ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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発達障害げんちゃん、高校3年生になりました。


(コロナ開けて、発達ママ会やりました。二人っきりですが、ほんとに話はつきませんね~。同志ですね~)
なんかとても忙しくて、すっかり更新をさぼっていましたが、
とうとう高校三年生になりました~。
びっくりしてしまいます。

四苦八苦しているスケジュール管理、多少はまし?

スタジアムのバイトも終わって、今のところ、仕事が途切れています。

振り返れば、高校に入学した時は、スケジュール管理、時間管理、ほんとにできなかったです。
不登校児の多い低辺高とはいえ、支援クラスのサポートはないわけですから、たくさんの抜けにほとほと困っていました。試験のスケジュールもいまいち、把握していないようなありさまでした。
電車通学も、とりあえず家を出て行って、なんとなく来た電車に乗るだけです。
東京の複雑な乗り継ぎみたいなのだったら、絶対にサポートがいったんじゃないか、と、入学の頃を思い出します。

あれから2年が終わってみると、やはりあのころよりは進化しています。
なんでもばりばりできるわけではないけれど、私が予定を作っていた日、家事にかまけていると、
「お母さん、〇時だよ。」
と声をかけてくれたりすることもあります。しかし、こういう快挙は、たまたま気持ちが入っている良い時で、まったく抜けてしまって、とんでもないこともまだまだ多いです。

今月などは、
「あ、お月謝忘れてた、」
と月初めに言いだしたりしました。抜けなければ、かなり能力はあがっているんだろうな、と思います。

心が動かないから、言語化しない

実家に久しぶりに帰りました。同級生の姪っ子がいて、少しの間同じ空間にいました。
家に帰ってきて、げんちゃんが、

「〇ちゃんに、久しぶりに会ったね。」
と言ったので、おっ!と思って、(他人に対して、そもそも興味がないから、こういう発言でも、すごいと思ってしまいます。)
「〇ちゃんどうだった?」
と聞くと、
「・・・・」
な~んにも感想が出てきません。ずいぶん会ってなかったので、顔も体つきも大人っぽくなっていたし、つっけんどんだった物腰も、多少はよくなっていたのに、彼の気持ちには、何にもひっかかていない。
つまり、ひっかからないので、言語化されていない。
あきれました。
やはり、興味がないから、何にも掘り下げて行かないことがわかります。

昔より進歩したのは、とりあえず、入り口くらいは興味を持つことでしょうか。
話題に出してみる、くらいのことはすることも多くなってきました。

しかし、なんでも掘り下げません。
好きな料理と言うけれど、私が指示したことをいやがらずやるだけで、前に作った料理ではこうしたから、今度はこうして・・・みたいな広がりをつけようとしません。

一人で1日家に置いておくと、自分の気持ちを使って、自分の好きなことをやったり、それをさらに掘り下げたり、ということが、普通のお子さんではおこりますが、げんちゃんは、やるように言ったプリントを、ただ形だけやって、あとは、なんか、意識低下して、ボケ~っと過ごしているような気がします。

家事は嫌いじゃないので、たまった洗濯をしてくれたり、風呂を洗ったりしてくれたりしますが、工夫して、どうすれば、きれいにたためるか、など、追及することもありません。とりあえず、やった、と言うことどまりになります。

確かにアルバイトはできました。でも、言われたことを、掘り下げて、工夫するということはなかなか出てきません。
できない、というより、そういう意識の働きを、自ら出そうとしないです。

げんちゃんのようなタイプは、押すのをやめれば、動きを止める積み木車みたいですね。
心を常に動かすような働きかけや言葉かけ・・・まだまだ必要です。

私が推した力を、駆動力に、自力でそこからは走り出すようになること、三年生は、それこそが目標です。
そこがなかなか変わっていこうとしない。

ブログも毎回同じようなこと書いているんだろうな~、と思います。

少しくらい何かができた、と言っても、そこが変わらなければね~・・・
こつこつこつこつ、なかなかどっか~んがないげんちゃんです。

進路希望の紙を初日に持ち帰りました。・・・・何も書けませんね~・・・夏休みあたりまで、どう変わるのでしょうか・・・・

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  1. ゆうママ より:

    高3になりましたね。
    確かに日常生活で手はかからなくなりました。でもその状態と社会に出ることの間の隔たりの大きさに愕然としてしまいます。

    息子が卒業してすぐに働けるとは思えないので、時間稼ぎかもしれませんが専門学校を考えていたのですが…
    説明会に行くとなかなか厳しいです。専門学校はその先の就職に焦点を当てていて、マニア養成校ではありませんとのこと。なので一年目から就活は始まります。一年後、息子がそんなことができてるとは思えないです。2年間を猶予期間と考えていた私の考えの甘さに対し、就活の現実に打ちのめされています。

