げんちゃんは、9日からアルバイトが始まります。ほんとどうなることやらね~・・・
郵便局で口座を作りに行かせたり、契約に関する色んなことを、自分一人でやらせてみました。まあ、私は仕事でつきあえないからね~。
口座を作って翌日契約に行く、というスケジュールだったので、何が何でもその日に口座を作らねばならなかったのですが、学校の近くの郵便局では、自宅近所で作るように言われ、作れなかったようです。
まあ、そういうこともあると思って、作れなかったら、私の職場に電話をするように言っていたのに、げんちゃんは無視。
翌日に口座が必要だというのに、帰って、家でのんびりしていた模様。
電話をかけない。翌日のこととつなげない。私はあきれ果てました。
夕方職場からげんちゃんに電話を入れてびっくり、
「学校の近くの郵便局で作れないんだったら、なぜ、私に電話しないの?」
「あ、はい分かった分かった。明日行くから・・・」
また、論点をずらして、言い訳。なぜ電話しなかったの、とこっちは聞いたはずですが、いつもそうやって的ずらし。
こういうポイントは、ほんとにしっかりと叱らないと、的がそもそも定められないところに、的ずらしで逃げられる、と思われたらやばいです。
そして、結局、根掘り葉掘りげんちゃんを問い詰めれば、
何も考えていない。明日、近くの郵便局に行けばいいかな、と思ったけど、翌日契約の時間や、だんどりとは、全く結び付けて考えようとはしない。
さらに言えば、自分の勝手な思い付きのような判断が間違いない、と平然と感じるようです。異常な世界観・・・
でも、調子のよい時、謙虚な思考をしているときは、電話してきますから、能力がないわけではない・・・
翌日行けば間に合う・・・とは思った。また、郵便局は夜遅くまであいているとも思った。浮雲のように浮かんだ、小さな考えの粒はあったのかもしれないけれど、それをつなげる気はない。
しっかり焦点を合わせようとすれば、少しずつ改善するのに、なかなかそうしようとしないのは、変な自信、独自の世界観が邪魔して、自己を見つめようとしないからと思います。
翌日は、朝テストがあって、そこから速攻帰ってきて、最寄郵便局に行きました。
その後、一人で自転車で職場に契約に行って、色々手続きして帰ってきました。
結局、私は、都合がつかなくて、どれにも同行することなく、事が運びました。
「お母さん、書類が足りないと言われて、これもらってきた。」
そこには、住民票や、マイナンバーなど、事前に電話で言われていなかった書類のことが書いてありました。
「ところで、いつから仕事に入るの?」
「8月9日から、朝7時から3時までだって。」
げんちゃんは、ちゃんと聞いてきたよ、と少し誇らしげに言ってましたが、
「ん、それでいつまで入るわけ?」
「…….(-_-;)」
「あほか、それじゃ、夏休みの計画なんてたてられない! あなた、いつまで仕事するのか、知りたくないの? 普通聞くでしょうに・・・」
「わかったよ。聞いてくるよ。」
んなことあたりまえ。
まあ、半分できたらよしとしないと、そうそう一気に、気の利いたことするわけはないわな~・・・
翌日、一人でまた住民票を取りに行きました。
何でも初めてのこと。うまくまわらないことがあるのはしかたないですが、すぐに、人に聞いて対処することもなかなかできません。。
仕事をするまで、まだしばらくあるので、たとえば、スーパーのペットボトルリサイクルにペットボトルを準備して出しに行くとか、食事の用意をかなり主体的にやってもらう、とか、部屋をかたずけるとか、
ごく普通の当たり前の作業を、自らの責任でやらせる、そういうことを、コツコツ積み重ねています。
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げんちゃんにはバイトの準備から最高の体験になっていますね。通信に通っていて喫茶店で働いている子や高等支援学校に通っていてサイゼリアで働いている子もいますし、普通高校より自由な活動が出来ていいですね。
校則や大学受験の準備に縛られないのがいいと思います。
ところで、少し驚いたことがあったので、お知らせします。以前、S先生が発達障害とは心と体が解離した状態だとおっしゃっていましたよね。それが、確かにそうなのではないかと思うことがありました。
roboが言うには、高校1年の終わりくらいから特に頭と体が一体化して、体を自由に動かせるようになり、言動をコントロール出来るようになったのだそうです。バリバリと音を立てて以前の自分が出て行ったそうです。今までは手を動かしてもブラブラして力が入らなかったのに思うように動かせるようになって本当に楽になったと言っています。
きっかけは、自信を失うようなことをクラスメートに言われてひどく落ち込んでいた時に先生と私に自信を持っていいと励まされたことだと言っています。ちなみに、その時は2回目で1回目にバリバリと音がして以前の自分が出て行ったのは中2だったけれど、2回目にさらに良くなったそうです。
roboの場合は、自信を失っていたので、励ましが良かったのかもしれませんが、その子によってきっかけは違うと思います。
roboが言う通り、急に球技が出来るようになったり、絵が描けるようになったりギャアギャア騒がなくなったりしましたので、確かに心と体の解離が少し解消したのだと思います。以前は遠くからリモコンでコントロールしているみたいに不自由だったのが、今はピッタリ合っている気がする!と言っています。
不思議ですよね。げんちゃんは、どんな感じの状態なんですかね。とにかくS先生の言葉の意味がよく分かりました。すごいですね。
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ただし、完全に一体化はまだしていない気がするそうです。確かに色々課題は残っていると思います。しかし、場合によって改善はするということですよね。
roboよりサクサク改善する子もいますし、逆に更に変化が進まない場合もありますが、いったい何がちがうんですかね。生まれ持った性格によるのでしょうかね。 2
げんちゃん、どんどん進化してますね!
