが、全て1から開拓していったという経緯がありました。今となっては、懐かしいですが、かなり闘いましたよ。

    また、交渉を繰り返すと同時に、げんちゃんママさんがおっしゃる通り、先生方を納得させる実力を示していくということはしていたと思います。

    確か、roboが小学校3年生になった時、理科・社会のテストを受けさせて下さい!と私が個別支援の先生に言ったら、「理科・社会は文字数が多くて、読むだけで大変なので、テストは無理だと思います。」と断られてしまいました。それで、私が「では、試しにうちの子に1回だけ、テストを受けさせてみて下さい。最低でも80点は取らせますから。」と言って、数枚受けさせてもらったら、90点~100点を取りました。

    でも、げんちゃんは確か国語が得意だったはずなのに、国語の交流がない、というのは、妙ですね。数学は様子を見て進めていくとしても、国語は、中学1年生の教科書に取り組ませていただきたいですよね。

  13. robo_223 より:

    続きです。

    げんちゃんのママさんへの反発についてですが、原因がどこにあるのかは、実際にお二人のやり取りを見たわけではないので特定できません。でも、例えば、次のような原因が考えられます。

    ①お母さんが子供の賦活刺激になっている。(要するに、なめられている)
    ②お母さんの指示が理解できない。(言葉数や指示数が多くて混乱する、指示の内容じたいが理解できない、など。)
    ③お母さんの要求レベルが本人の現在の能力レベルを大きく上回っている。
    ④本人の耐性が低くて、反抗挑戦性障害という二次障害を起こしている。(ごく軽いけれど)
    ⑤本人がお母さんから理解されていない、認めてもらっていない、という気持ちからお母さんに不信感を抱き、反抗挑戦性障害という二次障害を起こしている。(ごく軽いけれど)

    この時期の発達障害のお子さんが、反発を強める理由はだいたいこのように分類されると思います。もしかしたら、いくつかが同時に当てはまるかもしれませんね。

    原因が特定出来れば、そこに対処していく必要があります。また、逆に言えば、上の①~⑤の条件がそろっていないと、母親の指示は入りにくくなる、ということになると思いますし、①~⑤の条件がそろっていれば、指示が入りやすくなる、ということになると思います。

    本人の耐性・親の威圧感・信頼関係・課題の数とレベルの適切性・理解のできる指示が必要だということです。もちろん完璧に出来る親も完璧な子供もどこにもいないので、7割達成していれば、うまくいくと思います。

    しかし、なかなか難しい時期でもありますので、もう学習に関しては、全く親が見ない、という風に割り切って、中学3年生は毎日塾に通わせている人もいるくらいです。だいたい、小学校5年生くらいから、そのような傾向が顕著になって来るお子さんが多いです。(知能指数80~90くらいのお子さんの場合です。もっと高い子はさらに小さい頃から反発が始まっています。)

    特に母親の言うことを聞かなくなり、休日は厳しいけれど、言葉が短く細かいことを言わない父親にべったりになる子もいます。

    げんちゃんの場合、意識レベルが上がって学習は入りやすくなっていると思いますので、学習は学校の先生やK先生、公文の先生にお任せすることも出来ますよね。困った時はS先生も駆けつけてくれますし。

  14. robo_223 より:

    ただ、一つ気になるのは、お母さんが本当はげんちゃんの一番の味方なのに、敵だと勘違いしている可能性がある点です。もちろん、普段は信頼関係がしっかり出来上がっているのですが、何かを習得しようとした時に敵だという勘違いが発生している気がします。

    やはり、この子達には、認知の歪みがありますので、はっきりとお母さんが本人の味方であり、一番の理解者であり、一番頼りになる存在なのだということを理解させる必要があるのかな、と思いました。本来なら、この正念場、仲間割れはしていない方がいいとは思います。

    とは言え、意識レベルの上がっているげんちゃんはどっちみち、3年間で伸びては行くと思います!

  15. みかんママ より:

    実力をつけて、普通クラスにシフトって、高校で、普通クラスって感じですかね?
    中学の途中では、難しいですよね?
    今年高校になった娘が中学生時代、まぁ〜いろいろありまして、中学校にも何度も出向き、先生方ともお話ししましたが、他の子たちも思春期真っ只中で、本当、対処が難しそうでした。

    中学、普通クラスで交流授業やられているようですが、げんちゃん、辛くないですか?
    まわりの子たち、受け入れてくれるのか?
    優しく接してくれるのか?
    心配になってしまいます。

    もし辛いなと感じてしまっていたら、げんちゃん、普通クラスへ変わりたいというモチベーションも持ちにくそうだと思ってしまうんですけど…

  16. glow-gen より:

