高校三年の夏休み終わりました。
げんちゃんの新学期は、淡々と過ぎて行っています。
げんちゃんの高校は、結構先生方怠慢かな~と思うことが多いです。勉強に関しては、とくに。
1学期最後に受けたテストが、なんと9月に帰ってきました。やれやれ・・・いくら、落ちこぼれ君が多いとは言え、そりゃないだろう・・・と思いますが。
で、げんちゃんに、毎日のように、
「テスト帰ってきた~?」
と聞いていました。結局、英語は30点代、社会は40点~50点くらい。いいものでも70点あたり。聞いただけで見てないですが・・・
確か、英語を一番頑張っていたように思ったけれど・・・・
まあ、でも、昔は、横についていて教え込んで、やっとかっと30点取れた~っていう感じだったから、こんなもんでしょうかね。
テストの点より、日々おこるたくさんの失敗が困る
テストの点も大事ですが、それよりも、普通っぽくなってきたと思っても、あらゆるところに”とんちん”かんが勃発するのがたまりません。
日々、細かい、へんてこなことが次から次におこるので、私も、いちいち覚えていない、と言ったありさまです。
また、朝も、なかなか起きれないので、遅刻しそうになると、駅前からタクシーに乗ったりしているようです。
それ以外にも、自転車のカギをなくしたり、デッサン教室の変更を忘れていたり、まあこういうこと、いちいちここに書いておれない、という普通の日常です。
S先生に言わせれば、自分ではがんばっている、つもりのようですが、気持ちの入れ方が、全然足りない。
ということです。
げんちゃんが、普通になって、社会に出て問題ないくらいになるには、ちょっとくらい、がんばったとか、気持ちを入れた、とかじゃ足りないんでしょう。
普通の人の意識の使い方には、それでは到底及ばないということなんでしょうね~。
自転車のトラブルは、数限りない気がする
自転車にからんだトラブルや、やれやれと思うことはよくあります。
先日パンクして、たまたまS先生に直してていただいたようです。しかし、それから何日かして、またタイヤがおかしくなって、げんちゃんは自転車屋さんに行きました。
結局、パンクは一か所だけではなく、チューブ自体がだめになっていたようです。パンクしても気づかないのか、無視するのか、平気で乗り続けたりしているのではないでしょうかね~・・
私をはじめ、普通の人なら、先日修理したばかりなのに、今度はどこがだめだったのか、先日の個所なのか、別の場所なのか・・・・
そういう疑問を感じます。
たぶん、お店の人に、細かく聞くと思います。
しかし当然、げんちゃんは、スルー。ただ、ボケっとお店の人が言うことを聞くふりして、お金を払って終わり、なんでしょう。
なんと、先生に修理してもらっていたことすら、忘れているのか捨てているのか、まったく意識にない、と言ったありさまでした。
自分が関係ない、と切り捨ててしまうと、記憶にさえ残っていないようなところがあります。
まったく、異次元の人格のように感じます。
ちょっとばかし、色々よくなっていると、つい油断しますが、本質は、The 発達君・・・
決して手綱を緩められないですよね~。
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高3の夏休みが終わってしまいましたね。
げんちゃんは塾に行ったり、合宿に行ったり、有意義に過ごせたようですね。
テストも回数を重ねるごとに親子共々慣れてきましたね。
テストの点数にも耐性ができて、全く動じなくなりました(苦笑)その場しのぎで点数とらせても仕方ないと、ようやく思えるようになりました。
うちも普通っぽくのなったのかなぁ?相変わらずトンチンカンなので、周囲の人は違和感を感じてると思います。でも、もうこれを治すのは無理な気がしています。これを受け入れてくれる人と付き合っていくしかないのかなという気持ちです。
