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発達障害げんちゃん、次の挑戦は自動車学校

げんちゃんの自動車学校AI画像AI画像です

次なる挑戦は、まさかの「自動車学校」!

フォークリフトの資格をなんとか取得し、さらに介護初任者研修も修了したげんちゃん。次なる挑戦の舞台は、なんと自動車学校です!

なかなかブログを書く暇がなかったのですが、実はフォークリフトのアルバイトが見つからなかったため、初任者研修を修了したその足で、思い立ったように自動車学校へ、げんちゃんを連れて行きました。

かつては絶対無理、と思っていた自動車免許

実を言うと、げんちゃんが自動車学校で免許を取るなんて、以前の私なら考えもしないことでした。注意欠陥もあるし、学力的に絶対に無理、先では挑戦したいと、おぼろげながら希望はしたけれど、当面無理だと思い込んでいたのです。

車校に挑戦し、免許取得を果たしている発達のお子さんたちも、知り合いにはいましたが、どの子も、そもそも、スタートが、げんちゃんより上のお子さんでした。大学に進学する高いIQの持ち主だったり、自閉傾向をほとんど感じない、コミュ力の高い子だったり……みんなげんちゃんよりはるかに高い能力を持っていたのです。

それでも、「今、挑戦させるのがいいかもしれない」と、直感で感じた私。
フォークリフトの資格が取れたその日、ハローワークに行き、フォークリフトのバイトがないことを知り、気づけば、そのまま自動車学校に向かっていました。

神様の導き?奇跡的に空いていた受付

学校に着いたのは夕方の4時。夏休み期間ということもあり、申し込みの予約はごった返していました。しかし、奇跡的にその時間だけポコッと受付が空いていたのです。

「今だったら手続きできますよ!1時間後は予約がいっぱいなので、今日中の受付は無理です。」

そう言われ、慌てて市役所へ住民票を取りに走り、無事にその日のうちに入学手続きを完了させました。

手続きの際、
「補習が5時間ついている、お得なコースがありますが、どうされますか?」と聞かれ、私は迷わず「お願いします!」と即答。
げんちゃんが補習を受けまくる未来なんて、容易に想像できたからです(笑)。

ガラリと変わった環境と、Googleカレンダーを駆使する姿

こうしてげんちゃんは、初任者研修とフォークリフトの試験を終え、介護の隙間バイトに挑戦すると同時に、自動車学校へ通い始めました。

自動車学校は、自分でスケジュールを組み、実車や講義の予約を入れる必要があります。入学式を終え、それまで2年間びっちり詰まっていたカリキュラムも、琴、書写、そろばん、隔週のデッサン教室と「たけこ先生のZOOMレッスン」のみになり、お稽古事と塾に行ってる、子供さんの夏休みくらいのスケジュールになりました。

高校から通いだした学習塾も、自宅から遠方なので卒業しました。生活スケジュールは自宅中心、ガラリと変わりました。

げんちゃんにメンタル面で、ぽつんぽつんと関わってくださるのは、たけこ先生だけにもなりました。
しかも、自宅中心ということは、仕事で家を空ける私ですから、げんちゃんは、自分でしっかり一日のスケジュール管理しないといけないのです。だらけても、抜けても、残念ながら放置するしかありません。

げんちゃんは自らGoogleカレンダーを駆使しながら、自動車学校のスケジュールを埋めます。

自動車学校の苦戦と、次のステージへの予感

入学から1ヶ月近くが経ちました。介護の単発バイトも何回か行きましたが、現在は一旦お休み中です。げんちゃんは、介護講習と同じくらいの熱量で、自動車学校に集中しています。

やはり、げんちゃんは、かわったんだな、と思います。

しかし、自動車学校はなかなか困難を極めています。それでも、ブログを書く時間が取れない間に、げんちゃんは一段階の試験(仮免)を受ける前までたどりつきました。

自立訓練事業所の卒業:2年間の葛藤と成長

そんな中、2年間通った「自立訓練事業所」の期限が終了しました。

実はこの2年間、あまり真面目には通えていませんでした。げんちゃんにとって緩やかな福祉の場は、時に甘えにつながると感じることもあり、週二日くらいしか行ってないのに、それさえよく休ませていました。隙間バイトで行けないこともあったし・・。

それでも、A型作業所で、体験仕事をさせていただいたり、やはり、福祉につながっているから知ることができた、情報もありました。

こちらがリクエストして、会話練習をしていただいたり、まだまだ課題の算数の問題に取り組ませてもらったり、期限の終わりごろになって、ようやく、げんちゃんが落ちる心配をせずに、活用できてきたという感じでした。

変化したフェーズ、次のスタート

名残惜しさもありましたが、げんちゃんは自立訓練の事業所を卒業しました。完全にフェーズが変わったのです。

通常であれば次は「就労移行支援」という福祉サービスを検討するところですが、今のげんちゃんには行く資格がありません。来年から調理師専門学校に「進学」を目標にしているため就労目的の施設は利用できません。

挑戦はまだ始まったばかり!

こう書くと、げんちゃんが何の課題もないように聞こえるかもしれません。しかし相変わらず典型的な発達障害の特徴はそのままですし、あちこちに抜けや漏れが、ぼこぼこしています。ただ「1つ2つ風穴が開いた」というだけで、開けなければいけない穴はまだまだ山積みです。

例えば自動車学校にしても、彼は「全体像」を全く気にしません。

「全部で何単位あって、どういう仕組みで試験に合格するの?」
「何日間の実車をこなせば1回目の試験(仮免)が受けられて、それに通ったら次はどうなるの?」

そう聞かれても、げんちゃんは全く答えることができません。目の前にある「明日のカリキュラム」のことは考えても、卒業までのロードマップは把握していないのです。それでも焦る様子もなく、へっちゃらな顔で目の前のことだけをこなしています。相変わらず、生活のあちこちにトンチンカンな場面が散りばめられています。

それでも、「やってみたい」と思ったものに対して、すっと扉が開き、そこに集中して意識を使えるようになった。それだけでも大きな進歩です。

不完全きわまりないけれど、やっと、スタートラインに立ったげんちゃんです。

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