>げんちゃんと、連休過ごして、ママはがっかり・・・
げんちゃんは、全く普通の子と違うのです。
毎日の反復が大切と思い、まず起床したら、「もっとハッピータイム」の、たった2枚のドリルをやらせて1日を始めようと思いました。そのドリルは、難しいものでもなく、たくさんでもなく、あっという間に終わる、なんということもないものです。できなければ、助け船を出して、さっさと終わって、すがすがしい日曜日を迎えるはずでした。
ところが、げんちゃん、すさまじいことになりました。
「あ~~ん。僕無理だよ~~。わからない! えい!ぐちゃぐちゃに~しちゃえ~」
とか何とか・・・やりたくない!という抵抗も少なからずありますが、取り組んで、自分ができそうもないと勝手に判断して、あばれまわるのです。げんちゃん自身が、自分をコントロールできず、荒れまくるのです。。
結局、普通の子なら、10分弱で終わるようなものが、何と50分くらいの時間をついやしました。
なんだか、小さな恐竜を扱っているみたい。
おまけに、算数は、ことごとくできない。・・・何なのこれ?
おかげで、不愉快な午前中。家事もままなりません。
もう切り替えよう。そう思って散歩に出ます。ジョギングも、最近はドリルの時と同じような現象がおこります。
散歩をしながら、「1たす1は2、2たす1は3・・。」もう歌うように散歩します。」
公園につくと、もうすぐ5歳という男の子が遊んでいました。若いお父さんがいっしょです。その子は、補助付きの自転車を快活に乗り回しています。げんママは、すかさず、パパに
「ぼうやはすごいですね。もう補助輪はずしたらいいのに。この運動神経だったら、すぐ2輪に乗れますよ。」
と思わずおせっかい。
それがきっかけで、色いろお話しました。
げんちゃんもその子と遊んでいるので、ここですかさず知育遊び。
「ほら、お星様描ける?」
とげんママは、砂場にお星様を描きます。お星様は、御絵描きのひとつのエポックと思っています。
その子は砂に、ジグザグを描きます。でも、それはただのジグザグで星になりません。げんママは、ちょっとコツを教えます。
「ほ~らねこうやったら星になるんだよ。げんちゃんもやってごらん。」
げんちゃんは、お星どころか、丸のまわりにぐるぐる半円を描いて描くお花もいまいち上手に描けません。
その子は、なんと、面白そうに、何度も星にトライします。もう楽しくて仕方ない風です。
げんちゃんは、ぷい、と去って行って、その子よりできる自転車に乗って叫びます。
「僕は、自転車がいい。!」
げんちゃんは、できないとわかると、すぐに投げ出します。
ママは、いっしょに星を描くのにはまってほしいので、色々言葉をかけて、その子といっしょに遊ばせようとしますが、逃げるだけで、関心をひくことはできません。
そうこうするうちに、なんと、4歳のその子は、星をそこそこ描くようになりました。
ママは、ほ~っとため息。普通の子とげんちゃん、どこが違うか。それは、げんちゃんが、普通の子がはまる脳の遊びをまったく楽しまない、ということです。ちょっと頭に負荷をかけて、推理する、わかっていくことを楽しむ、ということができないのです。できなければ、すぐにシャットアウトです。ほかの子供たちは、ヒントを与えたりすると、どんどんのめりこんでいくのです。
は~。世の中では、夢中にならず放棄するのを「頭悪い、」と言うんだよね。やれやれ。
ちょっと小春日和な人気のまばらな公園に、ママの大きなため息がこだましました。
げんちゃんはまだまだなのね。
もっとハッピータイムの教材は、4歳から6歳、と書いてあります。げんちゃんは上のボーダーの6歳ですが、全く余裕はなしです。4歳児がすらすらやるのを見たら、たぶん、ママもつらいな~・・・
前より改善。でもやっぱり発達障害だわね~。
今日からはまた幼稚園。学校がだめならホームスクールもあるし、なんて楽観主義をきめこんでいましたが、たった二日でめげているママでした。
しかたない、暇つぶしにげんママ、イクメンパパに色々伝授してあげました。ほんと、普通の子ってくいつきいいですね。
は、いいことなしの一日。
それでも、げんちゃん語録にひとこと。
「回転ずしを見て、お寿司の遊園地と言いにけり。」
ま、こういう日もあるよね。
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げんママ、これお勧めです!!!
「発達障がい児本人の訴え」
http://www.tiotoss.jp/products/detail.php?product_id=191
上記の「発達障がい児本人の訴え」は
日本の子供が救われる
発達障害の子供が救われる
日本の将来を左右する 資料です。
発達障がいをもつ小学校6年生が「夏休みの宿題」で、
自分の体験を50ページほどのレポートにまとめた冊子です。
クラスに1割近くいる発達障がいの子どもたちが
どのように授業を受け止め、日々を過ごしているのか、
本当はどうしてほしいのか。切実な思いが綴られています。
自閉症グループの子どもは、時に話すよりも書くことの方が得意で、
自分の気持ちをうまく伝えることができます。
第一級の資料です、文字通りすべての先生に伝えたい内容です。
了解です。ありがとうございます。
なんか、算数地獄には、辟易しています。
お絵かきもまったくだし。
なんか、トレーニングは大切だけど、やっぱり、脳を治療するノウハウがほしいです。