    一方学校生活は順調な滑り出し。友だちらしい人もできたようで(私からすると、よく友だちになってくれるなあと思いますが)不器用ながらコミュニケーションをとってるようです。高校5年生くらいまでやらせたい気持ちです。

    • げんちゃんママ げんちゃんママ より:

      ゆうママさん
      日常生活と社会に出ることの隔たり・・・わかります~。
      ルーティンな、日々の暮らしは、かなり穏やかになっています。確かに・・・
      色々やってきたので、がっつりの障害児には見えなくなって、境界知能・・・なんて呼ばれるグループにむかってきたのかもしれません。

      今だ計算は困難してますし、オーダーしたことがちょっと複雑になると、失敗ばかりです。
      会話力も、複雑なことは伝えられないですし・・・

      でも、初対面の人と少し会話していて、すぐに、それがばれるような雰囲気でもない。
      先日も、
      げんちゃんが、高校三年生と答えたのに対し、
      高校三年生ということは、今年は大学受験なんですね。
      と、初対面のご近所の人に言われていました。
      初対面で言うべき挨拶も、最低限こなすようになったのも、アルバイトの影響かな、と思います。

      就職ということは、あれこれパターンを考えていますが、一つの決まったパーツに入れ込んで、ずっと同じこと・・・というスタンスは危ないと思っています。成長を望むなら、まだまだベースの学力もいるし、たくさんのパターンの仕事も経験する必要があるな、と思います。

      高校でバイトを経験したことは、私の不安も多少払拭するのに貢献しました。
      だからといって、普通の子でも難儀する今の日本、しっかり道が開かれたわけでもない。
      あらゆる方向から、今までのように、彼の心をゆさぶり、あらゆる体験をさせる1年にしたいな~と思っている次第です。

      げんちゃんの学校は、とりあえず、最低限のプラットフォームになってくれていると思いますが、丸投げというわけにはいかず、新たな戦略を構築していかねばなりませんね。ほんとどうなるのでしょうね~。

  2. Takeko より:

    げんちゃんの進路は確かに悩みますね。進学、残留、就職、、、。

    しかし、この段階まで来てブログを書いてらっしゃること自体が稀なことだと思います。たいていは、小学校低学年でやめていますよね。入学前に健常児を抜いてやる!というテーマで書き始めて、なかなか思うように行かず、やめてしまったり、逆に課題があまりなくなってネタ不足となってやめてしまったり。

    げんちゃんについては、そのどちらでもないから続けられているのかもしれないと思ったりもしました。全く思うように行かないわけでもなく、ネタ不足な程に課題がなくなったわけでもなく。

    私の場合は、異例で、書き始めが遅かったから続いているように思います。小学校6年生からですからね。でも、まさか、大学生になってまで書いているとは思いませんでした。書きながら、すごい違和感があって、なんでだろ?と思ったら、大学生の息子のことをブログにこんなに詳しく書いているのをあまり見たことがなかったからだと気付きました。キャンパスライフがどうのこうのなんて、あまり誰も書いてないですものね。いい加減、子離れしろって話しになりそうです。

    まぁ、それでも、もう、しばらく書いていようかなと思っています。高校3年生や大学生について書いてる人は本当に珍しいです。

    • げんちゃんママ げんちゃんママ より:

      Takekoさん
      確かに、おっしゃる通りですよね~。
      よく続いています。ブログ・・・
      なかなか改善しない子だから、私のエネルギーが、こぼれ落ちて、ブログが続けられるといったとこです。
      もっとスムーズに改善していれば、確かにやめていたかもしれません。
      あのエネルギーをかけてこれだけかい!
      とS先生も苦笑していましたからね~。課題が大変なだけに、困難とともに、少しの改善でも、次の糧になります。

      結局のところ、夢と期待も大きく、苦楽しい・・・が本質にあるのかもしれませんね~。
      でも、究極、げんちゃんに対する愛だと思います。
      周りが期待ゼロであきれていても、げんちゃんという器に愉快な夢を見る自分がいるんでしょうね。この子の器は大きい!など、周りが大笑いするような妄想を抱いている。

      しつこくあきらめずに、何かを見つけたいと旅をしているのかもしれません。神様が私に与えた、げんちゃんというテーマにあきもせず・・・

      しかし、まあ、課題は絶えません・・・(´;ω;`)

      ロボ君のブログも長くなりましたね~・・・大学・・・社会人・・・・壮大な愛の実験ですよね・・・

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