先日、ある発達障害の勉強会に行きました。学校を通して案内が来たので、まあ、一般的な話も聞いてみるかな、という思いと、そこへげんちゃんも参加させて、自分の立ち位置というものを、しっかり現実感をもって、つかませようとするのが目的です。
げんちゃんはいやがりましたが、
「お母さんは、あなたが向上して、自立できるように、こういう会にも参加して、勉強してるの。あなたもしっかり自分をとらえてがんばらないと、向上していかないから、行ってしっかり学びなさい!」
わざとらしく、演出をかける私。
支援の友のゆうすけ君のママは、
「そうやっていやがっても、行くとこがげんちゃんだよね~。うちだったら無理だわ!」
と、ちなみに言っておりました。なるほど
会には、小学生から高校生のママたちが20人ばかり来ていました。講師は、放課後デーを主催している発達の専門家でした。
最初のうちは、障害者枠の就職について話されました。
障害者を雇用する会社側が、どういうことを、こちら側に求めるか、という話を、グラフなどを用いてしてくださいました。
4時間以上働ける体力。
休む時は連絡できる。
家族が支援してくれている。
素直さ
清潔感
身づくろいがしっかりしている。
etc…
講師は言っておりました。
「ですから、これに見合ったようになるように、ある程度体力もつけないといけません。規則正しい生活習慣もつけてあげなくてはならない・・・・etc」
私は聞いていて、なんだか違和感を覚えました。
「就業するための枠にもっていくための教育? 育児とは・・・・?」
それから後半では、こういう話もしておられました。
「子供を叱ってもだめです。叱ってもわからないのですから、叱って言うのではなく、ダメなことをしているときは、まずそれを無視する。かなえてあげない・・・。それを繰り返すことで、やがてできてくることも多いです。そして、良かったら、ほめてあげる。ほめることができない、という人もよく聞くのですが、・・・・」(最後忘れた・・・)
ま、とにかく、よくある”ほめる”すなわち報酬回路の万能論・・・
なんだか、レベル低いな~って思ってしまいました。(ほんとにすみません。)
漠然とほめる、ということを発信するのは、とても危険だということをあまり認識していないんだな~、と思いました。彼自身は、具体的にほめたり、いろいろきっとノウハウを持っていらっしゃると思うのですが、それを発信するときは、漠然と”ほめる”・・・ではだめです。”ほめる”は、ほんとに”叱る”と同じように、細かく考えて、ケース、ステージ、その子の性質や年齢ごとに、注意深くやらないと、とんでもないことになります。
少なくとも、げんちゃんに、そういう漠然としたほめかたをされてしまうと、せっかく上げてきたものが、平気で急降下していきます。ほめられた、イコール全部できた。みたいなこともしょっちゅう。ほめてなくても、厳しくしてないだけで、勘違いしたりするから、ほんとにおそろしい・・・・
正しい常識感がつかない、ということが、発達障害のもっともやっかいなことなのですから、ただ漠然と、ちょっとできたから、ただほめる、というのでは、彼らに正しい基準を教えることはできません。
そこをしっかり掘り下げて説明しておかないと、発達ママたちは混乱すると思います。
「子供をほめられない自分は、だめなんだ。子供をもっと受け入れないと・・・」
そういう呪縛に苦しむことも、ほめる、という神話からなる弊害かもしれませんし、いろんな人からサポートしてもらってなんぼの子供たちが、思春期、まったくまわりと対等だととらえてしまって、横柄さをふりまく原因にもなりかねません。
子供の年齢もまちまちのママたち。ざっくり、同じアドバイスというのは、ほんとに怖いな~。と思いました。
少なくとも、この年齢では、どういうことを目標にして、とか、こういうステージでは、どういう問題があるから・・・・とか、ある程度の大きいくくりでもいいから、きちんと分けて考えないと、
「怒ってもわからないのですから・・・」
という、あまりにステレオタイプな大きなくくりは、ほんとに意味不明だな。と思いました。
それに、発達育児の”そもそもの目標は何か、”という部分がない。ただ、就業者に求められるのがこれだから、こうしましょう・・・・・とか、おこってもだめだからこうしましょう。とか言う、各論のパーツ拾いだけのことしか真ん中にない育児というのは、なんとあぶなっかしいものかな、と思いました。
しかし、一般的には、どうもこのレベルのように思います。
そこに集まったお母さんたちが、間違った捉え方をしなければいいけどな~と思いつつ会場をあとにしました。
私は、思います。発達育児のコアなところは何か。
障害児も普通の人もない。とにかく、この世に神様から生を受けた以上。神様の前に、正しい生き方をすることを教えていかねがなりません。
人として、自分を生かし、周りを生かす生き方をしていける人間に育てあげることが目標です。人として生まれた以上、日々精進し、努力を積み重ねていくことがあたりまえ。また、悪いことは悪いし、良いことは良い。それをしっかり教えて、愛のある子に育てていかねばなりません。障害でたくさんのことがなかなか困難で、周りの人に助けてもらうのなら、謙虚に感謝して、自分はどうやって、それにこたえていくか、考えることができる人間に育てなくてはなりません。
しかし、なかなかそれが難しい。だから、どうやって、そこへ歩み寄っていったらいいのか。・・・・・そこのコアな部分がない。
大事なことはとてもシンプルなのに、そこが抜けている。
叱ってもしょうがないから叱らずに・・・・と言っても、真剣に子供に向き合っていたら、しかり飛ばさずにいられない時もある。それは、親も人間だからしかたない。親だけが義務をおって、我慢しましょうということではない。親も、命かけて頑張るから、お前も自分の分は精一杯やれ!
