ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
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げんちゃんノウハウは受験生にも役立つかも・・

 >あっというまに4月も終わりそうです。仕事して、げんちゃんのことして、あれこれ雑用をこなして、怒涛のように毎日が過ぎていきます。
今年は、お姉ちゃんも、高校3年生になり、我が家に受験生をかかえることになりました。

げんちゃんにかまけていたので、少しはお姉ちゃんのことも見てあげなくては、と思って、模試の結果やら、最近の勉強の進捗なんかをゆっくり彼女とだべっていたら、けっこう娘も行き詰っていることが判明。まあ、そうかな~とは思っていたけれど・・・

 行きたい大学と学部を決めたものの、そのために必要な数学、物理は得意じゃないらしく、泣きが入っていました。なんか、自分の高校時代を思い出します。こういうとこまで似るんだな~と同情してしまいました。
 数Ⅲを教えてあげられるわけじゃないけど、戦略なら伝授できるかも・・・なんせ、げんちゃんプロジェクトで、培ったノウハウはあるからね~。そして、ざっと見たら、明らかな戦略ミスを発見。娘にそれを伝え、教材を取捨選択し、学校から脈絡なく出される宿題にふりまわされるな、と教えました。例えるなら、学科によっては、基礎の学習につまづいているのに、がんがん、応用問題を宿題に出されるような状況に陥っていました。

 とにかく、この教科に関しては、宿題はするな。と言いました。(運よく特別クラスに入ったのはいいけど、勉強させようとして、膨大な宿題が出るのです。)
こんなもんやってたんじゃ、あぶはちとらずになってしまう・・・あなたは、基礎にもどって、このプログラムを初めからしっかりやりなさい。宿題は、友達に写させてもらうなり、答えを写すなりしてなんとかしのぎなさいよ。とにかく、学校の、できる学友に向けたプログラムに付き合っていたら、あんた失敗するわよ。と言いました。

夏休みまでは、とりあえず、落第点をとらないように気をつけて、とにかく、あなたのペースできっちり確実に駒を進めなさい。受験用のセレクトした教材と、授業の教材と本棚も分けて、ビジュアルに把握できるように並べ替えてあげました。
 ついでに、チャレンジのタブレット学習も取り寄せてあげました。これはいいですよ~・・・本人も絶賛・・

 大丈夫、学校のこの教科は、落第しないすれすれでいいよ。夏休み超えたらもりかえしてくるよ。まずは、足元をかためる。馬鹿正直に学校から出されるカリキュラムを全部こなそうなんて思うんじゃないよ。志望校に焦点しぼって、そこへ向けて、絶対にペースを変えるんじゃないよ。。

 なんか、ちょっと娘の顔が明るくなりました。「宿題しなくていいの?」とまた聞くので、
「絶対するな!少なくとも、選んでして。しなくても、罪悪感とか、あせりとか、そういう気持ちは捨てること。」

 先日、週一行く塾の懇談に呼ばれて、娘の状況と、私の戦略アドバイスを話したら、先生が、
「たぶん、それ合ってます。」と言われました。やはり、そうか~と思いました。
しかし、宿題するな、っていう親もめずらしいかもね~。

 学校って、おちこぼれている子にとっては、やはりつらいものがありますね。個別にやはり、対策をしてのばしてやる必要がある。ほんの少し、群れから離して、個別のプログラムと戦略を与えると、ちゃんと優秀な経過をたどることができる子もたくさんいるでしょう。なかなかマスの中ではこぼれてしまいます。

 今までの私なら、無責任に、ただ、勉強しなさい、と言うだけの親だったと思いますが、げんちゃんのおかげで、娘もラッキーしています。笑
とりあえず、受験というものがあるけれど、娘にも、げんちゃんにも、一生学んでほしいと思うげんママです。学ぶことは人生を豊かにします。
 な~んて、こういうえらそうなことも、人生の折り返し過ぎて言えることなんだけどね・・・

