ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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学習の進め方の原則 スランプとは

>算数の勉強に限らず、この子たちの理解の仕方って、普通の子とかなり違います。
いつも感じるのは、こういうことです。

 普通の子の物事の理解と習得とは、塗り絵にたとえるなら、たとえば、ひとつのわくを、きれいに塗って次に移っていくような感じだと考えます。
それゆえ、最後のところを塗るときは、完成の時でもあります。

 ところが、げんちゃんたちのような子は、1つの絵柄をうっすら塗ると、まだまだ白っぽいのに、次を塗っていくような感じです。次々にうっすら塗っては、さらに、今度はもどって、いろんなところをまし塗りする。途中の塗り絵は、どこも未完成です。でも、それを続けていくうちに、いつの日か、全体が濃くなって、全体がいきなり完成していく。

両者の間には、こういう違いを感じます。

ほんとに、どうしてなんだろう・・・・・と思っていました。 現象としてはとらえていたんだけど、それがどういうことなのか、よくわからなかった・・・

でも、ここへ来て、私なりに少し推察できるようになりました。

 げんちゃんの算数で考えてみます。
 
そもそも、数の感覚を構築するための基礎能力が、げんちゃんには欠けていました。その基礎能力とは、体のリズムかもしれないし、空間認識かもしれない。短期記憶とか、ワーキングメモリーとか、そういうものかもしれない。本当になぜ、そこまで数がわからないのか、私には明快な説明はできないけれど、とにかく普通の子より基礎的能力に不自由しているのは確かでしょう。

 今まで私は、運動による働きかけやその他もろもろのトレーニング、そう言う物に取り組んで、小学校の算数を、基礎から、這いずるようにして推し進めてきたわけです。
 こんな言い方はげんちゃんには申し訳ないけど、イルカに芸をしこむように、とにかくありとあらゆる方法でやってきた。その結果彼は、真に理解してなさそうだけど、割り算に取り組むところまで来ました。

 では、その間、彼の算数のための基礎能力はどうなっているか、というと、もちろん、ふつうの子におよびもつかないけれど、彼なりに伸びてきてる。

 さて、そうなると、四苦八苦して、以前教え込んできたようなことのいくつかは、やっと、しっくり理解できるようになっています。
では、その時点での、彼の学習のカリキュラムはどうすれば良いのか・・・・

そうです。彼の理解がやっとおいついてきた所までもどって、もう一度反復します。

 その時になったら、ステップバックしたその場所は、ちょっと後押しをしてあげれば、ストレス無くげんちゃんもこなせるように、すぐになっていきます。ママは、先に行きたいのをちょっとがまんして、この時とばかり、思い切ってもどった場所を、量的な反復で固めるのです。

 げんちゃんで言うと、割り算まで行っているにもかかわらず、ここだとばかり、10までの計算にもどったりね。(この時は、やれやれと思ってもどったのだけれどね。)少しやると、あ、けっこうできてきたな、と安心して、やるのをやめずに、とにかく、過去をうめていくように、しつこく反復するのが良いでしょう。運動の原則と同じく、量的運動が質の前に来るように、学習のステップバックをしたら、そこの量を積み重ねること。そこが大事なのです。
ステップバックはやってはいても、ちょっとしたらできる手ごたえが出て、ついさっさとまたもどってしまう。たぶんそういう傾向があるのではないでしょうか。
残念ながら、そうなってしまえば、ステップバックトレーニングは、むつかしい今の取り組みに反映されていきにくくなるのではないかと思います。

 たとえば、普通の子ならとっくにわかっているはずの、1から10までの数の合成なんかを、概念ではなく、しっかり具体物で作業させる。とか。数をたくさん数えさせる。(200とか大きな数もやる。のもいいですね)まあ、考え付くこと、なんでもいいですね。とにかく、何を今頃、というようなことを無心に大量に反復させるのです。

 それは、本来、普通の子であれば、塗り絵と同じ、すでにしっかり塗られたところです。つまり、ふつうの子なら小脳に運動能力のようにおとしこんでいるだろうという所です。同時に、そこはげんちゃんにとって、過去にもとりくんできた所で、塗り絵で言うなら、うっすら塗ったとこでもあるのです。取り組んだことがあるので、今さらとは考えず、今こそ期が熟した、と万歳して、塗っていくのです。

