ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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発達障害、上学年のステップ。

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右上は2年生の朝ドリル。1ページ国語算数5分づつです。学習のはじめのウォーミングアップにさせてます。この問題集だって、2年の時は、できずに、おいておいたものですからね~。なんと、できないとこがありますよ。ははは 汗。算数ドリルは、学校のものです。上巻は、やってないところを埋めてます。とにかく、これは、一度仕上げようと思ってます。下巻もあります。ところどころ宿題で出てました。あれこれ、取り組むより、下塗りペンキ勉強は、これを、一度埋めよう・・・ということに決めました。
  
 今日たまたま会った、職場のママさんの子供さんを見たら、え?年長のこの時期に、こんなことできてるの? げんちゃんは、最近普通にできてきたことだよ。

 と、心が揺れましたが、そんなよそ見なんて、する暇はありません。とにかく、彼は、深い沼の底から、少しずつ浮上してきているのですもの。最高のシナリオが描けるように、すべての面でアレンジする必要があるのです。

 錦織圭に、マイケルチャンなら、げんちゃんに、げんママ・・・・ははは・・・・でも、私はそれくらいの気合ですよ~・・・
 
 私は、月曜日に、支援の担任に電話を入れました。新年のあいさつを終えると、さっそく、

「先生、げんちゃんも私も、冬休みがんばりましたよ。かなり、伸びてきました。
 先生、3学期は、理科と社会は、普通クラスでお願いします。冬休みに、単元をすっ飛ばして、ざっとさらいましたから、遅れは心配しないでください。長年取り組んできて、今こそ、普通クラスでの刺激が必要な時が到来してます。もちろん、能力は、普通の子にくらべて、まだまだですが、普通クラスでのカリキュラムが、げんちゃんに、良い刺激になります。
 第一、5年になれば、クラスもかわるし、学科の内容も、ぐんと難しくなります。
 今しかありません。理科社会、そのほかにも、可能なかぎり、普通クラスに入れてください。」

 なんせ、12月、同様のリクエストをしたけれど、先生は、慎重にことを運んでいました。現場を知っているだけに、きっと、現実的な判断を下しておられたのでしょう。
私は、ちょっとやきもきして、とうとうこういう電話を入れてしまったわけです。

 能力にみあったところではなく、無理をしても、ちょっと上の段階へ進む時、・・・。そのときは、ひるまず、一気にやらねばなりません。これは、先生の判断より、げんママの判断が正しい。それは、長年やってきたからこそ、きっぱり言えることなのです。トラブルは多少あるかもしれないけれど、今がその時・・・

 まあね~。馬を信じる騎手みたいなものなんでしょうかね~。ははは・・・直感でもあります。

 げんちゃんは、4年の初め、3年の前半くらいの算数しか終わっていませんでした。二桁以上の掛け算もほとんどやれてなかったし、割り算も、そもそも理解できていませんでした。なんせ、20までの加減をあいかわらず消化できずにいたのですからね~。国語であれば、まともに、作文も書けない。そこから、夏休みと冬休みを経て、とにかくすっ飛ばして、4年の現在のところまで、1回、下塗りをするような按配で、とりあえず、追いついてきたのです。

 もちろん、しっかり理解しているとかではありません。でも、ペンキ塗りの按配です。薄く薄くムラだらけだけど、一度塗りはとりあえずした。そんな感じです。昔のげんちゃんなら、とうていできない芸当です。薄くムラと言ったのは、一人で、問題が解けるところも少しありますが、多くは、サポートがいります。その程度の一度塗りではあります。

 げんママは、ある明確な目標を立てました。5年は、支援クラスから、普通クラスへ移行する準備期間。6年は、普通クラスでも、普通に勉強できるようになる。中期の目標です。

 では、短期の目標は、

 算数
 1、暗算がまだまだ遅いので、暗算のトレーニングを続ける。(四則)
 2、積み木での作業による、加減トレーニングを、根気よく続ける。(水道方式の積み木を使って、20までの加減を作業とともに、実感する。)
 3、すっ飛ばしてきた、3年の2学期までの内容を、2度塗り勉強する。(ペンキ塗り勉強法です。何度も、しつこくなく、反復を続けるのです。)
 4、ベネッセのチャレンジタブレットで、現行の学校の単元を(普通クラスの進ちょく)、予習中心にすすめていく。
 ベネッセのチャレンジタッチは、結局、新年から、採用した勉強アイテムです。このアイテムを手にいれたことで、プランニングのさいの、悩みが少し解消しました。
 それは、普通のクラスの進ちょく状態を基準にして、過去の復習になるところと、これから習うところ。そのバランスをどうとるか、という悩みです。

