ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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最後の療育。がんばれおばあちゃん。

 > 昨日、最後の療育に行ってきました。げんちゃんは、そこでも、その進歩に驚かれました。運動をしてる姿が、幼児から少年になりつつあるように見えました。かなり、危ないことを面白がってしているげんちゃんがいました。
 学習では、あいうえおのパズルをしました。あいうえお表がわかっていると、すらすらできる代物です。げんちゃんは、すらすらではなかったにしろ、推理してはめていく、ということを先生に披露しました。たどたどしく、手伝ってもらいながら・・・

 げんママは、同じ年齢の普通の子が、げんちゃんより、もっときびきびこれらをするであろうことを知ってますが、とにかく、げんちゃんの今までの流れからすると、急カーブでのびたことは確かです。
 今まで、そんなに、のびましたね、と感動をこめて言われたことがなかったげんちゃんも、今回ばかりは、先生に驚かれてほめられました。

 げんママは、すかさず、遅発性アレルギーの情報と、げんちゃんの結果表をすべてコピーして、たずさえて行ってたので、先生に渡しました。先生に
「ぜひ、もっと生物学的に取り組むべきです。サプリ、漢方、食事。げんちゃんの進歩は、私が見ても劇的です。決して、教育や学習だけでは、発達障害は治らないと確信します。」
 そういうお話をしました。

 療育は、とにかく、母親に情報提供をするところではありませんでした。ひたすら、そこに行った時間、先生方のプログラムをこなすだけのところのようでした。そこでのプログラムに関しては、良くしていただいたし、役に立たなかったとは思っていません。でも、発達障害を治すという目的を感じことは決してありませんでした。

 もっとも、そこで、ママのためになったことは、皮肉にも、
「他人に任せてたらだめだ!」とママが奮起したこと。
ママの、げんちゃんプロジェクトのモチベーションが、ゆるぎないものになったということでした。

 いつもいっしょになる、。6歳のダウン症のかっちゃんは、おばあちゃんとやってきます。今日が最後なので、終わってゆっくりおばあちゃんと話しました。

「ここに来ても、どうすればいい、とかまったくアドバイスもないし、ほんと何のために来ているのかわからないです。」

 げんママは、彼女の言う意味がよくわかります。良く聞いてみると、かっちゃんのお母さんは離婚されて、パパとおばあちゃんが育児をしているそうでした。パパも、トラック運転手で、いない日も多く、仕事をもつおばあちゃんが一人で孤軍奮闘していらっしゃるようでした。びっくりでした。
 げんママは、かねてから、お会いするたびに、鈴木昭平先生の情報をはじめ、色々お話していました。なんだか、そのままお別れするのは気がひけます。

 支援学校に行くというかっちゃんは、言葉こそ出てきてませんが、眼力があるし、こちらの言うことはほとんど理解してます。ダウン児独特の関節の動きが目立ちますが、運動能力もなかなか、知性を感じます。

 「うちに遊びに来てください。」そう言って、電話番号交換しました。
げんちゃんは、かっちゃんが大好きみたいです。たぶん、彼らは、感性で通じ合ってるみたいです。
かっちゃんを、このまま、世間が考えてる「ダウン症の人」にしたくないと思いました。

 げんママのおせっかい虫がふつふつ。自分の子だけでも、なかなかトレーニングできないのに、なんとかしたいなー・・

 かっちゃんは、声は良く出てます。言葉をだしてやりた~い。できると思います。私ができるのではなく、この子にはその能力があると感じます。
おばあちゃんは、土日が仕事で、鈴木先生のセミナーを受けられないと言っていました。でも、私の勧めで、先生の本を3冊全部読まれたようです。

 「療育に来るより、げんママと話した方が役に立つ」

とさえ、おばあちゃは言ってました。それって、療育がいかに何も情報提供してないか。子供を良くしたい母親の助けになってないか・・・ということですよね。ほんの少しのおしゃべりの方が役にたったなんて・・・
 
 子供を良くしたい情熱はあっても、生活が厳しかったり、時間がさけなかったり・・・状況が許さない人がたくさんいます。でも、ノウハウがわかってくれば、少しずつでも、色んなことに取り組めると思います。がんばれ、かっちゃんとおばあちゃん!
げんママでできることなら、お手伝いします。

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公開コメント 承認後公開

  1. じゃはん より:

    素晴らしいです!いつもげんママの愛と知性に溢れた文章を読むと、感銘を受けます。セミナーで紹介します!

  2. 虎パパ より:

    素晴らしいですね。げんママさんの周りを巻き込んでいくパワーには頭が下がります。
    僕なんか自分自身で手一杯ですよ。。。凄いです。

    しかし、療育センターの先生をビックリさせるのは正直羨ましいです(笑)
    うちの息子もここ最近ぐんっと伸びたのですが。。。ちょうど春休みでして(笑)

    でも本当に結果だけでなくそれをちゃんと伝えて周りを変えていこうげんママさんは尊敬に値します。
    げんちゃんの成長と共に。。。げんママさんが発達教育を改革していくんじゃないか。。。
    そんな気持ちになります。

  3. かいすみ より:

    かっちゃんのおばあちゃん、正解!
    下手な療育センターにいくよりも、げんママさんにレクチャーしてもらった方がはるかに役にたつはずです。
    私もぜひレクチャーしてもらいたいです(笑)
    私も、我が子すら満足に改善できていないのに、何かしてあげたくてうずうずします。
    皆、世話焼き女房タイプなんでしょうか(笑)
    でも、引っ込み思案で実際声を掛けられずに終わるパターンが多いです
    そして自己嫌悪…
    きっかけの一言が難しいです…

  4. げんママ より:

    じゃはん様。ありがとうございます。いつもおせっかいばっかりしてます。(笑)。

  5. げんママ より:

    虎ぱぱ・・・どうもです。
    療育の先生に感心されるのは、ちょっとうれしいですね。春休み終わったら、虎君もやってくれますね。

    でも、先生たちは、何にもかわりませんね。
    やっぱり、苦情とか、負の圧力しか変えられないのかしら・・・

    でも、そういうのもしたくないし。・・・
    あそこの目的は何なんですか?ってシンプルに聞いてみればよかったです。
    療育はなかなkかえられそうにないけど、周りの発達のお母さんたちは、何人か火をつけました。

     火がつくひとばかりではありませんね。
    エジソンママパパは、やっぱりすごいですよね。あらためて。

  6. glow-gen より:

    かいすみママ。世話焼き女房ですか?
    私はまったくだめです。パパの身の回りの世話をやくどころか、ドジをカバーしてもらうことが多いな~。

     でも、おせっかいしたくなるんですよね。変な顔されることもあるけど、だいたいは、不安で困っているママの方が多いですよね。そりゃそうですよね。あれだけ、療育がたよりにならないんだものね。
     

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