アルバイトの後の大失敗！できたと思ったら、気持ちを抜きまくる !(その4)

博多駅前の通り。

頑張ったと思えば、あっという間に抜く

日曜、老舗ホテルの結婚式で給仕をしたあと、(前回ブログ）完全に腑抜け状態になっていたと思われます。

前の仕事の日は、福岡市内まで私の車で行って、私の職場からバスでホテルに行きました。

最終日は、私の仕事は休みなので、げんちゃんは、自力で（電車とバス）、アルバイトのホテルに行きました。

曜日の感覚さえ、すぐになくなる

さて、仕事が終わったころ、私が電話すると、げんちゃんは、休憩室で仮眠をしていた様子です。とても疲れたようで、1時間ほど仮眠して、今から帰る、というところでした。
たぶん、他の職員を見て、げんちゃんも真似たのでしょう。

「お疲れ様。じゃあ、今から帰っておいで。」

私は、ほっとして、そうねぎらいました。それが午後４時半。

１時間半くらいで帰ってくるかな、なんて思いながら、待っていました。
なかなか帰りません。
また電話をしました。

「げんちゃん、今どこ？」
「いやあ、あの・・・」
なんか言いたくなさそうに、電話口でもじもじしているようです。
「だからどこなの？」
「あの・・」
「どこにいるの？」
なかなか言わないげんちゃんに、だんだん語気が荒くなります。

「怒らない？」
（怒らない？　なんて聞いてくるのは、人生初に近い）
「はあ？何を怒るの？　またやらかしたか！　（( 一一)）」

なんとげんちゃんは、バスで博多駅に着くと、そこから、またまた私の職場がある、博多市内に戻っていったのです。

職場の近くの地下鉄の駅に着いて、やっと気づいて、また折り返しに乗ると言うのです。

は～。（溜息）今日が日曜ということさえ、頭にないわけ？？

しかたないので、せめて早く帰ってこれるように、

「博多駅についたら、今日は快速に乗ってもいいからね。○○駅まで迎えに行ってあげるから、」

私は、少し遠い、快速が止まる駅に、車で迎えに行くつもりで、そう言いました。

いつもげんちゃんは、最寄りの快速が止まらない駅を利用しています。

快速電車に乗りさえすればいい。目的を考えない

電話を切って、ずいぶん経ちました。もう近くまで帰ってきただろうと思って電話しました。
するとどうでしょう！　げんちゃんは、まだ博多駅にいるではありませんか！！

なんと、げんちゃんは、快速に乗る、と勝手に決め込み、早く来た普通を何本かやり過ごし、まだ出発しない快速の中で、延々出発を待っていたのです。
どっちが早く着くなんて、まったく考えなかったのです。

もう、通学で、電車はずいぶん利用しているのに、それくらいの知恵も用いないなんて！

そういうわけで、その日げんちゃんは、夜１０時ころ帰宅しました。
４時間半のアルバイトに、要した時間は、１２時間！！

驚きです。アルバイトの成功も完全に吹っ飛びました。

やれた！　と達成感を感じれば、あっという間に抜く。いつものげんちゃんのおでましです。

アルバイトの経験までも、捨て去らないように、願いたいものです。

どっと疲れました・・・

追伸

電車に乗るのにさえ、不安が付きまとっていた高校の初めに比べれば、これでも進化なのでしょうかね～・・