ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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発達障害、めんどくさいと思ったら、平気で捨ててしまえる体質。

塾の宿題は、平気で忘れてしまえる。

げんちゃんが、週に一度通っている塾では、小学生から高校生までのお子さんが、一人の先生の下で、自習するスタイルです。
塾側が、問題集を用意します。
子供さんたちの間を回り、先生は、わからないところを指導したり、答え合わせをたりしています。

先生は30代の男性。指導力があり、小さな塾ですが、なかなか人気があります。
高校1年の終わりくらいから入塾したような気がしますが、入った時は、げんちゃん、一人で取り組むというのは、スタイルだけになっていたような気がします。

今では、その頃よりは、少しはましになっています。(かなりむらあり。)
去年は小学校4年生の国語と算数をやっていましたが、今年から5年生にあがりました。

先生は、げんちゃんの、気持ちが全然入ってない時を、鋭く見抜きます。

勉強だけでなく、勉強以外のプログラムが入った合宿をやってくれたり、子供会のイベントのようなことも企画してくれたりします。

しかし、げんちゃんはかなり難易度の高い発達障害児。塾さえも、ルーティンに落とし、終われば、ぶつっとつながりを捨てて、そこで終わりです。

次回まで、やり直しをしてくるように、と言いつけられていても、家に帰れば、教材も、そのままカバンの中に放置です。

めんどくさいと思ったら、さっさと捨てる

どんなに成長しても、げんちゃんは、嫌いなことは、上手にその時だけ適当にこなし、終われば、その後のつながりをつけません。やらないといけないことだから、芯から頑張る。そして、だんだんそこに意識が向きはじめ、楽しくなっていく。

そういう風にはなりません。
ずるいです。

塾のM先生から連絡がありました。

「先日塾で模試をしたんですよ。げんちゃんは、5年生の問題なのに、50点程度しか取れていません。
それで、次回まで、やり直しをしてくるように言いました。次回もう一度同じテストをします。
お母さん、ちょっと家での取り組みを確認してください。」

先生は、やるように言ったことを、まったくやってこないげんちゃんに業を煮やして、連絡してきたのだと思います。

やれやれ。次の回で、宿題忘れを、毎回叱られていても、その場だけ、適当に言いつくろって、また同じことをする。これは、発達障害の、あるあるかもしれません。
その場がしのげればいいのです。

めんどくさい、と思うと、さっさと捨ててしまう。
げんちゃんの意識に色んなものが、ひっかかるようになってきても、その性質はなかなか変えられず苦労しています。

S先生に言わせれば、根っからのずるい性質による、と言います。

なんでも、ぶつっと、切ってしまえるので、次の回で叱られても、そこで終わりです。普通の子なら、叱られて落ちこんだり、次に行った時の気まずさに耐えられず、何か違う態度が出てくるのではないでしょうか。

厳しく指導して、強いペナルティーでも与え続けないと(一回くらいではだめでしょう。)彼の心は動かず、延々同じことを繰り返すのです。

げんちゃんにとって、勉強とは、いやいや、その場ではやるけれど、終われば、解放された感だけ満載の、プチ台風みたいなもののようです。
どこまでこいつは、”勉強”というものから逃げるのでしょう。

ちなみに琴は、言われもしないのに、自分で調律してみたりしてるのに、必要だからやっている学習は、どこまでも逃げる。また、習った料理を、一人でいる時に、作ったりする場面も現れているというのに・・・・(写真のオムライス)、

彼が平気で無視するのは、社会に出ても、逃げおうせない小学校の課題です。
ほんとに学習は、(考えさせられる課題はとくに・・・)闇といっていいくらい、げんちゃんのずるさと逃げが、最高潮に達するアイテムなのです。

逃げおうせる、と思っているところが、ほんとに怠惰で、依存心が強いと思います。基本的な学習ができないことが、色んなところで、トラブルになって出てきているというのに、本人はいたって関係ない、と思えてしまう。異常です。

このずうずうしい性質と格闘していると、ほんとに疲れます。

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  1. とんまま より:

    こんにちは。

    げんちゃんの塾の様子はそのままとんちゃんと同じです。
    >次回まで、やり直しをしてくるように、と言いつけられていても、家に帰れば、教材も、そのままカバンの中に放置です。
    私が言って、しかも一緒についていないとやらない(やれない??)です。

