ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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できないことを決めつけてしまうと、伸びるものも伸びない。

 先日、近くの発達ママたちとお会いすることがありました。

その中に、お孫さんを、お母さんのかわりに育てているおばあちゃまがいました。

お嫁さんが、発達障害のお子さんを生んで、息子さんと離婚されたのです。
発達障害の小さな男の子を連れて、息子さんが帰ってこられて、それからは、彼女が母親がわりです。

彼女とは、げんちゃんが幼稚園の時からのおつきあいになります。

彼女と知り合ったのは、発達障害のお子さんを持つ母親の勉強会でした。

発達障害をどうやって改善させるか、ということがテーマの勉強会でした。

知的障害だって、改善していく可能性に満ちている、という考え方の勉強会だったので、おばあちゃんという立場で、参加されているなんて、すごく前向きな方だな、と感心しました。実際すごく素敵な方でした。(おばあちゃんと言っても、まだまだ若いかたですが・・・)

お孫さんは、げんちゃんと同じで、中学生の男の子です。知的の支援クラスに所属しているようで、そこでは簡単な国語算数、といった基本的な勉強しかさせられていないようなことを言っていました。

「宿題も、すごく簡単なものを出されるだけなんです。勉強もどんどん遅れていくのが気になります。」

昔、その男の子に勉強を教えたことがあります。(小学校1~2年くらいだったかな)多動気味で、部屋にあるルンバが気になって、なかなか、勉強どころではありません。
その様子を見た私は、彼はきっと、このくらいしかできないだろうな~、と、先入観が芽生えました。
しかし、離席してうろうろしたにもかかわらず、私が出した国語の質問に、すらすら答えたのです。びっくりしました。そのころのげんちゃんには、絶対できない芸当だったのです。

しかし、今回おばあちゃまが言うには、中学になって学校任せにしている間、普通クラスの生徒からすっかり水をあけられている風でした。

話していると、おばあちゃまの様子から、
「○○は、できないから・・・」
ときめつけて、できることだけさせてしまっているような感じを受けました。

実は、彼は、私のすすめもあって、げんちゃんといっしょに、週一体操を習っています。幼さが残る彼は、いつも家族がつきそっていました。2時間近くの体操教室に毎週付き合うのは大変です。
「○○君には、交通機関を使って、一人で来させた方がいいよ。」

と、ある時から、私は、おばあちゃまにプッシュしました。彼女は、最初は無理だろう、と拒んでいましたが、ある時、思い切ってチャレンジさせてみたのです。
するとどうでしょう。彼女の心配をよそに、彼は、あっというまに、できるようになりました。

「一見できそうもないように、確かに見えたかもしれないけれど、普通の中学生なら、そういうことは当たり前のことだから、そこを基準に常に考える必要があるよ。私は、やらせればできると思うよ。」

と言いました。もちろん、最初は、後ろからつけて行ったり、したでしょうが。

結局、おばあちゃまが持っていた物差しは、障害があるから、この子はできない。・・・という、特別な物差しだったのではないでしょうか。

その子ができるできない関係なく、とにかく、普通のものさしだけはしっかり持つ。そこから、どれだけ離れているのか、いつもジャッジする。
 そして、いつも、年齢の普通を、ある程度目標にしながら、少しずつ少しずつ、水をあけられすぎないように、常にチャレンジしていく気持ちが必要なんじゃないか。
 私は、そのようなことを話しました。

彼が何かにつけ、できない、と決めつけてしまえば、彼の可能性はなくなります。ものさし自体が、人が決めつけた、特殊な小さな物差し一つでは、正しく見ることはできないと思うのです。

実際体操教室の行帰りも、結局、彼は、させられていないのでできていない、というだけだったわけで、他のこともかなり同様のことが起こっていると思われます。

もし、ただ、できないことをサポートするだけだったら、彼の将来に待ち受けるのは、何も自分ではできない人生です。

今、甘やかすことが愛ではなく、その子の将来に対して、しっかり向き合い、今の時を、チャレンジさせてすごさせることが本当の愛ではないか、と思います。

とはいえ、おばあちゃんの立場というのは、そもそも、甘やかし可愛がるのが仕事のようなものかもしれません。心鬼にしてやるような所が多い、発達育児は、なかなか大変なものでしょう。

