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トーマスの工作絵本。グラフの厚紙を設計図どおり切り出して組み立てる。まあ、頭切れそうになるくらい、いらいらしました。できなさすぎて。まあ、でも後半少し要領わかってきた。忍耐が必要ですね~
ばたばた暮らしているうちに、夏休みも、あっと終わりが近づいてきました。なんだか、何も、げんちゃんは進歩してないように見えます。
でも、週に一度のピアノの先生は、毎回のびてる、と言って下さるのが、せめてもの救いです
傍観者のようなパパも、一言、
「顔が普通の子になってる。」
なかなか、鋭いパパです。確かに、この子たちの顔って、ちょっと、ぽかん顔ですよね。げんちゃんの幼稚園時代は、目があわないし、少しあごを突き出し気味に、いかにも、それらしいたたずまいでしたが、最近は、かなり普通です。
たたずまいが、普通に近づいたな・・・と、もう、とっくに感じてはいたのですが、勉強中の顔は、やっぱり、あほ顔でした。
なんというか、プリントをやるときの目は、字面の上を泳いでいるようで、なんか、どっから見ても集中してない感じです。それが、ここんとこ、きりっとしてます。集中して、プリントやってるな~と、誰が見ても思う。目が違う。普通の子が勉強してる感じです。
とは言うものの、うまく説明できないけど、は~~・・・なんか、普通じゃないんですよね。どこがどうってうまく説明できないけど。
げんママは、ここ1週間げんちゃんを、水族館連れて行ったり、いとこが来たりして、勉強にはたずさわっていません。朝3時間毎日のように、マンツー指導をお願いしているK先生頼みです。
昨日、読書感想画を描くように、おねえちゃんに頼んで仕事に行って、帰ってきたら、げんちゃんは、挿絵をまねして描いてました。おねえは、オリジナルの絵を描くように指導したらしいのですが、言うことを聞かず、好き勝手に、そうしたようです。その絵も、鉛筆で塗りまくっていたりして、そのつまり、学校側が望むような絵画になってません。あーやれやれ。
こういうとこが、なんか違うんですよね。
でも、算数地獄の中で、えっちらおっちら、なんとか、ゼロから1がついてきて、しちだの1年生プリントをがんがんやらせ出して、そろそろそれも後半になってきました。
ちなみに、しちだの学年ごとのプリントは、とてもすぐれています。
少しずつ少しずつ学力をあげていきながら、反復もしっかりできて、算数なのに、国語力もあがったり、子どもがあきないユニークな問題もちりばめられていて、とにかく、それにそって、順番に取り組んで行くだけで、自然に力がついてきます。実にうまくできています。
プリントは、1から10まで、10冊と、マス計算などの、計算だけのプリント集が5冊ていどついてきます。1冊ごとに、50ページくらい(25枚裏表・・というかんじ)あって、1年かけて、毎日1枚(2ページ)を目標に取り組むようになってます。
げんちゃんは、2年の終わりから取り組み始めて、今、9の終わりに来てます。始めの頃は、一日にできる量が少ししかありませんでしたが、この頃は、1日に2~3枚(裏表ある)することは、そう大変ではないようになってきています。
この子たちのポイントである、能力のちょっと上、ちょっと上・・・とやっていく。大量の反復をする。という条件に、とてもあってます。しちだのまわしものではないけど、うまくできてるな~と思います。学研をやめてもらって、しちだのプリントを持たせて、学研のK先生に教えてもらってるげんちゃんです。
漢字は、なかなか覚えません。不思議なくらい覚えないのです。それで、最近はじめたことは、粘土で、漢字を再現するという練習です。げんちゃんは、粘土にくいつかないので、今までまったくやってません。立体がテーマのげんちゃんに、粘土をさせたいのですが、時間がとれないので、げんママ苦肉の策で考えました。これはなかなかよさそうです。
やたらんめったらマスに書くより、覚えやすい気がします。普通の子でもたぶん、そうなのかもしれません。
もうひとつ取り組み始めたのは、国語の文章問題を解かせるだけでなく、文章題の文を、ひたすら、暗唱するくらい、たくさん読むという取り組みです。絵本もいいのですが、漢字のない文も大いし、なかなか時間もとれない。国語の400字くらいの文章なら、まとまってるし、色んな要素があるし、文章のパターンを、頭に入れてやるのに丁度良いかんじです。 覚えるほどに読んだら、一部を書かせてもいいかもです。
