ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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3週間入力プログラム

> 3週間を目安に、一つのシナプスをきっちり作る計画を考えて取り組んでいます。骨折がなおるのも、神経繊維が1ミリのびるというのも、3週間から4週間くらいです。だから、脳細胞だってそれくらいで一つの完成を迎えるはずだ。何かの本にも書いてあったし。3週間が目安だ!と
  
 初めてまだ1週間足らずです。
げんちゃんの、算数地獄とお絵かき地獄は、きっとどこか共通点があるに違いないと思いました。だから、1から10までを完全に把握させるのと、単純な形がさっと描けるようになる、この二つをまずは目標にかかげましょう。二つができない理由はどこかリンクしているはずだと密かに踏んでいます。

 昨日、もうかれこれ5日目になるでしょうか。手強いです。
ドットカルタはそこそこできるようになりました。「ドットが8個私はだれ?」5つと3つのドットが描いてあるカードを取れるげんちゃん。(ゆっくりですが。)でも、指を8本出してこれはいくつ?と言ったらまったくわかりません。それで、ドットカルタのの質問様式を変え、「5と3。私は何かな?」と言ってカードを取らせます。そのあと、裏の数字を読み上げさせます。げんちゃんはけっこう取れました。そこでまた指を8本出しました。やれやれ、げんちゃんわかりません。6から9は、何度やってもわかりません。

 どうなっているのでしょう。ママも今日は途方に暮れます。カルタが終わったら、そのカードのフラッシュをします。10玉そろばんというおもちゃを買ってきてやりました。簡単な絵がいくつか描いてあるのに反応して、絵と同一の数を10玉そろばんで表現します。けっこうできます。でも、指の本数はだめ・・・
 3週間の間に10までの数のマイスターにする。この計画は、ほぼ2週間でそこそこ8割方できて、残り1週間で、反復をくりかえし、定着させる。細々とできたシナプスは、最後の1週間で、反復して太くする。その後は、応用編へ進む。ママは、プログラムを考えた当初、こういうシナリオをイメージしていました。

 しかし、最初の1週間、遅遅としています。今日はママの帰りが遅いので、お姑さんに、
「とにかく、6から10までの数の勉強を何でもいいからおねがい!」
と頼んで家を出ました。

 お姉には、
「げんちゃんに、お絵かきさせて。何でもいいよ。」
頼みました。

運動会で、まだまだ、げんちゃんは、発達障害なんだな、というのを見せつけられたばっかりだし、この数字トレーニングの反応の遅さに、ママは、ちょっと不安を感じ始めています。入力前に運動する、という効果的プログラムのため、いっしょにジョギングをしたので、持病の腰痛も出てしまいました。ママはなんだかブルーです。やれやれ、現場は、やはり言うほど簡単ではありません。

 でも、ブルーな時は、新しいアイデアが生み出せる時でもあります。1から10までの数の入力をどういう方向からやっていくか、一人戦略を練ります。

1,「ことり」、は何文字? 頭で音のリズムと数を合わせる練習をさせる。空中ノートが機能するようにします。
2,ドットカードのドットのかわりに指を書いたものを作る。
3,ドットのかわりに他の物をならべて、見た瞬間に数える練習をさせる
4,ドットカードを数秒見せて隠す。いくつか答えさせる。
その他色々 
ドットのフラッシュカードだけでは、すぐにあきて見てくれません。手をかえ品をかえ、あらゆる入力をしなければなりません。
それに、海馬という脳の場所に大いに関係すると言う、ワーキングメモリー(作業記憶)が、げんちゃんには足りないことを実感します。
 
 頭が良いということは、作業記憶がたくさんあること。指の数は?、答えをいくら教えても、次にやるときはだめなのです。作業記憶をどうにかしなきゃ!

 う~ん。海馬!海馬!海馬!

ママの頭に巡ります。

3週間書き込み表なるものも作り、毎日記録しています。どこかで、スパートが出てくるかもしれない。この遅遅とした中で、実は期待しているのです。色んな目標設定でやっていけば、脳のシナプスができていく傾向がわかるかもしれないと、密かに思っているのです。傾向がわかれば、新たなる戦略も生まれてくるでしょう。

成功したら、次なるステップにつながる・・まず、第1作目を成功させないと・・・ファイト!

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公開コメント 承認後公開

  1. りゅうママ より:

    10までの数のマイスタ-計画、素晴らしいですね!頑張ってください!数の概念は健常児にも難しい課題だと思います。現在お風呂タイムで100まで暗唱していますが、来月あたりには卓袱台にボールを転がして『1個、2個』と10まで数えようかなと思っています。数とは物体が数個存在して初めて成り立つのではと考えているからです。

    げんちゃん凄いですよね!ドットが8個、私は誰だ?なんてカード見せて独歩はまず無理だし、うちの次女も反応するか謎ですよ。今度試してみます。ちなみに次女はお絵かきさせるとアホみたいにお姫様だけを描き続けます。

  2. glow-gen より:

    世の中の6歳児って、こんなにすごかった?というほどまわりはすごいです。
    げんちゃんだけ見てると、6歳ってこんなもん?と思っていたら驚いてしまう。
     エジソンメソッド当初から、数字はやってもやっても入らない。進歩していかない、という感覚が恐怖ですね。
     どんな障害にしても、進歩してない、と感じるのは恐怖。ママのモチベーションにも悪いですね。進歩しないように見えるものを、どうやったら改善できるか、このプログラムは挑戦なんです。もし、成功したら、進歩してないと見えることに取り組む目安ができるかな、と思っているんです。

     言語、計算、生活、何でも、応用が利くんじゃないかって・・・
     なんか、共通するノウハウを見いだしたいです。

     独歩君のおねえちゃんのお姫様・・私も小さい頃そうだった気がします。女の子ですね。おねんちゃんに教えながら、独歩君の頭にもどんどん入ればいいですね~。

  3. 井上 より:

    げんままのリアルな心情が伝わってきます・・・。
    フレーフレー、げんママ!
    今思い出しました。
    サリバン先生も悪戦苦闘の末、水という言葉をきっかけにして、
    ヘレンはものすごい進歩をして、世界に貢献しました。
    たったひとつの言葉への理解、それがヘレンを変えた!
    最初の一歩が一番大変なんですね!
    合掌

  4. 虎パパ より:

    凄いですね。なかなかここまで出来ませんよ。感嘆します。頑張って下さい。
    今までのブログをみてるととにかく指の数と数がどうもリンクしてないみたいですね。
    ドットで数が少し理解しているみたなので例えば指にドットシールを貼ってみるとかも良いかもしれません。
    その他にも数を数えさせるものにはとにかくドットシールを貼る。そうすればドットとのリンクをしてくれないかなぁとか考えました。
    後もしかするとドットのカルタを形で覚えちゃってるかもしれませんね。なのでドットの代わりのものの数をあてさせるのはいいかもしれません。
    アドバイスにもなってないアドバイス申し訳ありません。
    将来自分の息子に教える時に活用できそう&希望がもらえるので是非成功する事を祈ってます。
    頑張りましょうね。僕は早いところ息子を人間に持っていきたいと思います(今はまだお猿さんです・笑)

  5. げんママ より:

    kさん、ヒントありがとうございます。げんちゃんは、5まではもう大丈夫と思っているのは誤解で、まだ5より大きい数字は難しいのかもしれませんね。わかりました。5までに軸をおいて再度トライしてみます。でも、Kさんのコメント、他の方にもすごくやくにたちそうです。非公開なのがもったいな~い。
     

  6. げんママ より:

    井上さんが言うように、ヘレンケラーの”ウォー”が飛び出さないかな、と期待しているのですが、ことごとくだめなパートはだめでいやになっちゃいます。
     また、子供の脳に良いことをひらいてみています。

  7. げんママ より:

    指にシール。それもいいかも、ドットは数、多い少ないも、今日やってみると、微妙なところがありました。
     あほやん・・・と思う気持ちをおさえて、にっこり。
    「げんちゃん、できるよ~。大丈夫。げんちゃんは、算数得意だもんね。」
     ママほめ日記に書けそうでしょう。

  8. まなまま より:

    げんまま、コメントありがとう。カレンダーねぇ。明日14日だからじゅうよんにちは?じゅうよっか!となればいいなと思いますよ。ぱっと入る方法はないのかねぇ。
    あと今回のプログラムの話、数字とお絵かきは連動する。は私も思い当たるというか、数字とお絵かきがのびてこないから、これは関係性があるのかもね。なので、最近忘れてた七田のお絵かき教材もやりはじめました。本当に連動してるのか。知りたいし。お互いがんばりましょう。あと、昔やっててできなかった絵描き歌で絵を描くとかが最近少しできるようになってて、それもやってます。しっかし、Manaの勉強はだいたい音楽とか歌がらみです。笑えます。

  9. げんママ より:

     まなままの言うように、ぱっと入らないものでしょうかね。数は、多くなると、げんちゃん、指でさすのと数えるのが狂うのです。8個なのに、1カ所でリズムがこわれ、9になったりします。まるで、平均台でぐらぐらっとくるような感じです。歩きながら歩数を数えるとか、体操教室の世界もやらなきゃとだめだな、と思います。時間がなかなかありませんが。
     でも、数は、集中入力に取り組んでいると、こっちもまいってしまいます。今まいってる最中。入らないから学習障害というんでしょうけど。障害と言ってしまえばそこまでです。何とかしたい。
     歌で入れるのはいいですよね。げんママは、どちらかというと映像タイプなので、それがどうも苦手なんです。今日はそれやってみなくっちゃ。

  10. glow-gen より:

    Kさん、わかります。
    ある時、突然、出力されてくるの・・・
    出力されてないからといって、だめだ、と思ってはいけないんですよね。脳は、静かに進化しているんですね。
     ママが、やけをおこさずに、ひたすら手を変え入力。

     子供さん、指で足し算が始まって、それからどう進化していくのだろう。興味深いです。

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