>げんちゃんは、夏休み劇的に進歩したようにも見えますが、期待して見ていると、なんだ、まだまだぜんぜんじゃん!と、一喜一憂です。
夏休み、学研のA先生の、8回の個人レッスンの終了面談がありました。彼女には、マンツーマンでとっても良くしていただきました。、(げんちゃんを教えたい情熱で、ほとんどボランティア状態でした。)
ピグマリオンの本も読んでいただいて、毎回のように、電話でやりとりさせていただき、げんちゃんプロジェクトでは、またまたキーパーソンになりそうです。
さて、先生の夏休みの感想。
1 げんちゃんの、学習能力も、最初と最後では、ずいぶん進歩が見られる。集中も少しずつ良くなっている。
2 げんちゃんの国語能力・・・読んで理解する力は、平均以上のような気がする。(ま、彼女まだ最初で、1年生は他に一人しか見てないから、ぬか喜びはできないけど、低くはないということでしょう。)
3 げんちゃんは、ベースがしっかりあるので、これからどんどん伸びるでしょう。
できれば、2学期からも、げんちゃんを教えさせてもらいたい。(げんちゃんも彼女が大好きだし、続けます・・・と思わず言ってしまった。)
ま、こういう内容でした。(リップサービスも入っているのを差し引かなければいけないけどね。)
3の、ベースがあるというのは、親の愛情にささえられている。安心してすごせる場所がある。ということらしいです。基礎とは、まず親の子供に対する愛情と信頼なのだそうです。
言われるまでもなく、そこがなければ、学習どころではないでしょうね。
でも、先生がおっしゃるには、ハンディキャップのある子供を持つ親御さんには、なかなか、そのことを受け入れられず、色んな意味で放棄してしまってる親もいるそうで、そういう状態だと、まず、依頼されても、子供をのばしていくことはできません。ということでした。
究極の親ばかのげんママは、げんちゃんみたいな状態を見ても、げんちゃんの将来はすごい子になるのよ~・・・と信じきっているところがあるので、ある意味、親のカウンセリングがいらない状態で、一気に学習には入れるのだとか。(それを聞いて、ほめられたのか、鈍感さをけなされたのか、思わずわっはっはと笑ってしまいました。)
げんちゃんは、1年前は、完全な障害児でした。秀でたところなんてまったく認めることはできませんでした。学習をさせる、なんてとこまでも行かなかったし、まともに、コミュニケーションさえとれなかったです。
でも、今、げんちゃんの中に、ちょっと面白い能力を感じています。先生も言うように、げんちゃんの、読書力は、なかなか捨てたものではありません。
いわゆるギフティッドと呼ばれる子供たちでも、幼い頃の峰は、せいぜい成績3くらいらしいです。他は1、峰だけ3という具合です。
でも、その3の中に、やがて能力を発揮する峰の項目が入っている。これは、私が発達を学び始めた初期に読んだ、杉山登志朗先生の本に書いてありました。
げんちゃんは、言葉の感覚に峰があるように感じます。ま、それでも、せいぜい普通というくらいの峰なんだけど。
算数だめ、運動だめ、絵が描けない、手先は超不器用。ソーシャル問題あり。だめなところをのばすとこだけではなく、げんちゃんの峰の萌芽にも、できるだけ時間を取りたいなー、と先生と話しました。楽しいひと時でした。
さて、げんちゃんは、その日、帰ると
「学研、どうだった?」
と聞いてきました。おー・・・瞬間瞬間に生きているようなげんちゃんが、こういう質問をしてくるのにちょっと驚きました。
それから、
「今何時、ちょっとだいたーいねー♪♪~」
とげんちゃんが歌っていました。(最近歌を良く歌うのも、進歩。1年前、げんちゃんの歌なんてそうそう聞けなかったもんね。)歌っていたのは、サザンの古い歌ではありませんか。私が不思議そうにげんちゃんの顔を見ていると。
「これはね、どこで覚えたかと言うと、Mおばちゃんと温泉に行った時に、おばちゃんの車で覚えたんだ~」
と言いました。ママは、確実に駒をすすめているげんちゃんに感動しました。
もうひとつ、塗り絵の時、初めて、左手で、紙を90度回転させて、塗りやすいようにヘルプしました。(今までは、左手をそえるだけでもほめるような状態でした。)もちろん、塗り絵もうまくなりました。
う~ん。こういう進化を見ると、色々あるけど、ママはぶれることなく、やるべきことを、しっかり日々やっていこう。そう改めて思わされます。
でも、昼からサッカーの自主練に公園に向かったのですが、(げんママ、この歳になってサッカーデビューだよ!)
