ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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ホームスクールについて

   > 夏休みに入ってしまいました。毎年、夏休みは、綿密に計画を立てます。といっても、ママの仕事を細切れに休み、そこでホームスクールをやって、私ができない時は、近くの先生のおうちで(もとは、学研の先生ですが、個人指導を、こちらが教材等用意して、やり方とかも、げんママのお願いするスタイルに、あわせていただいてます。)指導してもらいます。
 
 サッカー、野球、ピアノ、英語、体操・・・そういうのも入ってくるので、げんちゃんは、けっこう受験プレッシャーのない、受験生みたいなのかもしれないですね~。
何も知らない人に言うと、目をひそめて、
「何も、小学生のうちから、そんなにがりがりやらなくても~。」
と、言います。 まあ、おねえの場合は、私自身がそう考えていたから、しかたないですが、とにかく、早く脳の開発をすべきだ、と考える、今のげんママには、遠い世界の話のように感じます。

 最近おもしろいことがありました。以前、子供会の役員をしている時に知り合ったOさんから、何年ぶりかに電話をもらいました。用件は、げんちゃんとはまったく関係ない用事でした。そのあと、Oさんが

「私、学校に行ってるのよ~。」
なんだか、ちょっとトーンダウンした感じでおっしゃったので、もしかして、と思い、
「あれ、支援員さんしてるの?」
と私が言うと、
「あ、そうなんだけど・・・」(ちょっとためらったトーン)
とOさん。
「あら、もしかして、げんちゃん、見てくれてんの?」
と言うと、
「そうなんよ。げんちゃんを時々みさせていただいてます~。」
との返事。やっぱり、・・・

・・・そのことを言うのをためらったのは、なんでも、学校で守秘義務、守秘義務とうるさく言われるのと、げんちゃんの障害のことを、自分が知っている、ということを、私がどうとらえるか、ちょっと心配したからのようでした。(実際、それも変な話で、私は、支援員さんと打ち合わせさせてもらいたい、といつも思ってました。)

 もちろん、私はそんなことは気にしないので、

「え~、そうなの?? ありがたい! ありがたい! げんちゃんの学校の様子が知りたいの! 教えて!」
とくいついて、色々教えていただきました。

 まあ、神様は、色んなところで、色んな人を配して、私を助けて下さること! 感謝です。なんせ、二日ホームスクールをとったことで、それ以上仕事に穴をあけられない状況になり、学校見学ができず、学校の様子は、ぜんぜんわからない状態だったのです。

 支援員さんというのは、げんちゃんみたいな子を持って初めて知るのですが、ちゃんと教職を持ってないとできない文字通り、先生方を助けるために入ってる、アルバイトの先生です。(たぶん・・・正職員じゃないと思うんだけど。そこは知らないです。)
 おもに、遅れのある子のサポートに入ることが多いようです。実際、お友達の発達障害のお子さんのママも、若い時にとった教員免許を生かして、入っている人もたくさんいます。(追記・・教職なくても、大丈夫なとこもあるそうです。すみません。)

 Oさんに、
「ホームスクールって、誰がどんなことをしてるの?」
って聞かれました。げんちゃんが、定期的に欠席するので、毎週ローテーション作りで、真っ先にそこに目がいったのでしょうね。私が説明すると、ちょっとびっくりされました。
私が、やってるとは思わなかったそうです。

 ホームスクールは、やっぱり、興味深くよくたずねられます。アメリカなんかじゃ、ホームスクーラーはけっこう多く、ホームステーを経験した人に聞くと、現地で行ったプロテスタントのキリスト教会には、ホームスクーラーたちが集って、共同授業を受けるホールなんかがあったそうです。人々の認識も、ずいぶん違った物のようです。

