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げんちゃんは、ルーティンの中においておくと、周りにちょっかいかけることもなく、何かをやるように言えば、できはともかくとして、とくにさからうわけもなく、悪い子にうつることは少ないかもしれません。
ですから、姑や私の母でさえ、げんちゃんは、いい子だと思ってしまうようです。
だから、私が必死で、彼に強く指導しているのを見たら、そんなにやらんでも・・・と思ってしまうかもしれません。
これは、発達ママあるあるなのかもしれません。
周りから理解されない・・・つらさです。
げんちゃんが、普通の子より、長時間机に座っていたり、口答えせず、家事をしたりするので、私のげんちゃんへの指導の意味が分からなくてもしかたのないことなのかもしれません。
でも、げんちゃんに深くかかわってくる人たちは、多かれ少なかれ、私の言う意味がなんとなくでも理解できてくるようです。
げんちゃんは、魂がふわふわして、自分の魂さえ、自分で責任を負っていないようなところがあります。自分の心が感じていることさえ、他人事のように無頓着です。感じることもできるはずなのに、感じるセンサーのスイッチ入れない。
心を動かすために、追い込んで追い込んで、崖っぷちまでおいこんで、やっとたまに、仕方なくスイッチを入れ、自分の心をとらえる。それほど、げんちゃんの心は動きません。いや、正確に言うと、動かそうとしない。
最近、どうも、アルバイトをやれた、ということで、また、不動の鉄面皮にもどっていって、心を動かすべきところで、すべて、まあ、やらなくていいか。めんどくさい。となっているようです。
確信犯的な動きが目立ってきています。
できるはずのものができない。しょっちゅうです。なんとそろばんも、できたりできなかったり。気まぐれ。
あからさまにやる気がない、と言うわけでもありません。表面上は、やる気があると自分でも思っているようです。しかし、すべては表面。心の奥から、自分の素直な心というのには、漬物石のようなものを載せて、どこかに追いやっているような感じです。
心底、やろう、なんていう、ピュアな思いを出すこともなく、なんとなく、かっこつけよう、くらいの感触で、適当にやっている。
私は、このげんちゃんの無意味な行動が見透かされて気持ちが悪くなるくらいなのですが、表面しか見ない人は、わかりません。
感じようとしない。漬物石をのけようとしない。自分の感情にさえ、無頓着で、感じようともしない。何かを感じても、それが何か、考えようとはせず、次の瞬間捨てる。その繰り返し。
表面は、何も考えず、ただルーティンをすすめる。ルーティンになりさえすれば、楽にその路線をすすめていく。問題が理解できようが、間違おうが間違おう まいが、プリントの解答欄を埋める、と言うルーティンが進んでいく。バカ丸出しの唖然とするようなことをしでかしても、なんとも感じない。
何か考えてやるくらいなら、命令にただ従って、ルーティンをやる方がずっと楽。たとえ、その命令が、重労働でも、考えたりすることより、まし。
ならば、しっかり命令を聞き従うかと言えば、そんなことはなく、自分が決めたルーティンに、適当に落とし込んで、ただやればそれでいい。
ルーティンで進めることのレベルがあがっているから、一見、うまく進んでいるように見えてしまう。
洗濯をしてくれたり、干したり、茶碗を洗ったり・・・
しかし、何の考察もすることなく、ただ、ぼ~っとルーティンを進めているだけだから、想定外の失敗がしょっちゅう起こる。
何も考えない、つなげない・・・げんちゃんのやらかすことは、ほんとに想定外。毎回唖然とします。
そのくせ、自分はできていると思っているらしく、平然としています。失敗を指摘しても、きょとんとしているということも多いです。バカ丸出し、みたいなことを、大真面目に、自分は普通に見えてる、くらいの感覚でやらかしているようです。
あきれて指摘すれば、
「え?だめなの?」
と上からの感覚でとぼけて言う。
図々しいとしか言いようがない。ですから、信じられないことですが、げんちゃんには、落ち込むとか、傷つく、なんてこと、彼の生涯で、まったっく経験がないようです。同級生の手前、恥ずかしいから、ごまかそう、ということはあるようですが、それもその一瞬だけで、落ち込む感覚は、本人わからないと言います。げんちゃんの情緒はいつも安定。それゆえ、げんちゃんは、結構穏やかです。
穏やかとはいえ、他人のことなど関心なく、やはり自己中ですが・・
もし、げんちゃんの頭がよかったら、げんちゃんは、いわゆるサイコパスになると思います。おそろしや!
