ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
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頭蓋仙骨療法、体へのアプローチ

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9月からはじめてもらった、連絡帳の日記は、最初は、サポートしてもらって書いたけれど、今では、自分一人でさっさと仕上げるようになったようです。なかなかユニークなげんちゃんの日記。字や文、低学年のそれになってきたかな~

こども整体の近藤先生に治療してもらってます。頭蓋仙骨システムが治ったと言われる今では、ツボ療法による、チック、尿漏れに挑戦してもらっています。なかなか治りませんからね。写真は、まず体のゆがみをなおしてもらってます。このあと、頭をさわります。

ピアノのレッスン風景。ほんと、最初は、10分ピアノの前に座るのが限界だったね~。今は、普通のレッスン風景です。

あと一ヶ月もすると、春休みが来て、げんちゃんは5年生です。発達育児を始めた5歳の頃、5年生なんて遠い先、と思っていたけど、あっというまに、ここまで来てしまいました。
4年は、ブレークスルーの年でした。たぶん。
 たぶん、というのは、まだまだ同級生に追いついていないので、一応・・・ということです。
だけど、3年までのげんちゃんと明らかに、質的な違いを感じます。何ヶ月か前のブログで、ホームスクールの日にげんちゃんが、狂人モードに入ってしまって、どうしてもうまくいかない事がある。というようなことを書いた私です。私のやりかたがまずい、とか、そういう問題以前の、彼の体のコントロールの問題が存在すると・・・・
 でも、今では、そういう日は、ほとんど見たことがありません。

「げんちゃん、ほんとに伸びましたよね。おちついて、き~っとなることがなくなりました。レッスンも、ほんとにやりやすいです。理解力もあるし、理論的なこともだいぶわかってくれるようになってますね。」
これは、ピアノの先生がしみじみと言われた言葉です。

 何度やっても、かけ算のひっくり返しの割り算(81÷9=9みたいなやつ)の、スピードがのびない・・・とか、仮分数と帯分数の行ったり来たリが、なかなかわからない・・とか、まだまだ、うんざりするような問題があっても、永遠の足ふみ状態ではなく、少しずつではあっても、進んでいっています。

 この、4年の後半からおこってきた変化は、発達障害児特有の、体のコントロールの問題、脳の前頭葉までいかない、下位の脳がコントロールしてるであろう問題が、かなり、改善してきた結果おこった変化だと言ってよいのでは、と思います。

 げんちゃんの体の問題が、かなり改善してくると、過去に、私が、げんちゃんにやってきたトレーニングが、その頃、かなり四苦八苦していたことも理解できます。
たとえば、きくきくドリル(CDつき日本語ヒアリングトレーニング)とか・・・理論的に展開する問題ドリルとか・・・

 下位の脳の熟成がまだまだなのに、思いっきり前頭葉がっつりトレーニングみたいなことが、スムーズにいくはずありません。

 やりはじめて、だんだんやらなくなった課題。時間ばかりかかってしまって、今やるときではないな、と感じてやめた課題。そういうものが、今やっと、取り組むスタートにきているという感じがします。
 前頭葉元年・・・そんなかんじなのかな~。

 今までのステージも改善を感じたけれど、この質の変化は、やっぱり、4年になってからのものです。

 池の底に沈んでいた、過去の入力が、すーっと、水面に浮かんでくる、もっと華やかなブレークスルーを望みたいとこですが、もしかしたら、そういう変化が来たとしても、大きな間隔で見ない限り、日々の中では、違ったものに感じるのかもしれないと思います。ずっと先になってからしか、客観的に今がどのような時なのかわからないのかもしれないですね。
 
 頭蓋仙骨療法を50時間くらい受けて、頭蓋仙骨システムがすっかり治ったと、こども整体の近藤先生に言われてから、確かに、げんちゃんの頭を触診すると、潮の満ち引きのような頭の収縮がきれいに感じられるようになりました。(私も、今では、少しわかるようになってきましたよ。)引き続き、今は、先生が、最近取り入れている脳のツボ療法を2週間に一度受けています。