 
それをやってあげると、また割り算にかえって、またそこを濃く塗れる。そんな感じだと思うのです。

 しかし、その戻り方は、げんちゃんたちは、半端じゃない。そこまでもどりますか???っていうとこまで戻る。そこで親としては、毎回当惑するのです。え?今頃そこですか、そんなとこが不確実なのですか・・と。

 私が、いつも、動揺し失望する時は、たぶんそういう時なのではないか、と感じます。私は、そこで、激震を感じて、うなだれて、またカリキュラムを組みなおします。割り算どころじゃないじゃん。もう一度基礎に戻ろう・・・なんてね。でも、そのあとは、かならず、あら、割り算前よりできるようになってる・・・なんてことが、紆余曲折経て、ぽんとある日、出てきたりする。紆余曲折がたくさんあって、そこに行ったのは、いまとなればわかる。反復がたりてなかったのでしょう。

 私は、やっと、言葉にできたと感じました。この大原則なのではないか・・・と。

一度もどって、整理してあげる。そういう言葉で表現してもいいかもしれませんね。

 ならば、国語の学習も同じなのではないか、と思いました。。少し手強い国語の取り組みなどをさせながらも、行き詰れば、戻りすぎかとも思えるところ、ここなら、今になれば、がんがん反復できるというところ、そういうとこまでもどって、量的な積み上げをやって、一度整理してやるのがいいのではないでしょうか。

たとえば、めちゃくちゃ簡単な絵本を大量に読んだり・・・とか、桜が咲く、なんていう短い文節の入力をた~くさんしてみたり。(それくらいしか思い浮かびません。すみません。)

でも、その量的なステップバックがある一定を満たすと、少し難しいところに飛躍する。つまり、ママの期待する、”今すすめているところ”、ってやつに飛躍する。反復が、やってもやってもうまく行かないときは、実は、そこではなくて、もっと前のところこそ、今の反復期があるのだと思います。反復の場所の選定ミスも、反復の結果が出ない理由であるのではないでしょうか。

つまり、塗る絵の場所は、的確でなくてはならない。
そして、絵柄はこうやって、いきつもどりつしながら、やがて完成していくにちがいないのです。そう考えれば、トンネルのように見える時期も、必然であり、期待に値するステージで、別に動揺する時期ではないということなのです。

最近の私の理解でした。

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  1. glow-gen より:

    tさん
    コメントありがとうございました。算数の学習障害。軽い物からひどいものまで、結構普通の人もあったりするんですね。
    私は、げんちゃんがだめな理由の1つとして、数のイメージが映像化できない点だとおもっているのですが、ちがうのかな~。自分にどうしてもおきかえてしまうのですが、私は、数がぱっと映像になるんです。タイルみたいなものだったり、キューブだったり。だから、積み木の数とかとっても得意。でもげんちゃんは、積み木の数を、いちいちかたまりではなく、数えます。tさんのコメで不思議だと思ったのは数は苦手なのに、図形が得意という点です。数を図形化している私は、もちろん図形は大得意だった。でも、それはリンクしてないの??って思っちゃいました。よかったら、その辺。私が、いつももっともわからない点なので教えていただけませんか?
     げんちゃんは、ちなみに図形も苦手です。図形が苦手だから、数も図形化できない、と思っていたのは、認識不足なのかな~。
    わからないとこだらけです。
     タブレットの使い道ありますよね~。
    実は、陰山先生の「おうちゼミ」というすぐれものの問題集があって、それは、やり終えると、タブレットでえさがもらえたり、まるでたまごっちみたいに、キャラクターとからむ成果報酬がもらえるんです。それに問題の講義動画が、ちょこちょこついてて、見ては、問題を解ける。
     なんとげんちゃんは、はまりまくって、普通の子が、問題に取り組むようなシチュエーションになりました。

     おそるべき教材の力。また、ブログに書きたいな、と思うのですが、ほんとこれは、すごいです!
    だから、教材やカリキュラムは、練って練って・・・エネルギーかけていいもんなんでしょうね。決して手抜き出来ない気がしします。
    一冊でばっちりというのに出会うと、もう飛び上がりますよ。
     本屋でいつも、問題集を研究しております。(笑)

    ゲームは与えませんが、反復学習には、役立つ物が色々あるので、最近少し使い出しました。

  2. glow-gen より:

    あきさん
    ほんと丹下さんですね~。私たち。
    八方ふさがりになる。ありますね。でも、そう言うときは、やっぱり、あと飛躍してるんですよね。げんちゃんも私も。テレビで、何かをなしとげた人々のドキュメンタリーなんか見たら、必ず、スランプがあって、それを乗り越えて、形になってくる。まあ、取り組んでいるものが、発達障害というだけで、ちっともかわらないですね~。
     人生こんなに地団駄踏んで、打ち込めるものって、そうそうないから、楽しみましょう。笑
     でも、そのことばっかり考えているから、時々とんでもないかっこうで職場に行ったりしてます。職場ついて、ありゃ、これ履いてきてしまった~とか。やれやれ。私も、発達か??
     反復させる時、時間がないことも多いです。だから、最近考えて、やりたいことリストをプリントしました。表は、運動マッサージ系のこと、裏は、学習のこと、やったら、げんちゃんに、線引きさせてつぶしていきます。ホームスクールの日でも全部できない、膨大な量なんだけど。でも、その表があると、合間時間とかに、簡単なものは、どんどんつぶしていけて、達成感を味わえます。

  3. もりりん より:

    返信ありがとうございました。参考になりました。よく考えて色々な方向からアタックしていきたいです。
    うちの子の凹みは記憶力です。漢字については1~2年生レベル。読めるけど書けないので脳で記憶して動作(書字)にうつす連携が悪いのだと思います。すべては脳機能の働きが関係していると考え脳科学の本を読み漁りました。げんママさんのブログでも紹介してあった(脳を鍛えるには運動・・・)も読みました。うちの子はまず運動に重点をおき取組みました。

    運動オンチだったので初めは嫌がりましたが少しづつ出来る事が増え体育の授業でお手本に選ばれたりすると自信がつきその頃から本人のソーシャルが良い方向に変化していきました。
    漢字も昨日勉強した字を忘れていると、がっくりときますが、以前は覚えられなかった1~2年生の漢字も今はほぼクリアなので亀の歩みですが
    進歩してるのですね。長い目で見るとgood!とはいえ授業参観にいくと同年代の子の賢さに驚き凹みますが・・・先日も電話をかけるのにとまどり・・番号を記憶しプッシュする時には番号を忘れるという状態(涙)

    げんママさんの本文・コメントは勿論、皆さんのコメントも読ませて頂いて取り組みの参考にさせてもらっています。
    取り組みの先に必ず明るい未来があると信じていないと・・今をやってられない気持ちにもなりますよね(笑)頑張ります!これからも参考にさせてください。

  4. あおき より:

    はじめまして。
    いつも興味深く拝見しております。
    私の子は年中で、療育教室に週に1回通っています。
    まだ分からないのですが何らかの学習障害が出てくるのでは、
    と今からドキドキしてます。

    私が愛読している下記ブログがあります。
    もしかしたら、何かの参考になるかも?と思い紹介させていただきます。
    すでにご存じだったらごめんなさい。

    スカイのブログ
    http://ameblo.jp/hattatsu5/

    にこにこママのブログ
    http://niko2525niko.blog96.fc2.com/

  5. glow-gen より:

    tさん
    ほんと、なるほど~って思いました。tさん自信の数の認識のしかたの不得意なとろこって、算数ができない子たちすべての認識の仕方ではないのかもしれないですね。
    知り合いの
    鹿児島のまゆたんのブログから記事をコピペさせていただきますと。
    >量を見て、数値が浮かぶ。
    数値を見て、聞いて、その量が頭に浮かぶ。

     それが自在にできて、「数がわかった!」となります。

    と、うまいこと書かれてました。

    量をとらえることは、とても上手なのでは、とおもいました。それを、文字におきかえていくところが苦手なのかな?と。
     量感のない、カレンダーの数字の羅列とか・・・そういうものだと、イメージしにくいのでしょうか?