げんちゃんの学校は二学期制で、ズーム授業が続いたかと思うと、なんと秋休み。
サイコパスげんちゃんは、それでまた、だれています。表むきは真面目にしていますが、やばいです。
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こんにちは。
げんちゃんママさんのもどかしさが伝わってきます。
うちの息子はadhdの要素がげんちゃんより強いのだと思いますが、周囲に与える違和感がかなりあるようです。同級生と大きなトラブルは起きないのですが、やりたいことを辞められなくて自分勝手とうつっています。私もよくわかってなくてeスポーツ部は楽しくゲームをしてるところだと思っていたら、そうではなくて部員は大会に出るために真剣に練習をしているんです。そんな中、息子は自分がやりたいゲームだけをしていたり、負けそうになると自ら自爆するといった勝手な行動があったり、大会のエントリーを無視したり…ということで、退部勧告があったようです。周りを見れない、自己中そのものです。それ以外も高校から行動面で何度か連絡を受けては私が落ち込んでます。
ただ、もはや私の注意は息子に届かないので、こうして学校から指導されることはありがたいことだと思ってます。さすがに息子も学校からの指導には落ち込んでます。
ひとつひとつ教えていかないと、常識的なことも身につかないんだなと実感しています。 6
息子は繊細なほうなので、げんちゃんママさんがげんちゃんにかなり厳しく指導するのを、もし息子にやろうものなら、傷つき、暴れて手に負えなくなってしまっていたと思います。
ただここ数ヶ月、息子が何に対しても無気力な感じになり、かなり厳しいことも言うようになりましたが、それでも暴れず、何を言っても全く本人に伝わらない感じで、あぁ、もしかしたらげんちゃんママさんが感じられてるのと似ている感じなのかなと思いました。
たしかに大変ですね。
その後パーソナルコーチの方にもかなり厳しく指導され、本人はやっと目を覚ました感じです。
それから2週間、携帯ほぼ見ず、毎日少しでも成長できるよう自主練やチーム練、試合に本気で取り組んでます。
勉強はなかなかスイッチは入りませんが、サッカーにまた夢中になっているので、応援しようと思ってます。
またまた息子のエネルギーに引きずられ、いい先生探したり、連れて行ったり、動画を探してあげたりとサポートしまくっていて、毎日ヘトヘトです。
こんなにべったりな子育ても残り少なくなってしまったので、楽しんでいきたいと思います! 4
ゆうママさん
びっくりです。クラブの退部勧告なんてのがあるんですか~。
支援クラスとは、やはり違いますね~。
げんちゃんの高校ならまずありえなさそうです。
こちらの学校より、ずっと厳しいですね。
お母さんの圧がかかりにくくなった今、学校からの圧は、願ったりかなったりでしょうか。しかし、それも、向上させるための圧なら歓迎ですが、ただ排除するだけの圧なら、困りましたね。
げんちゃんが、くもんをやめさせられた時のことを思いだします。あの頃、げんちゃんは、そういうことがあっても、へともなかったです。今なら少しはこたえるかな~。少しは答えると思いますが、結局排除する圧だったので、子供より、こっちの方がショックを受けました。
ただ排除するのではなく、まずは、的確な指導をする、というのが大事ですよね。発達のお子さんの指導というのは、人としての器がないと無理です。生きる指針が、びしっと一本通ってないとだめです。それがある人は少なく、なかなか指導をまかせられません。とくにげんちゃんなどは、少々のことでは気持ちが動かないので、大変です。
お子さんのクラブの担任の指導力があることを祈りたいです。
お子さんが、好きなことで、排除されたことで、どんな思いがおこりますかね。持って生き方一つで、成長もするでしょうかね。ショックですが、なんとか、糧になるように、ママのバックアップがんばってください。
気持ちをたてなおしたら、親戚のおばちゃんくらいの突き放し方で、指導するのがいいのかもしれません。
それにしても、げんちゃんも同様、高校のステージになって、小学校のような精神指導が、ほんとに1から必要で、疲れます。
げんちゃんなどは、幼稚園児なみ、いや1歳時、その時代にやり忘れたことが、そのすべてのステージに散らばっています。
