ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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5年の始業式。支援の先生、普通クラスの先生

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絵を描くのが不可能だったげんちゃん、ついに描いた~って、感動の絵を残して4年が終わりました。
4年の伸びは、この絵に象徴されていると思った私です。工作は、まだ、出力してきませんが、とりあえず記念すべきスケッチ。なんで、入賞せんのかな~、と親ばかです。

5年生がスタートしました。始業式が終わったあと、支援クラスだけ、特別に、支援の先生、さらに、交流クラスの担任の顔合わせで学校に行きました。考えてみれば、発達障害がっつりだったげんちゃんが、入学するときは、そういうものはまったくなくって、いきなり普通クラスで、何の特別なこともされず、いきなり新学期がスタートしたので、めんくらいました。
 あれから、毎年のように、こういうことが改善されていって、去年は、支援クラスの先生だけと顔合わせ、今年は、両方の先生と事前に顔合わせ。
 話に聞くと、隣の地区がずいぶん、支援教育がいきとどいているとかで、そこから移ってこられる先生方のなせるわざだとか・・・
どちらにしても、ありがたい話です。

 げんちゃんの支援クラスは、去年までは肢体不自由のクラスもあったので、全部で3クラスあったのですが、車いすのT君が卒業したので、今年から2クラスです。一応情緒のクラスと、知的のクラスに分けられているようですが、私の見た感じでは、どっちもどっちです。

 げんちゃんの支援の担任は、やっぱりかわりました。
他校から転任してこられたM先生という40代くらいの先生でした。支援クラスを訪れると、先生方がラインナップされていて、ぱっと見た瞬間、私は目をうたがってしまいました。
「え~なんで、Jさんここにいるの~?」
そうです。私の旧知の友人がもう一つの支援クラスの担任になっているではありませんか。実は、彼女は、昨年この学校に赴任してこられて、私は、15年ぶりに彼女に再会したのです。クリスチャンでなかなか素敵な先生です。
やれやれ、げんちゃんは、ほんと、神様にいろいろと備えられているな~、とちょっとうれしくなりました。こういうシチュエーションがおこる確率はそうそう高くないです。そういえば、去年は、支援員さんが、子供会の役員をしたときに知り合っていたママだったしね~。

聖書的には、こういうのは、「主の山に備えあり」・なんて、言うんだよね~(脱線)

「げんちゃんの担任のM先生は、とってもベテランで良い先生ですよ~。」
とJさん。去年の男の先生と違って、女性特有の愛想の良さでさっそくこっちも、いろいろしゃべってしまいました。挨拶をかわしただけでしたが、クラス担任の方は、ちょっと体育会系に見える大柄な若い女性の先生。見かけだけ見ると、少し大味なかんじ。はてさてげんちゃんをしっかりみちいびいてもらえるのか、さっぱりわかりません。

 げんちゃんの支援クラスは、低学年4人に、4年の男の子と、5年のげんちゃんの6人です。

 まあ、しばらくは、様子見です・・・
先生に、算数以外はできるだけ普通クラスに入れてください。テストも、極力普通クラスで、同じように受けさせてください。今は、ちょっと能力的には、まだ普通クラスの下の下だけど、普通クラスの方が伸びる時期にきていると思われます。
 M先生にお願いして帰ってきました。

 学校から帰ってきたげんちゃんは、
「ぼく、去年のクラス(普通クラス)の先生より、5年の先生が好きだ。自分の年を聞かれたら、アジサイって答えるんだよ。おもしろくね~? 今度の先生」
と言っていました。なるほどね~。去年の先生も良い感じだと思ったけど、ユーモアや遊び心いっぱいのキャラが好きなんだね、君は・・・とにかく、好きになれる先生でよかったよかった・・・

そして、翌日と翌々日は、クラス行事のほかには、4年のまとめテストでした。国語と算数です。どうだったかな~と思ったら、連絡帳によると、支援クラスで受けたようです。

国語は書字能力もかくだんにあがったし、問題を解くベースができてきたからまあまあいくかな~と思ったら、

「問題の意味がわからないようでした。」
とコメが記されてました。まあ、確かにな~。去年は、テストなんて受けてないからね。実力テストみたいなやつは、回答がわかる以前に、問題をどう処理するか、その前の段階でアウトだったから・・・少しでも難解な問いがあれば、撃沈するのもしかたないのでしょう。
 でも、この春やすみ、自分だけで、どんどん文章題も解かせていったので、できてるとこもあると思ってますがどうなんだろう・・・

すぐに、できないところだけ書いてくる先生のコメントだったとしても、今年のげんママは、たぶん去年ほどいらつきませんね。
それは、たぶん、げんちゃんがかなり普通ぽくなってきて、普通の子に対するように評価されても、しごく当然にうけとめ、同時に、そういう評価こそ、今は必要だと感じているからです。
これから、どこのポイントを伸ばすべきか、細かく、どこまでキャッチアップできているのか、客観的な評価が必要な時にきたからだと思います。

