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ついに、4年生が終わります。卒業式がありました。げんちゃんの支援の先輩の、Y君もT君も卒業してしまいました。Y君は、校区の中学に支援クラスができないので、越境して、一つ向こうの中学の支援クラスに行くことになっています。車いすのT君は、我が家の近くにある支援学校に入学です。
支援クラスに入った時から、いつも、いっしょに行動していた仲間です。私も感無量です。やはり、支援クラスの子たちは、どこか家族か親戚のようです。
そして、げんちゃんは、今や、支援クラスの一番年上のお兄ちゃんになりました。新6年がいなくて、新5年生のげんちゃん、新4年生が一人、あとは、新2年と3年で7~8人といったところです。
あまり、下にやさしいとは言えないげんちゃん。慕われるお兄ちゃんになれるのかしら??
支援のT先生とも、たぶんお別れでしょうね。50代にして、初めて支援クラスを持ったT先生とも、1年ですっかり打ち解けて、本音でやり取りできるようになっていたのですが、また来年は一からでしょう・・・
最初は、T先生の、”普通クラス目線”が抜けないところが気になっていましたが、支援クラス終わるころには、先生もほんと支援の良い先生になっておられました。ふつうクラスのH先生も、あまり、接触はなかったけれど、良い先生でした。
こうして、げんちゃんの4年生ライフは、たくさんの人のおかげで、幸せに幕を閉じます。感謝です。
私が、げんちゃんプロジェクトのチーフで、先生方は、それを、ささえてくださいました。私も、先生方が、ある程度、自由に、学校という制約の中でストレスなく、げんちゃんの担任をやれるように、過度な要求などをしないように、先生におまかせするスタンスをとっていましたが、要所要所では、しっかりこちらの意向を伝えて協力していただきました。
特に、新学期になって、支援に席をおいたままで、普通クラスに移行していただいた時も、まさに、すぐさまの対応でした。
一般的には、普通クラスで過ごしていた子を、どうしてもついていけないから、という理由で、支援に移していくことは多いものの、その反対は、そうそうあるものではないようです。知り合いの教師に言われて、なるほど、と思いました。
自然にまかせていても、支援クラスから、普通クラスへのベクトルはなかなか、大変なものなのでしょうね。
そうすると、発達障害の子供たちには、早期からしっかりいろんな取り組みをすれば、進化していく可能性が大だ、と、言い換えることもできるのかもしれません。
とは言え、げんちゃんは、まだまだ、普通クラスでは、いつも、先生の目の端に気にかけてもらわなければならない存在です。何もかもが、少しハンデをいただくメンバーなのです。
普通クラスで、ハンデなしで、受けた理科のテストが返ってきました。理科65点。時間内にできなかったと言ってたので、休み時間にでも、残りをしたのでしょうか・・・
それでも、やはり、記念すべき.できごとでした。1年生の時以来ですね。こんな風に書くと、げんちゃんが、ぐんとふつうの子においついたように感じるかもしれませんが、大きな差が横たわっていることを、折々につけ感じるこのごろでもあります。
支援の先生が、送る言葉のように書いてくださった最後のコメントは、少しうるっとなりますね~
T先生記
すごく成長しましたね。一年間見守ってきて、げんちゃんが成長していく姿を見てうれしい限りです。5年生でも期待したいですね。
一時間目の国語の時間に、なぜか、支援にやってきて、ぼくが、
「何の勉強してるの?」と聞くと、
「初雪が降る日に、をやってる。」と答えたので
「じゃあ、4年の教室で勉強しておいで。」
と行かせました。げんちゃんの中には、まだ国語は、支援で、という感覚が抜け切れていないんでしょうね。
全体指導の中では、まだむつかしいところがあると思いますが、そういう環境の中でも、今のげんちゃんなら、がんばれるでしょうね。
算数もだいぶん追いついてきましたね。
答えが、すっと出てこないことはまだまだありますが助言をあたえることによって、考えを導きだすこともできています。
今日、2年の女の子に、「今から、げんちゃんがリーダーだよ。」と言われていました。でも、ぴんときてないようですね。