    でも、げんちゃんは、数を見て、量をイメージできない。反対のところの道筋も、両方だめなのかもしれない。
    そういう風に分析してみましたが、どうなのでしょう。よかったら、考察して教えて下さいませんか?
    つまり、数を上手に扱えるには、実態物のイメージを思い通りに描けることと、数という、人間が作った、10進法の世界を、きちんとイメージに当てはめて、頭の中で、枠組みが作れる。この二つの能力に関する何かしらの基礎能力がいる。

     まだ、うまく言葉にできませんが、前より、言葉にできるようになってきています。

  6. glow-gen より:

    もりりんさん
    お子さんはげんちゃんに似てます。うちのも、記憶力だめです。とくに漢字だめです。3年の漢字は、はっきり言って、ほんとに、がんばりました。だけど、普通の子より、ぜんぜん覚えが悪いです。

     書字をするのに、一字づつ写しますよ。だから、すごくおそくて、漢字の練習も、そんな風にやってると、覚えの悪さに、拍車がかかりますよね。

     だけど、今年の夏休み、福嶋隆先生の作文がうまくなる問題集をやらせました。ひたすら、文章の型を書写します。始めたときは、こんなん、できるんかな~という、難易度でしたが、学研の先生が、こつこつやらせてくださいました。そしたら、夏休み明けから、書写がぐんと早くなり、連絡帳に書く数行日記も、多少ましになりました。
     こつこつですが、改善しないわけではなさそうですね。がんばります。
     運動はすごいですね。運動ができてくると、なんか、落ち着いてきますよね。
    げんちゃんは、最近、学友に悪さしてしまって、あやまりの電話かけることはなくなりました。学校でも、落ち着いたね~と、先生方が口々に言ってるそうです。
     いっきにいきはしませんが、はっと気付くと別人です。やらない手はない、って思います。

  7. glow-gen より:

    あおきさん
     コメントありがとうございました。なつかしいな~。年中の時、はじめて発達が発覚したげんちゃんでした。げんちゃんも、幼稚園で療育通っていた頃は、ほんと、わけわからなかったです。私も、げんちゃんも、ともに・・・今のようなげんちゃんの姿はイメージできなかったです。学習障害はつきものですが、なんとかなります。少なくとも、げんちゃんは、すこしずつ別人になっております。がんばってください。

     ところで、ブログの紹介ありがとうございました。最近、げんちゃんんは、グレーゾーンになってきたので、成人の方の発達障害ブログを時々読んでます。そう、一見普通、でも、やっぱり、違う。その部分でのお困りごとを、治していきたい、という思いが出てきています。
     だから、大人の方のブログでのことを逆算して、考えるような思考をしているのですけど・・・

     スカイさんのを思わず、読んでしまいました。ありがとうございます。

  8. 無くて七癖 より:

    学習方法。とても納得いきます。苦手なものは
    自分もとことん前に戻る様にしなければ何でしょうけど、ほんと苦手なものはとことん拒否してしまうので自分でも呆れます。まさに覚えの悪さに拍車がかかります。うまく表現しますね、流石です。
    量と数値の関係の話を聞いて、数学森教授の話、数学は違うものを同じと思う術という話を思いだしました。鶏3羽と日が3回登って3日経ったを同じと思う。この認識って無意識に出来るけど、説明するのは大変そう。ネックなのはそこですかねぇ。(^_^;)

  9. ばたばた より:

    こんにちは。塗り絵のたとえ、まさにそうですね。すごくよく分かりました。
    あと、少し思ったのは、このような入りにくさは、時間の理解やスケジュールの困難さと同様、全体と部分をイメージするのが苦手なのと関連があるかもしれませんね。たとえ部分のことをやっていても全体が見えてくると面白いものなのですが、それがなかなか見えてこないと部分をするのが大変だし。また、逆に、全体が見えないから部分に取り組めない、とか。勉強でも「見通しをつける」ということが大事なのかも。(でも、漢字の見通しってなんでしょうね?(笑))

    ただ、私は正直なところ、1,2年で計算を教えても入りにくかった時点で、私の気力がなく、なんとか子どもを受け入れてくれるあまり勉強系でないおけいこに通わせることが中心になってしまい、時々簡単な文章題をさせるくらいで放ってしまってました。漢字も同様です。まず平仮名を書くのが大変だったし、字もすごかったのでこちらの気持ちが漢字まで行きませんでした。で、今になってどうしたものか・・・と思って、いろいろな漢字学習支援グッズや問題を使ってみているところです。ま、とにかく、一歩一歩ですね。

    ところで、横からすみませんが、あおきさんが書かれたスカイさんのブログ、今私が悩んでいる、子どもの将来・今後を考える際に大変参考になりました。ありがとうございます。
    でもスカイさんのところは、親族というグループがあって、まるで村全体で育てている子供、という感じでうらやましいです。自分の日常には、思ってることを相談できる人ってなかなかいないし・・・、です。