 国語、
 1、福嶋式の視写の作文問題を、継続する。
 2、取り組むのが難しくて、やっていなかった、しちだの2年の国語の問題集を、1枚ずつ取り組む。(ちょっと独特で、文を作ることが中心の問題が多いです。2年生用にしては、難しいし、独創的な問題です。)
 3、タブレットで、漢字を暗記。手書き漢字ドリル(フリーソフト)を使う。 
    (出力の練習を短時間で、大量にできるので、漢字帳で、書いて練習するより、ずっと効果的です。)
 4、チャレンジタブレットで、教科書中心の、文章問題に取り組む。
 5、読書量をふやす。 (幸いげんちゃんにとって、本は、ご褒美のようです。

 社会理科
 チャレンジタブレットの問題をやっていく。
 県名、理科の星座など、そろそろ中学受験などでも、鍵となる学習内容が出てきています。歌で覚えさせたり、反復させたりして、おさえる。

 運動
 上半身の力をつける。(寒くてさぼっている、水泳に、週1は連れて行く。押し車。壁倒立など・・・)

 その他
  ピアノ・・・なんとか、朝練習できないか・・・時間がなかなかとれない。

 英語
 チャンレンジタブレットで、遊び感覚でやる。週1の英語の時間だけでなく、週3回くらいはふれさせたい。

まあ、書いてて、やれやれ。まるで、受験生なみだね。・・・でも、中学受験すると思えば、普通にこれくらい、気合入れて、やってる子はたくさんいます。
結果を出して、大きな満足感を、げんちゃんを含む”チームげんちゃん”みんなで味わいましょう。
 
今までと違うのは、時々、げんちゃんは、一心不乱に夢中に取り組むことがあります。こういうことは、過去にはあまりなかったのです。

チャレンジタブレット、今回も、詳細が書けなかった。ごめんなさい。

  

七田の2年の国語プリント。作文力、想像力・・・なかなか難しいです。
”赤く色づいた山を・”・・なんて、考え付いたげんちゃんは、そこが峰のようです。もちろん、文章の組み立ては、手伝ってます。当然・・・

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  1. ひでママ より:

    今、成長著しい時ですよね。
    スゴくわかります!
    学校にもよりますが、5年生って行事や取り組みが多い1年なんですよ。
    稲作作り→発表
    運動会での組体操
    学外での音楽祭発表など
    勉強も難しくなり宿題も増える上、こうした皆での取り組みについていくのに結構疲れました…(^-^;
    それでも振り返れば我が家のグレーゾーン小5男子は何とか頑張ってたわけですが。
    小5も伸びます。
    その為の4年生三学期大事ですね。
    息子も6年生に向けて頑張っています(^-^)

  2. glow-gen より:

    ひでママさん
    そうですね。成長著しい時期なんでしょうね。でも、この記事を読むと、ほんとげんちゃん伸びてる感じにとれますが、なかなか、やれやれ、算数の学習障害は、やはり、吐き気をもよおすほど、まだまだひどいです。
    ここまで、私が、取り組んでも、この子はの算数障害は、治らないのだろうか・・・と思います。
    安曇野方式もすばらしいけど、普通の子に追いつくメソッドでもないし、・・・結局障害児を、とりあえず、なんとか算数ができるようにする、という目標設定に見えます。
    確かに、げんちゃんも、社会生活は営めるような算数力は、つくのかもしれないけれど、学校の勉強には永遠についていくことはできないのかな~。
    今日は、ホームスクールだったので、現実をまのあたりにすると、ほんとに疲れます。
    げんちゃんが伸びる時期っていうのは、ほかの子もぐんと伸びる時期ですもんね~。
    いつも、差は歴然と縮まるとこを知らない・・そんな気になります~。
    は~。ホームスクールは、精神的に悪いな~。
    でも、5年も伸びるというお言葉に期待します。ありがとうございます。

  3. ロッタ より:

    げんちゃんの学習スケジュール盛りだくさんですね。この緻密な計画を立てるママさんもすごいですがちゃんとスケジュールをこなすげんちゃんもすごいと思います。
    。実力より少し上の状況に持っていくというのは大切ですね。支援級にいるとそれに甘えてしまって伸び悩むという話も聞きますし・・・。普通級のお友達の中でげんちゃんもモチベーションが上がるのではないでしょうか。
    こちらに前のブログのコメントの続きを書いて申し訳ないのですが頭蓋仙骨療法の件ですが、実はうちの子供は一回しか受けていないのです。たまたま自宅から通いやすい先生が特殊な先生だったようで一回で3か所のロックを外して下さったのです。時間は一時間ほどでした。自律神経系の体の不調を治療するのがメインの治療院でして、いろんな治療の技術をお持ちの中に頭蓋仙骨療法があるという風でした。子供の治療には気功も使ってらしたようですが何分素人なのではっきりとは分かりません。こちらで40回施術されたと読ませていただいておりましたし、他の頭蓋仙骨療法をされている先生のHPを拝見しても40回は通ってくださいとありましたので一回で先生に「今もうベストな状態になったから」と伺ってびっくりしてしまいました。げんちゃんママのお友達は福岡の方でしょうか?関西圏の方でしたらぜひおすすめいたします。
    うちの子供はまだまだ空間認知も時間の認識も弱いです。(この二つは連動しているように思いますがどうでしょう)すぐに目先のことにとらわれてしますのでついつい怒ってしまいます。
    げんちゃんの学習スケジュールに刺激を受けました。どこまでできるか分かりませんがうちも頑張りたいと思います。

