げんちゃん、プラモ工作と色付け、相当手伝ってもらって、なんとか完成です。
高校の突然のリフレックス休暇
先週末になって、げんちゃんが、
「この手紙読んで、なんか変なんだよ!」
と言って、プリントをもらって学校から帰ってきました。
そのプリントは校長先生からのもので、以下のような内容が書いてありました。
コロナが落ち着いて、毎日スケジュール通りの日程になって、いくばくか経ちました。
子供たちと、先生に疲れがたまっているようです。
がんばりすぎ、という判断をしました。
そのため、来週4日間、すべての授業を休みにして、リフレックス休暇にします。
「頑張っていない子などないのです。」
まあ、ざっとこんなことがプリントに書いて ありました。
やれやれ、しょっちゅう半ドンになったり、授業がなかったりするような学校なのに、子供たちがんばりすぎなんだそうです!!
確かに、中学まで不登校だったというお子さんが多い学校ではあるけれど、なんというか、教育になっていない。
ただのサンクチュアリだ~・・・
第一、頑張っていない子もたくさんいます。もちろん、頑張りすぎの子もいるけれど、私が見る限り少数派です。
あと少し、限界に挑戦してみたら、もっと見える景色があるよ!
と言いたい子は多い。(げんちゃんも含め)
校長が想定しているパーソナリティーは、自ら限界を超えて頑張ってしまう子しかいないのでは?
第一、ゆる~い日程の中で、さらに、完全休暇4日は、社会に出るために、学校という守られた中で、色々経験できるチャンスを奪っているとも言えます。
共稼ぎの家なら、子供は、一人、家で何もすることなく、ゲーム付けなんてことも、十分想定できます。
何も4日も突然休みにしなくても、昼までで終わるとか、もっと、子供たちのためになる施策はあるはずです。
単にゴーツートラベル、先生がしたかっただけなんじゃない。と疑ってしまいます。
確かに、対外的には、大胆な政策、受けがいいのかもしれないけれど・・・ぎすぎすの進学校ならほめてあげたいけれど・・・
ほんとにびっくりです。
平和ぼけなんじゃ~・・・
いや~、そもそも、先生方は、今日本の状況を知っているのだろうか。
ひどい円安は進み、バブルのころとは真逆。日本の若者が、海外に出稼ぎにいく、発展途上国みたいな状況になっている。
私は、まさに戦後以来の最大の危機だと思って、社会を見ています。
毎日のように、どこかのミサイルは飛んでくるし、政治家は、腐敗しつくしている・・・
中国に土地は買われ、グローバリストに、国のトップ企業は買いつくされ、中小企業さえも、国策としてつぶされつつある。
若者は、安い賃金しかもらえず、私たちの働いた富は、増税により取り上げられ、海外に流されて行く。
今までの日本ではないのだ!
子供たちは、ずっと今のお花畑にいられるわけじゃなく、この荒波に漕ぎ出さなければならない。
そんな視線が、校長先生にあるのかどうか、まったく見えない。
だからこそ、このお花畑で今だけゆっくりしなさい。というのなら、やはり、それは単なる保護区にすぎない。
学校からのプリントを手に、私の頭はぐるぐる回りました。
内に閉じたお花畑の外に向かって、誰が、げんちゃんを一人立ちさせてくれるというのか・・・
私の上に、責任だけずっしりのっかってくるような思いがしました。
ほんとの教育とは、いいよいいよ、と目の前にお砂糖をおくことではなく、人生を正しく導いていくことなんじゃないかな~。
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なんと!
