ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
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> 夏休みは、今週で終わりです。げんちゃんは、振り返ればよくがんばったと思います。私がホームスクールする日以外は、午前中は3時間は、学研の先生のとこに行ってました。お盆と日曜日以外は、とにかく、朝は、勉強しましょ! ふつうのお子さんでも、ちょっと教育熱心なお宅では、午前中は勉強です。

 成果があがらない日も、あがる日も、とにかく、朝の習慣づけのように、げんちゃんは、いやがらず通いました。K先生も、1年の時から、毎年夏休み、一生けんめいげんちゃんを見てくださるので、ほんとにありがたいです。かれこれ、4年目。家から5分もかからないとこのお宅です。30代の先生で、赤ちゃんと幼稚園児二人かかえるかわいいママです。
 
 私のげんちゃん教育は、たくさんの方のおかげで成り立ってますが、ほとんど、発達障害児を教育するのは素人ばかりです。学研の先生も、学研を立ち上げて、二人目の生徒だったし。結局、ほかの生徒さんは、そう増えなかったのを良いことに、交渉して、お宅で受ける、家庭教師のようなスタンスになってしまいました。教材も、すべてこちらが用意して、やり方も、細かくお願いしてここまでやってきました。
 技術とやる気両方ある先生なんて、そうそう周りにいるものではないです。子供に対する愛情とやる気があれば、あとは、私が学んだことをすべて共有して、いっしょに発達育児のプロになっていってもらえばいいと思ってます。
 
 おこがましい言い方になってしまうかもしれないけれど、ママが勉強して、資質のある人を見つけて伝授する、・・・。そうすれば、有名な先生とか、専門家がチームに入ってくれなくても、ぜんぜん大丈夫だと思います。遠くに、何時間もかけて出かけて行って、すごい専門家にちょとだけ、レッスンを受けるより、試行錯誤のレッスンでも、時間的ロスなく、頻繁に受けられる方が、有利だと私は考えています。

 
 最初は、おまかせして、学研のプリントなど使っておられたのですが、しばらく様子を見て、違うな~と思ったので、私のやりかたに変えていってもらいました。私自身が試行錯誤のことも多いですが。
 時々、先生と、長々と電話で打ち合わせさせてもらいます。ついでに、時々、私の愚痴を聞いていただくこともあって、彼女がいなかったら、私の負担と不安は、どれほどになっていたか、と思います。私が、お願いするやり方も、だんだん吸収されて、私より、上手にやってくださるので、立派なものです。

 この夏休みは、学研の先生以外に、美術の先生も見つかりました。(笑)工作はやらせたいのに、まったく時間もなく、私も、仕事があるし。
 私は、近くの子供好きの主婦の方が見つかればな・・・くらいの気持ちでした。たまたま、げんちゃんの支援員をしてくれてる顔見知りの奥さんに頼んでみました。そしたら、私の意図を聞いて、

「いるいる! 適任の人が~。」
と言われて、T先生を紹介してくださいました。美術大学を出た絵描きさんで、障害児施設でアルバイトしてる30代の男性でした。なんと、彼は、我が家から歩いて、5分のとこに住んでました。人柄もいいと推薦くださったので、すぐに交渉しました。ほんと、げんちゃんはなんて恵まれてるんだ~(わかっとるんかい、って感じですが。

 夏休み、彼は、私のいない日に、5回ほどげんちゃんの工作を見てくださいます。美大卒の方に見てもらうほど高度なレベルに行ってないので、これぞ、オーバースペックって感じだね。彼は、おっとりして、ほんとによい方でした。おまけに、彼が唯一持っている、月1度のスケッチ教室にも車で連れて行ってくださったり、げんちゃんは、良い経験をさせていただきました。でも、彼の報告を聞いてると、先生としての技術は、ほとんど初心者みたいな感じです。話好きなげんちゃんのペースにまきこまれていたので、やり方も、少し口をはさませていただきました。それにしても、げんちゃんは素敵な大人からまた良い影響を受けたように思います。

 夏休みで終わりにするのがもったいないですね~。

 そして、回数を重ねたら、げんちゃんは、最初のレッスンの時とは、すっかりかわっているようでした。工作がだめなのは相変わらずですが、やっぱり、初回よりこなれているようです。地道ですが、こうやって、少しずつ少しずつげんちゃんは進化していくようです。

 夏休みは、もう一人重要な先生がいて、それは、6月からかかわっていただいている体操の先生です。体操の先生も、体操はプロですが、発達障害についての知識はゼロです。でも、彼は、毎回来ていただくたびに、私が彼に教える発達障害の知識や、お貸しする本を、どんどん吸収していかれるので、とても楽しいです。先生も、げんちゃんを教えることで、すごく自分の仕事にも役立つと言われていました。先生は、大きなスポーツ教室の先生をされているので、げんちゃんで培った知識をすぐに、自分の仕事で役立ててみてるようです。