互いに別の人格なのだから・・・・互いに、ベストをつくそう!そういうことだと思う。
とてもシンプルなのに、そこがない。
一般的な勉強会というのは、どこに行っても、けっこうそういう感じだな、とまたまた今回も確認するにいたりました。
(講師の先生は、決して悪い先生ではなく、ほんとに、障害児教育に真摯に取り組んでおられる良い先生でした・・・・誤解のないように書いておかねばね・・・)
さて、げんちゃんは、どうかというと、自分の進路について、はじめて、やばいと、現実感を感じたようです。なんせ、のっけから、障害児枠で就職・・・なんて、決定打を聞かされたわけですから。(40分ほどで解放してやったら、隣の図書室でいつになくしっかり勉強しておりましたわ!)セミナーは、そういう意味では成功だったかもしれません。(ま、それも、2日くらいしか、もたなかったかな~。とほほ・・・)
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おっしゃる通りです。
こういう勉強会には昔は真面目に参加していましたが、やはり違和感を感じていました。
発達障害の子を杓子定規にを一括りにして語られる。この分野の専門家と呼ばれる人たちは後進にもそう教えて指導しているので、ほぼどんな勉強会にいっても話す内容は同じです。どうもこの領域は進歩して行ってないなぁという印象です。
障害者枠についても同じことを話してましたよね。なんかこれでは子育てに希望も持てないし楽しくないと思いました。だって意思も持たずに、言うとおりに動いて、言うことを素直に聞くだけの人間にしていくことが子育ての目標のように言われるのですから。勉強会は行くたびにもやもやしてました。もう何年も行ってないです。
ほんと怖いですよね。素直なお母さんであればあるほど、その内容を受け取って実践するでしょうから。どれだけの子の可能性がつぶされたのかとも思います。まぁ可能性を信じてがっつり向き合うのも本当にしんどいのですけどね。
それにしてもげんちゃんは勉強会に一緒に参加して何かを感じとったのですね。演出は成功でしたね。
前記事の好きなことだけがんばる、もそうですが、好きなこと、得意なことを伸ばしましょうとはよく言われますよね。でもこの子たちは、そうでなくても自分本位にやりたいことしかやらやい子たちです。ずっと好きなことやらせてたら、自分はこれでいいのだと間違った学習をしてしまいます。うちの息子はそんな部分があります。これを修正するのは大きくなればなるほど大変なことです。無責任なことを言わないでほしいものです。
一生その子に責任を持っていくのは親ですから、自分の感性や感覚を信じて育てていくしかないですよね。
げんちゃんには、ガンガン演出を仕掛ける必要があると思います。今は自ら外でなにがしかを拾って来れる段階ではないからです。
今回の勉強会の効力は2日と言っても、そういう演出の効力は少しずつ心にたまっていきますしね。
色々ママさんが頑張って、その結果どういう方向に進むかは本人次第ですが、突然生まれた飛躍のきっかけをつかめるような子にするのは、こういった地道な努力が必要だと思います。
自分は頑張るべきなのだという意識がベースになければ、どんなきっかけが訪れても飛躍のチャンスには出来ないと思います。心が動きにくいなら、手当たり次第に仕掛けていくしかないと思います。まぁ、そうそう演出のチャンスはないので、事あるごとに仕掛ける気持ちでいらっしゃるくらいで丁度いいのだと思います。
勉強会の内容は当たり前のこと過ぎて私達には物足りないですね。4時間働く体力、親の支援、清潔感・・・なんて当たり前の話しで、それが出来た先のことを、こっちは目指しているんですから、もっと上級編の勉強会に参加させてもらいたいですね。
また、ほめるなんてことも当たり前なんですよね。一般の子の基準で考えて出来ないことだらけなことを受け入れられず叱責ばかりする入門編の人向けの勉強会だと思います。げんちゃんママさんなどは、その先のもっとクオリティの高い褒め方を実践されていらっしゃるのだと思います。
つまり、こういった勉強会が必要な方もいらっしゃると思うんですよ。子供の現実が見えていなかったり、必要なトレーニングをさせられていなかったりする発達ママ超初心者編の内容だと思います。
私達の場合は、こんなことは当たり前のこととして、とっくのとうに取り組んでいるので、学ぶべきことが、あまりないのだと思います。
だって普通に考えてみれば、こんなの当たり前じゃないですかー。付き合ってられませんね。