そこでは、悲惨な結果が待っていました。どんくさいだけではなく、できないことにパニック、ゲームにならない。普通の子のようにボール遊びを楽しむなんてモードにいくどころか、パニックの連続です。
サッカー入門は、早かったかもしれません。かなりブルーになりました。
ま、今こういう具合です。明日は、午前中休み。朝ジョギングに行くぞ~。サッカーするぞ~。明日の予定を綿密に立てて、おやすみなさ~い。
ファイト~! あたし体育会系鬼コーチみたいじゃ~!
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いや~、もうげんママの、一喜一憂がリアルに伝わっちゃってもう!
ドラマ見てるみたいでーーーす!
ほんと凄い!げんママの、自分を客観的に見れる知性の高さにいつもながら脱帽です!!!!!!!!!!!
こういう文章こそが、世界の宝なんです!!!!!!
げんママ万歳!!!
一喜一憂わかります~
でもげんちゃん、すごい成長ですね♪
海斗もよく歌を唄っています
最初はママ譲りの音痴?!と悲しくなる音程の外れかたでしたが、最近は音程もとれるようになってきています
成長に伴って音程も進歩するなんて不思議だなぁと思いましたが、これも体(声帯)の使い方が上手になってきた証なのかも…と勝手に分析しています
前の記事の舌癒着症を調べてみました
それがある事によって心配される状態は、発達に心配があるこは殆ど当てはまりそうな内容でびっくりしました
ありがとうございます
げんちゃんの国語能力、文面から見てもあるんじゃないかと思います。
我が家も、気に入った歌があってもワンフレーズだけだったのが、なめこの歌というのが気に入って、少しずつ歌が長く覚えられるようになり、最近、最後まで歌えるようになりました
じゃはん様、いつもはげましていただいてありがとうございます。
発達育児って、母親であり、第三者的なトレーナーであり、とママは二役こなさなければいけないんでしょうね。
時々、やっぱり、ママになって、見えてない部分を、先生に指摘されます。一人じゃやっぱり限界ですね。
ほんと、成功したら、ダークホースげんちゃんの夢物語になるかもしれませんね。楽しみだ!
