ママの格闘と改善のダイアリー

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ママのホームスクール1回目 小学校1年夏休みあけ

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発達障害の息子の改善に、週1学校を休ませ、ホームスクールを開始

◇夏休みあけ、初めてのママのホームスクールをやりました。
 ほんとうに疲れました。結論から言うと、消化し切れないもやもやが相当残る一日で、成果はあがったと、信じたいけど・・・という手応えです。

げんちゃんは、本当に、集中が難しく、10分からせいぜい20分で休憩に入りたがり、今までできていたことも、まったくできない、といった様子で一日が終わりました。昨日は、ふて寝したげんママですが、朝また職場に来て、分析すると、色んなことが見えてきました。

 まず、げんちゃんには、大きな問題点が二つあります。

    1,いわゆる、学習障害、いわゆる知的障害と言いたくなる能力の遅れが・・が、がんとして存在する。
    2,聞くこと、見ること、考えることの集中ができない。

1は、学習の遅れ、指先の表現力も含め、知的能力、身体能力の遅れです。これは、遅れながらも、少しずつ進歩しています。中には、算数、とくに暗算に関して、進歩が相当遅いと感じる部分もあります。それは、その部分を反復するだけではすまない、指先だったり、短期記憶だったりする、隠れた部分の遅れがベースにあります。
 ママは、そのリンク先を、いかに探して、有効な手を打つか、試行錯誤してきました。

 問題は2、げんちゃんの集中力に関する問題です。普通の子でも、集中に関する悩みは、もっています。 しかし、彼らは、集中をしなきゃいけないと理解すると、自分で、そこそこコントロールすることができます。つまり、集中できたときは、100点を取れる問題でも、だめなときに、80点か、70点くらいはとれるということです。

 しかし、げんちゃんはというと、集中できたとき100点をとれたものが、そうでないときは、10点か20点になってしまうようです。
 集中とは、一般的な集中でイメージするものより、身体的な問題が相当関係するような気がします。 見る力、聞く力、これらが、まだまだベストになっていないということです。 学習の成果がまったく上がらないときのげんちゃんの目は、なんか変です。どんよりしてます。耳もしかり。聞いていても、聞こえてない。聞いたことが、まったく頭にとどまらない。こんな感じでになるようです。

 昨日は、以前できたこともできなくなってたり、ほんとうに、絶望的な気分になる場面が多々ありました。 昨日取り組んだこと。
(フラッシュカードのように少しずつ他種類やりました。)

    足す1ドリル、足し算フラッシュ。
    もっと基礎能力をのばすために、パズル、点つなぎ、指先のトレーニング。
    フラッシュカードを使って暗記のトレーニング。
    積み木の数当て、
    簡単な図形の模写、
    絵本読み、
    普通の学習ドリル。・・・・
    体育と称して、短いけどジョギング、バトミントン(相当ひどかった)

など、さまざまな内容をやりました。 集中ができにくい彼にやらせていくことは、かなりストレスでした。 それらが、効果的だった・・・と言えないような、げんちゃんの状況でした。
それでも、昨日の成果はありました。それは、げんちゃんの能力の問題点が見えてきたということです。
 学習障害、能力の遅れのどこをどういうアプローチでやればいいか・・・。ということはもちろんですが、今まで、ピックアップしてではなく、漠然と取り組んでいた”集中させる、気持ちをいれさせる”、という課題を、もっと科学して取り組む必要がある、ということです。

結局発達障害の子どもたちの知能検査が低く出てしまうのも、その問題があるからです。
そこだけに着眼したトレーニングを取り入れることをプログラムしなければと思いました。

 第1回目のホームスクール。今日になってみれば、なかなか収穫は大きかったかもしれません。


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公開コメント 承認後公開

  1. じゃはん より:

    凄い・・・です・・・、げんママの根性に感服しました。
    常人なら落ち込んで終わるところを、新たなステップにしてしまう・・・。
    合掌!です!

  2. かけママ より:

    ホームスクール、どうだったのか気になっていたところです。
    やっぱりげんママ凄いです。
    げんちゃんの苦手なところを見つけ冷静に分析。そして次に繋げていく姿勢。
    げんママもどんどん成長されて、研究者みたいになってる(o^^o)
    ブログを読んで、子だけではなく、親も精神コントロールしないと成長できないな。と気合いを入れさせてもらいました。

  3. ナルト より:

    「集中力」これは普通の子をもつ親でも考えさせられますよね。
    どうすれば、集中力がつくのか?
    げんママさんの言うように普通の子は自分で気づきガンバロウと勉強なり運動なり一生懸命やる時期があります。

    うちの子のように、知的障害の子は自分で目標をもってがんばろうという気持ちを持つようになるのだろうか?と・・・・

    この内容、げんママさんのブログ内容からちょっとそれたかなぁ?

