> 近所の信ちゃんと遊ぶのが好きなげんちゃん。家も近くなので、日曜日、げんちゃんご訪問となりました。
しばらくして、げんちゃんを迎えに行くと、信ちゃん家に、6歳の信ちゃんと、4歳のまあくんが作った象の粘土細工がありました。思わず、
「いいわね~。こんなに上手に形を作れて・・・げんちゃんなんか、発達に問題があるみたいで、まだ形がうまく再現できないのよね~。ま、今、市の発達のサークルに時々通っているんだけどね」
ママは、ため息まじりに、象さんを見つめました。すると、まりさんが、
「え、?うちもよ。信ちゃんは、何でも遅くて、幼稚園で心配されて、たぶん同じとこ行ってる。象も、弟の方がうまいでしょう。やっとかっとそれらしいものを作ってるだけ。げんちゃんの年の時は、まったくだめだったと思うよ。」
え~~。そうなのお?! やれやれびっくりです。お付き合いは、そう深くはないけれど、子供をご近所同士遊ばせる仲。かれこれ数年のつきあいなのです。
私のカミングアウト(と言うほどのことでもないけど。単に無防備なママ)に、まりさんが、信ちゃんの心配を、話してくれました。
かなりびっくりしたママです。普通はそういうことは、軽々しく人に話さないもののようです。今までまりさんは、うちあけませんでした。でも、信ちゃんをたまに見る範囲において、気になるところを発見できなかったので、げんちゃんより軽いのかもしれません。
ママは、まりさんに自信をもって言いました。
「心配したり、くよくよしたりする暇はないわよ! 脳、特に子供の脳は無限の可能性を秘めているんだから、早期に、色々な取り組みをすれば、結果は変わってくるのよ。まずは、親が情報を集めて、1に勉強2に勉強。信ちゃんの運命はママにかかっているんだよ。いっしょにがんばろう!やりだすと、けっこう楽しいよ。」
視機能が悪い子がいて、そういう子も、運動が苦手だったり、図形が認識できなかったりするという、私が勉強してゲットした情報なども、まりさんはまったく知りませんでした。
公の機関で、チェックされただけで何の情報も与えられないまま、不安だけを募らせていたようです。
とりあえず、「ギフティッド天才は偏っている」という本を貸してあげました。入門としては、とても夢がありますからね。それから、ビジョントレーニングの本もお貸ししました。
信ちゃんのパパが、「少し様子を見ていこうと思っているんですよ」と言ったので、ノーノー。8歳までが勝負という脳学者もいるんです。やれることはどんどんやらなきゃだめだよ。と叱咤激励しました。
パパも、だんだん、元気になって、勉強することを決心したようです。
そう、くよくよしてる暇ない、前に行くだけ。げんちゃんの発達のトラブルを知った日から、ママはそう思っています。
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昨日、テレビでもお見かけしたことがある
宮田雄吾先生が私の職場に見えられ講演をしてくださいました。
主に不登校のことについての話でしたが、
統合失調症や社交不安障害のことを分かりやすく話してくださいました。
こういう方が、テレビ等を通じて、まだまだ日本の社会にあるバリアを取り除いてくださったらなと思いました。
そして、私もその力になれたらいいですが・・。
がんばらないといけませんね☆
runnnerさん。いいですね~。生で聞けて。
でも、障害イコールマイナスではないということを勉強すると、ハンディキャップも今までとまったく違った風に見えてきます。
そういう視点が社会に生まれると面白いですよね。
ほんと、視点一つの問題だったりするような気がします。
みんなに知ってもらいたいと思います。