文章題自体は、難しいのはぜんぜんだめですが、教えながらやらせたあとは、反復リーディングです。
えっちらおっちら図工も、ぼちぼちやってます。
夏休み、ゴングが鳴って、やや中だるみっぽい気もしますが、まあ、なんとかやってます。思ったより、こなせないのは、遊ばせるのも大切な項目だからね。
後半、またがんばります。
今日から、実家に帰ります。同い年のいとこと交わると、また色んな気づきが出てくると思います。
みなさん、良い夏休みをおすごしください。
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げんちゃんまま お疲れ様です。
初めてコメントします。
中々寝つかれずブログを覗いて見ました。
25歳のダウン症の息子を持つ母です
事情があって施設に入所していましたが、やっと引き取る事が出来ました。
子育ての開始です。
わからない事ばかりで頭の中はぐしゃぐしゃです。
げんちゃんままの行動に勇気をもらっています。
私も色々チャレンジしてみます。
相談にのって下さい。
本当に、この前夏休みに入ったと思っていたらもう後半(^^;;。宿題の読書感想文や自由研究のまとめ、鉢植えの観察絵日記とやらせる事がまだまだ残っていてまっ青です。
げんママさんは、本当に細かく色々な課題を作って取り組んでいて素晴らしいです。
公文の宿題をやらせるのが精一杯で、あとはほとんど何も取り組めてません。本も読ませなきゃ^^;。
図書館で発達関連の本を探していた所、とても興味深い本を見つけました。げんママさんは目にされた事ありますか?。
正にげんママさんが実践し発信している事が載っているような本です。こんな素晴らしい医療関係者もいるんだなと驚きました。
こちらの本です。
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4907725787/ref=mp_s_a_1_1?qid=1408144687&sr=8-1&pi=SY200_QL40
あと半月、お盆休みが明けたら課題消化に頑張りたいです⤴︎。
げんママさん、日々のあれこれお疲れさまです。
顔つき、わかります。目と、あと口元ですよね。その2つがきりっとしているとしっかりして見えます。
息子は六泊七日のキャンプから帰宅した翌日、その成長ぶりも分からないうちに39度の熱を出して寝込んでしまいました。
二日後には復活しましたが、まだ本調子ではなく、各種トレーニングの計画の修正を余儀なくされました。
やっぱり何でも思い通りうまくはいきませんね。
夏休みもあと三分の一、勉強に運動に(うちはほぼ運動メインですが)頑張りましょう!
みゅうさん
アマゾンの本、アクセスしましたがエラーで本が分かりませんでした。本の題名を良ければ教えて下さい。
ななさん、本の題名ですが「発達障害は治りますか?。」という花風社から出ている本です。
診断だけ付けて、治療しない(治らないから治療方法はない)と言い切る現在の医療のあり方はおかしいという理念を持つ児童精神科医の神田橋條治先生を中心とした討論会をまとめた本で、サブタイトルに"治らないという考え方は、治りませんか?"
とあって興味深く読みました。
発達障害は脳の複雑なプログラミングのバグのような物で、リハビリの成果で失われた機能が蘇るように、脳には可塑性があるから発達障害者は発達する、脳は改善するはずだとの考えが発達障害当事者の方も交えた討論の中で展開されていきます。
主観ですが、正にげんママさんが実践し、辿り着いた考え方に重なる部分も多いような気がします。
何より、希望が持てます(^^)。
ケンチャンママ
成人するまで、施設で、それから大人になって引き取る・・・というのは並大抵ではありませんよね。施設では、能力開発は、あまりされていないので、生活の能力をつけてやるとこからはじまります。それに、彼らは、変化が苦手です。親子関係も作り直さないといけないしね・・・
でも、子どもさんは、本心うれしいんじゃないかな。ママといっしょで。この子たちの秘めたる能力を地道に開発できればいいですね。
がんばってくださいね。
みゅうさん
本の紹介ありがとうございます。読んでみたいです。最近、なんか、忙しすぎて、本も、拾い読みになってます。発達以外の本は、以前はたくさん読んでたのに、げんちゃんの障害が発覚して、ほとんど美容院で雑誌をチラ見するくらいに、なってしまいました。まあ、そのおかげで、絶対読まないような本もたくさん読んでるわけですが。
