>今日は連休です。げんちゃんのことをやらなくちゃ・・・と、かえってプレッシャーがかかってしまうげんママです。
つい、一日中トレーニング目線になります。げんちゃんは、たぶん、すごく迷惑なんだと思いますが・・
げんちゃんに、朝ごはんのしたくを手伝わせます。お芋の皮むき。ピーラーを持つ手が、以前よりましになってきまてます。(ひどすぎる、から出発して、ひどい、程度になりました。ははは・・)お風呂のかたづけを言いつけてみました。おもちゃをかごに集めて入れて、洗面器を重ねて、ある道具を片付けて、最後にお風呂を洗うので、そこまできたらママを呼んで。という風に4つのテーマを与えました。
もちろん、彼にとってはハードだと思います。クリアするのに、ちょっと高いエネルギーを要する。でも、そのうち半分くらいはできる。そういう難易度を意識しています。
げんちゃんは、案の定、そのうち2.5くらいできました。できました、というにはやや問題があるものもありますが。1つしかできないか、まったくできない、という半年くらい前を考えればずいぶん進歩です。
こうして見ると、日常生活のこともかなり進歩しているように見えます。
手放しで喜びたいところですが、げんちゃんのある能力は、ほとんど進んでいないように見えます。そのトレーニングに入るとママはがっかりします。それは、数や日にちです。
げんちゃんの前に、例によって、丸いマグネットを並べます。1、2,3までは、難なくわかります。でも、4からはいきなり、10!と答えたりします。彼は、123、あとは、いっぱい。いっぱいは10、という感じなのでしょうか・・・こういうトレーニングは、もうずいぶんやってきているので、ほとほといやになります。
それから、日にち、
「今日は何日?何曜日?」
もちろんわかりませんから、日曜日だよ、と教えて、前後の曜日もいっしょに教えます。ところが、ひととおり教えて、「さて、今日は何曜日?」
と質問すると、やはりまったくわかりません。
それなのに、絵本を読んで、
「今のお話に出てきた貨物列車君の名前は?」
なんて聞くと、そこそこ覚えています。
何がなんだか、こっちがパニクッてしまいそうになります。
ここで、怒るのをがまんして、ワーキングメモリーについて考えます。
ワーキングメモリーとは、短期記憶とか作業記憶とか呼ばれ、知性の主軸をしめるものです。入ってきた情報を一時的にためて、それをもとに、いろんな考えや答えを導くための、頭の仮想メモ帳といってもいいでしょう。げんちゃんは、この働きがすこぶる悪いようです。
げんちゃんに限らず、発達障害をはじめ、知的障害といわれる子供たちは、このワーキングメモリーの容量が足りないようです。
子供によって、苦手が、言語だったり、計算だったり現れ方が違うようですが、とにかく、ワーキングメモリーをふやす必要があるのです。
なんだか、今日は、トレーニングが少し苦痛でした。やってもやってもわからないことを、手を変え品を変えトレーニングするエネルギーが、ママに不足しています。その子が苦手なことを教えたり、させたりするのは、やはり楽ではありません。何しろ食いつきが、すこぶる悪いからです。げんちゃんの好きな絵本を読んでやるほうがずっと楽です。
でもさせなきゃいけないと思いがんばりました。ママはぐったりです。
脳の、その部分にレーザーをあてるとか何とか、ピンポイントで治す方法ってないのかな~、と思いました。でも、先日エジソンアインシュタインの井上さんが紹介してくださった本に、具体的にワーキングメモリーを鍛える方法が書いてあったので、もう一度復習です。読んでから寝ましょう。消化できたら、紹介しますね。すごく有効な情報でした。
あー、今日もよくがんばった。
いまひとつ満足感にかけますが、良しとしましょう!「
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人より興奮するわけでしょ。げんままが聞きたいことと違うかもしれないけど、もう知ってるよ。って話かもしれないけど、一回、ワァーって興奮したら、普通の子って、あるていど盛り上がったらすぐおさまるけど、こういう子たちは一度上がっちゃったら、下がらないで興奮が収まらない傾向にあるよね。普通の男の子なんてみてると、馬鹿みたいに騒いだりうかれたりしてるけど、他人がイラッとしたり、おかしい?と思う前におさまってるよね。興奮の頻度は普通の子とそんなに変わらない気がする。ただ、いつまでも上がってるからね。これを下げる方法はわかりません。知ってる?