でも、別れるとき、

「今日はほんとによかった、げんママに言ってもらって・・・。また、明日から、気をとりなおしてがんばらんと~。」

と顔をきりっとさせておられました。ほんとすごい方です。


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  1. nikon_leica より:

    おばあさま、げんちゃんママさんの真摯な言葉を受け止められてチャレンジされた事、とても大きな一歩で大変なご決断だったと思います。
    そして、チャレンジが成功して、まだまだ可能性や喜びがあること、未来が広がることを感じられたのではないでしょうか。
    我が家は恥ずかしながら「何かあってからでは遅い…」と二の足を踏む日々ですので、この一歩が簡単ではないことが理解できます。
    記されている、「その子の将来に対して、しっかり向き合い、今の時を、チャレンジさせてすごさせることが本当の愛」という一文が胸に響きました。

  2. glow-gen より:

    Naoさん
    コメントありがとうございます。
    げんちゃんなどは、最初、ほんとに何一つできないような子で、もし、あの時、何もしなかったらと思うとちょっとこわくなります。

    今でもまだまだなんですが、やはり、スタートの時よりずっとできることが増えています。
    おばあちゃまのお孫さんは、がんばることがまだまだできないようです。そういう圧をかけてこなかったので、逃げることを覚えてしまっています。それはもったいないな~と思います。努力を続けないと、やがてできていたこたができなくなったりすることさえあります。
     げんちゃんより、最初がもっとできないことだらけだったり、体さえ寝たきりで動かないお子さんでも、やはり、チャレンジは続けるべきだと思うのです。可能性がゼロかどうか、誰にもわからないのですから、やってみる、ということが大事だと。

     でも、親としては、かわいそうになったり、やりすぎかも、と思ったり、自分と向き合うようなことがおおいかもしれませんね。
     
    でも、この子たちは、チャレンジする力をもらってきて生まれていると確信します。もらえなかった部分があるぶん、普通の人がもらえないものをもらってきてると思いますよ~。彼らは、そんなにやわではないと思っています。 1

  3. robo_223 より:

    おっしゃる通り私も出来ないと決めつけてしまわず、チャレンジのチャンスは与え続ける方がいいと思います。

    しかも、それは、げんちゃんママさんがされているように、成長段階に合ったチャレンジである必要があると思います。子供の現状を客観的に把握し、低すぎでもなく高すぎでもないレベルのチャレンジです。

    例えば、電車で1人旅をさせる場合も、ママさんは的確にげんちゃんが越えられるハードルを設定してチャレンジさせていらっしゃいます。いきなりアメリカで待ち合わせしているわけではないのです。

    それが、中にはアメリカで待ち合わせるに等しいチャレンジをさせて失敗体験を積ませ、かえって成長にブレーキをかけているケースもあります。

    逆にお孫さんに低いハードルしか与えず成長にブレーキをかけてしまっていた場合もあると思います。愛情ゆえのことと思いますが。

    げんちゃんは適切なハードルの設定により一歩一歩、階段をのぼり続けていますね。

  4. glow-gen より:

    ロボママさn
    発達育児をする中で、たくさんの発達ママに会います。
    支援クラスのママで多かったのは、学校任せにしている方でした。ブログのおばあちゃまも、なんとかしないといけない、とか言いつつ、学校のシステムとか、世の常識とかに合わせないといけない、という思いが、本質的なものをぼかしてしまっているようでした。その結果、なんとなくお任せになってしまっているように思いました。

     できもしないことを学校に要求したりするのは、違うと思いますが、学校ができることは利用するけれど、あとは、自分が責任を負って、チャレンジさせていくという姿勢がとれるといいのでは、と思います。
     今げんちゃんが所属している情緒のクラスは、なかなかレベルが高いようで、がんばろう、というムードがけっこうたちこめているらしいです。
    その子たちのレベルが高いのもあるけれど、親御さんが、けっこうがんばらせているのかもしれません。
    なんせ、一人は、エリーゼのためにを弾けると言っていましたから。
     パーフェクトなことができなくても、とにかくできる努力は続けていきたいと思います。
     げんちゃんは、いつも下方修正の連続で、今回の電車のミッションも、もっとできると思っていたので、びっくりでしたが、それさえも、意識のオンオフで、まったく結果が違ったりして・・・発達障害はほんとに厄介だな~と思います。

  5. glow-gen より:

    Sさん
    それは大変です。発達障害のお子さんは、意識障害が原因で、知能指数も伸びない状態に陥っていることが多いです。
    テストを受けた時、最悪の状態で、支援学校をすすめられたとのこと、悩ましいですよね。
    お子さんのレベルが見てないからわかりませんが、
    もし、支援クラスにさせたい、この子はそれなりの力がある、というジャッジをされているんだったら、支援クラスに行かせたてもいいと思います。
    しかし、それは、あくまでも、ママが全面的にバックアップする、と言う覚悟で臨んだ方がいいです。
     先生の指示にまったく従えなくて、学校から支援学校に変わった方が、という圧がかかることもあると思います。
    が、それなら、休ませてホームスクールして、指示に従えるとこまでもっていった方がいいとか、学校をあてにしないで、自分がカリキュラムを組んで、あくまでも、学校には迷惑をかけすぎない状態に作り上げる覚悟をしたらいいと思います。
     ただ、ほんとに支援学級だと、ほったらかしになってしまうレベルのお子さんもいました。どちらか迷うときは、支援クラスに入れて、ママががんがん引っ張っていく。
    もし、それでも無理だ、とか、子供さんのためになってない、と感じた時は、支援学校に代わることも可能だと思います。

    げんちゃんはl、普通クラスしかなかったので、1年は普通クラスにいましたが、そのおかげで、げんちゃんが、普通クラスでは無理だ、とはっきりわかりましたので、いさぎよく、支援クラスができた時に移籍しました。
     

  6. とんまま より:

    こんにちは。

    学校任せの方は確かに多いですね。
    いろいろ言う私は、担任に変な親?と思われているかもしれません(笑)

    普通の物差しでというのは、げんままさんが以前から仰っていましたものね。
    そのおかげで、私は学校にはそう伝えてあります。
    が、実際そうしているのかは不明です…
    出来ないかもとやらないでいるより、やった方がいいですものね。
    世界が広がると思います。

    こちらは年齢相当の事項との差が開いてきつつありますね。
    分野にもよりますが。
    うちの場合はやはり一人で目的地へ出かけるといった事はこなせますが、事柄を誰かに説明するといった事は全くできませんね。

    おとといの話ですが…
    給食袋を登校中に落としました。
    翌日(昨日ですね)、道の横に置いてあるのに気が付いたようです。
    しかし、拾わない(←意味不明ですよね。普通自分の物なら拾うでしょう!!)
    下校後、私に給食袋はどうしたと聞かれ、工事の所で落としたとか何とか。
    しどろもどろ、時系列もよく分かりません。
    何を言っているのか不明…
    工事って何??工事現場??
    結局、工事とは自動車整備工場のことでした。
    そこの脇に置かれていました。ひもが切れてしまって落ちたようです。

    こういうことをしっかりと説明できないと、暮らしてはいけませんよね。
    自分の気持ちを伝えることも出来ないでしょう。
    それは本人にも大きなマイナスです。

    こういう事の練習を始めてはみましたが、キツイのでしょう。嫌がりますね。
    めげずに続けます…

  7. glow-gen より:

    Mさん
    こめんとありがとうございます。安曇野セミナー、やってからずいぶん月日がたちましたね~。お世話になりました。
    あの頃は、私は、まだ発達障害が、意識の問題でおこってくる、と言うことに気づけずに、算数をどう教えたら理解できるかほんとに悩んでいました。安曇野式は、結果的に、彼らの意識も動かしやすいので、良いやりかたです。けっこう、部分的に取り入れてやって今にいたります。
     小学校の支援クラスを離れて、民間のフリースクールも活用なさったとのこと、すごいですね~。しかも、戦略が功を奏して、普通クラスに移籍なんて、なかなか誰でもできることではないと思います。
    ママの思いと行動があったからの快挙ですね。
    この子たちは、できた~と思っても、また安心して意識を抜いてしまって、らく~にやろうとするところがあって、完了形になかなかなりません。
    常に意識を揺り動かしてやらないといけませんが、やがては、それを自らできるようにならないと、普通の社会でやっていくレベルにならないから、やっかいです。

    そのためには、今の自分ではだめなんだ、という厳しい立ち位置を、本人が自覚する必要があります。すでに捉える力があるお子さんであれば、本人の自覚を促す立ち位置を与えることによって、伸びていくんじゃないかと思います。
    げんちゃんの同年齢の頃は、まだまだ、自覚と、捉える能力・・・すべてだめだめでしたよ~。
    げんちゃんの年齢になるまでにずいぶんあるので、楽しみだと思います。

