ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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遅延性アレルギー検査と、抑肝散

  >げんちゃんの手触りは微妙に変わったと思ったのですが、今日療育に行くと、あいかわらず、微妙なコミュニケーションしかできず、超そわそわ落ち着きがなかったです。

 療育に行くたびに、その先生の素人ぶりに、やれやれと思います。だから、ぐっとげんちゃんを伸ばして、少し療育が変わらないかな、と思っていますが、これではなかなかといったところです。
 まあ、あそこでの状態が、げんちゃんのアベレッジの能力なのでしょう。
 ただ、げんちゃんは、確かに変わってきています。げんママの直感は、まるで、雪解けの大地に、ひそかに新芽が芽吹いているようなもので、まだ表面的には明確ではありません。
 毎日彼を見ているママにはわかるというようなものです。

 来年からのスイミングの更新手続きにも行ってきました。
そこで先生に聞いた話も、まあ、なるほどね、といったところでした。
 「げんちゃんは、最近お友達に手が出ます。」
ということでした。

 雪解けはまだまだ、新芽もまだひそやかなもののようです。

 しかし、げんママは、以前のように気落ちすることはありません。げんちゃんの脳の開発は、常に客観的で戦略的なものだと思うからです。
 彼を改善して、すごい子にする、というのは、最近では、げんママにとって、当然できることとなっています。何がおころうとも、それは、ひとつの過程に過ぎません。
 改善できないのは、技術が未熟で、まだげんママが見つけてないだけで、そこには、ただスキルの見直しと改善があるのみなのです。また、時が満ちてないだけでもあるのです。

 げんちゃんは、まだもう一歩ソーシャルスキルを伸ばす必要があります。普通クラスに入れられるのなら、ますます、もっと有効な手段をとらなければなりません。

 小学校に入学するにあたって、ママは思い切って、エジソンの井上理事に進められた、遅延性のアレルギー検査を、げんちゃんに受けさせてみました。これは、一般のアレルギー検査とは異なり、IgG抗体という抗体が関与する反応で、蕁麻疹や、ショックなどという激烈なものとは違う、じくじくした反応です。日本ではできないらしく、紹介された、辻安全食品というところを通して、アメリカにオーダーしました。(2万ちょっとくらいの出費でした)

 その結果が数日前届きました。なんと、げんちゃんは、乳製品のことごとくと、卵にアレルギー高反応を示していました。表面的にアトピーやアレルギーがなく、健康がとりえと思っていたげんちゃんだったので、その結果に驚いてしまいました。

 ミルクや小麦が、自閉症を引き起こしている、という事例があることを知っていましたが、げんちゃんも、まったく心配ないとはいえないようです。とにかく、ためしに、牛乳と卵を、もっときちんと食品から排除する価値があると思いました。小麦はとりあえず、大丈夫でしたが、他のものよりも高い反応でした。さっそくおばあちゃんと話し合ってトライすることにしました。

 そして、もうひとつ。先日のNHKの番組で、漢方の特集をしていました。そこで、ある、脳を改善する漢方薬の話をしていました。それは、「抑肝散」といわれる漢方薬でした。その薬は、認知症で、少し攻撃性をおびた老人に著効していました。
 その抑肝散の情報は、目新しいことなど、あまり書いてない、以前買いこんだ、発達障害の入門書にもちらっと書いてありました。
 こういう漢方なども、臨床では使われてるみたいだ・・・のような書き方で軽くふれられていたのです。

 げんちゃんが、いまいち落ち着きが無く、少し切れやすいのは、脳内のグルタミン酸のトラブルなのではないか、と思いました。

 これは、使ってみる価値はあるな、と直感で思ったのです。

 療育の先生も、どの先生も、良く言い聞かせて、ロールプレーして・・・など、決まりきったことしか言いません。でも、げんママは、直感的に、そういう問題ではなく、脳内の状態をまずは、調整することが早道だ、と思います。

 少し、良い兆しが出てきたのも、げんママ的には、イトウテルミー(遠赤外お灸)を毎日仙骨にしているからだと踏んでいます。

 ここは、それら、脳に働くアイテムをふやすべきだ、と思いました。

 明日、抑肝散を検討してみよう。でも、姑はよく、ひやきおう丸を、おねえちゃんが赤ちゃんの頃飲ませてたなー。子供に漢方というのは、昔の人の知恵でもあるようです。検討する価値はありそうです。

 もうひとつ、今日の療育でダウン症のぼうやをつれて来られているおばあちゃんとお話しすることがありました。
 本当に、療育は何してんだろう。と彼女の話を聞いて思いました。なんとも腹立たしい。
げんママは、げんちゃんと普通に遊ぶ、まだ言葉の出ない、可愛いらしいそのT君を、なんとか改善させて、素晴らしい未来を見たいものだ、と思いました。

 とりあえず、鈴木昭平先生の情報だけさしあげてお別れしました。未就学児の療育は、もう少しで卒業。支援学校に行くというその子の目は、きらきらしていて、支援学校で、可能性をつんでしまうような刺激のない教育だけはしてほしくないな、と思いました。 げんママ、げんちゃんを絶対よくして、他のすべての知的障害の子供たちに希望を与えたい、とあらためて思いました。

 

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公開コメント 承認後公開

  1. じゃはん より:

    げんママ素晴らしい!!!
    ついに受けたんですね、遅発性アレルギー検査!
    すばらしいいいいいいい!