ありがとうございます。まなママ。
なるほど、興奮しちゃうと、なかなか戻れないんですか。なるほど。
どうやったら、自分で興奮をちょっと、客観的にながめて、冷静になるふりでもできないか、ちょっとテーマですね。
発達にくわしい体操の先生によると、
「こういう子は、自分が何をしなきゃいけないか、周囲を見て判断するのが難しい」
と言われました。
でも、素直といえば素直なんですよね。我が息子も、確かに可愛いですけどね。素直に興奮を外に出す・・・
人に好ましいレベルだと、ただ率直で可愛い個性でいけます。そういう風にならないものですかね~。
ちょっと観察して分析してみましょう。
でも、脳の物質についてまた復習しているのですが、興奮系の物質に対して、セロトニンが担う調整形や、GABAが担っている抑制系などの働きが弱いのかしら、と思います。
セロトニンを有効に合成するための素材が吸収されるといいのかな~・・・
糖鎖や、フィッシュオイル、リゾレシチンは最近気持ちふやしてみてます。
数、時計、カレンダーは同年代健常者の子供でも難しいんじゃないかな、と思うのですが。げんちゃん頑張ってますね。先日ナチュラルクリニック代々木で毛髪検査の結果が出て、独歩はVB全般が足りない。フィッシュオイルも4粒から6粒に増やすように指示されました。脳に栄養を与えてトレーニングがスムーズに出来るのか確認中です。
皆さん、がんばってますね~。
頭が下がります!
昨日のフォローアップセミナーでは、凄まじい改善の事例がたくさん聞けて嬉しかったです。
やはり、背骨を尾てい骨から上に向かってこするのは、すごい効果が起こることがあるようです。
ある20歳の男性のお母さんですが、最初は改善が進んでいたのに、また止まってしまって、「どうしようか」と思い悩んでいたのですが、オイルを使って尾てい骨からマッサージをしたら、「重度のこだわり」が取れたそうです。見てもらっている先生(この方はアメリカでドーマン法の指導をしていたこの分野のエキスパート)が「20歳を越えて、こんなにこだわりが取れることは私の今までの知識と経験ではありえない!」と驚かれていたそうです!
りゅうママ、具体的に血中濃度を測ってもらえるなんていいですね。でもビタミンBが足りないなんて、普通に食事してたら足りてそうですが、そうじゃないんですね。発達に取り組んでいると、栄養学的な知識もいります。発達のおかげで頭よくなりますし、家族のためにもなりますね。
でも、トレーニングは主軸ですが、取り組んでみると、サプリの手応えを感じます。そもそも脳の物質の欠乏があっておこる障害なら、的確に足りないものを補う必要があると信じています。げんちゃんのトレーニングが行き詰まると、そっちの方に気を向けてます。
できないのは、げんちゃんのせいではないのだ・・と
井上さんすごい報告ありがとうございます。
背骨マッサージ、尾てい骨はやりにくいです。寝たときによしよしする感覚で、腰椎はやりやすいんですが、頸椎、尾てい骨あたりになると、げんちゃんも、くすぐったいとあばれるし。何がなんでも尾てい骨じゃないとだめ?
でも、8歳までで脳は進化しにくくなる、なんていうことを言ってる本もあり、その年齢を過ぎた子供さんは、がっかりすると思うのですが、実際脳は、可能性を秘めていますね。
それは、すなわち、知的障害だけでなく、色んな脳の疾病に言えることで、うれしいことですね。
なるほど、くすぐったがるんですね!知りませんでした!
ではこするのではなく、やさしくなぜるとか。
くすぐったがるところは、避けてもいいかも。
とにかく脊髄を刺激するのがおそらくポイントだと思うので、やり方は工夫だと思います。
もしかしたら、触るか触らないか、という感じもいいかも。
というのは、昔つきあっていた女の子が、それをするとすっと寝れるので(気持ちいいいので)お母さんに子供の頃せがんで、面倒くさがられた、という話を聞いたのです。要は子供の気持ちよがれるツボを見つけることかも。すべて仮説ですが。
やっぱり数や日にちが苦手なんですねぇ~。素人意見ですが数週間後にげんちゃんが凄く楽しみに出来る日を作るのなんてどうでしょう?!おもちゃを買うのでもいいですし、遊園地にいくのでもいいかも。それでその日にカレンダーで赤丸を打って、それこそ毎日げんちゃんと「今日、〇日だから後何日だねぇ~」みたいに心待ちにするんです。指折り数えるとはよく言ったもんで少しは日にちや数を意識する練習にならないかなぁと。
これは「子供の脳にいいこと」(初版)に書いてあった「夢付きのおもちゃを与える」からインスピレーションを受けたものですが。。。かなり思い付きです^^;でも、自分ならやってみるかもです(笑)
それ、まだやってませんでした。
いいですね。早速やってみます。
カレンダーが文字が小さくて、英語で曜日を書いてあるものばかりだったんで、最近やっと、手作りしたばかり。
何でわかんないの?と思いますが、書いてやって、塗ってやって、みたいなことしないとだめなんですよね。
やれやれ、手間ひまかかります。