 でも、日本では、まだまだかなり少数で、認知度も低いし、ホームスクーラーのための、施設、グッズ、人材、どれも、希薄です。

まあ、げんママも、完全ホームスクーラーではなく、学校を軸にしてるので、偉そうなことは言えませんが、それでも、かなり少数派なのかもしれないです。

今年は水と木やってますが、時々ある土曜授業なども、英語とピアノを優先するので、ことごとく休んでますね~・・・

最初は、学校を休むので、体育や、音楽、図工などの特別な授業が受けられなくなってしまう、と心配したのですが、学校に見学に言って、ほぼ素人と言っていいクラスの担任が、がんばって教えておられるのを見たら、まあ、プロのピアノ講師と、それぞれ、教えるのがプロのスポーツの先生が教える運動のお稽古ごとで、十分、カバーが出来るとふみました。それで、心配しなくなりました。

 図工も、あまりに能力のないげんちゃんは、1~2年の頃は、まったくついていけず、ひたすら支援員さんに手伝ってもらって、でっちあげるだけなので、これならば、家で彼の段階のトレーニングをしっかりやった方が能力アップにつながると思われました。

 実は、私の知り合いの、あるキリスト教の牧師家族も、別に不登校でも何でもないのに、子ども5人、ホームスクールで立派に育てています。牧師のパパに聞くと、ピアノを全員にしっかり教えたら、ある時、それを軸に、今度は、ギターをやりたいだの、歌をやりたいだの、自主的な希望が出てきて、広がっていったよ・・・と言ってましたっけ。
 まあ、そういう人が身近にいたので、ホームスクールに対する心配がまったくなかったのかもしれませんね。(ちなみに、そこの子どもは、現在、それぞれ看護学校に通ったり、けっこう良い大学行ったりったり、留学してたりしますから、すごいよね~。発達障害児は一人もいないのですが。)
 
 
 さらに、彼が言うには、そもそも、ホームスクールとは、宣教師が、宣教地で、子どもを家庭で指導したのが始まりなんだとか・・・・そういう素地があるので、アメリカでは、とても根付いているんでしょうかね。・・・・

げんちゃんの話しにもどりますが、

 1つのことをやるのに、とっても時間がかかるげんちゃんは、一日中、取り組んでも、なかなか、いっきにたくさんのことをこなせるわけではないですが、いわゆるプリント学習のようなものだけにかたよることなく、その時に必要と思われるプログラムを入れられるので、ホームスクールは、学校のカリキュラムの外堀かためのようなことができる、というメリットがあります。

 まあ、あまりにできなくて、私が切れて、げんちゃん泣く・・・みたいなことも、けっこう多かったですが、だいぶん、げんちゃんも、普通っぽいとこが出てきて、ホームスクールは、前より、それらしくなってきてます。

 私が、暗礁に乗り上げているような時は、お助け先生として、近くの学研の先生に、3時間肩代わりしてもらう、という逃げ場を作ってます。

たまに、二人で、暗礁に乗り上げることもないとはいえないですが、やはり、そこは他人。私より、なんとかしてくださいますよね~。

ホームスクールも、4年目に入ると、げんちゃんも私も、学校生活とそれがあるのが当たり前になっています。

あ、内容を書きたいと思ったのですが、イントロで終わってしまいました。次回に回します。


 

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  1. Rママ より:

    お久しぶりです^^
    夏休みに入りましたねー!
    息子も計画立てて能力の底上げを頑張りたいです。
    ホームスクールの内容、アップされるのを楽しみにしていますね。
    ところで、前の記事のコメント欄で紹介されてた、ふくしま式の国語の本、今読み進めています。
    3つの力に集約されてて分かりやすく、取り組みやすそうですね。
    うちは算数は大好きなようですが、国語が溝です。読む力と読解力が足を引っ張ってる感じですね〜
    3年になって教科が増えて一気に覚える事多くなったなぁ〜て感じです。漢字もハードルが上がりましたね。画数多かったり、似た漢字が多かったり。。
    息子自身、だいぶ読む力はついてきましたが、周りのハードルも上がっていきますし^^;
    国語力は全教科で必要になってきますからね。。。
    また、いい教材などあれば、ご紹介いただきたいです!