私も娘が小さい頃は療育に通ったり、講演会や勉強会に行っていましたが、毎回同じようなことを思いました。娘が知的からかもしれませんが。、早寝早起き、毎日の学習、好き嫌いをしない、ありがとうやわかりませんが言える、時間を守る。。。などは当たり前だと思っていました。なので私は学習を教える手段や学習させてくれる場所がないか知りたかったのですが、そういう情報を教えてくれることはありませんでした。支援員をしていて感じるのはそもそも今の子育ては褒めて育てるだからなのか、自由すぎる子どもたちが多すぎます。先生がたも手も出せない、指導する言葉も選ばないといけないので、どうやって子どもたちを指導していくのか大変です。定型の子どもたちでもこんな感じです。支援学級にいる子どもたちは親が療育者や医者から『ゆっくり褒めて育てましょう。』『ダメと否定せずに肯定的に言いましょう。』みたいに言われるので『本人の好きなようにさせてください。』『無理はさせないで。』『どうしたらいいのか分かりません。』みたいな感じです。情緒の子供達が多いのですが、自分は特別と勘違いをして、したいことだけをする子もいます。家では動画やゲームをひたすらしている子どももいます。好きなことだけをして生きていければいいですけど、それはどこかの施設に入ってその環境でしか生きていけなくなります。息子と話していてよく支援学級の子どもや障害のある人との『共存』と言いますが、その『共存』ということがおかしいと言っていました。みんな同じ人間なんだからと。犬や猫と授業を受けるわけじゃないのに共存っていうのはおかしいと。私もそう言われて『そうだよな。』と思いました。私は私に近い考えを持った先生には『私は娘には当たり前のことを当たり前にしています。時間はかかるかもしれませんが教えています。本人のこだわりを取りのぞいて自分の立ち位置を理解させています。』と話します。特学を持つ先生たちも臨床心理士の方や特学のカリスマみたいな先生の話を真に受けていたり、特学の子どもには無理をさせない。楽しく過ごさせるみたい考えている方が多いので。。。確かにまだまだ感情のコントロールができなくて当たり前のことをさせるのが難しい時期もあると思うのですが、それでもやっていかなくては年齢が上がってからではもっと難しいと思うのです。子どもを本気で叱れるのは親だけです。先生も医者も療育者も所詮他人なので。。
ゆうママさん
やはり、同じ感想を持たれていらっしゃいますよね~。ここで交流する方は、子供を障害の有無にかかわらず、ちゃんとした価値認識のできる大人にしようとがんばっている方が多いので、大半はそうなんじゃないかな~と思いました。
前回同じ会が主催する勉強会は、いきなりグループホームに入れるためには~、というとこから始まってましたが、根底にあるものはどちらも同じように感じました。
障害を持つ子こそ、もっと、しっかり圧をかけて伸ばしてあげないといけないし、発達のように、価値認識が正しくつかない障害であれば、そこを徹底的になおしていくにはどうしたらいいか・・・というとこが大事であって、何ができるできない、というのは、ある意味そのための各論にすぎないです。
しかし、まったくトレーニングされない障害児を多く見ていると、そもそもこれ以上この子たちには無理なんだし、どうせわからないのだから、こうしましょう。という理論展開になるのも仕方のないことなのかな~と思ったりします。
私自信、まったく知らなかったときは、同じく、とてもステレオタイプなとらえ方をしていましたからね~。それも、情報がないし、まわりも、そういう感じで発信されていたし、しかたないかもです。
でも、実際発達の子を育ててみると、まったく違った。
自分の生きる価値基準をしっかりもう一度、しっかり据えなおさないと、育てることが難しいな、と思いました。
自分に正しい価値認識がないと、そもそも導けません。結局、発達育児は自分を見つめなおすことになりますよね~。
それから、好きなことだけ一生懸命・・・というのは、すぐに推奨されやすいですよね。好きなことを伸ばして・・・というのは、ある程度、まともな人間になっていることを前提としています。今のげんちゃんのように、まだまだピノオが人間になったばかり、あるいはさなぎが、脱皮しそうになってるくらいの状態では、そんな好き勝手をさせられないです。
絵も、自由な絵画ではなく、毎回デッサンやスケッチを、しっかりさせてほしいです。人としての基礎作りに役立つ気がします。