  4. ひでママ より:

    そうですね…伸びたといっても根気のいる作業を繰り返してのやっとの成果といいましょうか。
    うちは運動に関して行きつ戻りつ…ガッカリの連続なんですよ。
    毎日やっての現状維持なので、5日間キャンプに行ってきたら、サッカーリフティングや縄跳びの動きを忘れて出来ない事態でしたしね。
    頭がいせんこつ療法について
    月1~2でみてもらっています(10~15程度)が、成長期なので、良くも悪くも変化するので定期的に通うのは必要だと思っています。
    ジャンプがしにくい→足首がロック状態だった
    寝起きに左目がガチャつく→左頭骨が歪んでいた
    など、少し息子もその時に気になっている事を先生に伝えられるようになってきました。
    歩き方のヘンテコ感も改善されてきましたが、視野の狭さや身体使いのぎこちなさが有ります。
    目からの情報とりが苦手で耳優位な特徴への学校の理解が無く…残念な思いをしていますよ。

  5. glow-gen より:

    ひでママさん
    運動がいきつもどりつ・・・リフティングや縄跳びがあともどり・・・
    運動も定着に時間がいるんですね。
    げんちゃんは、逆上がりがそうでした。一度できかけたけど、それからまたできなくなって、体操の先生が来られて本格的にやって、しっかり定着しました。1ヶ月やってなくて、昨日やったら、やっぱりできた。
     体操の先生は、そういうものだとおっしゃってましたよ。
    逆上がりできたあとは、定着させるまで、どんどんさせると言ってました。
    普通の子でもそのようです。それが、少し増幅されているだけなのかも・・・やはり、反復定着は、運動でも大事なのでしょうね。
    先生に気になっているところを伝えられるなんて、すばらしいです。げんちゃんは、まだ、そこのところが足りません。

    耳優位なんですね。げんちゃんは、どっちなのだろう・・・
    学校では、耳優位の方が有利だと思ってました。そうでもないのですかね?
    まだ、良く分析できてないことだらけです。
    成長期は、体感覚が身長の伸びとともにどんどんかわるので、できたと思ったことが、できなくなったりするそうです。だから、手抜かり泣く、運動を続ける必要がある。と体操の先生が言われていました。

  6. glow-gen より:

    ロッタさん
    頭蓋仙骨療法、速効で改善したなんて、すごいな~。関西の友人がいますが、・・・行きたいかも。
    頭蓋仙骨システムは、数値化して見えないから、先生の言われることを信じるしかないので、どこにかかるか、は、けっこう悩みますね。効果がすぐに出る子もいるし、なかなか改善しない子もいます。

     げんちゃんの算数の学習障害も、いっきにはいってませんしね。
    あれもこれも、思いつくまま取り組んでいますが、時々、取捨選択にせまられることもあります。予算と時間において。(笑)
    ママのカンがたよりのこともあります。
     
     スケジュール緻密に考えたのに、当のげんちゃんの消化具合がうまくいかず、修正しなければならないのかな、と思った先日のホームスクールですが、薄く何度も、ペンキ塗り学習法なら、とにかく、たくさんのことにフふれさせられます。つい、1つをじっくり、みたいな瓦はり学習法になってしまいがちなので、気をつけなければ、と反省しています。
    とにかく、何度塗り重ねられるか、を重視しようと思います。
    そのうち、何度目かになったら、何かがかわるはず、そう信じています。

     空間認識も、時間も、げんちゃんは、まだまだ劣っています。時間は、悲惨です。学校に行く用意をさせるのに、日々どならなければなりません。目の前にある、やりたいことに入っちゃうので、遅刻しそうになります。

     日本地図の型はめパズルも、ひっくりかえして回転・・・それではめこめる。みたいな判断が、まだまだ遅いです。英語話せると言ってもネイティブじゃない。そんな完成度ですね。普通に出来ることはまったくちがうのかもしれないです。
    ほんと、なかなかですね

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