息子はトラブルが起きた時はむしろ過剰反応するタイプです。でも壊滅的に片付けができないです。片付けどころか、お菓子を食べた袋、絆創膏のゴミすらゴミ箱に入れません。何度言ってもです。いつか一人暮らしができるようなことがあれば、汚部屋まっしぐらです。一人暮らしできるようになることは喜ばしいことですが、こんな状況なので、むしろ私たち親が生きてる間は手元に置いておく方がいいのか…と思ってる次第です。まだまだ、まだまだ先が見えないですね。
ゆうママさん
テストは、ホントは今からなんでしょうね~。なんというか、今から、小学校4~5年生に入れてちょうどよく、勉強していけるような感じだと思います。
1~2年遅らせるのではなくて、7~8年学年ダウンしたいな~と思ったりします。
今、小学校で、音楽や図工、家庭科など、一日の半分くらい学校で勉強したら、ちょうどいいんじゃないかな~。
そういう環境は、なかなか作ってやれないですよね。
あともう少し、そういう環境を国が作ると、日本の落ちこぼれて、社会で活躍できなくなっている子供たち、(二十歳を少し過ぎている子も)拾ってやれるのかもしれないな~なんて思ったりします。
小学校でやっていたような、図工や習字や音楽、合唱などなど・・・学習と並行してやることが大事だと感じますね。
トラブルに過剰反応というのも、大変ですね。げんちゃんは、なかなかトラブルを心に落とすことができず、繰り返すので、困ります。割り勘事件は繰り返してませんが。(笑)
スケジュール管理などの失敗は、ほんとに繰り返しています。
気持ちをしっかりいれると、少なくなるのに、そこが難しいのでしょうかね。でも、できないわけではないと踏んでいます。自分から甘えを追い出して、自分を追い込む気持ちになれば、かなり上がると踏んでいます。圧のかけかたは、その子によって、かなり違うと思うので、工夫はいりますね~。げんちゃんは、ひたすら直球の圧でいいので、ある意味楽なのかもしれません。エネルギーは半端ないですが・・・
将来の形が以前よりイメージされる年代になってきましたよね~。ほんとどうなることやらです。
確かに、この子達の場合、「普通に社会に出て問題なくやって行く」ということは難しいですよね。だから「普通に社会に出ないで問題ありでやって行く」しかないように思います。そのやり方の中に、逆に普通とは違った良い道を切り開けたらなと思います。私も良い方法を考え中です。
ただ、問題ありで、普通じゃない道で行くことが前提だとしても、今げんちゃんにされているみたいな最低限の学力や常識感は必要ですよね。
げんちゃんのように高校に通って自分で勉強したり、家事も色々できて、バイトも出来て…となって来ると、つい親も油断してしまいそうですが、そこで油断せずに、しっかり目を光らしていらっしゃるところがさすがです。
私も息子が大学に行ったりして、ちゃんとやれているかと思っていたら、とんでもないことをしていたりするので、全く油断できないです。
Takekoさん
ほんとに、頑張ってきた子供たちでも、ぜんぜん課題がなくならないですね~。
まあ、普通の子だって、課題はあれど、親が把握していないだけ、ということも多いのでしょうが・・・
ロボ君は、大学ですごいな~と思っちゃいますが、やはり、発達君の色んな想定外はあるのでしょうね。ただ、思うのは、子供さんによって、前向きな心の在り方がしっかりしている子は、色々おこしながらも、周りから助けられて、じわっと居場所を作っていくような気がします。
普通の会社員で、こうなってああなる・・・みたいな、一般的なイメージを押し付けなければ、どこかに生きるスタイルはあるのでしょうね。
ただ、それも、しっかり正しさを植え付け、失敗してもそれを乗り越えていく体制を作る必要がありますね。
げんちゃんは、バイトができたといっても、ホテルの給仕は、実質首になっていると思います。まだまだスタート時点にいるにすぎないな、と思います。
まだまだ基礎力をしっかり、つけていかねばなりません。小学校中学年あたりの子を今育てているような感覚でいます。それくらいでいてちょうどいい感じです。
常識がないし、普通なら知っているようなことでも知らないし、人付き合いも今からですし。
ただ、年だけとっているげんちゃんの居場所は、そうそうないと言ってもいいですね。そこが問題です。