ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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くもん4ヶ月の効果。ママの知らないげんちゃん

> 先週は、修学旅行でホームスクールはなく、それに引き続き、K先生がレッスンできなくて、しかも、学校は早く終わる日があり・・・と、げんちゃんは、久々に、のんびりしてました。

そして、今週になって、一週間がたとうとしてます。
 げんちゃんは、どこか、ぽんと、上昇した感があります。
 こういう空白の時間は、けっこう大事だとは聞いていたけれど。・・・この間に、ぐちゃぐちゃになってた頭の中が整理された模様!

もっともあがったのは、学習に対する取り組み方でしょうか。
学校からたまに出る、応用問題の宿題をやらせました。昔ならこのシリーズは、タイムロスが大きく、取り組ませないようにしてました。でも、どうかな、と思って、国語のそれをやらせました。自分の言葉で書く記述が出てくるし、ちょっとややこしい。

おや、と思いました。もちろん、私が手伝わないと、仕上げられないけれど、げんちゃんの力になる感触があります。×が△にかわってます。

国語力上がってるかも、と思いました。
くもんでは、2年生の国語をやっていますが、ちょっと簡単過ぎるように感じていたけれど、やっぱり、これは、先生にレベルを上げてもらう方がいいな、と思いました。
さっそくくもんの先生にお願いしました。

先生は、国語の進級テストをされたようです。7月に入門するときにしたテストと同じものだそうです。あのときは、17分でやらなくちゃいけないテストを24分かかり、正答率も、70%くらいだったとか。今回は、14分で仕上げて、正答率も、80%以上だそうです。

おめでとう! 

「色々問題があるけれど、国語の学習姿勢が、しっかり定まってきた感がある。1教科でも、そうなると、また新たに良い兆しが現れる。」

先生がうれしそうにおっしゃいました。

やり直しの問題が、できない、と前ブログで書いたように、やり直し問題の抽出を目指して、今回、シールを持たせた私です。まずは、間違えた算数の問題だけに、シールを貼る、という課題を果たしてこなせるのか・・・

先生が電話を下さいました。
「実は、シールの絵柄にこだわって、ぱらぱら漫画みたいにする、と言って、そっちに意識がいっちゃいました。」

撃沈! 真っ赤な事務的なシールにすればよかった。・・・

 げんちゃんは、どうもくもんで、自分を表現することを楽しんでいる様子で、時々まわりを笑わせることに生き甲斐を見いだしている様子です。うっとおしがられてるんじゃ・・・と思ったけれど、先生いわく、そうでもないと言われました。いつもいっしょになる賢いお子さんは、げんちゃんのことを気に入ってるのだとか。(ほんとかいな・・・)げんちゃんがいると、ちょっとリラックスした雰囲気になるのでしょうか。とにかく、くもんで、自分の新しい立ち位置を見いだしているげんちゃんのようです。
「げんちゃん、笑わないよ!」・・・
と、よく、女の子にたしなめられてるらしいですが、数人のいつものメンバーの中では、和気あいあいとした雰囲気が流れているのだとか・・・(う~ん、ほんとかな~・・?)

 たぶん、学校のクラスでは、少し自分を卑下して、あまり自分を出してないのかもしれません。げんちゃんの集団の中での彼の立ち位置について、意外と親は、見えない物です。

 悪意の子の中では、そうはいかないだろうけど、まあ、そういう陽気で好かれる面もあるのかもしれません。ちょっとこの子は、普通じゃないかも・・・単にそう思われているのかもしれません。

 母親に見せる顔以外、私の知らないげんちゃんが、くもんで現れています。中学に向けて、彼のどんな顔が出てくるのだろう。ちょっとこわいような気持ちがします。


 私がげんちゃんに与えている0.9のシャーペンを見て、くもんの先生も、太いのを買ってみたそうです。1.5。

しかし、そこまで太くなると、鉛筆と同じで、ちょっと削る必要が出てくる。私がそう言うと、うなづいてました。

「あらゆるシャーペンを試してみて、0.9ミリのB、しかも、100円ちょっとのシンプルなやつ・・・これに行き着いたのです。」
と私がうんちくをたれたので、先生に感心されました。しかも、グリップのうんちくも、始めてしまって、さらに、先生にびっくりされました。
グリップといえば、これどうかな・・・注文中(親指が、腹を使ってしまいます)

上の写真の、右端のものが、ベスト、これに、注文中のグリップをつけられないだろうか・・・
まあ、塾の先生相手に、なんぼでもしゃべれまっせ~・・・くもん教室のプリントのすぐれたところも、つい、しゃべり続けてしまった私。


なんせ、くもんの積み木は3ケース、タングラム、パズル、分数キッド・・・プリント類・・・くもんのいっぱん教材のお得意さんでもあったわけで、(先生より、くもんのグッズ持っているらしいわたし・・笑・・・・塾の先生同士の会話みたいになって、とっても楽しかったです。

理科のテストを持ち帰ってきました。なんと95点、(自力です。)と先生が書いて下さっていました。簡単なテスト、とは言え、去年ならできてないわけで・・・やっぱり、ほめましょ。