    ロボママさん
    詳しくありがとうございます。
    げんちゃんの学校は、かなり融通がきくような感じはしてます。最初全部支援で、と言われたけど、それはだめです。この子たちは、意識の障害なので、そんな刺激のない状態では、伸びませんね。と言ったら、すぐに妥協策を考えて下さいました。
     国語は、できる、とは言えません。なんせ、ロボ君みたいなお話ができません。自分の世界に入っているときは、なんとなく饒舌ですが、話さねばならないこと、となると、とたんだめです。そのことが必要だ、というモチベーションが薄いんでしょうね。てにおはさえ、あやしいです。
    しゃべらなかったらげんちゃんは、普通に見えます。相手主導でしゃべってるときも、普通に見えます。でも、野放しにして、好きにやらせると、すぐにへんな子、というのがわかります。
     私も、支援クラスにがんがん言えないのは、逆の立場でも、げんちゃんを見て、「お母さんはかいかぶりすぎですね~。」と思われるレベルだからなのです。先生の目で、普通クラスでも、そこそこいけるかもな~、と思われたら、ほんとの実力なんでしょう。国語も6年の時、あまりついていってなかったですよ。あれだけ、普通のことの理解がずれている子ですもの、国語だけぴょんとわかることはないでしょう。ただ、算数より、意識が入りやすい、学年を落とせば、そこそこスムーズということでしょうね。

     支援クラスの取り出し授業はいいですよ。確かに。だから指導のポイントは、しっかりお伝えしていこうと思います。週に一度は偵察に行きます。
     げんちゃんが、普通クラスに行きたい、と言いながら、普通クラスでもらった算数のプリントをやらなきゃ、なんて、言うと、「え?宿題じゃない!」と平気で言いますから、まだまだ、わかっているようで、自分の状況把握は出来てないと思います。最近思います。ほんと、ずれまくってる子だなって・・・

  17. glow-gen より:

    ロボママさん
    げんちゃんの反発は、ロボママさんのアドバイスどれも入っていると思います。
    でも、現状把握しているようで、ぜんぜんしてないことでも怒っていると思います。支援クラスから脱する、と思っても、じゃあどうするの? と言えば、「がんばる」としか出てこないおそまつさ。今起きている現象を意識をもって捉えられないので、具体的に落としていけない。
     確かにがんばっているとは思うけれど、え?そう言いながらこの行動はどういうこと? ただ、色んなことが点でしかなく、ぜんぜんつながらないですね。

     いっきにいくのは難しいでしょうね~。しばらく、支援クラスの取り出し授業は妥当なことだと思っています。
    テストも、ロボ君みたいに、みかえすぞ~となるどころか、あんなにやったのに・・・というのがせいぜいだとふんでいます。ほんとに、意識入ってブレークスルーしてくれば、学校でもPTAでもがんがん言っていきますが、今のところ、恥かくのがせいぜいかな~と思ってながめています。
    幸い、国語も、算数も、進捗のところをやっていただいていますよ。最初は落とすと言われたけれど、こちらのプログラムをお話すると、
    「そこまでおうちでやられてるんだったら、大丈夫ですね。」と、わかっていただきました。
    よく、先生方とミーティングすると、能力判断の下方修正がおこってました。確かに、意識の障害は、ほんとにやっかいです。

  18. glow-gen より:

    みかんママさん
    ありがとうございます。げんちゃんは普通クラスでけっこう気をはっているようです。だれも話しかけてくれてないそうですが、そういうのは、昔からあまり気にならないようで、楽しい子がいる~と言ってます。全体で笑うような場面は、しっかりみなと心をあわせてはいるようですね。
     まわりに入れない・・とか、悩む段階になれば、一歩上がったということです。まだそうは言ってきませんね。
     なんか、すべてにおいて、こっちが考えるような、気持ちのつながりがあるのかないのか、・・・・たぶん、気にしているのはこっちだけ、というようなところがあります。
     支援クラス所属でも、普通クラスで全部授業を受けて、テストも同じように受ければ、全部普通クラスと同じ点数がついて、内申も出るそうですよ。
     まあ、1年生は、準備期間と言う感じです。2年で劇のびしてなければ、まあ、その程度のことなんでしょうね。
     げんちゃんは、いつも、なんらかの道が用意されるので、世間の価値基準はあまり気にしてません。高卒で、なんか素敵な道があればそれもいいし、・・・・なんてことも平気で思ってるのですよね。そこからまきかえせる力が出てくれば、大検とればいいだけだし・・・という感じです。
     それより何より、私は、もっと意識入れて、まともになってくれ~っ、叫びたい! 笑
    あまりに、ずれている息子に、ほんとまいってます。それでも、やはり、劇のびしている最近ではあるようです。ママは、ぜんぜんそうは思えないですけど・・・

     そこかもですね。げんちゃんとうまくいかないところの一つは・・・・まわりのプロジェクトメンバーに、できるだけ指示だけお願いして、私は遠目・・・これにかぎります。私のタイプだとね・・・どうなることやらです

  19. みかんママ より:

    行きたい高校がもうあるんですね!
    早めに高校説明会に行ったほうがいいかもしれませんね。

    娘が受験した高校は、1-3年間で合計の欠席日数が31日以上の場合は、別途学校の書面が必要でした。
    面接でも聞かれるとも言われました。

    また、もし、内申が足りなくても、部活で、賞をとったりすると、個別相談で内申点をあげてくれるようです。
    英検や数検なども内申点に追加だったような?