 頭蓋仙骨療法的な解釈からすると、頭蓋仙骨システムの異常は、脳の圧迫をおこし、脳の機能不全につながるのだそうです。(詳細を知りたい方は、過去の頭蓋仙骨療法の記事そ参考にしてください。)
 たとえそれが治ったとしても、圧迫を受けたときの損傷を回復させ、リハビリする時間がいるようで、遅れをとりもどすために、せっせと、あらゆるトレーニングをする必要があります。脳が、そこから、ちゃんとできあがるまでは、まるで、ダイアが遅れた電車のように、必死で遅れてしまった行程を走る必要があるのです。

 げんちゃんが、トレーニングをつむほどに、しっかり伸びているのは、そもそもの頭蓋仙骨システムが改善しているせいもあるのかもしれません。
私としては、伸びがおそい!といらつくこともあるけれど、・・・

 発達障害プロジェクトは、あの手この手で、脳をハードソフト両方から、やっていくことが最も効率が良いのだと思っています。どちらかかけても、なかなかうまくいかないような気がしてます。

 もちろん、運動能力を伸ばすのも、ハードに効きますし、サプリや酸素カプセルなどもいいと思われます。背骨、頭蓋のマッサージも手応えを感じてます。私は、最近、頭へのマッサージのかわりに、イトオテルミーという温灸を頭に続けています。

 このたび、少しこども整体の治療を受けられなくて、久しぶりに受けたら、前に悪かった”つぼ”が随分改善していたようです。自己流のマッサージも有効だったといえます。

ちなみに、自己流マッサージについて書き留めておくと、私は、マッサージを、学習時間に終わらせています。なんせ、時間がなかなかとれないので、苦肉の策ではじめました。

学習のさいに、バランスボールや、せもたれのない椅子にしばらく座らせておいて、こまめに、後ろで、背骨をマッサージし、さらに、後ろで、テルミーを頭や首にほどこします。。マッサージの時間を特別にとりにくいママにはおすすめだと思います。

学習時間にながらすることによって、滞りがちだったマッサージが、けっこう継続してできるようになっています。

 時期がたまたまそれに重なったのかどうかはわかりませんが、こういう体へのアプローチも、絶対効果をあげている。そんな気がします。

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  1. りっちゃんのママ より:

    おはようございます。
    うちの娘は週末から発熱中で、そんな中でも色々やらせたいと心の中で考えてしまいますが、さすがに身体を休ませてます。
    頭蓋骨調律と運動する事はやっぱり手応えを感じてます。友達のトラブル、授業中に先生の発言の前に答えを言ってしまったり、歌を歌う事はだいぶ減ってきたようです。まだまだ未完成ですが、それでもうちの娘もすごい成長の1年間でした。
    さて、げんちゃんは頭蓋仙骨をスタートさせた時はどのくらいの間隔でされてましたか?娘は今は週1で施術してもらい、家で15分くらい整えています。もう少し落ち着いたら2週に一度くらいにしようかとも考えていますが、調子がいいのでやめる事が怖いです。

  2. glow-gen より:

    りっちゃんのママさん
    そうですか~。やっぱり手ごたえがありますか。本質を治しているんでしょうね。ママのがんばりと、本質の改善。きっとすごい成長だと思います。
    げんちゃんは、週に1回を1年は続けました。今は2週に一度だったのですが、先生が、げんちゃんで今研究中・・・新しいわざを・・・
    それで、また週1に今度からなりますよ。先生といっしょに、あれこれ研究中です。
     私が、自己流のマッサージなどを考えて、その成果を先生にツボなどを診てもらって判定してます。げんちゃんの困っているチックなどが改善されていけば、他の子どもさんの福音になるかな、と思います。レポートしたいと思います。

     発熱中・・・お大事になさって下さい。しかし、ママや、子どもどちらでも、病気でダウンしてる時ってあせりますよね。わかります。
    テルミーはそういう時にでも使えるので重宝してます。

  3. りっちゃんのママ より:

    コメントを書くといつも丁寧に返信して下さり、感謝でいっぱいです。
    娘は結局インフルエンザでしたが、今週学年閉鎖にもなったなので、授業が先に進まず一安心です。今日は少し熱が下がったのでくもんの紙工作で遊んでます。目と手の協調が少し合ってきました。何度やってもジャキジャキ大胆に切っていた頃が懐かしいと思えるようになってきました。多分1年生レベルまで到達した感じ。
    頭蓋仙骨はやっぱり週1なのですね。娘は未だ頭の調律にはまだ届かず、下半身を緩くしてもらっています。低緊張で身体がフニャフニャなので柔らかいとばかり思ってましたが、色々な場所に固さが残っているようです。
    それでもアスレチックのおかげもあってずいぶん身体がしっかりしてきました。どちらも家から1時間くらいかかりますが、今後も続けていこうと思ってます。

  4. glow-gen より:

    りっちゃんのママさん
    体ふにゃふにゃなのに、堅さが残っているというのは、よく言われることですね。
    抗重力筋といって、無意識下でも、ちゃんと働いている重力に対抗する筋肉はふにゃふにゃで、意識して使うような筋肉は、意識してないのに、がっちり力が入ってしまう、そういうことなのじゃないか、と私は理解してます。
    体幹とかいうとこにもあたるのかな~・・・
    げんちゃんは、支援の先生も最近指摘するように、体の使い方が上手になった・・・らしいです。確かに、跳び箱やら飛べてますモンね~・・

    でも、それらを鍛えるにしても、まずは、運動の量が必要だと思っています。まずは、量、そして質を細かくつめていく・・・
    量の時期は、ずいぶん泣かせてるな~・・・今は、私の方が完全負ける物も多いですよ。地道に体作っていきましょうね~。

  5. glow-gen より:

    Nさん
    そうですか~。げんちゃん字きれいですか?ありがとうございます。確かに、4年の初めまでは、とにかく書字の宿題などをさせるのは、ほんとに、すさまじいエネルギーを要してました。集中してさっととりくめば10分でしょ!、なんで1時間かかるの?ってかんじです。
    でも、秋の終わりくらいからどんどん早くなってきました。
    今は、汚いけれど、ずいぶん普通のスピードになってきてます。

     体の正中に意識を会わせられるようになってきてるのだと思います。
    それと、指先の能力もあがっているのかな・・・
    ゆっくり丁寧に書けるようになったら、たぶん、それは、体の問題がまた一歩上がったのかもしれないですね。まだまだ。スピード調整は下手ですね。

    でも、パソコンを使い出すと、私もしかり、ほんと字は下手になりますね。訓練の最中は、パソコンで時間短縮するところと、しっかり書く練習するとこと、分けて考えた方がいいように思ってます。

    チャレンジパッド(ベネッセのタブレット学習)や、手書き感じソフトを使い出して、そのあたりの配分がうまくいき出しました。ちょっと思ったのですが、指先コントロールが少ないお習字とかも、書字の練習を分けて考えるのなら、最初のとっかかりに案外いいのかも、と思いました。

     書字は、ほんと苦労しますね。

  6. glow-gen より:

    Kさん
    >障害者差別禁止法
    へ~。そういう法律が4月から始まるんですか。知りませんでした。
    色々日本の政府も試行錯誤してるんでしょうね。

    そうなんです。げんママのブログに下さるコメントは、みなさんげん取り組むのあたりまえ、ってかんじなので、支援のおかあさん方とお話しすると、え?こっちが一般的なの?ってちょっと驚きますね。

    子どもが改善するために、色々研究するのは、けっこうおもしろいのに、なんでやんないのかな~、とおもってしまいます。

    子どもがぜんぜん改善しなかったら、自分の将来もちょっと暗いです。やっぱり、自分のためにも、取り組みたいですね~。
    でも、前頭葉元年がきたら、ほんと以前より、ぐんと楽になりました。
    もっといける!と最近は、楽観主義に拍車がかかっておりますばい!

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