普段からオンラインや短縮授業が多めの印象でしたが、ここまでとは空いた口がふさがりませんね。
息子のことだけ考えれば、頑張り過ぎてエネルギー切れとなり、時折休まないと精神が持たないので、こういった学校の取り組みがあれば、有り難い側なのですが…それでもフルに授業があって、部活があって、委員会活動をして、クラス役員なり諸々リーダーとか班長とかこなしての電池切れなので、私も限界だなと判断して休ませることもありますが、げんちゃんの学校で休暇を作るのはやはり違和感ですよね。
発達支援センターの相談員や職員さんのお話を聞く機会がありました。
就学前、普通級と支援級どちらを選ぶのか、または支援学校を選択するのか、その先、中学高校はどんな選択肢があるのか、就労は、という内容でしたが、とにかく残念な中身でした。
知的がある子の就学前の文字指導は無理しなくていい、楽しみながら取り組んでいける自覚が芽生えたらと言ったり、仕事もできる子もいて就労支援B型で働いてる子もいます!と誇らしげに話していました。だから、支援学校を選んだら進学できない、就職できないということはないので、その時その子にふさわしい場所を用意することが大切なんですという話でした。
でも中学で支援級だと内申つかなくて高校受験できないことが多いし、高等支援学校は高卒の資格はもらえないから、一般就職の条件に高卒以上とあると選択肢が限られてきますよね。なんていうか、力を伸ばしきれていない子が紛れていないのかなと心配になりました。
B型などが決して悪いところではないのですが、そこに届くと思ったけど届かなかったという子がたくさんいるのでしょう。
最大限努力して、やってみてダメならダメで他に道があると思います。
だけど、相談員さんたちが話すことは、どうにも腑に落ちなかったです。
今後も自分でしっかり情報収集してやっていかないと駄目だなぁと気持ちが引き締まりましたよ。
夏みかんさん
コメントありがとうございます。やはり、私と同じような感想を持たれますよね。
しかし、たまたまその次の日にあったクラス懇談会で、私が、苦言を呈したら、他のお母さんは、
「そういう意見もあるんですね~。」
と呑気なものでした。
なんか異空間です。
確かに、暖かく、一人一人を大事にする雰囲気はありますが、まるで、福祉の世界です。
普通高校の顔をした福祉施設・・・
第一、計算やアルファベットもままならない子もいるわけで、学習するチャンスを奪っています。
校長先生は、一人ずれた意欲まんまん。いいことをしている、と確信しているような。
ほんと世間知らずもいいとこだと思います。
学校という閉鎖空間、先生自体ずれてしまうんだな~と思ってしまいます。
軸のある、厳しい大人にたくさん巡り合うことができたらいいな、と思います。
進路も、
おっしゃるような傾向ありますね。何のために生まれた、何のために生きる。どういう生き方が人として望ましいのか、
そういうところが、ぼんやりしているから、そうなっちゃうんでしょうかね。
わが子だけは、しっかり導かないと、と私も、襟を正す気になりました。
コメントお久しぶりです。
これは、ちょっと驚きを禁じ得ないです。ちょっとムカムカしてきます。
高校とは違いますが…
こういうことを見聞きするたびに、障害者ビジネスという言葉が頭によぎります。その子の成長なんて考えずに、耳障りのいい言葉と適当にやってます感を出している療育施設や放課後デイサービス、本当に腹立たしいです。障害児と素直で専門家と言われる人のいうことを鵜呑みにする親を食い物にして儲けてる人たち。こういう親御さんがいる限り、こういう施設はなくならないですよね。やはり親しかいないのでしょうか。
ゆうママさん
こんにちわ~・・・
そろそろ高校も卒業がターゲットに入ってきて、こっちは、現実感が増してきているのに、先生たちは、永遠の花園にいるみたいです。
障害者ビジネスというのも、win-winだといいと思うのですが、両者敗者になっているような・・・
現場も赤字、サービスを受ける側も向上しない。
何かが違うのでしょうね。
学校の先生を見ていると、軸のない人間が増えました。
人は悪くない、親切、でもよって立つ生き方の軸がない。
そして、社会をいつもしっかりとらえる多角的な視線にかける。
げんちゃんの学校は、福祉の学校という感じはしないのですが、色々斬新なアイデアが、進学校ならすばらしいけど、ここでは、ちょっとずれてるんじゃないかな、と言うものが多いです。
コンセプトはいいのだから、ちょっともったいないですよ。
一言で言えば、愛だけじゃだめ、厳しさも必要、ということでしょうね~。
厳しさと言うのは、ごりごりに無理させることでもなく、正しい価値観を通すということだと思うのですよね~。