先生は、コメントの最後に、
「よく、いろいろ話しかけてくれますよ。しっかりしてますね。」
と結んでくださいました。はっきり言って、今までで最も不安が少ない滑り出しです。やれやれ。げんちゃんも、やっと、そういう学年のスタートを切れるようになったんだね~。

 それと同時に、すっかり支援のママたちの中にあって、古参の顔になっていました。
 ホームスクールも、当たり前のように、先生方にひきつがれて、
「来週は 火水ですね~。」
と聞かれました。笑
これが年月というものぞ。年月とともにどんどん成長する。これこそまさに、普通の子供たちです。知的障害の子供たちは、何もしなければできないところも、ずっと同じ、普通の子とはどんどん差がひらいていきます。
 差が同じならば、立派なもんだよ、と依然言われたことがあります。
さあ、学習も何もかもむつかしく高度になっていく5年生。第4コーナーまわるころには、ぐ~んといっててほしいです


やれやれ、今年の春合宿も、だいぶんこなれてきたこと・・・練習風景は、たぶん、とっても、どんくさいだろけど、不安は少ないな~。身長も先生の首のあたりまでのびてしまいました。
 

公開コメント 承認後公開

  1. りっちゃんのママ より:

    新学期が始まりましたね。
    次女は4年生になりましたが、成長に伴い支援員さんや親の加配がなくなりました。もちろん様子を見て必要になればまた行く事になりますが。自我が芽生えて、次女にだけ支援員さんや私や夫がついているのが恥ずかしくなってきたようで、これが自立の良いチャンスなのではと新しい担任の先生と話し合いスタートを切りました。
    毎日の鉄棒やうんていの成果もあり、筆圧が強くなってきました。夫には呆れられますが家にうんていがほしいと思う今日この頃です。
    話は変わりますが、今年から学校で四肢調査があるんですね。私立中に通う長女も用紙を持って帰ってきました。次女は5秒片足達がまだできません。かなり運動に力を入れても筋肉フニャフニャですが、続けるしかないですね。

  2. あき より:

    お久しぶりです(^^)/新年度始まりましたね

    げんちゃんの絵、とってもリアルで臨場感溢れた素敵な作品だと思います(^^)
    三角が…と言ってた子の絵なんてとっても思えません!げんママさんの努力の結果がしっかり残る形で実を結んできたんだと思います(^^)

    何もしなかったら…げんちゃんのこの成長はなかったと思います!

    今年度は校長先生も入って学習指導に取り組んで貰えることになりました。

    担任の先生は私の見立てはちょっと発達ちゃんぽい感じがします。なのでハマればうちの子のよき理解者になって貰えるんじゃないかと期待してます

    校長先生より学習について色々情報等を教えて欲しいとの話もあり、学校での学習パターンを定着させていくことになりました(^o^)

    早速教材やらなんやら少しづつ持ち込んでます!

    私事ですが職場がかわり、母がいなくなり等生活が色々変わりまして( ノД`)…

    仕切り直してまたがっつり取り組むつもりです(^^)/

    お互い頑張りましょう(* ̄∇ ̄)ノ

  3. glow-gen より:

    りっちゃんママ
    4年生ですか~・・・少し体制を変えることができてすばらしいです。げんちゃんは、4年のはじめは、あいかわらずでしたからね~。4年は、伸びる時期です。期待できそうですね。
    今年から身体検査がかわってますね。体の機能を見るようですね。そのかわり、ぎょうちゅう検査がなくなってましたね。
    とにかく、子供の異常に早く気づいて手をいれることは大切です。どんどんそういう良いチェック検査が増えればいいですね。げんちゃんはどうなのだろうか・・・片足立ち。得意そうではないな~・・・
     上学年、やっぱり、どんと伸びてほしいですね。

  4. glow-gen より:

    あきさん
     ありがとうございまうs。絵がほんとに描けなかったといっても、先生方ははあ?という感じですよね。
     この絵は、たまたますごくよくできてましたが、どうかすると、バランスが破たんしてます。この子たちのアンバランスな頭の中を見るようです。笑
    学校での学習を、こちらの要望に合わせてプログラムしてくださるのはありがたいですね。
    親がのんびりしていたら、それなりになるし、先生も、親の意向をこえて、極端なことはできないので、やはり、親が熱心に伸ばしたいと考えて、いろいろ取り組むと、先生もその旨をくんでくれて、プログラムをしてくださるようです。
    親しか、厳しくはできないから、何もしないと、ゆる~い支援生活になるようですね。

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