  2. かけママ より:

    抑肝散と言えば自閉症を漢方薬でなおすという本を出されている方が東京にいてかけちゃんを連れていった事があります。かけちゃんはその方がいう自閉症ではなくて何ていったか覚えてなく、本もどこかにしまって詳しいことはいえないのですが、抑肝散の他にもその子の症状に合わせて薬を出してくれます。
    かけちゃんも算数頑張ってみます。

  3. まなママ より:

    抑肝散ってなに?はじめてきいたくらい。でも、専門家にちゃんと処方してもらわないとだめなのかな?かけママのこのコメントみるとかけママはけっきょくピンとこなかったのかな?
    げんちゃんもし抑肝散をつかうことになるなら今後もひきつづき教えてね。
    小麦、卵、牛乳のことはちょっと忘れてた。牛乳ぐらいだわ。制限してるの。だめだね。しっかりしないと

  4. まなママ より:

    そういえば灰谷先生の本手に入れました。
    やっぱりポールデニッソン先生の本から読むのが正解だね。
    灰谷先生からだったらこんなに興味もてなかった。簡単で読みやすいけどね。灰谷先生のほう

  5. かけママ より:

    本を探してみたけどみつからない・・。成城学園の近くの飯田医院の先生で、この先生も商売っ気がある方ではなく、かけちゃんはこの漢方薬を飲んでも効かないとハッキリいわれたのです・・・。かけちゃんは幼児性なんとかだと言われたのです。知的障害者の施設で活躍されていたようです。自力で漢方薬で治す方法を見つけて開業されたみたい。うろ覚えで間違ってるかもしれないけど。80歳を超えている感じだったのでもし行かれるなら速く言った方がいいと思います。

  6. げんママ より:

    じゃはん様。アレルギーについて、まだ勉強不足、ちょっとべんきょうしてみます。

  7. げんママ より:

    かけママすごいな。漢方の先生にもかかったんですね。
    漢方って、西洋薬と違って、生薬なので、加減を見ながら投薬できるし、毎日飲まなくても、少しずつ効いていくようです。
     げんちゃんの、落ち着きのなさに対して、併用する、という軽い気持ちで使ってみようかな、と思っています。
     2週間くらい使って、体の調子をみて、よさそうだったら、1~2カ月使用する、という感じです。

     漢方で、うつや、精神症状が緩和した、という人を何人も知ってます。勉強する価値ありそうな気がしてます。

     でも、その内科の先生も、臨床から漢方の手ごたえをもっていたのでしょうね。やはり、わかってないことがたくさんですね。

     かけママ、すでに、色んな事をためされてるのですごいです。

     近くだったら、その先生に受診してみるのもヒントになりそうですね。九州は無理か・・・

  8. げんママ より:

    まなママアレルギーはあなどれないような気がします。げんちゃん、卵と牛乳だけ、ぴゅーっと値が高かったです。別にジンマシンが出るわけでも、ないけど、この静かな反応が、脳に影響するんでしょうかね。まだ勉強してないので、よくわかりませんが・・・

     漢方ためしてみます。この漢方は、興奮とか怒りとか、そういう激しい症状に良いようです。まなちゃんは、あまり、激しい症状はなかったっけ。
     でも、多動症状も、西洋薬より、漢方がいいような気がします。だって、西洋薬って、むりやりおさえこんでいるような感じで、患者さんで使ってる人がいますが、成長の抑制が出てました。

     あ、三角書くのいいみたいです。毎日100個以上書かせて、指の力をつけてます。

     ポールデニッソン先生の本は、学べますよね。あーしかし、やることいっぱいだー・・・

  9. かけママ より:

    飯田医院、HPもありますよ。多動やアスペルガーの方も良いんです。あと2つぐらい漢方薬があって症状によって使いわけたり量を決めたりするそう。一度受診したら紹介状を書いてくれてあとは行きつけの小児科で処方すればいいらしいです。あと音の刺激に弱い人は耳栓したら自閉症状がピタッと止まった人もいるって。かけちゃん試したけど変わらなかった。

  10. げんママ より:

    かけママありがとう。http://www.iida-neurological-clinic.biz/publicity/index.html
    本文に情報載せさせていただきました。
    やはり抑肝散の投薬例がのってましたね。

    みんな、それぞれいろんな成功例をもっているのに、療育も病院も何をしてるのかしら。ちゃんと勉強してほしいですね。

    つまり、体質というか、全からだ一体となって、改善していかなければならないということですね。

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