ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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運動能力の確認

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途中2回足がつける、大きなうんてい・・・足がつけてもなお、これは、一番遠い存在でした。
  昨日は海の中道に行きました。(福岡が誇る海浜公園です。)もしかして、福岡の発達ママは、同じ場所にいたりして・・天気良かったですよね~。
ここへは、何度も何度も通いました。自転車になんとか乗れるようになったら、一週5キロのサイクリングコースをぐるぐる回りましたよね~。昔は、私が、叱咤激励して引っ張ってました。そして、立派なアスレチック遊技をさせる。怒鳴るようにして、無理矢理させるような有様で、出来ない物もたくさんありましたね。

やれやれ、ここへ来ると、私は、ちょっと心に痛みを感じてしまいます。他の保護者は、ほんとに遊ばせに来てるのに、私は、スポ根漫画の、鬼コーチのような気分でやってきてました。けっこう家から遠いので、使える時間は限られています。入場券を買ったら最後、私は、中にいる時間フルに活用することだけを考えて、のんびり遊んでいるような気分になることは、ほとんどなかったかもしれません。炎天下の8月さえ当然のようにやってきてました。

 もちろん、時には、中の動物園で遊ばせることもあったけど、それさえも、彼の脳への刺激をいつも意識していました。

でもね、げんちゃんはかわりました。

もはや、私は、彼のサイクリングスピードについていけません。ギアを一番軽いのに変えて、一生懸命こぐのだけど、すぐに1キロくらいの差があいてしまいます。

「お母さん、急いでよ。~待ってるの退屈!」

とか言われ・・・・でも、子どもに追い抜かれるのって、ほんとに幸せなことです。

そして、しばらくぶりにやるので、どうかな~と思ったアスレチックも、すべてクリアしました。たぶん、うんていのちょっとシビアなヤツはだめだろうな、と思い、おそるおそる見てたら、あっというまにクリアして、ゆれる丸太をわたっていく、スリリングなやつもクリア・・・

は~。6年かかったと言うべきかどうかわからないけれど、こういう日が来るのね・・・と思いました。

しかも、私は、とてもびっくりしました。

それは、げんちゃんが、小さな子ども達に、ちゃんと配慮しながらアスレチックを使っていることでした。決して、彼らのじゃまをせず、小さい子が、わけわからず、向こうから入ってきても、待っているではありませんか。困ったな~という顔をしてたけど、動かず、彼らを優先してました。

ちょっと待って・・・確か5年の時でも、そう言うときは、いちいち私が、あせって指示を与えていたような。もちろん、5年の時、小さい子をがんがんじゃましたりしてはいなかったけど、ここまで安心して見ていられたっけ・・・(忘れちゃった~)

いつのまに、げんちゃんはこうなっていたのでしょう。これなら、普通クラスでも、そんなに周りとぶつからずやれるだろうな、と思いました。

 げんちゃんは、ほんとに、そういうことがずっとできませんでした。よく友達の家にあやまりの電話もかけていたし、低学年の頃は、周りから大ひんしゅくをかっていたりしたものです。順番待ちは苦手だし、公園に来ていたママに叱られたこともあります。

こういうのは、げんちゃんの人格ではなくて、やはり、脳の未熟さ故のものなのでしょう。ここに関しては、ママ達は、ほんとに苦労します。
「どういうしつけをしておられるのですか?」

と言わんばかりの世間の目があるし、情けない気分は最高になります。

でも、治ります。少しずつ少しずつ治っていきます。
聞くところによると、トレーニングにはげんでいないママのお子さんでも、上学年になってきたら落ち着くと聞きます。それならなおさら、色々やってきていればもっと良くなる。

そう言うことだと思います。

そうなってしまえば、げんちゃんが出来なかった頃のことは、断片的にしか思い出せない・・・

やっぱり、あきらめずに、少しずつ少しずつがんばってやってみるべきなんだよね。

もう少ししたら、私の身長も追い越されそうです。アルファーGPCを、忘れたりしながらもぼちぼち飲ませてるので、そのせいもあるのでしょうか、ここんとこ、ぐっと背がのびて、155センチくらいになってるげんちゃんです。むぎゅっと抱きしめると、なんだか、かた~い体になっていってます。ごつごつ男っぽくなっていってるのでしょう。たぶん、げんちゃんと私の二人しか知らない、たくさんの修羅場があったけど、大きくなったら、私とげんちゃんで、とらえ方が全然違うのかもしれませんね。

でも、どんどん母を超えていきなさいね! しかし、私は、まだもとはとっていないよ~! 次は、第3ステージくらいかな~・・

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  1. ゆうママ より:

    こんにちは。げんちゃんママさ〜ん!うちの子も6年どうなることやら…って思ってたら、拍子抜けするほど順調な日々を送っています。なんだか大きく変化する時期なのでしょうかね〜?
    先週の授業参観も、ようやく最後まで恥ずかしさで縮こまることなくみていることができました。グループでの話し合い活動にもがんばって参加していました。
    先生にも褒められることもあって、ここまで頑張ってきてよかったと思います。質的な変化を感じますね。うちの子は小柄なので、まだまだ身長は抜かされませんが、トランプやオセロなどは手加減どころか本気でやっても負けるようになりました。わたしの老化が原因かもしれませんが(・_・;
    頑張りが少しずつ報われてきそうな気配です。