夏休み、期待が多きだけに、後半になると、なんか、もっとやれたんじゃないかな・・・みたいな後悔が走ります。
まあ、よくがんばったと、言ってあげないといけないのでしょうけどね。毎年そうでした。でも、2学期になって、各方面から、すごくのびた、って驚かれたりしましたよね。
日々は、変化を感じないので、発達育児は、地道な忍耐ですね~。
Nさん
4歳ですか~・・・ほんと、その頃って、すべてにおいて、ゼロみたいな感じで、どこから取り組む~?というステージですよね。まあ、うちのは、4歳は、私は、気づいてなくて、ひたすら、ぼ~っとすごさせてしまいましたが。
4歳で、がっつり取り組めてる親御さんの子どもさんは、もっともハッピーで、可能性が大だと思います。あとになって、すごく楽になると思います。
言葉は、なかなか大変ですよね。サプリは、げんちゃんは、今けっこういいかげんです。アルファーGPCと、ミドリムシ、Ps(スクールエイド)と、エジソンの酸素ジュールを勉強の初めだけ時々やってみたり・・・忘れたり・・・とそんなかんじです。
行きつけの、薬局の方が、チックに良い処方をおしえてくださったので、また今日から、漢方をやってみようかな、と思ったところでした。
酸素ボンベがあったら、寝る前、吸わせる、とか、そういうのもいいよ、なんて、仕事の業者さんに言われて、そういうのもありか~、なんて、思いだけは、めぐらせてます。
まだまだ、課題が山積です。でも、少しずつ、やっぱり、脳がよくなってきてるのを感じます。根気よくとりくんでいきたいですね。
Nさん
検査ですが、この子たちは、自分のコンディションをその場で、整えることができないので、だいたい、感じるより、数字が低くでますね。
最近、げんちゃんは、調子が、すぱっと整った時に、良い、かんじになるので、それが、はっきりわかります。だめな時と、良いときは、あまりに差があります。
でも、親は、その峰のところを知ってるので、そんなはずない!と思うのです。でも、確実に、峰のとこが、やがて、平均値になって、数値も、上がってきます。がっかりしなくても、大丈夫です。小学生になってくると、体のコントロールがかなり、よくなってきて、能力が発揮しやすくなりますよ。
MTパパさん
1週間のキャンプなんて、すごいですね~。それって、子どもさんだけですか?親がいっしょでも、すごすぎます。私でも、熱出すかも、疲れちゃって。
参加して、元気に帰ってきただけでも、すごいですよ。潜在能力にたくさんのおみやげをもらってきてますよ。うらやましいな~。げんちゃんの英語教室のキャンプは雨で流れました。やれやれ。アウトドアは今年はさっぱりです。
ななさん
本よさそうですね~。治りますよね~。私もそう思います。
みゅうさん
脳は、臓器の中でも、もっともフレキシブルです。治らない・・・みたいなことを言う人の方が信じられないです。げんちゃんは、空間認識、ひどいですが、それでも、良くなってる。
そこをとって考察しただけでも、脳は、すごいです。空間認識と計算や算数能力のリンクありますね。話はとびますが。最近そう思う。
脳は、まだまだ使われてない部分だらけだそうです。自分自身でも、可能性がたくさんあるということでしょうね。
発達障害をやると、万人にむけて、色んな能力開発のノウハウが得られそうです。
将来、いろいろと役に立ちそうです。
本の情報ありがとうございます。
Nさん
そうですか~。あの粘土漢字役にたちそうですか?
後のレポート是非おねがいします。
粘土で字をというのは、確か、私のオリジナルではなくて、杉山登志郎先生のギフティッドかなんかで、見たことがありました。外国では、読字障害の子に、アルファベットを教えるのに、粘土でまず、アルファベットを作成させる、と・・・頭のどこかに、それが残っていました。
そういうアプローチで、漢字が覚えやすくなるのなら、感動ですよね。
げんちゃんも、明らかに、覚えないですよ。あれだけやったのに・・・・なぜこんな点数?みたいなかんじです。
がんがん書かせて、といきたいのですが、すごく、エネルギーがいる感じですよ。
それに、言いながら書く、という、ごく普通のことがなかなかできません。そういう、色んな能力の欠如が、漢字が覚えられないことに通じるのかな、と思います。
まあ、それでも、夏休み後半、漢字帳練習などという普通のことが、少しできはじめています。何でも、少しずつですが、進化はしていきますね。粘土で造って、書いて、それでも、翌日出てこない時は、さすがに、ため息が出ますね。
仕事は、早良区に出てきてます。住んでませんが。