意識はまだまだ、飛んで飛んで、どうしようもなくて。注意欠陥という、それに伴う症状は、なかなか改善しないけれど、彼の学習に関しては、明らかに、伸びてるようです。国語の牽引力に期待したいところです。

公開コメント 承認後公開

  1. ito より:

    げんちゃんママ おはようございます。
    公文の国語プリント、スモールステップで確実に力がつくと私も感じています。
    我が家は算数のついでに国語も入りましたが、今は算数よりも国語。算国以外にも幼児には運筆プリントもあり毎日続けています。
    げんちゃんが2年生のプリントをしていらしても、今の学年の勉強の理解力に生かされていると伺い嬉しく思いました。本当によく伸びていらっしゃいますね。憧れです。
    理解が遅い我が子は4カ月経ってもまだ3語文の読みで、ひらがな書きに入るのは来月の予定です。他の子のスピードの半分だと思います。それでも早くひらがな書きに入らなくて正解でした。私がアカデミックを教えるなら、まずはひらがなを書きを必死になってさせていたでしょうね。目に見える進歩を感じるので。
    でも公文さんから暗に、3点持ちが出来ず筆圧もなく、ひらがなの文章もすらすら読めないのに立派なひらがな書けませんよって教えてもらいました。今の国語は自分の力でたどたどしくでも読んで絵を見て理解して、次はすらすら読んでの繰り返しですが、これはビジョントレーニングにもなるようです。幼児はプリントカラーで贅沢です。声に出して早読みするのも脳に良いみたいですね。
    もちろん公文さんだけでなく、他のアプローチもしていらっしゃるママさんが理想なので、引き続き幅広い取り組みを教えてください。
    我が家は右左が混乱していて、右手はわかるのに、左耳は、右足は、と聞くと❓です。意識してないのと、これも身体の作りが理解しづらいのだと。だから動きも変なんですよね。右左の教えて方があればお願いします。

  2. robo223 より:

    「たかが勉強、されど勉強。」「勉強をあなどるなかれ。」ですね!

    1枚のテストを仕上げるということには、様々な力が要求されますよね。集中力とその持続、目的意識と思考力、姿勢の保持と眼球運動能力、書字能力と読字能力などなどです。

    これらは、全て生きる力につながるものばかりです。買い物をする場面を想像してみても、この1枚のテストを仕上げるのに必要な能力と同じ能力を使う場面ばかりです。

    買い物への集中力と持続力、買い物への目的意識、品定めをする眼球運動と思考力などなどです。もちろん食品や生活雑貨への知識や計算能力も必要です。

    これらの能力を、買い物の実践だけで身に着けることは、ほぼ不可能でしょう。生活上での実体験と共に、机上での学習をすれば、より効率的にこれらの能力を身に着けることができると思います

    もちろん、学齢通りに学習を進めなければならないことはないと思います。その子のペースが1番大切だと思います。

    少しでも前に進めて、出来れば小学校4年生までの学力を身に着ければ、生活上必要なスキルと自活してやっていける程の働く力が身に付くと言われています。

    ただし、前回のコメントにも書かせていただいた通り、学力を付けていく際には、実際に見たり体験したりさせることが大切ですよね。

    中学校からの学習は、ますます抽象的で実体験を伴わないものになっていきますから、それをいかに実体験に落とし込んで、げんちゃんに入れていくかですね。ホームスクールの意味がますます大きくなりそうですね。

    しかし、roboと同じで、6年生の後半にぐぐっと伸びて来るんじゃないかなぁ、と思っていましたが、やっぱり伸びて来ましたね。

    くもんは、抜けた部分を埋めていくという意味で、私はその進度でいいと思います。じき、加速度がついて来ると思います。

    げんちゃんらしさを、回りとの兼ね合いに気を付けながら出すということが、公文では出来ていていいですね。対人スキルの面でも意義深いですね。

    また、抽出作業のトレーニングまで出来ていて、げんちゃんの24時間は充実していますね✨

  3. ゆうママ より:

    「公文の先生相手になんぼでもしゃべれまっせ〜」に、笑ってしまいました。講演会でもしてほしいです。
    シャーペンの件、なるほど〜。まだうちは鉛筆オンリーなのですが、試してみたいと思います。

    理科のテストもすごいですね!理科、社会の勉強はどのようにしてるのですか?家ではなかなか手が回らず…かといって自分でするわけもなく、抜け抜けの状態です。なので理科も興味のない単元はひどい点数取ってきてしまいます。社会はもっとひどいですが…

    今日の午前中、勉強見てたんですが、意識飛びまくりで、ひたすら疲労感を感じています。私の方が意地になっちゃって、怒鳴ってしまいました。

    意識集中できない時って無駄な時間が過ぎてしまうし、こちらは不完全燃焼感があるし、どうしたらいいのでしょうね。

    公文いい雰囲気なんですね。うちは上級生の女の子の二人組に小馬鹿にされている場面を何度か見てしまい、私が辛くなって辞めさせてしまいました。そのタイミングで個人塾に切り替えたのですが、やりきって終わりっていいですよね。塾は時間がきたら終わりなので、集中できないとほとんど進まないです(涙)