 でも、げんちゃんのことしてなかったら、たぶん、娘にこういうアドバイスはしてないだろうな~と思います。

 さて、げんちゃんは、というと、連絡帳でお願いしてても、あいかわらず、来週の日課表をもらってこなかったり、もどかしい日々をすごしています。
 とは言え、「もらわないことに気づいて、ちゃんと言わなきゃね、」とげんちゃんを取りにもどらせました。もう先生をあてにせず対処することも教えていかなければなりません。(取りに戻れたことは進歩です。)
 ホームスクールをやっていることの弊害は、行ってない時の連絡事項などが、時々、お互いにぬけてしまうことです。そういうときは、去年の先生はよく電話をくださってましたが、今年は、普通クラスが多くなるし、どうなるのかな~と、不安です。そういえば、音楽や図工の教科書もいまだにもらってこないけど、どうなっているんだろう。~・・・
 普通のお子さんなら、本人に聞けばすむ話でも、何を聞いても??ですからね・・・
げんちゃんの成長といい、学校の様子といい、待つ・・という忍耐を学んでいます。

 まあね~・・・支援クラス、新学期先生が代わられるときは、少人数なんだし、みんな、家で、テキパキ、報告できるような子じゃないし、一度くらいは、電話連絡とかもあっていいかもな~と思います。直接コミュニケーションできないもどかしさが毎年つきまといます。そういう子を持ったことがない先生方には、わからない親の気持ちかもしれないですね。

そういう中で、サポートなしで書いてくる、げんちゃんの授業のノートが、私の一番の楽しみだな~、と思うげんママです。(全部とれているとは思えないけど。)
 今年は、げんちゃんの自立・・・これがテーマでしょうね。

しかし、お姉ちゃんのノートなんて、小学校の頃、あけたこともなかったな、と苦笑します。親は、子供で成長するんでしょうね~。

 

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  1. のの より:

    こんにちは。4月はあっという間に過ぎ去りそうですね。

    げんママさんの分析&対策、ものすごく分かります。げんママさんほどの的確且つ精密さには全く及びませんが、私も息子のことがなければ、こういうことに気がつかずに「とにかくがんばれ!」みたいな感じだったと思うのですが、息子に出される算数の宿題でも、応用力総動員!みたいな問題もあるので(できる子はさぞや楽しかろう〜。という問題)「これを今のあやふやな状態でやっちゃうと、やっと少し自分のものにしかけた基礎部分が一瞬にしてこっぱみじんだわ・・・。はい、ここ、今から言うから答え写して。」とか、よくあります。以前の私なら、意地でも教えようとしていたんだろうな〜と。本当に子供のおかげで、見えなかったものが少し見えるようになって、なんか不思議なものですね。

    お姉ちゃんの受験のご成功、心からお祈りしております。
    ウチも下の子がいますので、役立たせます。

    げんちゃんの取り組みの中で良いなと感じたのと、本人もやってみたいと言ったので、我が家も地域がやっているゆる〜い野球に先週から入れてみました。平均よりも身長も大きめで、一見ガタイもよい息子ですが、同じ年頃の男の子たちの中で、筋肉の具合がまぁなんと緊張感のないこと・・・。まるで幼児をそのまま大きくしたような印象で、違いは明らかでした。準備体操も円陣のど真ん中でやるありさま。本人全く気がついておらず、めちゃくちゃ真面目な面持ちで体操をしていました。続ければ、何かが変わるかしら?

