ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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げんちゃんの塾の先生

 >げんママは、毎日、げんちゃんプロジェクトにどっぷりつかりたいのですが、それも仕事があるのでなかなかできません。それで、週に1日、おねえちゃんが行っている塾の先生にお願いして、マンツーマン指導していただいています。教育学部出の、良い感じの青年です。でも、さすがに、げんちゃんは、つかみよく、ドリルや書き取りするわけもなく、いつも、
「今日は集中が20分しか続きませんでした。」
というようなお便りをいただきます。

 それで、先日お休みをとって、塾のレッスンに向かいました。
「先生、今日は参観日しますね。よろしく!」

 と言って、二人の後ろにスタンバイ。
げんちゃんは、最近やっと、手先を使う遊びにも食いつきだして、小さなはめこんでいくブロックで遊んでいます。そのブロックを出してげんちゃんはやり始めました。
先生は、にこにこして横についています。
 さすがに、それを、引っ張りおろして、ドリルさせたりはしないようです。つかみの良いものからさせる・・・オーケーです。

 しかし、げんちゃんは、その中のパーツの大小を間違えてしまったために、ある部分が、はめこめなくなってしまいました。ゲンちゃん悩んでいます。

「どうかな?どこが違うかな?」
「う~ん、難しい。」
「ほら、この辺どう?見てみて・・・何が違うかな?」
「え~?難しい!」
「げんちゃん、考えて!、先生教えないよ~。」
E先生は優しく、見つめています。

 かなり時間をかけて、げんちゃんは、ブロックを苦心しながらすすめていって、電車に見立てた形を作りました。
でも、その反動か、脱走しました。電車をもって、教室から外へトリップです。

 しばらく、放牧(笑)

・・・
 先生は、そろそろげんちゃんを、机につかせようとします。もちろん拒否。しかたないので、げんママは、用意したお手玉を持って、投げます。キャッチしたげんちゃん。
「さ、行こうよ、机もどって遊ぼう!」

 言うが早いか、ママは、ゲンちゃんを机にいざない、座ると同時に、1ページに動物の絵や、果物の絵が、ぞろぞろ描いてあるドリルを出して、
「さ~。この子たちを、3つにまとめて貨車に積むのよ~。はい、鉛筆で3づつ仲間にするよ~。」
げんちゃんの手に鉛筆をにぎらせ、その手を持ったママは、すごいスピードで、3つづつ囲んでいきます。次は、4つ。げんちゃんは、勢いに飲まれて、ママの手の下で手をママの動きに合わせます。

「はい次のページだよ。次は乗り物だ~。」
「え~タンクローリーと自転車は、いっしょにしたらだめだよ~。」

と趣旨の違うことを口走るげんちゃん。う~ん、まるとか、さんかくだけの図の方がよかったな~・・・とママは思うけど、そのまま無視して突っ走ります。10分ほどで、8ページ。ママが書いたのか、げんちゃんが書いたのか・・・と言われたら、ま、ママかもしれないけど、やり遂げました。

「お~~。すごいね。できちゃった。ばんざ~い。素晴らしい。これで、貨物列車は、満杯。今日は、鹿児島に運びましょう!」

 先生は、勢いに圧倒されて、横で目を点にして見てました。

 げんママは、先生に、笑いながら言います。

「先生、やりかた分かった? そうなの、早くなくちゃだめ。それと、いちいち待ってたらだめなの。わからないのを、ひたすら考えさせてもだめ。
 この子たちは、まだそこんとこのシナプスができてないからね。

 考えさせてて、自分で修正させたりするのは、まだ早いの。
そんなことをすると、本人の、失敗体験だけが強調されるのよ。だから、さっきのブロックも、さっと答えを導いて、どんどんやるのがいいんですよ。そして
何回も何回もやるんですよ。
 そしたらうっすら脳に回路ができてくるので、そこで、初めてちょっとだけ、考えさせてみたり、いわゆる”出力”をさせるんです。

 ”この子たちは、わからない子だから、ゆっくり教える”・・・

 というのは、完全なる誤解で、この子たちの脳こそ、スピードと反復で、どんどん入力するのがいいんです。
知的障害児は、ゆっくり。これは、大まちがい!