    げんちゃんのブログも以前書かれたところ時々読ませていただいているのですが、本当にいろいろな取り組みをなさってこられたのですね。それも、お仕事をなさりながらなのが、すごいです。
    性格、身体、勉強、コミュニケーション力(自分やその認識についての学習)、親子の関係、将来への布石・・・と、本当に考えていくべきところが広範ですね。

  10. glow-gen より:

    tさん
    ありがとうございます。それぞれの人の認知の仕方を話していただくと、ほんとに参考になります。
    >私はブロックを見ると、私基準の重さを感じます。

    そうですよね。たぶん、数字を見たら、重さとか、大きさとか、なんとなく、実感をともなって、その数字が見えてきますよね。
    でも、三京五兆九億 とか言われても、ぜんぜんぴんとこない。もしかしたら、げんちゃんも10とか、15とかのそういう他愛ない数が、、まるで、それと同じ現象をおこしていたのかも、とはっとしました。そう考えると、認知のしかたが、少し身近になりますね。
     それと、音符ですが、げんちゃんは、四分音符は、八分音符二つ分。とノートでは、回答できたりするけど、手拍子がうまく打てません。

    そういうのも、ほんと、算数にリンクするのでしょうね。もしかしたら、ピアノすごく弾ける子は、算数が得意・・・とかあるかもですね。

    おじいちゃんの脳出血からのリハビリ、ちゃんとベターになりますよね~。だから子どもだったらなおのこと、改善する。そう思います。

  11. glow-gen より:

    無くて七癖さん
    いつも、すごく参考になるコメントありがとうございました。
    私が、わかったぞ~って思った、このブログの内容に賛成してくださったのは、すごくうれしいです。やっぱり、こういうことなんだ~と、改めて、確認できました。
     でも、原則論はなんとなくつかめてきたものの、やっぱり、日々のトレーニングとなると、すぱっといきません。
    え?なんでできないの? とか、しつこく食い下がったりとか・・・
     今、学研のとても良い、暗算ゲームがあって、げんちゃんは、それにはまってます。フィードバックして、数をやらせたいときは、ゲームも使えるな、と思います。
    どうでしょうか。
     そのゲームは、差が二になる数をさがして~とか、足して8になる数をさがして~とか、やりながら、どんどんスコアを出していく物で、基本ゲームはさせない主義だったけど、これは、使える、と思いました。

  12. glow-gen より:

    ばたばたさん
    >全体と部分をイメージするのが苦手なのと関連があるかもしれません。
    なるほど~・・・彼らは、ディテールはけっこう得意ですよね。
     全体が見えないから、なんか、こう、相手をしていて、疲れますよ。いまだに。

     しかし、五年間を通して、ほんとに、あれこれ休む暇なく、取り組んできましたね。色んな人の助けも借りながら。だから、ふと、昔のことをすっかり忘れてます。

     だめなとこがいっぱいだし、まだ他の子においつけませんが、最近、げんちゃんのことをすっかりグレーとして見てる自分に気付きます。

     もとは、がっつりでしたから、私自身の意識も相当変化していると思います。そのせいで、最近は、大人の発達障害の方の本なども、良く読むようになりました。最後に残る、問題に、これからは、取り組む。と、なんとなく、私の意識がかわっているのでしょうね。
    スカイさんのブログ。とても参考になりました。
    頭が良くて、小学校が、ばかばかしくて、だめだったお子さんの話は、患者さんに、まったくその通りという方がいて、仕事の上で、直役立ちました。
     げんちゃんは、どれもどんよりなので、そういう天才的発達障害には、あこがれますが、皆、それぞれ色んなお困りごとがあるから、どっちが良いとは言えないですね。

     でも、振り返ると、ほんと、小銭貯金でも、時間がたってみれば、けっこう通帳にたまってる。発達育児とはそういうものなのでしょうね。

  13. 無くて七癖 より:

    返信ありがとうございます。
    素敵なテキスト見つかった様で良かったですね。
    大抵ゲームは喜ばせる仕掛け、褒美とかレベルアップとか得点とかがあって飽きさせないように作られてるので、げんままさんがいいと思ってさせてOKなら、ハマると思います。答えが8になるもの探すとかは、外国の算数のやり方みたいですね。
    公文のCMみました。面白くて簡単は過集中に入るので、いつかげんままさんが何処が簡単なんだそれ?ムッチャ難いって思うようなものも、げんちゃん解いてる時がくると思います。(^-^)/

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