かいすみさん、すごい気づきありがとう。
なるほど、聞く力と、歌をうまく歌うことはリンクしてるんですね。すばらしい解説にはっとしました。
げんちゃんも、今はすさまじいオンチです。でも、ピアノで聴音をさせられると、打率は0でもありません。半分くらいはあててます。やがて、自分の声を聞いて調整する。それも、指先と同じように、耳脳声・・・という連鎖なんだね。
そう思って、げんちゃんの歌をみてなかったで、すごい気づきになりました。
そして、あのオンチがやがて良くなるときには、勉強の聞く力もアップして集中できるようになるかもしれませんね。楽しみです。
かけママ、かけちゃんも、歌を歌わなかったんですね。これも共通だったなんて、かいすみさんのコメントを裏付ける内容ですね。
歌歌えてくると、次に何が良くなるのか・・また観察して教えてくださいね。
う~ん。日々発達育児は発見の連続だね。
B様。ほんと子供のトラブルをまともに考えていると、どんよりしますよね。
でも、改善してくると楽しくなってきます。たぶん、私も、ブログに書いて発散して、先生方に、べらべらしゃべって発散してるんだと思います。
考えてみれば、げんちゃんプロジェクトは、かなりの人をまきこんでいるもんねー・・・
私のブログに何でも書いちゃってください。発散して、また地道に取り組みましょうね~。
この夏休みの日々レベルの高い取り組みに感嘆です。
僕もげんちゃんは国語力辺りに才能がある気がします。ちょくちょく出てくる感嘆させられる表現力からもそういう方面での才能がありそうですね^^
後げんちゃんってなんかブログを読んでると体力がありそうな印象がします。
これはめっちゃ思い付きで言ってるんですが。。。なんかマラソンとか長距離走が向いてそうな気がしちゃうんですよねぇ
勝手にすみません。
それにしてもやはりこういう子たちに団体競技っていうのは一つハードル高いですよねぇ
サッカーは虎君も好きそうだけどとても協調性をもってプレーできるプレイヤーになりそうにない^^;
なんか好き勝手なコメントで申し訳ないです。
夏休みも終盤
最後の締めをいいものに出来るといいですね^^
虎パパありがとうございます。
夏休み、私ははっきり言ってがんばりました。おかげで、私の方がばててます。ははは・・・
げんちゃん、スタミナあると思ったら、他の子にくらべてそうでもなかったのでがっかり。というのは、サッカーのために、またジョギングを再開しましたが、もう、くいつかない、歩く・・・な~んだ。だめじゃん。という感じだったの。
でも、体太くて骨太なので、虎パパの予想があたればいいなー。
サッカーのボールが道に転がるとか、遠くへ行って失われるとか、そういうことが、もっとも気になるらしいのです。
やっぱり、発達障害だね~・・プレーまでいかないんだもんね。
考えてみれば、1年半前、彼は、マラソン大会を脱落してたんだもんね。そうそうスピーディーに人の上にはいかないよね。
虎くんの、数年後は、こういう感じなのかな?それとも、違う展開で、才能発揮するのかしら。彼らの1年は、やけに濃密ですよね。
かけちゃんは音痴ではないのですが、ハッキリとした発音で歌う事ができないかなぁ〜。言葉もまだまだな割には歌う事ができるようになってきたので、何か変化が起きるかも〜と少し期待をしているところです(*☻-☻*)
学研の先生、素晴らしいですね!その子の中にあるものを見つけられる方って居るんですね。我が家は息子がこの年になってようやく出会えたと思います。絶対に伸びが違ってきますよね。
息子も歌わなかったです。2~3年生くらいでようやく歌うようになって、音痴じゃないとわかり嬉しかったです(笑)集団の中だと口動いていないことありますが。。
かけママ、期待しましょう。
今、げんちゃんは、歌い出してるので、キーボードについてる自動演奏をカラオケみたいにして、カラオケさせることにしました。たまたま歌詞をネットで落としたら、漢字がいっぱい・・・これ、そのまま使っちゃって、漢字読めるようにしよう!なんてことやってみてます。ととろの詩なんて、けっこう覚えているから、漢字覚えるのにいいみたい。
かけちゃん運動能力どうなのかなー?
nonmamaさんとこも、やっぱり歌わなかったんですね。ーこれは、げんちゃんだけの特徴かと思ってましたが、大切なポイントだったんだね。
学研の先生に、学研なんてやめちゃって、発達や、学習障害専門にしちゃったらー。先生ならできるよ。なんてそそのかしています。
学研始めたばかりだから、もう少しやるわー・・と先生が言われますが、そのうち、けっこう、発達児が集まったりしてね。
できない子教えるのはおもしろい。だって、こっちの技術が問われるし、伸びたときの、達成感と、社会貢献感は、できる子教える時の非じゃないしね・・・なんて、もりあがりました。
でもnonmama さんのところも、良いブレインの先生がいらっしゃるんですね。これも、大切な要素ですね。発達やる上に。ママが全部背負うときついもんね。