    高校に提出する調査書は、事前に何を載せたいかを提出でき、完成したものを内容確認できる状態でした。
    内容を下記に載せますね

    ●氏名、性別、学籍の記録( 年 月入学、 年 月卒業見込み)
    ●1-3年 成績表一覧
    ●1-3年 総合的な学習(〇〇の調べ学習等)
    ●1-3年 出欠の記録(欠席の主な理由等)
    ●第3学年 行動の記録
    ●特別活動の記録(・学級活動・生徒会活動・学校行事)
    ●部活動の記録(何部か、賞など)
    ●特記事項(娘の場合、夏休み作品展美術金賞、ボランティア活動などなど)

    地域も違うので、内容も違うかもしれませんが、参考まで。

  20. glow-gen より:

    みかんママさん
    おー・・・感動するくらいすごいですね~。
    出席日数とか、学校活動とか、まるで、中学は、軍隊みたいに、自分を基準にあてはめなきゃいけないんですね~・・・
    たぶん、うちは、ぜんぜん基準を満たさないので、これじゃあ、どこも行けませんね。
     実は、げんちゃんに行かせたいと願っている学校は、山の中の小さなキリスト教の学校で、不登校の子も確か、何人も入学を許されていたと思います。
    私は、お姉ちゃんの行ったミッションの中高一貫とかも見てきて思いました。もっとも、福岡で私が良いと思っているその学校でも、なんか、生きる力をはぐくむのは、いまいちつまらない、と感じてました。もっと、素敵な学校はないかしら、(いやいや、おねの学校はそもそも行けませんけどね。進学校だから・・・苦笑)と思って捜したら、あ、あった! 
     こここそ、私がもっとも行かせたい学校だ~、と思って、そこを一つのゴールに定めました。
    今度、秋にそこの体験に行く予定にしてますが、たぶん、内申や、学校での活動がどうしたとか、いうの、あまり関係ないんじゃないかな~と思っています。
     中学に行ってみて、感じたのですが、すごい管理教育ですね~。ここにはまらない子は、はじきだす・・・みたいないきおいで、みかんママさんの記事を読んで、さらにへ~とおののきました。

     げんちゃんは、そういう枠にあてはめず、とにかく生きる実力をつけてあげたくて、・・・
    だから、高校は、そこでなければ、別に行かなくてもいいし・・・と本気で思っているのです。お姉ちゃんは、そういう路線からはずすのは、少し勇気がいりますが、げんちゃんは、もう、ある意味、こわいものなし、なんです。
    どうせ、へんてこりんに生まれたんだから、おもしろい進路がいいな~・・・・と。

     みかんママさんのお子さんは、このすご~い基準を満たせるようにがんばっているんですね~。すごすぎです~・・・

  21. glow-gen より:

    Sさん
    久しぶりです。
    中学になると、ほんと現実がせまってきますよ。私なんて、発達育児をスタートした時は、すごく楽観的に、中学までは完治して、お姉ちゃんと同じ中学受験をさせようなどと、平気で考えていましたもん。でも、そう甘くはなかったですね~・・・白がぱっと黒にかわるように、げんちゃんに治ってほしかったですが、どうも、神様は、そういう筋書きをよしとはしてないようです。
     私も、すっかり腹をくくって、この思い通りにならないげんちゃんに、さらに新しい楽しい将来を期待するようになりました。たぶん、この子には、私が考えもしてないような、とってもユニークな未来が用意されてるんじゃないかな。神様の作品なんだから、しっかり育てていけば、すごい花が咲くと思います。
     そして、苦しみながらも、どっかわくわくするんですよね~。人と違うってことに。忍耐は希望を生み出す。真剣にやってきたから、希望だけは、ふくらみますね~。
    どうも、私は変な人みたいです。笑

  22. glow-gen より:

    Sさん
    社会はいきづまってます。最近とくに。労働力不足で、どこも人で足りない。若い人は使えない人も多く、学歴や肩書きがあっても、それに見合った中身がないと、話になりません。遠回りのように見えても、人間として向上して、自分という人間が他人を生かしていけるような存在になることが、げんちゃん育児の究極のゴールです。
     そういう人間になれば、どこへ行っても、仲間ができるし、チャンスが転がり込んできます。だから、私の人生をかけて、げんちゃんをそういう風にしていきたい。
     がんばりましょうね~。それから、農業、いいですね~。あれこそ、スキルが本当に入りますよ。そういう道も、想像するとわくわくしますね~。

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