ロボママさん
やっぱりそうですか~。がんがん演出が必要な時期ですよね。私もそう感じています。とにかく、私たちが、きみは、ずれてるよ。きちんと治していかないと、と発信しても、発信基地が少ないと、は~?なんで~すか~? となる。
たくさんの点から同じ圧があれば、あら、やっぱり、俺ってがんばんなくちゃ、と思えると思います。
げんちゃんは、心が動きにくく、もともとの傲慢さというのがあります。そして、俺は関係ない、というずるさ。
この勉強会は、1日は効果ががんがん出ました。でも、すぐに、また定常状態になる。手をかえ品をかえ、同じことを発信しないといけません。ほんとに、あらゆる方向から、どんどん圧をかけてもらえたらいいな、と思います。
何度も同じことを言わせ、何度も同じ失敗を繰り返し、何の反省もしないげんちゃんです。
ものごとの本質をほんとにつかもうとしないげんちゃん。
こんなんでは、ほんとに大変なことになる、って危機感を、しっかり感じてもらわないといけません。
ほんとに手間暇お金・・・どこまでこいつはつぎこまないといけないのか、いやになりますね~。
ロボママさん
確かに、初心者のママ・・・というか、発達の子をどうしていいか、まだうろたえているような方には、多少はいいのでしょうかね~。
叱り方も、ほめ方も、とにかく、まだどうやって方向性を考えたらいいか、わからないママが聞いたら、どうなんでしょうね。
ただただ、あ~、この子の未来はこうなのか~と、ほんとに夢も希望もない感じですよね。
子供は、やれば伸びていきます。だから、こうしましょうね。
みたいな言葉が、せめてあればね~と思います。
まあ、各論ではありました。こうしたら、成長とともにできるようになります。みたいな。
でも、やっぱり、何を目標になんのために・・・そこが狂ってるので、私には、どのステージのママにも、全く役に立たないように感じてしまいました。
何が言いたいんだろう・・・私は帰ってきて、何にも残ってませんでした。げんちゃんのために多少役立ったかな~。ただそれだけ。
でもけっこう有名な先生でした。今も何をやったのか、ぜんぜん思い出せないな~。笑
返信をありがとうございます。
発達関連の指導をしている方で、本当にこ以上、子供を伸ばすノウハウを持っている人はなかなかいないのだと思います。だから、「こうすれば伸びますよ。」ということを言ってしまうのは、この方々からしてみれば無責任なことになってしまうと思います。
また、1日4時間働けて清潔感のある状態に育てることだって難しい子供やそのエネルギーのないママさんもいらっしゃいますから、その場合、まずはこのステージを目指すことを考えることが適していると思います。
そして、やっていくうちに、伸びる手応えを感じて、さらに次へと行ける場合もありますし、このステージが精一杯という場合もあると思います。本当にお子さんとママさんのタイプによると思います。
実際、ここまでに至らず、引きこもってしまっている成人の方々もいらっしゃるので、目標を高く持つことが難しい場合もあると思います。
roboなども、以前よりは成長しましたが、じゃあ、実際、社会に出てからはどうなるか分からないなと思っています。こうやったら、その子なりには伸びるという方法は紹介できますが、希望や夢を親御さんに抱かせるようなノウハウを提示することは無責任に感じて出来ません。
実は私もこういった場で講演を頼まれて、やったことはありますが、それぞれのお子さんと親御さんの状況によって違うので、発言には充分気を付けていました。
例えば、私などもroboが少しは伸びたことを大袈裟にアピールして、「実はこんなに伸びますよ。発達障害は必ず治りますよ。」などと希望を持たせて藁にもすがりたい親御さんから大金を巻き上げて、障害者を食い物にすることだって出来るかもしれませんとし、そういう人もたくさんいますよね。
親の思い通りのこと、希望通りのことを言ってくれない人達の方が本当は正直で誠実だったりもしますので、私は一概に全てを否定は出来ないと思います。
また、この子達は、周囲の意向に合わせることが苦手で、働く上では、そこがネックになるため、スタッフに従えるようにすることが出来るようにすることが、まず1番大事だったりもしますよね。個性なら、いくらでもあるんですから。
親御さんの希望通り、一般の人と同じなように働けるようになる場合もあるかもしれませんし、ならない場合もあるのですから、公的な立場にある人だったり、多くの人にその発言の影響力がある人は慎重に発言せざるを得ないと思います。