  2. glow-gen より:

    ゆうママ
    そうでしたかあ~。すごいですね。
    やっぱり大きく変化する時期なんでしょうか。確かに、支援の少し上のお子さんが、特に、家で何もされてないようでしたが、落ち着いた~って、言われてましたね。

    その時期に、うんと伸びるように、やっぱり、それまで、あきらめずに取り組むのがいいんでしょうね。とにかくうれしいですね。

    それにオセロ、負けるなんて、すごいです。げんちゃんは、そういう知的行動が、まだまだ今ひとつなんですよね。
    もともと、だめ度が強かったところは、やっぱり、まだいっきにはいかないのかな~。
    でも、根気よくやっていきたいと思います。

  3. きんたろうの母 より:

    小さい子に対して一歩引くなんてハンサムすぎです。おばちゃんクラッっときてしまいます。男子のそういう行動ってかっこいいですね。
    賢いっていう定義って,賢い行動っていうのもありますよね。

    最近の投球ポーズの写真やら型はめゲームの写真のげんちゃんをみ,細身のしゅーっとした男前だなと思ってました。

    小学4年生になったきんたろうは,最近自分が発達障害では?と気がつき始めましたよ。これも成長。

  4. ひつじ より:

    げんちゃんの足音がヒタヒタと背後に聞こえてきたと思ったら、あっという間に今は息子と同じステージにいることを実感しています。げんちゃんの伸び、凄いです✨✨今のげんちゃんの悩みは息子とまさに同じ。本当にげんママのモヤモヤイライラする気持ちが痛いほど分かります。今の困りごとの中心は注意欠陥と会話力、そしてそれに伴うお友達とのコミュニケーションスキル。
    ウチはこのステージが長〜い(溜息) ここって改善するのが難しいですよね。なんせ本質だから。「自分は聞き取りが弱い→忘れ物をする→恥ずかしい、困る→メモを取ろう」と体験と絡めて繰り返し言い聞かせています。成長とともに少し自覚も出てきて今はメモを取ってきます。
    それでも中学校生活はもっと複雑で連絡帳もなく、分からないことが多く母はストレスフルです。まだまだ力不足なんですよね。

    体が出来てきたのはいいですね!!げんママの今後の取り組み、参考にさせてください。ブログの更新がますます楽しみになりました。

  5. とんまま より:

    げんちゃん、凄い!!
    アスレチックを全てこなすのもそうですが、周囲への配慮。
    これはそう簡単に出来ませんよ。
    今までやってきた努力が実ったと実感された瞬間ですね。
    げんちゃんもママさんもよく頑張ってこられましたね。

    ちょうど一昨日、うちもアスレチック系をやらせていて、「昔に比べたら、伸びたよな」と思ったところでした。
    (親が遊具に入って一緒にやらなくても一人でやれる点、怖いと思う遊具にも挑戦しようとしている点など)
    勿論、出来ない遊具もありますので、まだまだですが。
    げんちゃんのすばらしい話を聞くと、俄然やる気が出てきます!

    私もげんままさんと同じく、鬼コーチ派です。
    ホント、みんなは遊ばせに来ているのに、必死こいているのはうちだけ…
    全く同じです。

    子供に追い抜かれるって、いいですね。
    うちもそんな日が来るのかな。

    余談ですが、海の中道に一度だけ行った事があります。
    15年ぐらい前ですかね(笑)
    福岡へ観光に行ったときです。
    確か、タワーにも上りましたよ。

  6. glow-gen より:

    きんたろうの母さん
    ありがとうございます。でも、げんちゃんは、でっぷりしたパパ似で、すらっとしてないんです。筋肉質なかんじです。すらっとしたな~、ちょっとハンサムになったかな、と思って、クラスで見ると、他のお子さんは、ほんと細いです。ズボンが太ももで入らないタイプです。でも、病気しないんです。ありがたいですよ。
     この子たちの本来の性格が、改善してくると出てくるんでしょうね。げんちゃんは、小さい頃、ちょっと女たらし的一面がありました。わけわからずに、
    「大丈夫?」と声をかけてみたり・・・今後そういうところが出てくるのでしょうか? 彼のそういうところがツボの女性がいるかもです。できる女性と結ばれて、そこで生きていけるかも。笑 どういう可能性も開いてやりたい物です。笑

  7. glow-gen より:

    きんたろうの母さん
    >発達障害に気付き始めた。
    そうですか。どんな反応でした?
    げんちゃんは、はじめっから、
    「え~、そういうとこが、発達障害の特徴なんだから、治すよ!」
    もう、カミングアウトもありゃしない我が家でした。
    げんちゃんは、たくましいです。

  8. glow-gen より:

    ひつじさん
    どうですか?中学生活。日本の学校は、けっこうがちがちだから、ストレスかかえてないですか?