 この先生も、ずっと探していて、見つかりました。
20代の先生で、自分の仕事の役にもたつから、と言って、引き受けてくださいました。これも、最初は、げんちゃんといっしょにジョギングや運動をしてくれる、近所のお兄ちゃん的な人で良いから・・・というとこから始まって、技術を持った方に出会えてほんとにラッキーです~。

 でも、いないときは、近所のママとか、お兄ちゃんとか、リーズナブル価格でお願いして、しっかり、ノウハウを伝えてやってもらうのは良いと考えます。とにかく、仕事をしてるママも多いので、その間、何もできないのはあせります。近くに眠っている人材があるはずなので、探してみたらいいかもです。げんママは、いままでそのスタンスでやってきました。
 

  まあ、そんなわけで、夏休みは、旅行などに行く贅沢はできんわな~・・・まあ、基本的に旅行に興味がないげんママなので、もっぱら、趣味は、げんちゃん教育ということにしておきましょう。

自分で探して交渉してるので、それ専門でやってる人に頼むより、リーズナブルにやっていただいてますが、大変です。げんちゃんの夏休み予算、もとを取りたいものですね~(笑)

 

公開コメント 承認後公開

  1. MTパパ より:

    ご無沙汰しております。夏休みは期間が長い分こちらも目に見える成長を期待してしまいますよね。げんママさんのたゆまぬ研究の努力には本当に頭が下がります。私は最近仕事が忙しくなってしまい、息子の相手をする時間がろくにありません。それでついつい息子の研究から遠ざかってしまいました。反省。
    今年の夏休み、息子はキャンプで子どもたちと富士山に登ってきました。天気が心配でしたが、無事登頂できました。お蔭でスタミナはつきましたが、スタミナと根気くらいでしょうか、この夏伸びたのは。
    10月にはまた運動会があります。でもそろそろ、目先のイベントばかりに拘らず長いスパンでの成長を促したほうがいいのか。悩みますね。

  2. glow-gen より:

    Nさん
    そうです。専門家と称する人が必ずしも、こちらの意向にそってがんばってくださるとは限りませんよね。
    でも、教育に少しでも興味のある方で、子どもさんを教えたいと思っている方、しかも、人柄が良い方だったら、無限大に色んな能力が発揮されることがあります。
     うちの職場は、大学の近くなので、教育学科のやる気のある子たちとか、交渉してやってもらえそうだな~と思います。
     友達の捜してるご家庭に紹介できそうな方を、学生さんなら連鎖式に見つけられるかも・・・なんて、思います。
     ただ、相当こっちがレクチャーしなきゃ、すぐにはこっちの思うようには無理だと思いますけどね。

     良いかたの巡り合わせは、動いていたら、なんとなくできてくるような気がします。行動あるのみ・・・かな~。

  3. glow-gen より:

    MTパパさん
    ありがとうございます。研究と努力・・・確かに、趣味になってますよね。(笑)子どものためにやってるというより、やりたいだけ・・・って感じもしますね。
     お仕事忙しかったですか・・・お疲れ様でした。パパが関わっていらっしゃるのは、ほんとすごいと思います。

    スタミナと根気・・・まずはそこです。
    げんちゃんは、運動を最近、先生について、細かく、上げていってますが、それというのも、まずは、質より量・・・がまあまあできてきたかな~・・・と思うからです。量ができてないと、何事も始まらないです。MTパパさんの取り組みは重要なとこですよね。

    まわりの子に追いつかせたいという気持ちと、この子のスケジュールで・・というとこのせめぎあいですね。
    いつか、いっきに、駆け上る日を夢見てます。

    今年の夏は、少し上がったかな。

  4. glow-gen より:

    fukanさん
    水泳すごいです~。25メートルって、げんちゃんも、泳げるまで、何年もかかりましたよ。きっと達成感を味わってると思います。そういうひとつひとつがためになって、飛躍します。
    宿題も、わかります~・・・げんちゃんも、1ページやるのにどれほどこっちの根気がいったことか・・・。
     あまりにレベルが上だったら、させなくても・・・と思いながら、ついさせてしまう。ここが親心ですよね。今年も、ぼちぼちやりました。だけど、考えてみれば、4年の単元は、けっこう難しく多くもあり、やってしまえば、あら、やっぱ進歩してるよね、と思いました。
     夏休みの親子の努力は、普通の子では考えられないしろものです・・・お姉の時は、夏休み終盤でな~んにもやってない!という状態でした。それでも、え~、それどういうこと~、早くやんなさい!で終わりましたモンね。笑

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