この夏で大きく変わりそう。
息子ですが、5月に成長痛を発症し、なかなか治らず、体の使い方を教えてくれるところに通うことにしました。
このまま今の体の使い方で使っていけば、変形も見られるし、サッカーできないくらい膝に障害がでるとも言われました。
神経が上手く機能できてないと言われ、治してもらってます。
だいぶ神経発達できたのですが、それに伴い、痛みが強くでるようになりました。
息子、もともと痛みに鈍感で、小さい頃からよほどひどい痛みじゃないと痛がりませんでした。
体の使い方も治してもらっていて、今まで使えてなかった部分の筋肉も動くようになり、そこの筋肉痛がでるように。
突然足が痛いと足を引きづりだし、そのうち歩けないとなり、慌てて病院に行って、レントゲンなど撮っても異常なく、ただ歩けないということで、松葉杖までだしてもらいました。
体の先生のところに行ったところ、よかったね。ちゃんとそこの筋肉が動くようになり、あと、痛みも感じるようになったんだよと言われ、筋肉痛なので、数日で治りました。
その後しばらくして、サッカーの試合中、今度は首が痛い、息も苦しい、食べ物も食べれないと騒ぎたて、早退して病院に連れて行ったところ、やっぱり異常なく、結局筋肉痛でした💦
その後は、とんでもない痛みを感じても、ちゃんと深呼吸して、筋肉痛だからパニックにならないように言い、その後は、股関節やらおしりやらいろいろ痛みはでますが、その痛みを受け入れられるようになりました。
今まで、サッカーやってるのに、夏の暑さにとても弱く、すぐばてたり、熱中症になったりしてましたが、神経を発達させてもらってから暑さにとても強くなれました。
疲れにくくもなり、体も軽く動かせるようになってきたみたいで、怪我もしにくくなりました。
かたや勉強は、かなりまずいところまできてます。
反抗期もあって、この夏休み、宿題すら放棄です。
夏休み明けに、期末テストがあるのに、全く試験勉強もしません。
何を言っても何をしてもダメで、お手上げです( i _ i ) 1
ロボママさん
ロボ君のすごい発言教えて下さってありがとうございます。ロボ君は、昔からメタ認知ができていたので、成長したら、的確に自分の状態を言えますね。すごいと思います。自分に変化が起こったきっかけや時期まで言えるなんてすごいな~。
ほんとに何がおこったのでしょうね。
ショックなことがおこって、心がゆり動いて、自己をしっかり自覚するきっかけになったのでしょうか。
そういう感覚をだれもが持てるわけではないと思います。ある程度の自己認識力があったロボ君なので、大きな階段がのぼれたのかもですね。
しかし、知り合いの発達のお子さんを教えたりしていて、IQや一見感じる障害の重さと、魂の乖離度は、必ずしも一致しないと感じます。
げんちゃんは、障害の重さでいえば、重症ではないように見えるかもしれませんが、乖離度のひどさと言えば相当重症だと思っています。
その知り合いのお子さんは、知的クラスにいますが、げんちゃんより、ずっと軽いと感じます・。
そこの乖離度が低いお子さんほど、改善しやすく、レスポンスもいいのではないかと思います。
ひどい障害と思っている子が、ある時にめきめき改善したりする例があるのも、そういう理由かと思います。
しかし、乖離のひどいげんちゃんも、改善してきているのですから、あきらめるのはもったいない。
ロボ君も、本質的なところの変化がみられてくると、外側は、びっくりするスピードで改善するのだと思います。まわりには突然にかんじるかもしれません。
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みかんママさん
不思議な体験をされているんですね。
しかし、この痛みを感じにくい、というのは、発達の子のあるあるです。知り合いの発達の子は、側弯の手術を受けて、激痛があるはずなのに、まったくなかったらしいです。げんちゃんも鈍いです。
体と魂の乖離・・・なんていう定義をすれば当然なのかもしれません。
しかし、お子さんは、そこが今大改造されているようですね。すごいことです。それと、自分の体を細かく自分が認識する現象がおこっているなんて、飛躍ですね。良い先生にあたってよかったです。
げんちゃんは、ずっと週1体操の先生に体の指導を受けていますが、ぼちぼちすぎて、なかなか進みません。しかし、やってなかったらもっとひどいことになっていたかもしれません。ジムにいっしょに行き始めました。インストラクターの動きを見て、自分の動きを修正するということは、とてもいいと思っています。
自分の体を自分の認知を使って自由に動かしていく。本来当たり前のことが、難しい子なんですよね。
運動のやりかたも、いくつかの目的に従って、合理的に苦手を克服してやるのがいいのでしょうね。
お子さんの先生は渡りに船ですね~ 1
げんちゃんのアルバイト7時から3時なんですね!長時間でびっくりしました。ここで通用すればすごいことですよね。自立に向けての大きな挑戦ですね。
夏休みもあっという間に終わりそうです。うちは何の挑戦もさせれてないし、のほほんと過ごしています。
ゆうママさん
ほんと、普通に8時間ですよね。単純作業ならなんとかできるかもですが、集中を要する難しい仕事は、まず無理でしょう。
初日は休日なので、見に行きたいですが、心臓に悪いです。怖すぎます・・・!
