ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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字を書く前のブレインジム ブレインジムその2

 >ゴールデンウィークは、あっという間に終わってしまいました。家でのんびり、せんぜい、数キロメーターの輪の中で過ごして終わりました。1年のうちで、もっとも美しい5月。毎年、仕事をせずに、のんびり、子どもたちと過ごせたら、どんなに幸せなのだろう・・・と淡い幻想をいだきます。

 さて、げんちゃんは、毎日、ママとどっぷり一緒で、幸せそうでした。ママとしては、とにかく、発達プロジェクトのために与えられた時間です。ばたばた計画をこなそうと一

生懸命です。実際ふりかえってみると、げんちゃんのお友達と遊んだり、入院しているおじいちゃんのお見舞いに行ったり、買い物に行ったり、と、トレーニングとしてさいた時間は、

けっこうわずかだったようです。とほほ・・

 でも、げんちゃんが、小学校にあがって、優先的にさせなきゃと思っていることは、書く、ということです。学習とは、読む、と書くが基本にあります。一般的には、6歳くらいで、その二つの機能が完成してくるので、小学校に入学となるわけです。げんちゃんは、「読む」、ことは、まあまあできるようになりましたが、「書く」、ことがきわめて落ち込んでいます。もともとえんぴつが、きちんと握れるようになったのも、つい最近のことです。去年の夏、げんちゃんは、お習字書きのようになって、手のひらの脇をつけて書くことがなかなか難しかったのです。今でも、親指と人差し指をぎゅっと曲げて鉛筆が握れません。ともすると、そのふたつの指はまっすぐのびきって、変な形で鉛筆をにぎっています。
 字は、四角のマスのどこかに、かたよったり、飛び出したり、あるいは、まとへの違いが、よく認識されていなかったり・・・と、出来ないことが、逆に不思議なくらい、へんてこな

字を書きます。
 それに、げんちゃんは、字を書くと、異常に疲れるようで、体がくねくねしだして、そのうち拒否してきます。

 こういう「書く」ことに対する問題を克服しなければ、学校での学習は、そもそも難しいのは明らかです。

 この休みに、げんちゃんは、ブレインジムの動きも取り入れて、書くことを練習させました。そして、げんちゃんの問題点が、どうも、目の機能にあるのではないか、ということ

をふまえて、ママは、あらゆる目の訓練もしてみました。

 毎日の小さな積み重ねですが、げんちゃんを教えていきながら、日々わずかずつでも進歩しているのを感じました。こういう手応え、というのは、発達育児の上で、もっとも大切なこ

とです。進歩がなければ、発達育児はされる方もする方も、とてもつらいものだからです。

 さて、ブレインジムを取り入れた取り組み。
ブレインジムでは、何事も取り組む前に「ペース」というモーションをします。
4つのモーションで成り立ちます。

1、水を飲む
2、ブレインボタン(片方の手をおへその上、もう一つを鎖骨の下あたりにおいて、鎖骨の下を上下にさすります。これを、手を代えて何度がやります。)
3、クロスクロール (右手、左足ひざタッチ。次に反対側・・・何度もやります。)
4、フックアップ (A  リラックスして立って、足首を交差させる。上になっている足と同じ側の手を上に重ねて、手を前に出し、手のひらを逆手に組んで、くるっとまわす。)
         (B 次に、足はまっすぐ、手は、両手指先を接触させて、ボールの形をつくる。)A、Bともベロを上あごにつけて、息を吸う、ベロをリラックスさせて、息を吐く。この呼吸をする。A、Bとも1分ずつ)これは、座ってやっても良いです。

ペースは、取り組みに対する、準備の心を作ります。学習に入りやすくなるようです。

 鉛筆を持たせる前に、次のモーションをします。
1,両手お絵かき・・げんちゃんのために、、両手お絵かき帳なる比較的大きめのノートを作りました。
2,アクチべーション
3,エナジャイザー

 ブレインジムでは、1,2,3を習ったのですが、ちょっと、文字では紹介しにくいです。2,3がどういうものかというと、腕の筋肉の調整、肩の筋肉の調整をするということのようです。ストレッチと関節の調整だと思います。2は、ひじの関節を反対の手でおさえて、左右上下、押さえた手のおさえに対して、反発するように力を加える。3は、机にの端に、手を開いて、肘をたてて、手をつく、その姿勢で、頭と上半身をムチのようにしならせて、お辞儀をしたりおこしたり、を繰り返す・・・

 実際に、げんちゃんにやってるのは、両手お絵かきとレイジーエイトです。2,3は、余裕のないときはやれてません。そのかわりレイジーエイトをします。これは、目の前に親指を出させて、それを、横八文字に動かして、目で、その動きを追う、追視です。。お母さんが的を動かして、目を追視させるだけでも、やらないよりいいと感じてます。

 げんちゃんの両手お絵かきの時、ついでに、ちょっとしたお絵かきの練習もさせてみました。なんせ、絵が描けない、ことがげんちゃんの、様々な障害の元になっていると思うからです。

 なんだか、げんちゃんの、この頃の変化は、お勉強しようよ・・・と言って、机に誘うとき、げんちゃんは、さっとやってくることが多くなりました。字がましになっていることにもまして、その変化に、来し方を思うげんママです。
やっぱり、とりくめば、必ず、良くなる。げんちゃんプロジェクトをやってて、今更ながら思うのです。


私の解説がよくわからなかったら、この映像をただ真似するだけでも、ずいぶんいいですよ~。エレファントも、左右上下の感覚を養います。ユーチューブでも、結構理解を助ける映像があります。見てみてください。
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公開コメント 承認後公開

  1. じゃはん より:

    素晴らしいですね、日々これ気づき1
    今日灰谷先生とお会いしたところ、井上ワールドに灰谷先生は、はまってしまい、「明日の始発で帰ります」とのことで、午後八時から11時まで、たっぷり語り合いました。
    大変人柄の良いひとですね。
    素晴らしい方をご紹介頂き、本当にありがとうございます、
    エジソンの活動のよき理解者を得られそうです。
    そして灰谷先生の魂に大分放火してしまいました(笑)。
    楽しい時間でした。
    一緒にお会いした方が、やはり発達障害のお子様をお持ちで、「日本の教育ではこの子は駄目になる」との思いから、カナダの学校に行かせ、現在は普通の大学で立派に学んでおられるそうです!

  2. glow-gen より:

    J様、よかったです。気になっておりました。すばらしいコラボですね。これから、楽しみです。
    Jワールド、強烈ですもんね。陽のオーラですね。伝染します。

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