5年のスタートが楽しみです。自覚が出てくれば、変わってくると思います。 終わり
ため息・・・やれやれ、先生も成長しました。(笑)4年の初めのころは、今日は、これができませんでした・・・みたいな報告ばっかりしていたのに、こんなコメント書けるようになったんですものね~。来年は、普通クラスにもどっても、また飛躍されるでしょう。微笑ましいです。
それに、さすが、ポイントついてますよね~。今、げんちゃんに足りないところはかぎりなくあるけれど、最も、足りなくて、必要なものは、本人のモチベーションだと思います。
自分はできる、という自分自身への信頼や。普通クラスでは、自分はだめなやつ、みたいな卑屈さではなく、がんばって絶対成果を手に入れてやるという志。そういうものが、げんちゃんの伸びを勢いづけるはずなのです。
どこか、負け犬君魂に支配されているげんちゃん。常にだれかに、支援してもらう、という体質。こういうものが、げんちゃんの中で足を引っ張っているように思います。
まあね~。彼が通ってきた幼い人生を考えると、しかたのないことではあるのだけど、やはり、しかたのないこと、ではすまないですね。
それから、げんちゃんに、分数を教えても、教えても、帯分数と仮分数を返還することができません。そういうところを見ると、やっぱり、脳のトラブルは、まだ明らかに改善しきってはいないのだ、と感じます。私も、もっともっと、やり方戦略を考えていかねばなりません。
でも、4年を総括すれば、げんちゃんの一つのステージが終わり、次のステージが幕をあけたことは確かです。静かに、でも、はっきりと、春風とともに、私自身の中に、次なる目標が訪れてくるようです。
春休みは、まだまだ最後の4年生のあがきどころ・・・みっちりやりましょう。でも、生暖かい春の気配は、げんママに新たな希望と活力を与えてくれるようです。BGMは、松田聖子のチェリーブロッサムかな~。(年がばれるな! 笑)
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お久しぶりです。
しばらくぶりにおじゃましましたが、げんちゃん頑張ってますね。やるな〜すごい!
うちの息子も小学校を卒業していよいよ中学校です。本当、子供の成長は早いですね。げんママさんのヒントやアドバイスのお掛けで息子も家族も大きく変われました。ありがとうございました。感謝です。今迄も頭蓋仙骨、漢方、運動、サプリ、学習法など、良さげなコトはありとあらゆることを試してきました。これだけやってようやく何が合うのか絞れました。ここまで来るのは本当に大変でしたが、とにかく諦めない!の一言につきます。
我が家もまだまだ進化の途中ですが、あきらめない!その気持ちを大切にこれからも息子共々日々精進です。
これからもよろしくお願いします。
ギフテッドパパさん
ほんとに、おめでとうございます。なんか、同士ですね~。パパがんばって、ほんとに素晴らしいですね。
いつか、みんなでうちあげしましょう!
私たちは必死ですよね~。まわりからは、どう思われているかわからないけど、少なくとも、必死な姿は、わるくないはず。アスリートみたいなもんです。
だんだん、子どもといっしょに成長するようです。パパさんの文からも、なんかすがすがしさがあふれてます。
ほんとに、おめでとうございます。すばらしい中学生活が、何があろうとも、きっと、素晴らしい日々がありますよ。
こんばんは(^o^)
げんちゃん凄い伸びですね!うちも高学年には通常クラスに行けたらなぁ…
暮れから母の体調が悪く、全然取り組みができてなくて新年度です。4月に学力テストがあるのでなんとかやっつけでもやろうと用意したドリルもほとんどできてません
介護と発達、共通する部分がたくさんあることに気づきました(..)(。>д<)
介護は思っていた以上に精神的に参ります
それに比べたら発達の取り組みはすごく楽しいです(^^)/
今日、新しい担任の先生にあってきました。
新卒みたいでちょっと発達ちゃんの雰囲気を持ってる先生でした
よき理解者となってくれることを祈りつつ、先生を先生に育てる決意をしました
校長先生にも教えてあげて欲しいと言われたので今年は学校での学習方法もちょっと言ってもいいような感じなので、また今年も頑張ります(^o^)
とりあえず今は介護スーツが欲しいです