  2. glow-gen より:

    ののさん
    精密さ・・・ははは・・苦笑。アバウトな性格なので、そのことばには弱いです。ありがとうございます。
    私は、ののさんの言うように、ついげんちゃんに、宿題がんばらせてしまうんですよね~。応用問題を四苦八苦してやらせてたら、すっかり時間がたって、お互いのメンタルも最悪になって・・・
     人生、何を捨てて、何をとるか・・・
    問題もまったく同じですね~。げんちゃんをやってて、つくづく、”難易度を落としたものをたくさんやる”ということが、どの教科でもほんとに大事だな、と思います。
    読書でも同じです。ついつい、むつかしいものをやりたくなるけど、そこが落とし穴ですね。とくにこの子たちは・・・
     
    野球よかったですね~。ボールを投げるのは、上下の統合をはじめ、目の機能アップ、すべてにいいです。
    げんちゃんは、今年になって、ほかの同級生やちょっと下の子が、上級クラスにシフトしたのに、しっかり下に残って、体だけでかく、あとは、小さい子と同じ、という野球ライフです。小さい子にどんどん抜かされないといいけどな~・・・
     でも、円陣の真ん中っていうのは、笑っちゃいました。わかるな~・・・

  3. みかんママ より:

    お姉ちゃん、受験なんですね!頑張って下さいm(_ _)m

    うちも相変わらず連絡帳書いてこなかったり、宿題や持ち物がわからなかったり、息子に聞いてもわからないことだらけで💦
    今年は新任の先生が担当で、そちらも不安で、頼れるのはママ友って感じで、ママ友達に聞きまくってます💧
    息子のおかげ?でたくさんのママ友ができました^^;
    いつになったらちゃんとできるのか。

  4. glow-gen より:

    みかんママさん
    ほんと、いつになったら自立できるのか~・・・溜息です。
    やはり、短期記憶とか、そういう問題なんだと思います。
    宿題もどれかわからず・・・夢遊病者か~、と言いたくなるようなありさまです。
    それでも、時間割自分でいつのまにかできるようになっていたり、たまには、指示がすんなり通ることもあったり、とまだら~ですが、グラデーションができる方向には少しずつ進んでいるようでもあるので、ひたすら、言い続けて気づかせてできるのを待つ、待つ、待つ・・・なんでしょうね。
     頭のいい子だけ持っていたら、絶対わからない苦労ですね。まるで認知症のおじいちゃんみたいなげんちゃんです。

  5. ロッタ より:

    ご無沙汰してます。受験は勉学とは別ですものね。戦略、大事だと思います。以前にママ友の上のお子さんがクラスの頭がキレッキレでダントツに賢い子に「そんな勉強の仕方してたらだめだ。結果を出したいならちゃんと戦略を立てて勉強しなきゃ」と言われた、という話を思い出しました。頭のいいお子さんは「勉強ができる」だけじゃないのね、とその時思ったものです。
    げんちゃん、頑張ってますね!これからの伸びが楽しみですね。うちの子はげんちゃんより一つ上の6年ですが、5年の終わりくらいにびっくりするほど伸びました。小柄でいまだに3年生に間違えられますがw。
    認知症のおじいちゃんと会話してる、というのもすごくわかります!それも以前よりはましになったような・・・。うちに限って言えば忘れっぽいのは短期記憶が弱いのもありますが周りの物事に対する認知の甘さ?のようなものも原因のような気がします。
    げんちゃんママに比べたら甘々ですがこちらを参考にさせていただいてモチベーションを上げたいと思います!

  6. glow-gen より:

    ロッタさん
    うれし~情報をありがとうございました。5年で信じられないくらい伸びた・・・以前コメントしてくださったお母さんも、やはり、5~6年で別人みたいな情報をくださった方が幾人かいました。いよいよ、そうなってほしい~です。
     楽観主義の私は、そうなるとどこか信じているのですが、あと2年を切ってる小学校生活を冷静に考えると、うなってしまうところがあります。

     先日も、計算ができるようになってきてるのに、3を半分にしたら?と言ってもわからなかったり、半分がわかってないの??
    みたいな衝撃的事実をつきつけられたりしてます。まるで宇宙人です。ここがわかってきたから、その前は当然できると、思うのは、凡人の思い込みで、げんちゃんは、ほんと、奇人ですよ。笑。常識が通用しません。

     私が考える戦略なんて、しょせん凡人のもの。常識的な、受験のノウハウ的なものは通用しないのかもしれないです。とほほ・・・先輩のアドバイスぜひお願いします。

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