ふふふ・・・先生知らなかったでしょう!(笑)」

先生は、
「は~。そうなんだ。僕反対のことやってたんですね・・・。」

と言いました。

げんママは、すかさず、伊藤恭先生の「2歳児のさんすう」を先生に手渡しました。彼は、ぱらっとめくり、あの名文の序文に目をとめ、
「お~これは、読みたい・・」

と言いました。

 良い先生です。心が柔らかい若者です。
 げんママ、先生にノウハウを伝授しました。進学塾の先生に、教え方を伝授しに行くなんて、げんママくらいのものだよね~・・・(帰ってみんなの爆笑をかいましたが、ママはまじめなのです。)

「そのうち、先生が、脱サラして塾をひらくことになっても、先生大丈夫だよ。こういう塾は、福岡にはまだまだ足りないからね。

これは、才能教育なのよ。先生期待してるわよ!」

まあ、なかなかこういう子を的確に教えられる鈴木先生のような師はいないけど、こうやって進化してくださるありがたい先生もいらっしゃるので、げんちゃんは、また進歩するはずです。げんちゃんがんばれ!先生がんばれ!

 
 

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公開コメント 承認後公開

  1. じゃはん より:

    おおお、げんママは教育革命の志士ですな~!!!
    素晴らしすぎます!

  2. ハナ より:

    かっこいいっ!!!
    げんママさん、先生を教育しちゃうなんてっ☆
    先生も素直に話を聞いてくれる方のようで、
    これからのレッスンが楽しみですね!
    スピードと成功体験、そして繰り返しですね☆
    私も心がけていきます!

  3. かいすみ より:

    またまたげんちゃんフロジェクトに引き寄せましたね~(笑)
    本当に名前つけなきゃ☆
    素直な塾の先生も素敵だと思いました
    げんママさんのやり方を見て、無意識に絶対自分の糧になる!と直感が働いたはず
    楽しみですね~♪
    今度は先生が家庭学習の見学にくるんじゃないですか?
    私もハッキリ文字化して頂いて、気合いが入りました!
    やっぱりげんママさんの日記って元気になれる!
    新しい算数のアイディア楽しみにしてます

  4. かけママ より:

    なんかドラマみたい!!!
    実際にやってしまうげんママすごいですね(*^_^*)
    先生の方も柔軟な方みたいでげんママの周りの方はホントすごいです。
    げんちゃんの絵も進歩しているみたいですね。かけちゃんは最初から一人で描きだした訳ではなく、描いてもらいたいものをリクエストして根気強く先生が描いてくれていました。そこからちょこちょこと描きはじめましたよ。

  5. げんママ より:

    じゃはん様。ありがとうございます。
    教育って、けっこうおもしろいですね。

  6. げんママ より:

    ハナ様。たぶん、塾では、めんどうくさい親かも・・
    でも、お姉ちゃんの時からのつきあいなので、いいよね。

    げんちゃんは、できないことはやらない、というこだわりがあるので、答えを教えて、できた気にさせるのも大事だと最近よくわかりました。

     フラッシュの応用というか、そんな感じだね。

  7. げんママ より:

    かいすみ様、ほんと色んな人まきこんでいますね。
    げんちゃんが、すごく活躍するようになった暁には、恩師・・ということで、本やテレビに登場することになってるの。(爆笑でしょ!)
    でも、みなさん、そういう面白い想像に、乗ってきてくれますよ。

     なんか、こういう教え方を1年生の教室でみんなにやってみたいな~。みんなくいつくと思うよね。

  8. げんママ より:

    かけちゃん、描いてもらってたんですか。それもいいんですね。
    絵は、すごく描けるというダウン症の子も知ってるけど、描けない子が多いですよね。
     こんな子が、絵描きになったりすることもあるのだろうか・・・さすがにないよね~・・・でも、あったらおもしろいね。
     絵がすこぶる下手だったのに、建築家になった人は知ってる・・・

  9. ナルト より:

    げんママさん、すごい。
    げんママさんが先生になってください。

    でも、受け入れてくれた先生もすごいですね。
    そんな心の広い先生、近くにいないかなぁ?
    知的障害児には、高速入力であるべしですね。

  10. junママ より:

    げんママさん、いつも感心して拝見しています。
    先生に自信を持って指導できるのは、げんママさんが日々勉強して実践してあるからこそ・・・ですね。

    息子もげんちゃんによく似た5歳児ですが、
    塾やおけいこに通わせたいと思いつつ、「受け入れてもらえないのでは・・・」という私の不安な気持ちから、今は幼稚園の課外体育教室にしか行かせてあげれていません。

    そのほかは、病院と市のセンターで「感覚統合」というリハビリに行っています。
    どちらも先生とマンツーマンで、体の軸をしっかりさせることを目標に、ブランコに乗ってゆれながら、ペットボトルの的にボールを当てるゲームや、壁をよじ登るetcようなことをしています。

    息子も絵は描かなかったのですが、5歳になってからやっと2・3歳児のような絵を描くようになりましたが、人間を描くと「腕」を描きません。

    それは脳が腕や手をあまり認識していないことを表しているのだと言われました。
    えんぴつを握る・・・ということだけに1年かかって、最近 線を描くように
    なってきたところ。
    少しづづ・・・頑張ります

  11. げんママ より:

    ナルト様。
    ほんと、良い先生です。彼は、お姉ちゃんの担任ではなかったのですが、面談をする係りで、この先生ならよさそうだな~と・・・スカウトしたんです。(笑)
     幼児教育や、障害者教育にけっこう興味があるらしく、相談したら、げんちゃんを面接してもらいました。
     普通は、学生アルバイトが入ところを、
    「僕受け持ちます。」と言ってくださったんです。
    でも、現実は、苦戦していらしたので、ちょっとご指南しちゃおう!ということになりました。
     でも、やはり、彼は将来有望な若者ですね。

     案外まわりには逸材がいるものですが、スキルがないのです。やる気があって、人柄がよければ、ママたちがきっちりやり方を伝授したらいいかもですね。
     なんせ、まったくどしろうとだったげんママでもできているのですから・・・ははは・・・

  12. げんママ より:

    jyunママありがとうございます。
    げんちゃんの去年を思い出します。その頃げんちゃんは、三角さえ描けませんでした。でも、今は、へんてこりんなバナナの木を書いて、頭から、ぼうせんで、胴体手足が出ている、マークみたいな人をその下に描いていました。へんてこりんだけど、風景らしきものを描いていました。
     感覚統合もブレインジムと同じようなところがあり素晴らしいと思います。どんどんのびていきますよ。
     指導者は、スカウトして育てる・・・最後はこれに限るかもですね・・・でも、少しのびてきた今は、げんちゃん、お友達の集団が彼をのばしています。支援クラスできなかったので、かえってよかったかな、と最近思っています。
    小学校までの時間は十分です。がんばりましょうね。

  13. かいすみ より:

    ピグマリオン二回目レッスンに行ってきました!
    日記に書いた点描写情報で誤りが…

    見るだけでも効果がある…は間違いで、自分で考えて線をひくだけでなく、親が赤ペンとかで誘導して、それを見ながらなぞるだけでも効果がある
    の間違いでした
    ごめんなさい!
    取り急ぎ訂正でした!!

  14. げんママ より:

    あ、ありがとうございました。
    私も誘導させてます。あんまり得意じゃないのです。

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