  2. glow-gen より:

    Rママさん
    福嶋先生の本良いでしょう。今、主流にもってきてます。げんちゃんは、まだまだ頭悪いので、夏休みにどれを優先してやらせるか今、思案中です。普通の子なら、色々できるんでしょうが、なんせ、理解力がないから、時間内に取り組める量が半端なく少ないのです。
     漢字も、1学期のものはぜんぜん覚えてないし・・・3年の漢字は、必死で入力したけど、すべてすらすらとはいかないし。鉛のような、算数はあいかわらずだし・・・
     ああ^、この子って、なんでこんなに頭悪いんだろうね・・・と日々思います。オセロゲームやらせたいだとか、工作させたいとか、読書させたいとか、運動させたいとか、色々あるけれど、この子のこなす量が半端なく、少ないので、日々ため息の連続です。
     なんか、今年は、げんママめずらしく悲観的・・・
    それというのも、ブレークスルーが来ないからです。一生懸命押したら、少し進む、そういうペースだと、いつまで経っても、ぱっとしないな~。やれやれ。

  3. glow-gen より:

    Nさん
    コメントありがとうございます。1歳で、頭蓋仙骨療法に行き当たり、トライしてるなんて、なんてすごいおかあさんでしょう!子どもの障害がわかったら、即行動、それが一番、早道です。とにかく、一日でも早く、脳に働きかけけをするのが、子どもも、母親も、家族も、ハッピーだと思います。
     頭蓋の次には、私だったら、ベビーマッサージが最優先かもです。それから、フラッシュ、絵本早読み、出来る限り運動。音楽を聴かせる。もう、刺激という刺激は与え続けるかな。
    ただ、げんちゃんは、わかったのは、5歳後半なんで、残念ながら、その頃は、な~んにもしてません。残念。でも、がんばって下さい、すごく早い取り組み、すばらしいですよ。また、コメしてください。

  4. glow-gen より:

    Kさん
    元気ですか。そうなんですね~。うちの学校は、保育士さんはなれてるみたいだけど資格優先みたいです。
     地域によって、教職がなくてもなれるとこもあるんですね。確かに、免許関係なく、能力がある先生が支援員さんになってくださるのがありがたいですよね~。
    ここにコメしてくださるママは、みんな出来ると思いますよ。ただ、どんな能力がある人でも、学校の規律というか、習慣みたいなのあるから、限界はありますね。
     国語の教え方は、最近、少しつかめてきました。
    絵を描けるようにもっていたステップと基本は同じなんだな、と思います。
     まず、鉛筆もつことを教える。ここは、単語とか、文字。それからパターンを入れ込む。ここは、単文の書き取り。そのあたりで、てにおは、の感覚を入れる。
    そしたら、次は、その子にあった難易度の、絵本を大量に・・・かな~。とにかく、国語も、きっちり、パターン入れ、と難易度にあったものからの読解・・なのかな、と思います。
    福嶋先生のものは、パターン付けがとてもわかりやすく、しぼってある点が、すぐれてますよ。
    げんちゃんも、読書させてますが、難易度と興味のあるテーマが勝負。そこをはずすと、いまいち、くいつかないです。
    夏休みがんばりましょうね。

  5. お久しぶりです! 長い長い夏休みが始まりましたね(^^;)
    げんちゃんママを見習って、今年はもっと綿密な計画を立てて、取り組む予定だったのに……なかなか捗りません~
    なんて言うか、一回量が(こなせる、理解できる量)が本当に少ないんですよ((T_T)) 叱咤激励も、この子達には逆効果…そう分かっていても、なかなか仏様にはなれません(笑) 福嶋先生の本、取り寄せてみます。やはり、読解力は全てに通じますよね。 いつも、言ってますが時間が足りません(笑) 焦っても仕方ないのに(^^;
    お互い、少しでも手応えがある夏休みにしたいですね。

