> ピアノのおけいこは、いつもおばあちゃんに付き添ってもらっていますが、土曜日久々のお休みがとれて、覚悟してげんちゃんに付き添いました。
は~・・・年中さんの前年度、クラスのみんな、ピアニカ演奏ができたことを考えると、げんちゃんの遅れ方は、まさにため息ものです。
とにかく、先生について、ピアノの前で教えてもらう、なんてレベルにはありませんから。
学級崩壊児童そのものです。ピアノの前に座っていたのは30分の練習時間のうち3分。あとは、うろうろ・・・
まったく先生の言うことを聞かず、自分のしたいようにしています。私が、発達障害児の親でなければ、なんていうガキ。なんていう親!しつけ悪すぎでしょう。と叫んでしまったことでしょう。
げんちゃんは、ふだん、そこそこちゃんとコミュニケーションがとれるのに、いわゆる教育モードになると、まったく言うことを聞きません。
先生はなんとけなげな・・・あれこれ、ドレミファカードを作ってくれたり、ギターに興味を示せば、ギターでリズムを教えるなど、頭が下がる献身ぶり。
げんちゃんは、ほとほとバカなのか、どこか知能犯で、やりたくないことを強要されることを嫌って、そこまで自分勝手してるのか、最後にはわからなくなってしまいました。
終わってから、先生と話しました。
右脳に刺激を与えて教育して行くシステムについて話してみました。音楽はあまり興味ないげんちゃんのようですが、すごいリズミカルでスピーディーなディスコミュージックには、時に反応して、けっこう上手な踊りを披露することがあるのです。
「先生、どうしてもだめなときは、先生の素敵な演奏を聴かせてください。きっと生で素敵な演奏を聴くのも、右脳にいいかもしれないです。それに、わからなくてもわかっても、とにかく、スピーディーにとばしてレッスンもどきをやってみてください。右脳にはまると、なんかすっと、げんちゃんおりこうになることがあるんですよ。そういうやり方は、先生にストレスがかからないかもしれません。なんだか先生に申し訳ないです。」
先生は
「ほー、わかるまでゆっくり、というのではなく、わかろうがわかるまいか、すっ飛ばして行け行けリズムでやっていく、というのもいいかもしれませんねー」
とちょっとおもしろく思われたみたいでした。
やれやれ、げんちゃのすごいところは、まわりの人にめぐまれているということにつきるかもしれません。
素敵な先生でよかった~
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公開コメント 承認後公開
私にも発達障害の娘がいます。
イライラする気持ちもわかりますが、子供にバカなんて言わないで下さい。
よしこ様。コメントありがとうございます。ほんとそうですよね。言ってはいけません。バカなんて言われていい方に行くわけないですもんね。
イライラしないように、長い目でやっていきます。
はじめまして、鈴木メソッドで検索してこちらにたどり着きました。私にも、知的障害と言われている小1の娘がいます。げんちゃんと様子が似ていて共感できます♪私は、まだ、娘が知的障害というのを受け入れられないと言うか、どうして不思議ちゃんや個性的な子ではいけないの?と思っています。娘もそうですが、げんちゃんは、バカなんかじゃなくて賢すぎるんだと思いますよ。きっと、こちらが思っている以上に色んな事わかって聞いていますよ。ママの努力もわかってくれてると思います。いつも色々思考錯誤されていて感心してしまいます(^-^)
まきパンダさん、コメントうれしかったです。
そうですか~。げんちゃんより、ひとつ上のお嬢ちゃんですね。知的障害、っていやな言葉ですよね。鈴木先生的には、うちの子たちは、右脳が発達している天才予備軍なんですって。だから、ついばか、なんて感情的になるときもあるんだけど、気持ちが安定している時は、いつも、「天才坊やくん」と呼んでます、(笑)確かにまきパンダさんがおっしゃるように、すごくするどい、感受性も持っていると思います。私たちは左脳人間なので、右脳人間が理解しにくいそうです。
ただ、彼らの能力が発揮できるためには、あまりにできない谷もそこそこうめて、社会に適応できることが大切なので、やはりトレーニングをせねば、と思います。
でも、まきパンダさんのようなスタンスは、子供がどんどんのびるために大切です。うちの子でなんで悪いの~?この子はそんじょそこらの子じゃないんだよ~って。楽しいですね