  4. glow-gen より:

    itoさん
    ひらがなは、この子たちは難しいですね。なんせ、曲線、斜めの線、把握とっても困難ですよ~。
    げんちゃんも、itoさんのお子さんの年齢の時は、△さえ描けなかったと思います。
    なんせ、そこから7年の月日が流れているので、私にとっては、すごい伸び・・・とは感じられないです。コツコツ積み重ねていっただけですね~。ほんと。
    でも、6年の、難易度も上がる年頃になってから、テストで普通の子と同じように勝負できるようになった、というのは、やっぱり、感無量ですよね~。

    まあ、それ以外の生活は、”あぜん”の連続で、まさに、今始まったばかりですけどね・・・

    くもんはいいですね。くもんだけではパーフェクトではないけど、家で、体への取り組みをたっぷりした上でやるのはいいです。
    でも、げんちゃんは、今やっと、くもんも入れる状態になっただけですが・・・
    お子さんは、6年になったらもっと行くと思います。

    左右ですが、げんちゃんもテーマでした。良くなったのは、結局5年生、少なくとも、4年くらいまでは、シャッフルあたりまえでした。
    「右手をひいて」
    とピアノの指示して、平気で左手出してました。いきなりは治りませんね。残念ながら、
    体の機能は、まず、前後が出来て、次は上下ができて、最後に左右だそうです。
     かなり、左脳的な感じになってきてはじめて、左右のコントロールができるという感じをもっています。

    今は、そこは、流してできるところをやっていた方がいいと思います。いずれできるようになりますから。

  5. glow-gen より:

    ロボママさん
    >>これらの能力を、買い物の実践だけで身に着けることは、ほぼ不可能でしょう。生活上での実体験と共に、机上での学習をすれば、より効率的にこれらの能力を身に着けることができると思います

    なるほど~。いつもロボママさんが解説してくださるので、ほんと、より深い理解ができてうれしいです。ありがとうございます。

    支援クラスは、実学だけ・・・的な発想は、とても危ないということですよね。私も、勉強は、最も手っ取り早い脳のリハビリだと思っていて、げんちゃんは、人より、大量にやるべきだ、と考えています。

    ホームスクールは、通算7~8時間取り組みますが、普通の子なら、ガリ勉させて、ということになるかもですが、リハビリなので、やってなんぼ・・・だと思ってます。

    げんちゃんは、もともとほんとに知的な障害もしっかりあったので、その彼が、ここまで普通にテストを受けられる、ということは、脳は、どんな可能性でも秘めているということですよね。

    たぶん、げんちゃんが改善すると、もとから、この子はできていた、と言う風に周りから思われるでしょうが、(たぶんロボ君も) まったく別人ですよね。
    とくに私のブログの昔を読むと、ほんとに、親の欲目で書いているな。。。と笑っちゃいます。今考えれば、がっつり、普通の知的障害の子、そのものでした。
    まだまだ、名残たっぷりですが、進化を止めなければ、先ではしっかり完成していく、・・・この信じる気持ちは、昔からゆるがないんです。
    これぞ親ばかなんでしょう。

    とんちんかんも続出ですが、一つ一つがんばっていかねば・・・伸び期と言ってもらったので、がんばります

  6. glow-gen より:

    ゆうママさん
    おつかれさまでした~。意識吹っ飛んでいるときに教えるのは、メンタルにほんとに悪いです。よ~くわかります。

    S先生には、そういうときは、教材をかなり落とすしかない、と言われたりしたけど、こっちの予定ってもんもありますから、もんもんとします。頭が、混迷をきわめているんだそうです。そう言うとき・・・
     キャッチボールの類が、もっとも効きますが、それでもだめなときもありました。

     理科社会は、チャレンジタッチのたまものです。
    もう、チャレンジタッチに出会ってなければ、学校での理科社会は、ほんとに困っていたと思います。あれは、映像で授業をしてくれるので、(しかも、イラストや写真もたっぷり。)予習復習に最適です。それに、簡潔にまとめた、問題集をやったり、やらなかったり・・・という感じです。
    歴史は、さすがに、前の日に取り組んでます。チャレンジは、歴史のアプリとかもあって、げんちゃんは、歴史がまあまあ好きになりました。
    このスタイルにいきつくまでは、NHKフォースクールとか、問題集とか、色々模索したのですが、チャレンジタッチに出会って、今は、いいスタイルになりました。

    チャレンジタッチさまさまなのです。こんなのが、私の子どもの頃もあったら、楽しかっただろうな~・・・

    くもんは、げんちゃんも、早い時間に行くと、ちょっと意地悪な子達もいるらしく、ばかにされるようです。

    K先生が終わって、最後の時間に行くと、頭の良い性格のおだやかな子が、たまたま数人らしいです。
    ぞろぞろたくさん生徒のいる時間は、まだげんちゃん無理だと思います。

    今、やっとのくもんです。げんちゃん・・・

  7. glow-gen より:

    ゆうママさん
    鉛筆は、のってきたころに、削らないといけなかったり、安定性がなく、この子たち向かない、と思ってます。
    学校では、どうして、鉛筆にこだわるんでしょうね。

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