返信をありがとうございます。
体と魂の乖離でしたね。まさに、そういう感じのことを急にroboが言い出したので、このことだったのかー!と思いました。
げんちゃんはどんな感じなのかな、と思ったんですが、その乖離が激しければ激しい程、改善への道は険しいのですね。確かにげんちゃんは、元々は乖離が激しいタイプだったのかもしれませんね。それが、よくここまで成長して来ましたね。
S先生が外側は後で、心の改善が先とおっしゃることや、げんちゃんママさんが、発達障害は心の障害と表現されるのも、今更ながら正しいことと実感しています。
球技や描画の練習をしていなかったのに、心が動いたことで、急に上達したのですからね。おっしゃる通り、ショックな出来事をきっかけに心が大きく揺さぶられたところに、周囲からポジティブなエネルギーが吹き込まれたのかもしれませんね。
やはり、心をあの手この手で揺り動かす働きかけをしながら、一方でコツコツと努力を続けさせて、花開くチャンスを待つということしかないのかもしれません。
そのためには、アルバイトも良い機会になると思います。
ロボママさん
発達障害のことを発信していらっしゃるドクターなどが話していることを聞いても、外側のことを言われていることが多く、
本質をとらえていないな、と思うことが多いです。
魂の乖離、ととらえると、いろんな方の症状が納得いきます。
しかし、グレーゾーンの方は、乖離までは感じないことが多いです。でも、目的意識障害を起こしていることは共通です。
目的をしっかりつかめる人は、世間でも意識高いと言われる人が多いです。それって、IQの問題もあるけれど、心でしっかりつかもうという思いが強い人のことを指すことが多いです。
つまり、魂のエネルギーの強さが問題で、それがしっかり脳や体に伝わっている、ってことなのだと解釈しています。
医学も脳やIQまでしか分析できていません。だから治せないんだな、とも結論ずけています。
しかし、医学が治せないと言っても、心や魂はまだ解明できていないのだから、断定するのは傲慢だと思っています。
真摯に研究し取り組む、こつこつ努力してみる。人生の時間をそうやって使っていけばいいかな、と思います。
ほんとこつこつですよ・・・
アルバイト、初日が終わりました。なんとかクリア―です・・・ほっ!
アルバイトの初日が終わったなんてホッとしますね。げんちゃんのことだから、きっと仕事が出来るんじゃないかな!と思っていましたが、親御さんにしてみればハラハラしますよね?
私も自分が先にこの世を去ることを考えると、治ってくれたら、どんなに安心かと思います。
robo自身、5才くらいの頃の自分と今の自分は全く別の人間なんだ!と言っているくらいだし、私自身もあまりに変わりすぎて同じ我が子と思えないくらいですから、このまま、どんどん変化して行くのかも!と一瞬思えてくるくらいです。
そうは言っても、私はまだ本質的に治った人を1度も見たことがないし、本質的に治った人の話を聞いたことも1度もないので、努力で必ず治るとも断言は出来ない状態です。治ったように見えて、それは元々発達障害ではなくて食物アレルギーの一種だったりした場合などもありますし、女の子で単に発達障害を隠せるようになった場合などならあります。
しかし、大きく改善したり、克服した人は見たり聞いたりしているので、その可能性はあると断言できます。逆に状態が悪くなっている人も同じくらい見聞きします。また小田急線で事件がありましたが、認知のゆがみが原因ではないでしょうね。直接被害を受けた相手ではない人に危害を与えるのは繰り返し起こるパターンですし、そもそも被害妄想の可能性すらあります。
本当に難しい子育てで、心配が尽きませんが、とにかく、げんちゃんは一歩一歩前進していることだけは間違いないですよね。すごいと思います。