  6. glow-gen より:

    そうちゃんママ
    夏休み。気ばかりあせりますね~。ほんと・・ここでとりもどさずして、どこでしよう・・みたいな感じで。泣
     でも、言わんとするとこよくわかります。とにかく、たくさんできない。ここまで今日は終えよう、という考えを捨てなければならないです。ほんと、
    私の数々の失敗から、思うのは、とにかく、難易度をあげすぎないことかな~。それと、量的な満足感を得ようと思わないこと。
    もし、量を行かせたいときは、難易度をすごく落とすのがいいですよね。
    4年目にして、やっと、最近ホームスクールが、多少はましになってきてます。
    コツ。と思うのを、近々書いてみようと思います。待っててね。笑

    とりあえず、何時間もかかって、くたくたになって、これしかできてない・・・と思うときは、たぶん、難易度が高すぎるのかもしれないです。そういう課題は、時間をきめて、10分から、30分の間で、細切れにやった方がいいです。あらゆる、テーマを、とにかく、細切れ、もちょっとやりたい、というとこで切り上げる。

    これが一言で言うコツかもです。
    がんばりましょうね~。

  7. glow-gen より:

    みかんママさん
    す、す、すごいな~。毎日サッカーなんて、・・・もしかして、プロになったりする~??

     げんちゃんは、どう見ても、水泳以外、連携するスポーツはまったくだめですよ。頭悪いから、布陣を考えたり無理だもんね。
    いつも、そこがすごいと思います。
    勉強も、できるんじゃ~、と思うのですが違うのかな~。
    げんちゃん、3進法と10進法の原理を教えたら、初めて、10進法の考え方が、やや、つながったみたいです。
     もう、ほんと、わけわかりません。つながったといっても、すらすらできるようになったということではなく、あいかわらずだけど・・・
     まあ、やること多すぎです。こなせる量は、普通より、すごく少ないというのに。まるで、ぼろ屋の雨漏り、ここを防げば、またここ・・・そんなかんじです。とほほ。

  8. glow-gen より:

    みかんママさん
    いやいや。相当な能力です!右脳のサッカーじゃないかなー・・・半端ない直観力だったりしませんか?
    能力だけでは、プロにはなれないですが、ひとつのことを極めた人は、そこから、いろんなことが派生して横につながります。サッカー大事にしたいですね。
    げんちゃんも、そういうのほしいです。
    だけど、注意深くみてると、やっぱり、なんか、面白いんですよね。普通の子とは違う感性です。ただ、やっぱり、溝をある程度はうめないと、やっぱり、活用しにくいですよね。みねの能力も。がんばって地道にやりましょう。

  9. glow-gen より:

    Kさん
    すごいですね。頭が下がります。癇癪が強いんですね。
    げんちゃんは、激しいパニックや、癇癪は、今は、あまりなくなりましたが、やっぱり、つぼにはまった時の異常さは、なくならないです。
    微妙に普通っぽいとこも多くなると、その変さは、とても気味が悪い感じです。
     なんというか、はげしくはないけど、どこかぞっとする変さがあるの・・・
     どちらにしても、ほんとに大変ですよね。
     最近、ブレインジムの兄弟版のBBAというセミナーを受けました。体の原始反射がどうにもこうにもぬぐえず、色んな変な行動が出るらしいです。やっぱり、マッサージ系のものが良いようで、必死でやってます。

     癇癪も、きっと、出したくて出してるんじゃないんでしょうね。だけど、あざになるくらい押さえるのが大変なんて、ほんと、大変さひしひしです。
     ピアノの能力も、その反対にすごいものがあると予想できます。どちらにしても極端ですよね。
     私も、多くの助け手に恵まれてます。セラピーさんの存在良かったですね。まあ、ほんと、この子たちを育てていると、もう、くったくった、ぼろぼろになることは多いですよね~。がんばりましょうね。励まし合って~。

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