    同じく小学4,5年生向けですが、とんちゃんの中に「塾の教材=難しい」というのがこびりついています。

    一人でできるように、学年を下げているのですがね。
    小学3年ぐらいの問題でも適当にあしらい、全部不正解もざらです。

    うーーん、なんだか問題を掴み取りたくない、掴み取れないような気がします。
    面倒なのでしょうね。
    一緒にやると、私が音声として読み上げてくれるのを待っているのですよ。
    「自分で読みなさい」と突き放しますが、あまりにとんちんかんな答えを書いたりしますので、結局付き添う羽目になってしまいます。
    手出ししないように注意していますが。
    あまりに出来ないと時間だけが過ぎていき、中身がすっからかんという有様に。

    >やらないといけないことだから、芯から頑張る。
    これが全くないですね。

    今回の期末テストも散々でした。
    クラスで一番ビリだとか。
    一年生にも抜かれて。
    でも何とも思っていない、どうにかなると。
    いやいやどうにもなりませんよ、これでは高校に行けませんと言っていますが、全く響いていませんね。

    今回の記事が全く同じで、私もこの点に関して頭を悩ませています。

    ※オムライスなかなか上手ですよ。
    形もきれいですね。

  2. げんちゃんママ げんちゃんママ より:

    とんままさん
    そうなんですよね~。
    とんちゃんは、中学生。げんちゃんも、中学の頃は、ほんとにひどくて、今は、その頃より、これでもまし、と言った感じです。
    なんか、人間になっていないです。
    障害を持っているお子さんでも、自分の好きなことは、しっかり取り組める子もいますよね。
    心の使い方の問題なんですよ。

    だから、ほんとに厄介です。
    常識もなくて、いや、常識以前のところででたらめです。

    げんちゃんタイプのお子さんは、改善がほんとに遅いし、なかなかですよ~。
    持ち前のずるさと、我関せず気質が、ほんとに災いしています。

    とんちゃんの様子も目に見えるようです。ほんとに、ママの苦労がしのばれます。
    自分がおかれているところも、自分の立ち位置も、まったく見えない、というのも、げんちゃんの大きな問題ですよ。

    • Takeko より:

      げんちゃんが宿題をやれない理由は以下のどちらなんでしょうね。

      ①急に難しくなる5年生の課題に大きなエネルギーを使うのが少ししんどいから逃げている。
      ②塾に通って時間が経ってモチベーションが保てなくなって来ている。

      怒られても、それに慣れてしまうので、仰る通り、心から自分を高めたい!という気持ちを持つ必要がありますね。

      しかし、5年生の勉強は、文字式が使えない分、実は中学の数学より難しかったりしますよね。挑むのは大変だと思います。

      オムライス美味しそうですね

  3. げんちゃんママ げんちゃんママ より:

    Takekoさん
    塾で言われた宿題をなぜやらないの?
    と、本人に聞いてみました。かなり考え込んでから、
    「あとでやればいいから、と思ってから・・」
    と、しぶしぶ答えました。もっと追及したら、
    「時間」があったら、やろうかな、って感じ。」
    だそうです。ほんと無責任きわまりないです。
    「でも、最終的にやらないよね。なんで?」
    と聞くと
    「少しだけ、めんどくさいな、って思っているから。」
    「じゃあ、やらなくてもいいとおもっているわけね」
    「いや、やったほうがいい。」
    「でもできてないよね。なぜ?」
    「う~ん。・・・・大変だから。」
    は~あ! 結局やる気はない、やらなくていい、と思っているわけのようです。

    すごい無責任で、自分の世界感のみで生きていますよね。

    Takekoさんの書いてある1番。結局やる気はまったくない、ってことなんだと思います。
    自分の世界観の中だけで、生きて、いやなことはことごとくさける、という生き方のげんちゃんが、ここに出ているな、と思いました。

    翌週になるころには、しっかりみそぎが終わってる、っていう感覚じゃないでしょうか。
    常に、動物のような、その場限りを生きているだけの人生だと感じます。

    ほんと困ったものです。

    • Takeko より:

      お忙しいところ返信をありがとうございます。

      なるほどですね。学習内容の抽象性がアップする5年生の課題に挑むのは大変だから、少し面倒に感じているのかもしれませんね。

      まずは、課題の量を調節する必要があるのかもしれませんが、どうやら、それだけで解決というわけには行かない感じですね。

      自分が今後どうして行きたいのか!ということを明確にして、じゃあ、今の自分はどうするべきなのか考える必要がありますね。しかし、すぐに自分の目標を見失ってしまう可能性がありますので、また何度も考えてもらう働きかけが必要ということになると思います。

      5年生の勉強で自学自習がしっかり出来るようになるのは本当に難しいとは思いますが、げんちゃん、頑張ってもらいたいですね。

      逆に、ここを乗り越えれば本当にすごいということを、どれだけの人に理解していただけるのかな、とふと感じました。

      • げんちゃんママ げんちゃんママ より:

