ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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発達育児のリバウンドかな~。

> 昨日今日とママはちょっといらついています。げんちゃんの真実がママに立ちふさがっています・・
 げんちゃん、頭わるっ! 。

字が書けるようになった、とか、コミュニケーションが良くなった、と喜んでいたのですが、何か根本的なものがかわっていないような気がします。

何でしょう。

発達障害に気づき始めたころ、げんちゃんは、外からの働きかけに対して、なんだかシャットアウトしている部分がありました。おしゃべりもするし、感情もあるし、彼の流儀にのっとって話を進めると、普通のコミュニケーションが取れている錯覚を起こします。
 しかし、何かをこちらから働きかけて、何かを期待すると、げんちゃんは突然シャットアウトしました。

 例えば良くできたロボットみたいに、うまくしゃべって、うまく表情を作っているのだけど、あるパターンだけをインプットされただけで、色んな働きかけに対して、その情報を素早くキャッチして、新しいアウトプットを作り出すような何かがないのです。

 学習をして、プログラムを自らどんどん進化させるのではなく、ひたすら毎回こっちがプログラムを書き換えてあげるだけ、という風なんです。

 もちろん、色々改善しています。しかし、決定的に、この性質というか、このパターンはいやらしいシミみたいに、げんちゃんからなくなりません。

 いつも、自分で進化しなきゃいけないところになると、お休みモードになります。

 課題がやってきて、どんどんトライして進化する、工夫する。こういうのは、普通の人には楽しいことだけど、げんちゃんには、フリーズの原因になります。

 なんだか、げんちゃん不毛だわ。
君には何か、才能がないの?? なんか見劣りする~・・・

 それに、今日早く帰って、数をやったら、やっぱり、ほとんど撃沈。6たす2は? 「う~ん3」、もうかれこれ、10ヶ月は取り組んでいる。あれだけやったのに、まだ彼は何の法則も見出せず、7と8の区別も完全ではありません。

 なんかめちゃくちゃ切れました。誰にって、げんちゃんにではなく、げんちゃんを創られた神様にです。
げんちゃんをちゃんとしてください。できるはずでしょう。これじゃあ満足できません。おそまつすぎです。とぶつぶつぶつぶつ・・

 でも、久々だな~。こういうの。たぶん、改善した~と過度に思いすぎたんだよね。。

「げんちゃんって、ばかじゃないの?」
げんちゃんにとうとう言ってしまいました。
確かに進歩したけど、できないことは、いっこうにできない。
 
 この算数地獄だけは、まったく精神をぼろぼろにします。

月に周期ががあるように、発達育児ママにも、満ち欠けがあます。本日は、久々に完全三日月、おまけに暗雲だな。・・ちょっと、なんか、良いシステム考えなくちゃ。やれやれ。

  

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公開コメント 承認後公開

  1. 無くて七癖 より:

    初めまして
    38歳で広汎性発達障害の診断を受けたものです。6歳のげんちゃんと似てると思う所があったり、げんママさんの教育精神に憧れたりで、ブログを読まして頂いてます。出来なければ直ぐにシャットアウトというのは自分とよく似ていると思いました。ただ解っていく事を楽しめないとか、プログラムを自ら進化させないという事は無いと思います。確かに定型の方より脳の状態も不安定ですし。一度嫌だと決めると頑なに拒絶します。でも一度、はまればずーとやるのは定型の方と同じではないかなと。げんちゃんが今やりたい事と、げんママさんのやらせたいカリキュラムの間に齟齬が生じているように感じました。げんちゃんの流儀に合わせて、今はやりたい事をもっとやらしてあげれば、げんママさんのカリキュラムもこなしていくように思います。自分は人に従うのが苦手で時間がかかって仕方ないです。でもそのやり方しか出来ないので。
    下手なコメントすみません
    これからも応援しています。

  2. 虎パパ より:

    過度の期待…‥凄く分かりますしかも不思議な事にその期待が盛りがってくると割とガツンとやってくれるんですよね(^-^;
    少し期待が膨らみ過ぎて
    色々な事を忘れて
    普通に接し過ぎちゃうのかもしれませんね
    最近僕はそう感じます。
    付き合わなきゃいけない部分だったり向き合わなきゃいけない部分は確実にあるなぁと思います。

    ちょっと原点回帰が必要かなとか
    だって出来るようになってくるとついつい褒め方とかが緩くなりますもん…

    上手い事励ましできなくて申し訳ありません。

    とにかく言える事は
    俺頑張ります!

    だから
    お互い頑張りましょう。

  3. げんママ より:

    うわ~。無くて七草様。
    すと~んと胸にしみいるアドバイスありがとうございます。
    師匠、って思いました。
    >解っていく事を楽しめないとか、プログラムを自ら進化させないという事は無いと思います。確かに定型の方より脳の状態も不安定ですし。一度嫌だと決めると頑なに拒絶します。でも一度、はまればずーとやるのは定型の方と同じではないかなと

    そうなんですね。なんか、ひたすらうなづきます。

    げんちゃんのしたいことと、私がさせたいことが乖離、というのもうなづけます。

     だいたい、げんちゃんは、計算はやらなきゃいけないけど、苦痛。という感じです。

     峰をのばすとは言っても、谷は、永遠に谷だとこまる~。とげんママはあせるのですが、それがさらに、負のサイクルにはまる感じです。

     うーん。本当にありがとうございました。とっても納得できました。

     良かったら、アドバイス今後もお願いします。

     でも、38歳で診断されるなんて、発達障害の母として興味深いです。それまでどんな歩みをされていらしたのか、ゆっくりブログ読ませていただきますね。

  4. ハナ より:

    うちの子も3才前半で、赤ちゃんがそのまま大きくなったような雰囲気の子ですが、
    なかなか苦手なものや初めてのことをやろうとしません。
    どうやら、人一倍プライドが高いんだそうです。
    出来ない、失敗する自分は嫌だからやらない。
    他の子がやっている中でなんか、もっともっと失敗したくない。
    小さい子が出来る前で自分が出来ないなんてとんでもない。
    だから、なるべく1対1で取り組んだ方が伸びやすいし、
    なるべく失敗しない方法を教えるように・・・出来ると思ったらものすごく伸びる!
    と言われました。

    ・・・・・そうは言ってもなかなか難しく、
    おまけにうちはまだ算数などを教えるレベルなので、
    なんとも頼りなくてすみません・・・。

    楽しく色んなことにチャレンジしていく方法が見つかりますように☆

  5. げんママ より:

    虎ぱぱ。わかってくださいますー?うれしい。
    そうなの。もうすっかり普通の子の気分になってしまっていたのです。

    ここで気をぬいてはだめなのよね。
    良い意味で、のんびり、気を抜かず、無くて七草さんのコメント参考になりました。虎パパお読みになりました?

     井上さんがすすめてくれた本もとりよせなくては。
    ファイト、ですね。ありがとうございます。

  6. げんママ より:

    ハナ様ありがとう。そうなのよね。
    特徴なんだ。これは、げんちゃんに限らないんですね。

    なんか、小学校に入るのちょっと気になってきました。
    支援級できた方がいいんだろうな~、という気になってきました。

    算数地獄は、なかなか言葉が出てこないのと同じです。ほんとなかなかなんです。

    人には、根気よく、のんびりと言っておきながら、めちゃくちゃがつがつしておりました。
    修行が足りない!の一言。
    がんばります。力抜いて。
    ありがとうございました。

    まるで修行じゃ~~!(笑)

  7. かけママ より:

    色々と勉強になります。
    何か覚えさせなければと思うと反発が。でも、こんなのわかるわけないよね。と思っているものに限ってすんなり覚えてしまう気がします。あとあきらめた時。なんなんでしょうね。顔にでてるのかな?と思ってしまいます。
    げんちゃんは息子に比べれば全然です。1つ年下のげんちゃんですが目標です。

  8. げんママ より:

    かけママ、学校どうですか~。
    親としたら、他人のように、良いとこをのばしていけばいいですう、ってのんきに言えませんよね。
    でも、そうかあ、こんなのわかるはずないよねっていうのがわかるんだ。なるほど。じゃあ、かずなんてげんちゃん足し算なんて分かるわけないよね、って・・・うーん。やっぱり、そういうわけには行きませんよね。

     こういうときに、やはり、他人のお手伝いがひつようなのかもしれませんね。

     プロの腕をもった教師・・・だれかいないかな~。

  9. かけママ より:

    支援学級にいますが、うちの場合は多動が過ごすぎてその場にいればいいという先生の考えっぽいので、今更ながら親が教えないとと思っていますが、学習態度が出来てればあの手この手で指導してくれると思います。算数、答えを出すという事をわかってるだけでスゴイ✨だって考えてるんですもの。でも親は答えを求めてしまいますよね。

  10. かけママ より:

    ふと思ったのですがげんちゃん、そろばんの練習もしていましたよね?それなら6+2=3の間違え、私は納得できます。かけちゃんの姉小4でそろばんをやっています。そろばんって5で1番上の玉を一つ使いますが、これをつかえば答えは8。何故かその玉を忘れたり逆に入れなくてもいいのにいれたり。暗算でも筆算でも。姉も3って答えを出す時ありますよ。そろばんで覚えると筆算などは面倒。割り算なんか割る数より答えが大きかったり。論理的には考えられないようです。普通の子でもです。だから反復練習だと思います。全然直ってませんが。

  11. げんママ より:

    かけママありがとうございます。
    子供さんは、多動が多すぎて・・・って、そうなんですね。エジソンの川崎さんのケースがあるのですが、まるで、鳥のように、まわりとかかわりをもたず、コミュニケーションさえ難しかった子供さんが、普通暮らすでなんとかやっていけるまでになったそうです。
     先生が、びっくりするほどいわゆるおりこうさんになっちゃったら楽しいですね。先生を驚かせたいね。
     げんちゃんも支援クラスで、普通暮らすのちょっとした子よりすごいです、といわれて、みんなを驚かせたいな~。
     そういうサプライズが大好きなげんママです。駄馬が、サラブレットをごぼう抜きという展開が楽しいんだけどね。(笑)
     ところで、珠算のお話なるほど~と思って読みました。でも残念ながら、げんちゃんは、ともえそろばんの方に、まだ普通のそろばんは早いといわれて、10個玉がシンプルにあるものを使用してます。 ママが見るところによると、ただ、その場をしのぎたいので、適当な数を言って、あたればめっけ、という感じです。
     小学校になったら、引き算、やくりあがりが、どっと出てきます。やっぱ普通クラスはちょっとかわいそうだよね、と思います。

  12. ratoto より:

    遅いコメントですいません。
    ひとつだけ、伝えたくて…。

    どうかネガティブな言葉はげんちゃんに聞かせないでください。
    言葉だけではありません。目つきや態度、そういったものもこどもは敏感に感じ取ります。
    発達障害の子はこれから社会に触れる機会が増える中で否応なく他者から「否定される」ことにぶつかります。
    だから、親だけは「絶対的に自分を肯定し守ってくれるもの」としていなければこどもの心がつらくなります。

    勉強も大事です。
    でも、心はもっと大事だと思うんです。

    えらそうなこといってすいません。

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