     げんちゃんのできないとこ。注意欠陥。会話や、説明、言葉を理論的に使えない・・・そうなんです。そういうステージは長い、というのもうなづけます。
    だって、大人の発達障害の方がこまっておられるところ、いっしょですものね。

     でも、ここまで治ってきたのだから、許容範囲まで治ると信じて、がんばりましょう。げんちゃんは、まだまだ、学習がだめだめだから、全般的に低いところにいますが、これまで通り、先月より、今月・・今月より来月・・・これを、修行のように繰り返すしかないですね~。

     中学校の連絡帳、確かにないですよね。それぞれの科目の時間に、聞いてメモるのだったでしょうかね。忘れてしまいましたが。
    学校に問い合わせるにしても、全教科の先生に聞くことになるから、考えただけでもひつじさんのストレスがわかります。

  9. glow-gen より:

    とんままさん
    アスレチックって、なかなか近くにないですよ。公園も遊具がほんと少なくなってるし。海の中道は、ほんとは、スケボーがやりたくて行ったのに、禁止でした。

    なんか、子ども達が体を鍛えるところがほんとに、少ないです。
    その中で、必死に鬼コーチになって、子どもを鍛え続けたら、なまじの普通のお子さんより、運動出来るようになると思います。
    もちろん運動能力の高い子には及びませんが、普通の子も運動きらいな子もいて、そう言う子は、見ていて、これじゃいけないよ~、と思ってしまいます。

    運動は、ほんとに大事。もっと子ども達が体を動かせるところを作ってほしいです。

  10. glow-gen より:

    きんたろうの母さん
     へ~、子どもさん成長ですよね。「ピンポン」ですか。
    うちはどうなんだろう。
    さいしょっから、
    発達障害とか、自閉症とか普通に言ってたので、どうとらえているのでしょうか。
    「ぼく、普通に生まれたかった~・・・うじうじうじ・・」
    と、一人で悔やんでる時があったりして、(叱られた後、その理由を、発達障害のせい、と言いたげに、一人穴をほってるような時です)
    そういうときは、しばらく言わせておいて、すかさず、
    「ねえ、ところで終わった~?」
    とけろっとしてたずねてます。むっとしてます。笑

    別に、そういこと、な~んとも思う必要ないし・・・気にもしてないし・・・あ、そう。だから~?

    って感じです。でも、それゆえに、あんたは注意欠陥で、あほなのも、確かだから、そこはチャレンジして治しましょ。治さないと、だめよ。あんたは、特別にもらったものがあるんだから、そこを生かすには、努力が必要です。発達障害は、ただ、AB型とか、B型とか、その程度のことだよ。という扱いです。

    ある時には、変わり種の特別な才能の持ち主・・・ということにもなるんだから、あんた次第で、良くも悪くもなるんだよ。だから、チャレンジしなさいね。甘えないで。

    我が家はそんな感じですね。

    「ピンポン」いつ来るのかな?楽しみです。

  11. 発達育児ママ より:

    こんにちは。
    いつも、励みになります。
    二年生のadhdとASDと診断された、子がいます。
    I.Qは3処理速度が、低い以外は平均以上あります。
    わたしは、げんちゃんママのように、子供を改善することに、すべて時間をついやしています。
    放課後も毎日のように、まあ楽しみながらできる緩いとこですが、運動させています。
    土日も運動の毎日。
    先日学校の先生や、スクールカウンセラーに
    批判をうけました。
    家でリラックスできないから、学校で、気抜いて色々やらないみたいな。
    家でゆっくりさせても、もっとできないと思います。
    わたしら、子供の基礎能力をあげ、学校で適応できるように、頑張っているのに、理解されないなと悲しくなりました。
    聞いてくださりありがとうございます。
    同じ頑張っているママ同志として、尊敬しながら、ブログ拝見しています。

  12. glow-gen より:

    発達育児ママさん
    ほんとよくがんばっていらっしゃいますね。
    私も、低学年の頃は、まわりによくバッシングされましたよ。
    先生方は、そうでもなかったのですが、身内にバッシングされました。たぶん、げんちゃんを心配するあまりにしかたのないことですが、やっぱり、へこみますよね。
    たぶん、昔のブログではき出してる内容がけっこうあったように思います。

    教育者の親戚とか・・・姑とか・・・まあ、言われてもしかたないくらい、あの頃は、目が血走ってたかもしれませんね。でも、結果が出てきたら、誰も言いません。
    やっているママたちは、気持ちがよくわかります。

    そして、改善してしまったら、一番うれしいのはお子さんその人だと思います。
    今からだって、げんちゃんも反抗期とか色々通っていくので、何かあれば、たぶん、私が非難されるんだろうな~と思います。

    でも、気にせず進みましょう。この子達は、神様にチャレンジをちょっと要求されているようです。その向こうには、かならず、すばらしい神様のたまものがあると信じています。へこたれずに、がんばってほしいですね。子どもたち。
    人がしないことをやるっていうことは、たぶん、批判にさらされるってことでしょうね~。

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