        Takekoさん
        ほんとに、ゲンちゃんのいる場所は、まだまだ、普通の人がいるところから、何段階も下で、本気でやらなくちゃいけない、ということ自体、まだ認識できていないのだと思います。
        私たちが思うところの基本的なベースがまだまだそろってない、といった感じです。

        最後に書いてあるように、ここを乗り越えることが、どれほど大変で神業なのか、ため息が出ます。
        もう、私の領域ではない感じで、私は、S先生の仕事を邪魔しないように、同じ方向性で、圧をかけることしかできません。

        げんちゃんが、ここを乗り越えられれば、すべての精神疾患の患者さんは、改善する可能性があるということでもある、くらいに大きな山だと思います。

        しかし、今日の定期テスト、朝、げんちゃんはこう言いました。
        「今日は、早く行って、勉強したいから、朝ごはん、自分の分だけやってもいい?」

        まあ、初めての言動でしょう。やはり、内部は少しずつかえられていっているようです。

        たぶん、普通の人間には、げんちゃんのここからを指導できる人は、ほんとにレアだと思います。

  4. げんちゃんママ げんちゃんママ より:

    非公開Oさん
    Oさんは、もしかしたら発達のお子さんのお母さんではないのかな?
    学校の勉強さえできたら、あるていど、良くあるアルバイトで働けるんではないか、ということなんですが、発達の子は、そうでもないところが難しいです。
    たとえば、東大出てても、マックで働けないような発達さんはいると思います。
    この子たちの問題点は、学習ができるできない、とかではなく、普通の人にある、心の作用というか、判断力が、ずれているところが問題です。
    そこをなおさないと、普通の人の働き方は難しいです。

    • おち より:

      はい。というか、女性ですらないですね。げんちゃんの場合は日常的に訓練ができてるから、高卒でドンキなりで働けると思いますよ。

  5. げんちゃんママ げんちゃんママ より:

    おちさん
    そうですか。ドンキのようなとこでも、単純作業しかできないと思います。
    考えることが大嫌いなので。ああいうとこは、コストカットがすごいので、一人の店員さんで、たくさんのことをこなさないといけません。
    決して甘くないです。
    何の仕事でも、考えずにできる、なんていうのは、ほとんどありませんし、そういう人材は、雇い主も取りたくないと思います。
    ○○で働く、ということが人生の最終目的ではなく、心をしっかり使って、人として、豊かな人生を送ってほしいな~と思います。人として生まれたのに、そのことをないがしろにしているげんちゃんがいます。

  6. Sの父 より:

    発達障害の子を持つ父親です。学習塾の経営をしており、昨年、お子様が通学されている高校のことを検索していたらヒットし、それ以降拝見させていただいております。
    私の子は現在21歳で特支の高校を卒業後B型就労継続支援施設にお世話になっています。我が子は就職したという認識で通い始め2年以上が経過しました。子供の思う幸せと私たちが思う幸せが違うのだということに気づいてからは心が楽になり、日常を楽しく過ごせています。月の給料(工賃)は1万円弱と非常に少ないのですが、給料日を楽しみに休むことなく通い続けています。妻は理解を深めるために福祉系の大学に通い始めました。他のお子さんのようにするというのは難しく、子供が何を求めどう生きたいのかを考えることが大切なんだと感じています。塾の宿題なんてしなくても幸せに過ごせていれば十分なんだと思います。

  7. げんちゃんママ げんちゃんママ より:

    Sの父さん
    コメントありがとうございます。
    ご両親で、お子さんを思って、頑張っていらっしゃって、素晴らしいと思います。お子さんへのご両親の愛が、すごく伝わってきます。
    げんちゃんの学校の卒業生は、就労支援のシステムを使って、仕事のトレーニングをつんでいくという子も多いです。
    学校も、学内に食堂を作り、就労支援設備としています。
    もっと学校にいて、社会につなげていきたい子は、そこで働いています。

    子供さんが何を求めて、どう生きたいのか・・・
    う~んここです。げんちゃんは、自分が何をしたいとか、まだそういうものをつかんでいません。
    放置すれば、ただ、楽な方楽な方・・・頭を使わないで、能力下のことでする~と、すごしていくでしょう。

    何事でも、自分で努力して、ここでがんばる、という思いがあったら、どこにいても、成長していけるんだろうと思います。

    げんちゃんは、まず、そこをつけることなんだろう、と思います。
    塾の宿題も、そもそも逃げる・・・いやなことからは、極力逃げる・・・
    やはり、それでは、人としてだめなんじゃないかな~、と思っています。
    給料をもらうというのは、うれしいことですよね。

    げんちゃんはアルバイトで、お金をもらったとき、なんか、べつに~って感じでした。
    なんかな~って思います。

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