    上の子達には、習字やそろばんが集中力付くんじゃないかとやらせましたが、自閉の子は、まだまだそこまでいける段階ではなく
    今は、絵本読みとフラシュカードしか思いつきません。

    今後のげんママさんの「集中させる」課題、参考にさせてください!

  4. バーバまま より:

    自転車の件、お礼遅れてすいません。ありがとうございました。
    ホームスクール、イロイロなことに取り組んでいてビックリしました。すごいですね
    うちの子も集中をするのは難しいです。家だと、間にブレインジムのペースをいれたりしています
    一筋縄ではいかないですが、お互いがんばりましょうの

  5. かいすみ より:

    ホームスクールお疲れ様でした!
    その場で落ち込むもその後きちんと分析できるのが素晴らしいですね

    体育のバドミントン
    シャトルを使ってるなら、風船に変えてみてください
    動きがゆっくりになって、げんちゃんも目で追いやすいのではないでしょうか?
    風船ってびっくりするくらい子供たち、食いつきますよ(笑)

    私も8月末に海斗が体調不良だったので思いきって学校をお休み
    プチホームスクールをしてみました
    途中でこちらが参りますね
    国、算、体育を予定していましたが、結局途中で終了でした

  6. げんママ より:

    じゃはん様。笑ってしまいます。確かにあたし、根性ありますよね。
     落ち込でも、ただでは起きない。

  7. げんママ より:

    ナルト様、ぼうやは、まだ5才でしょう。げんちゃんも、その頃集中とかいうことをテーマにできませんでした。
    だって、自分の好きなこと以外は回路をシャットアウトしてたから。

     その頃は、本人がやりたいことの延長をやらせるしかなかったです。くいつくことが勝負。そこから発展して少し色々やらせる。無理にやらせることは、いつも、バトルでしたね。

     でも、今は勉強する・・・というモードになりましたから、これはこれですごいことなんでしょうね。ぼうやも、げんちゃんの軌跡をたどると思います。その時の参考になるようにがんばりま~す。
     それに、集中って、普通の子にも応用できますね。そろばん、げんちゃんにやらせたいけど、厳しいスパルタの先生しかまわりにいません。そろばんはいいですよね。

  8. げんママ より:

    バーバママ、ほんとがんばりましょう。
    確かに、1日かかわれると、内容は薄くても、色んなことができますね。
    結局それで、げんちゃんの総合的なものが見えてきた感じがしました。

     ピグマリオンの教材は、色んなヒントをあたえてくれます。自分で発明した(おおげさ)教材とかもあります。ぱくりに近いけどね。(笑、自慢すな~) どの教材をどんな風に取り組ませるか、そのあたりは、学研の先生も、個人指導の先生も、そこまではないと思います。
     濃密にかかわってしかわからないですよね。個人指導の先生には、教材を用意して、やり方もお願いしてやってもらってます。そういうのちょっと笑えますけど。相手は、進学塾のばりばりの先生なのに・・・

  9. げんママ より:

    かいすみさま、頭いい~。なるほど!風船とは考えつかなかったです。絶対いいですね。
    バトミントンは短いラケットで、それは、良い考えだと思ったけど、羽までは考えなかった。

     ネットの時代でよかったです。ー。

    でも、確かに、一日ホームスクールは煮詰まりました。でも、ジョギングしたら多少よかったです。
    しかし、体力がいります。老体のげんママは、根性で切り抜けてるかも・・いつまで続くかやや不安です。
     でも、夕方サッカーがあったので、ちょっと気がかわりました。

  10. げんママ より:

    かけママ。ホームスクールって、言うほど簡単ではありませんね。
    げんちゃんは、途中から「ママ先生」とか言ってたけど、どうも、今日は休みの日・・みたいなモードになるようで・・

     ま、初日だから、これからですね。
    先日、ある本で、脳卒中のリハビリの話がのってて、半年トレーニングして動かなかった手が、ユニークなトレーニング法で動き出した話がのってました。つまり、やり方が大切ってことでしょう。
     一生懸命だけではだめで、やっぱり、ノウハウがあるんだよね。それを間違うと、近道できない・・・