それを一つ一つ拾い集めて、人格を作る。あきらめずにやろうなんて、壮大な計画ですよね~。果てしない・・・(笑)
みかんママさん
そうですよね。げんちゃんとは、ぜんぜん違うタイプ。大変さもずいぶん違いますね。
でも、無気力とは、げんちゃんのスイッチは言ってないときみたいなのかな~。だったら、常に表面だけで動きますよね。何をどう感じないといけないのか。まるで、初めて地球に舞い降りた異星人みたいです。
お子さんのメンターの先生にちゃんと反応するのは、すごいですね。先生は、何をどう指導しているんでしょうかね。げんちゃんも、S先生のところから帰ってくると、少し上がってます。でも、翌朝、また抜いたり、へっちゃら。
動画といえば、今日は、私が仕事で出事があったので、その間、鑑賞するようにと、DVDを借りてきてました。「預言者」というライオンキングの監督が作ったアニメ。かなり深く、静かですが、心を深くえぐるような作品でした。げんちゃんには難しいだろうな、と思いましたが、先生は、3回は見て感想を書くように言いました。お子さんにもいいかも・・・
表面ではなく、心の深い部分を育てていくのは大変なことです。ほんとへとへと・・・成果が出ると、楽しめるのですが、長く低迷すると、ほんときつい・・・(笑)
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お返事ありがとうございます。
高校は思っていた以上に厳しいです。部活の指導は排除するためではないと思いたいです。退部勧告とはいえ、今のところ保留です。部活での目標を書いてくるように言われ、今日顧問の先生と話をするようです。顧問の先生は違和感を感じていると思いますが発達障害のことを伝えているわけではないので容赦ないです。中学までは息子だから仕方ないというところがあって、多めに見てもらったいたのは確かです。それらがない状態でどこまで通用するのか?高校で見ていきたいと思います。すでに暗礁に乗り上げてますが。ただ退部勧告を受け、息子のなりにこのままではダメだと言うことは理解しています。かといって行動に結びつくかどうかはわかりません。今の息子を見ていると将来的にうまく働くことができたとしてもクビになったり、突然辞めてしまうかもしれないなぁと、いろんなことを想像しています。
親としてもどかしさはあるものの、げんちゃんのようにルーティンでも安定して取り組めることは強みのように思います。 6
ゆうママさん
お返事遅くなりました。お子さんは発達のことは言ってないんですね。げんちゃんなんか、絶対無理ですよ。
普通のお子さん同様圧をかけられて、よい時もあるでしょうが、難しい時もありますよね。クラブのことは、ママが学校に話に行ったりするのですか?
高校生だからと言っても、精神的には、そこまで行ってないから、対応は小学生、いや幼児くらいのレベルの時もあります。げんちゃんは、ほんと幼児くらいの時が多いです。時間把握もいまだなかなかできないし、どれだけ置き忘れたものばかりなのか、呆れます。
普通ならこう感じているはずだ、と解釈するのも危険で、全く認知してないこともおおいようです。
なぜダメなのか、をこまかく説明しないと、反省してるふりだけのこともあります。同じショックな出来事も、捉え方のずれがあるかもしれませんね。
げんちゃんは、ばかの一つ覚えが大好き。応用しないので、そこをコツコツ指導です。ほんとに、うんざりです。働けたとしても、大チョンボばかりです。
、
手強いのですね、げんちゃん。げんちゃんママさんの苦悩は計り知れないです。
うちは繊細で過敏なため逆に「甘やかしているからだ!」と言われることが多かったです。
どちらにしても理解されないというのは本当に孤独で苦しいですね。
職場に発達のような感じの子がいますが、やはり周囲から浮きこぼれています。程度としてはごくごく軽度なのではと感じるのですが、これまで発達の子と関わりが無かったり育てたことがない人たちにとっては異質な存在のようで…「アスペルガーっぽい。そうならそうだと言って欲しい。診断があるなら理解もできる。配慮もできる。未診断ではこちらは何もできない。」など話しています。
息子のことを言われているようで悲しくなります。
診断がなくても、そのような特性が強いのならそれ相応の対応や配慮をしたり必要なサポートやフォローをしてお互い支え合いながら仕事をしたらいいのに、診断がないのに自分たちが気を使うことが労力が大きいと感じるようです。
