ママの格闘と改善のダイアリー

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ホームスクール、フォーカスが合わない・・・とは

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ホームスクールの失敗の原因を前ブログに書いてみましたが、今日また、もう1つ気付きました。

もしかしたら、これが、最も、根底にある恐ろしくやっかいな問題かもしれないです。

 それは、げんちゃんが、ある意味”狂人モード”に入っている状況下で、ホームスクールをすることがある、ということです。

 カリキュラムもまずくない、ママも、忍耐強く、すぐに切れずにがんばっている。

 それでも、まったくげんちゃんの体が、ホームスクールに向かない・・・そんな状況の時が、しばしばあるのです。

 これは、ブレインジムの姉妹版とでも言う”BBA”(ビルディングブロックアクティビティー)では、”フォーカスが合わない”と表現するらしいです。

 その言葉は、まさに、ぴったりだと思うのですが、げんちゃんの意識が、どうにもこうにも、目の前で展開されている事象に、まったく焦点が合わないのです。

 心ここにあらず、と言った感じの時もあるし、ほんとに、狂人のように、にたにたしてる時もある。きょときょときょときょと・・・落ち着かない時も、もちろんあります。
共通してるのは、視線が、まったく目の前の物から、はずれてしまっています。集中というものとは、対局にある状態です。

 ママは、もちろん、いらいらして、叱ったりしますが、まったく、無意味な行為であるかのように、げんちゃんの脳には届きません。ともすると、怒鳴った大声の刺激だけが、あるいは、言葉のするどさだけが、彼の反射をさらに引き起こす・・・そんな風にも見えます。

 このモードが支配すると、ホームスクールの、ありきたりの学習カリキュラムなど、ほとんど母親の慰めにしかなってない・・・そういう気がしてきます。

 まさに、万事休す・・・・・

前回書いた、カリキュラムのミスから、そういうモードに追い込んでしまうこともあるのですが、何の脈絡もなく、どんな良いカリキュラム下でも、発現することがあるのです。

 今朝もそうでした。

 マッサージを終え、軽く体を動かして、げんちゃんを机にいざなったのですが、げんちゃんのモードはほんとに、最悪でした。

 目は、どことなく、宙に浮き、まったく落ち着きを欠いてます。よく、私は、怒らずに、もちこたえたものだ・・・と自分をほめたくなるほど、彼は、ばかげてました。

 結局、朝ほんのわずかだけ取り組んで、あきらめました。眠そうにもしてたので、寝せようとしました。不思議なことに、いつもなら、学習中、眠くなった時、仮眠をとらせると、すぐに寝てしまうのに、なんだか、げんちゃんは、それすらできないようでした。

 最近調子の良い時は、チックが随分減っているのに、なんと、しょっちゅう出てきます。

やれやれ・・・・これは、もうお手上げです。脳の回路のもつれは全開に達し、脳は、自分の好きな回路だけ暴発してるみたいです。

 まだまだ、脳の低位の場所(大脳皮質とか、前頭葉とかではない、原始的な部分)が、まだまだ整っていないのだなー・・・と理解するげんママです。

 いやはや、もう何をやったらよいのやら。途方に暮れてしまいます。

 そして、昼から仕事にもどって、冷静に考えてみたら、げんちゃんの今日の状態は、やはり、何らかの体へのアプローチ。それが必要なんだな、と思いました。原始反射を、どうにもこうにも押さえられない脳の状況にあったのだ・・そう考えるのが妥当です。

 最近、体操の先生が来られて、しっかりストレッチをして、可動域を広げて、さらに運動レッスンをした直後、げんちゃんの体は、なんとなく、すっきりしたような、動きのスムーズさを感じます。ブレインジムの多くのエクスサイズも、結局は、ストレッチだったりするわけで、ストレッチ、すなわち、筋紡錘に刺激を与え、反射で縮こまった筋肉を伸ばし、また収縮させると、脳と体をしばっていた、あらゆる抑制から解放されてくるのかもしれないです。

 思い切って、学習的ホームスクールを中断し、げんちゃんのためにプログラムした、ストレッチに限らず、体のカリキュラムに変更することが、最も効果的な時もある。そう思います。

 はなっから、その体の調整プログラムも、決して、学習プログラムに劣る物ではない、という認識をもって、まよわず、そちらを、選択する。「あー、今日も、だめだったー、」

と思わずに、こっちも、学習プログラム同様に、十分、親子で達成感を味わって良いのだと、位置づけること・・・・それが、また、ホームスクールを成功に導くコツなのかもしれない、と思うのでした。

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  1. バード より:

    こんにちは。
    げんママさんのブログ、大変参考にさせて頂いてます。
    フォーカスが合わない 時がある。なんとなく分かります。 そんな時、何か特定のモノを食べた後ってことはないですか?
    以前の投稿に 遅延性アレルギーの検査をされて、一時期 小麦、卵、乳製品を抜いてみたけれど、効果がハッキリしなかったので 食事制限は今はしていないと書かれていた記憶があるのですが、遅延アレルギー検査に強く出ていなくても、不耐性を持ち合わせている可能性もあるみたいです。今日はダメだなって日の食事を 今一度 注意して見直してみると何か発見がある可能性もあるんじゃないかなと思いコメントしてみました。
    と言う我家も 本当に毎日が試行錯誤の発達凸凹君の育児をしてますが、遅延アレルギーの結果とは別に 最近 どうも りんご、ブドウ 辺りが怪しいと思い 観察しているところです。
    フォーカスが合わない時の原因があり、それが分かると ありがたいですね。
    ここのブログに来ると、前向きに子育てされている方々にたくさん出会えて 情報も頂けて 本当にとても励みになります。感謝感謝です^ ^

  2. MTパパ より:

    夏休み、さすが色々やられてますね。我が家はしょっぱなから飛ばしすぎて、昨日から息子が発熱。今日になって妻まで発熱。夏休みの様々なスケジュールに黄色信号が灯ってしまいました。しかし、げんママさんのホームスクール凄いですね。私は自分でかなりやらせてる方だと自負してましたがまだまだでした。運動ならまだしも、私はそこまで息子の勉強には付き合えません。ストレスでこちらが参ってしまいます。しかしそれについていくげんちゃんも凄いですね。普通の子の何倍も努力しているという意味が分かります。
    でもやらせたいことは沢山あれど、育ち盛りのこの時期、睡眠もしっかりとらせたい。この兼ね合いが難しいですよねぇ。

  3. みかんママ より:

    家にいてもビデオばっかりだし、涼しくなってきたので、公園にボールもっていかせました。誰かしら友達がいると思うので、当分帰ってこないと思います。
    結局、午後は学校の宿題の算数まとめプリント1枚、計算ドリル4ページ、花まる学習会の計算1ぺージだけでした⤵️
    なかなか勉強モードになってくれません。
    あと夜、数枚だけやって今日は終わりそうです。

    漢字は、塾で息子が無理無理すすめたがったようで、2年の漢字が既に全部終わり、今2年のまとめテストプリント問題をやらせてもらってます。
    20枚もらい、コピーしてやらせているのですが、漢字が書けても語彙がわからないので、横でついてヒントを与えてます。
    「ほどう」って?→「歩く道だよ」、「しまい」って?→「姉、妹」て感じです。相変わらず語彙の少なさを感じ、何度か同じプリントをやらせないと駄目そう。

    それと夏休み、車で九九のCDをかけていて、ようやく1〜5の段までなんとか覚えてきましたが、新しい段を覚えていくと、せっかく覚えた段が間違えたりして、まだまだ怪しく、先が長〜い。
    夏休みで全部覚えられるかしら?
    げんちゃんはどのように九九を覚えましたか?

  4. junママ より:

    こんばんは
    うちもここ最近は調子悪いです。去年よりはいいですが、暑くなり出す前はまだ穏やかに過ごす時間が長かったように思いますが、久々に朝からイライラしてる感じの息子に私も腹が立ち、何なの??と言うと何か疲れる…と。久々に自分から進んで六味丸を飲んでいます。六味丸飲んでも朝から愚痴ばっかり言ってますが。夏の暑さは想像以上に身体にこたえるのかもしれないですね。うちも朝のうちに宿題やったら昼からは遊び放題です。少年文化科学館とか博物館とか、ホークスタウンのチームラボも行ってみたいです。夏はたくさんイベントに出かけて刺激受けるのもいいかもですね。勉強は涼しくなってからでも。

  5. glow-gen より:

    Kさん
    コロロメソッドってネット検索したら、自閉症児のための団体が出てきました。どんな子でも、絶対受け入れる・・・って書いていたので、すごいな~と思いました。確かに、げんちゃんみたいな子は、幼稚園にしても、色んなところで、申し込みお断りになったりしますからね。
     最近、まだまだ、げんちゃんは、下位脳が育ち上がってない、だから、まだまだ上に行けない、そう思います。

     運動、マッサージ、もっともっと、やらなければならないことがあるな、と思います。

     目のこと、あらためて、言葉にされると、納得です

  6. glow-gen より:

    バードさん
    ありがとうございます。食事のこと、また見直して、関連を調査してみます。
     でも、あとから思ったのですが、良い時の方が、つい、素タンダートと思いがちですが、げんちゃんの実力は、狂人の時なのかも。まだまだ、原始人的な脳なんだと思います。やれやれですが。
    マッサージ、すりすりさすって、そこを、よくできないかな、と思います。

  7. glow-gen より:

    MTパパさん
    すごいですか~?うれしいな~。
    私は、ぜんぜんだめだな~と思ってました。
    でも、仕事にもどって、げんちゃんと離れると、ずたぼろの、ボクサーが、試合の合間、次のラウンド向けて、体休めてケアしてもらってる時みたいな気分になります。

     ほんと、彼と、いっしょにいて、トレーニングさせてるときは、私は消耗してるんだな~と思います。
    やつらは、ほんと、こっちの気持ちをさかなでしてきます。
    知的障害とは、ほとほとやっかいな障害だな、と思います。
     だんだん、大人になってきて、えぐいところが、より浮き出てくるようなそんな感じです。

  8. glow-gen より:

    みかんママ
    ありがとうございます~。なんか、自分では、ぜんぜんできないな~と思うホームスクールです。
     しかし、げんちゃんは、2時間くらなら、ちょっとの休憩をとりながら、だらだらにしても、机に座って何かやるのは平気です。
     でも、これも、ほんとに、長い間の習慣づけなんだろうと思います。
     ご褒美ビデオですか。私も、昔ちょっとやったことあったのですが、うまくいかなかったです。どうしても、見たいので、気持ちがそちらにとられちゃって・・・

     げんちゃんは、好きな本を読ませるとか、昔はプラレ^ルだったかな~。
     
     DVDや,ゲームは、勉強にもどりにくいかもですね。どうしても、タームが長くなっちゃうし・・
     げんちゃんは、ゲームは、与えずにすんでますが・・

  9. glow-gen より:

    みかんママさん
    DVDのことを思い出しました。
    げんちゃんは、土曜日だけ見てますね。あとはおばあちゃんのとこで私の目のないとこで、見てるようです。
     せっかく見るのなら、良いDVD,と思います。
    昔の、長靴下のピッピとか、天使にラブソングとか・・・
    アニメにかぎらず、良い作品をできるだけ見せるようにしてます。なかなか選択に苦労します。最初は、こんなの見ないといいながら、やっぱり、見せると、良い作品は、何度も見てますね。
     字幕で見るなら見せる・・・とかいう条件をつけたりしてます。
     まあ、でも、私といる時間は、見せる暇ないですね~。

  10. glow-gen より:

    junママさん
    そうですね。夏の高温多湿は、この子たちには、こたえるようですね。
    でも、げんちゃんは、2年の夏から、頭蓋仙骨を受け出したので、3年4年と、夏が特にひどい、という感じがしなくなってます。
     頭のマッサージ、体すりすりマッサージ。いいかもしれないですね。

     でも、子どもさんは、うちと違って、勉強の時間が少なくてもいいからいいな~。げんちゃんは、必死で入力しないと、どんどん遅れていくばかり。頭悪いです。ほんとに、涙

  11. えま より:

    こんにちは!
    前にコメントさせて頂いた時に水素ローションの話をさせて頂きましたが、あれすごく良いんです!!!
    私なんかも肩が凝ったりして着けると30秒くらいで嘘みたいに軽減するんです。
    筋肉や皮膚の緊張を取ったり可動域をあげるらしいんです。
    ネットで調べたら接骨院の先生が施術時間の短縮になるなど大絶賛でした!
    ローションとクリームの2種類あって、愛知県のネイシューという会社が販売しています。フィジオケアローション(PCL)とフィジオケアクリーム(PCC)という商品です。
    値段はそこそこしますが手放せなくなりました。(美容でシミ、シワにもいいんです(^-^))
    決してこの会社の回し者ではありませんので!ストレッチやマッサージのときに併用すると効果倍増かと思いまして紹介させて頂きました!

  12. glow-gen より:

    Eさん
    ありがとうございます。水素ローションですか。
    なんか、調べたら、還元水で、たぶん、クラスターの小さい水で、取り込みやすいのかな?
    体が柔らかくなるなんて、ちょっと不思議ですね。
    マッサージにクリームがよいかもですね。ローションは出てきたのだけど、クリームは、よくわからなかったのですが・・・捜してみます。

  13. glow-gen より:

    Fさん
    コメントありがとうございます。何気に書いている言葉でした。すみません。

    理解できた、というのが、わかった、ということだと思ってしまうんですよね。
    確かに言われることごもっともですね。

    認知の違いなんだな、と思います。でも、たとえば、業務とか、勉強とかでは、わかったとか言われてしまうと、あ、理解できたんだな、って、それ以上教えなくても大丈夫なんだな、って思って、それからの段取りに支障をきたしてしまうのですよ。
    だから、そこを工夫する必要があるな、と今回の件で思いました。
    げんちゃんに関しては、どこまで理解できた?って確認して、もっと段階ごとにコミュニケーションしながら進めるべきだな、と、思いました。

    わかった、という言葉の認識が違うんだと思うのです。
    すごく学びました。
    コメントありがとうございます。

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