     ならくに落とされると、どこに、問題があるか、必死で考えるんだよね。

     なんたって、近道したいもんね~。

  11. junママ より:

    ホームスクール、素晴らしいです。ブログを見て、いつも元気をもらっています。

    手先の不器用な息子は、箸で食べること 絵を描くこと 字を書くこと を嫌がります。

    箸は エジソン箸 で機嫌がよいときだけ、少しづつ使わせていますが、気が付くと 手づかみで食べてます。

    そんな無器用な息子が DS で マリオ をやりたい!と言い、少し早いとは思いつつ 与えてみると、すっかりハマってしまい、はじめは不器用でうまく操作できないことにイライラしつつも、私も加勢して、楽しいところでクリアできるようにしながら 1日30分だけ毎日やらせていたら、今では一人でうまいこと操作しています

    なので、苦手なえんぴつのテキストを数枚やってから DS しよう、ってうながしたら マリオをやりたい一心で 鉛筆もがんばりだしました。

    ゲームではあるけど、苦手な「追視」もしているし、鈍い親指も動かしているし、脳には少し刺激になってくれてるといいな・・・と思いながら。

    いつまでマリオにハマるかわからないけど、ハマってる間に字を書けるようになるとうれしいのですが。

  12. げんママ より:

    jyunママ様。ありがとうございます。
    マリオに興味もったんですね。
    げんちゃんには、ゲームを与えていませんが、与え方によって、利用できることもあるんでしょうね。DVDだって、基本的にあんまり見せてなかったけど、(アニメとか)、げんちゃんを見てると、気に入ったDVDを繰り返しかけて、完全にせりふをおぼえて、ボキャふやしています。会話のやりとりとかも、そこで学習してる。

     つかい方しだいなんだろうな~。と最近思います。でも、ああいうのは、おもしろすぎるので、やっぱり、制限をあたえるのが難しいよね。

     でも、DSをえさにがんばれるとはすごい。げんちゃんは、やりたいことがあると、絶対にそっちをほんのちょっとでもさせないと、なかなか本題に入れません。

     げんちゃんも、はさみや鉛筆、ほんとにぎれない年長さんでしたが、粗大運動・・・上半身や腕の力を鍛えたら、できるようになりました。

     鉄棒ぶら下がれなかったら、腕のほうも鍛えると早道かもです。、

  13. glow-gen より:

    j様。おー・・・そんなことぼうやは言うんですか。つまり、げんちゃんとは、真反対・・・他人との関係に敏感なんですね。
     げんちゃんは、ぎゃくに、のけものにされても、まったく意に介しない、とこがあって、そこで、救われています。まあ、鈍感で、困るのですが。反対に
    、母親同様に本人が受けてたら、こっちもさらにつらくなりますよね。ママつらいですね。細やかな感性をもっていて、ない人からすれば、すごいことだと思うんだけどね。

     そういうときどうすればいいんでしょうね。
     わからないけど、やっぱり、どかっと笑ってすませるしかないのかな~。
    「だ~いじょうぶ。だ~いじょうぶ。」とか言って。

    そのうち、あんたは、みんなの人気者になる。ならなくても、まったく問題なし・・・

    なんて・・・

     こういうの、って自分にも言い聞かせてるかな・・・

     

     私も打ちのめされるよ。同じ立場だったら・・・

  14. souko より:

    こんにちは。げんちゃんの方がレベルは高いですが、チェルシーも同じ様子です。しかもウチはまだ概念が芽生え前段階。。。そこまで色々と取り組んでらっしゃるなんて、そんじょそこらの学習塾の比じゃないですよね。確かに発達検査時に「○○して下さい。」と言われていても、全く聞こえてない様子で目の前にある好きな事をしています。
    これって集中力の問題なのかと驚愕しました。
    これはサプリとかで改善させられるのですか?
    脳に集中する事を覚えさせると、集中力をコントロール出来てきますものね。
    これからも学習させて下さい。私も頑張らないとと、勇気が出ました!

  15. げんママ より:

    souko様ありがとうございました。
    集中できれば、げんちゃんも、けっこう算数できたりするのですが、なんか、ドリルやりながら、「あー、もう、わかんない!・・あー、こうしてやる~!」
    とか興奮しながら、さらに汚い字をかきなぐったり、はたから見てると、なんか、意味不明の取り組み方になります。そうすると、結果はぼろぼろです。

     そこが、まだげんちゃんの脳の問題なんだろうなー・・・と思いました。

     

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