周囲の人は診断があってこそ気持ちの落とし所がつくようです。当事者理解を深め、多様性を認める社会を作るのは難しいですね。
この子でこんなに受け入れがたいのなら、もっと特性の強い息子の居場所は将来どうなるんだろうと不安になります。
息子が社会に出た時、受け皿となってくれる理解ある方がいらしたらこんなに有り難いことはないので、私も俯瞰的な立場から自分のできるサポートを微力ながらしているところです。 2
夏みかんさん
甘やかしている、と言われることが多かったのですね。
げんちゃんを育てるまで、子供の社会性のないのは、親の責任みたいな感覚がありました。でも、今では、どうしようもない子供の性質があるんだな、ってわかるようになりました。
優秀なお子さんだけ持っていらっしゃる親にはわからない気づきですよ。ほんと。
そして、げんちゃんにしても、ほんとに発達は厄介です。
発達障害の人は二つのタイプに分けられるように思います。
性質が、プラスの子と、どちらかと言うとマイナスの子。
プラスの子って、逃げたり、ずるかったりすることがあっても、基本的に、自分からプラスの思いを出せる子。やらないといけない、とか、向上したい、とか、基本的に、上に向かう方が、自分がきもちがいい。
それに対して、自分は正しいくらいの感覚で、低きに流されても、別に~というか、マイナスにすぐに向かう子。
プラスの子は、時に、できることと、内面のギャップに苦しむことっも多く、自爆してしまったりするものの、できない自分を少しは顧みることができます。
でも、げんちゃんをはじめ、マイナスの子は、できないことがあっても、別に~・・・って感じで、逃げることを最優先します。
そして、マイナスの子は、なんか、自分はできる、なんて、妄想さえ持っている。
社会に出れば、まず、自分の考えも、上手に伝えられないようなげんちゃんは、単純作業しかできないと思います。
慣れていない時は、少しくらいは緊張感があって、がんばれるかもしれませんが、慣れれば、また横着を出して、適当にやるでしょう。
周りのサポートを受けるためにも、謙虚さ、熱心さ、学んでもらわないといけません。
何も考えず、物事のつながりも、まったく意識しようとしないげんちゃんは、このままではほんとに、やばいですよ~。
うちの職場でも、発達障害ではないけど、ちょっと似たずれをもつ人に対して、手厳しかったです。職場というところは、なかなか手厚くサポートしてくれる人はいないですよね~。 1
Kママさん
お嬢さんは、看護学校ですか~。いろんな選択肢からそれを選んで、ちゃんと形にしていっているので、すごいです。
まあ、そもそも、賢いお子さんだったので、ポイントは押さえているんだと思います。
目標を定めて、それに対して努力できるというのは、ほんとにすごいです。っていうか、普通の子は当たり前なんですが。でもADHDの特徴をかかえて、社会とすり合わせながら生きていくのは、本人も疲れるでしょうね~。看護現場というのは、責任が重い仕事です。
就職すれば、否が応でも訓練させられます。その時、上手に折り合いをつけられたら、成功です。がんばってほしいですね~。
自分で発達ブログを読んで研究というのもすごい。
そして、塾講師をして、子供の意識のスイッチが入っているかないか、すぐにわかる、と言うのもすごい。
うちのげんちゃんを教えてもらったらどうなるのだろう・・・
でも、無理すると、体に出る、と言うのは、なんとなくわかります。気持ちを入れてとらえることは、とてもきついことなんでしょうね。
マッサージとかよりも、思考のしかたや、とらえかた、とかがだいじなんでしょうね~。マッサージなどは、対処療法なんだろうな~。
げんちゃんは、最近ユーチューブでヨガを見て、時々やっています。たぶん、体が楽になるんでしょうね~。きついとき、体が、交感神経優位になっているんでしょうね。
まず深呼吸、それから、アロマの香りとかも、いいですね~。なんせ、よいにおいは、免疫物質をたくさん出すようになるそうです。
体の硬さは、思考の硬さでもある・・・いつもS先生は言います。確かにそんなところありそうですね。
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