ただ、どの子にも変わる可能性はありますし、実際に皆さん、どんどん伸びている場合が多いのですから、まだまだ成長出来ることを信じて親子で努力していくことには意味があると思います。
そういう視点で、こうやったら、より伸びますよ!という講演会があったらいいのにな、というのは私も感じます。
私などはほとんど誰にも詳しくは習わずに独自に編み出しながらやって来ましたので、この方法をあらかじめ、誰かが体系的に教えてくれていたら、どんなに楽だったかと思います。
まだ道半ばなので、これからどうなるか分からないため、今もまだ確定的なことは言えませんが、実際にこういう子を育てた人でないと本当のところは分からないと思ったりもします。
要するに誰も、この勉強会以上のことを知らないのですから、教えてくれる場はなかなかないと思います。
私が知る限りでは、S先生だけだと思っているからこそ、貴重なお話しだなと思うのです。
ここあさん
ほんとにその通りですよ~。
息子さんの共存の話ほんとにそうですね。
まるで、種が違う生物がいっしょに・・・みたいなニュアンスですね。
支援クラスにいても、発達障害ではなく、ただ、学習ができにくいとか、能力的なものが、普通クラスになかなかついていけないとか、ただそういう障害のお子さんもいます。
そういう子は、親のしつけがちゃんとしていると、ほっておいても、しっかり人間力がついています。そういう子がいました。
彼らは、ほんとにあまり心配いらないです。
そこそこ能力をあげると、人間力がけっこうなものだったりすると、心配されながらも社会に出ると、重宝がられたり、逆にちょっとした重要な仕事をつけてもらったりして、のびていきます。
発達障害は、精神疾患です。ですから、ほんとに、ただ外側を指導するやりかたが、おそろしい結果を招きます。
そこのところを専門家はわかるべきだと思います。そして、ここあさんがおっしゃるように、甘やかすだけの指導は、今世間をにぎわしているような犯罪などの入り口になります。
もっともっと、心の研究をしてほしいと思いますよね。
まあ、げんちゃんは、知的にも低いし、まともな常識感も、まだまだ今からですし・・・ほんと大変です~。
ロボママさん
ありがとうございます。
ロボママさんは、その子がのびて、普通になる・・・みたいな発言は、気をつけていらっしゃるんですね。
確かに、どう見ても、それは無理・・・と言う子もいますよね。それでも、精神力が高いと、やはり、いろんなトラブルはあっても、何かを成し遂げる力があるなあ、と感じることがあります。
ひさし君などがその例で、外から見ると、がっつり障害児ですが、心の状態を見ると、そこらの大人より、すごく大人びていて、人生に対しての向上心がすごく、もし、彼の好きなある趣味が開かれたら、たとえば、レーナマリアさんのように、特別な使命をもった人になって、活躍できるだろうな、と思います。
そうなると、普通の人より、知名度があったり、たとえば、お金を稼ぐ人になってみたり・・・
とにかく、普通の人ができない領域に達する可能性があると思います。
ただ、その領域は、ひさしくん、相当な努力を要するし、並大抵のことでは無理です。
しかも、親御さんも、いっしょに成長しなくては無理です。
そういう意味では、親御さんのタイプなどで、最初からちょっとそこまでの気迫はないかな~、という人もいるし、親が、自分の問題で止まっている人もいて、それが、子供の成長をある程度制約していることもあると思います。
そういう条件をある程度、見て取って、無理のない目標点を示してあげる、というのは、ロボママさんの得意技ですね。
しかし、可能性というのは、私は無限大と思っています。神にとって、不可能はありません。というところが根拠かな・・・
ただ、スーパー努力、神を信じる心。楽しむ心。
ロイヤルストレートフラッシュのように、いろんなものが加わってこそ・・のものだと思います。
げんちゃん育児は、神との対話でもあります。
ま、楽しいですね。
しかし、ロボママさんは、たくさんの方にアドバイスされて、私にも、いつも的確なアドバイスをしてくださって、ほんとにすごいと思います。
たくさんのママたちにアドバイスされてこられているので、ほんとに、いろんなことがわかられていますね。
私は、ただ楽観主義で、いけいけどんどんで、直感勝負ですが・・・・そこへ、神様がS先生とK先生をよこしてくださったんでしょう。こいつはだめだ!って感じで。笑