  8. glow-gen より:

    とんままさん
    お子さんの給食袋のエピソードよくわかります。
    げんちゃんも、そういうことを的確に伝えられるかあやしいものです。
    そもそも、説明できないのではなく、その時の状況を理解していない、というのが正確なところかもしれません。
    以前のブログで書いたのですが、70パーセントくらい理解していることはなんとか言える。でも、気持ちを使って状況を見ていないので、そもそも理解していない。
    さらに、説明できない、となるんだと理解しています。
    説明する力、捉える力、表裏一体の気がします。

    げんちゃんは、抜いていない日は、なんとか下手でも説明できます。言葉も良く出ます。しかし、抜いた日は、あきれます。パターンの言葉しか出さないです。
     ぼくがんばったよ。
    とか、
     ちゃんとやったよ。とか・・・

    でも気持ちを入れて学校に行ってる日は、
    「今日は、字をもっときれいに書いた方がよかった。こんなのは、がんばったとはいえない・・・」
    こんな感じです。出てくる言葉を聞いていたら、抜いているかそうでないか、なんとなくわかるようになってきました。

  9. みかんママ より:

    どこまでやらせるかが難しいですよね。
    特に私は心配症だし、無理しなくてもいいと思ってしまうし、発達障害なんだからできなくてもしょうがないって思うくせがあり、息子自体も暴れて嫌がるので、なかなか私ではやらせるのが難しいなと感じてます。

    なので、息子にはやはり普通級&クラブチームがよかったのかなと思います。
    初めての公式戦、その前日にクラブに忘れ物をしてしまい、ベンチにすら入れてくれませんでした。
    それからは、帰る時、必ず全ての荷物を確認してから帰るようになったようです。
    今でも家から持っていくサッカーの用意は心配でつい私がやってしまいます。
    交通機関を使って1人で行かせるのも私が心配すぎて無理です。
    ダメですよねー
    もう中学生だし、自立させていかなければとは思うのですが。

    最近の息子、ひらがな50音を書くのにハマってます。
    ノートの評価を気にしてて、綺麗な字を書けるようになりたいみたいです。
    小さい頃から書くの大嫌いで、普段、ちょっと何かを書かせるだけで、激しい抵抗をするのに。
    昔使ってた私のボールペン字のテキストをこっそり置いたところ、黙々とひらがな、練習してます。
    相変わらず不思議な息子です。

  10. ここあ より:

    知的の娘が小学校に入学して点繋ぎやビーズ通し、畑仕事や塗り絵。毎日そんなことばかりでした。なので最初から私が主導で学習をしてきました。娘は癇癪やあばれたりはしません。でも泣いたり、嫌がったりはしました。私も怒鳴ったり、一緒に泣いたりの日々でした。私が小学校で支援員を始めたのは学校の現実を知りたかったからです。先生は支援学級の担任だからといって専門の方がなる訳ではありません。中には資格を持ってる方や、前に支援学級を経験した方もいますが。でも保護者は支援学級に任せておけば安心だと思っています。子供たちは好きな事はしても嫌な事から逃げる子が多いです。先生方も手探りで、分からない事を質問したり、指導してくれる機関もなく、たまに心理士が学校訪問にきますが、子供の発達の数字や一般論の指導を語って帰ります。今の支援教育は医者が無理をさせるなと親に言い、教育委員会に言われるまま支援学級や支援学校にいれ、就労施設に行かせるという子供達は生まれて数年でその未来を決められてしまいます。先生方も人手不足や、上からの教育の改革で日々大変で、普通学級の子供たちでも向き合う時間が無い状況です。誰よりも子供と一緒にいるのは親です。真剣に考えるのも、怒る事ができるのも親です。小、中学校の勉強くらい親が教えられます。なのに平仮名すら教えず、足し算引き算も学校まかせ。知的の子は何度も繰り返したり、その子にあった教え方をみつけ出せるのは家庭でしかできません。確かに情緒の子供さんは難しいところもあると思いますが、他人である先生たちは教えて暴れたり、癇癪をおこすと面倒だともっと思いますし、家庭がしないならいいかと思います。私も毎年年度末には校長に話に行き、年度始めには担任に我が家の考えを話してきました。面倒な親と思われていたかもしれませんが、今支援員として先生方をみていると、やはり必死に頑張ろうとしている保護者に対しては先生方も対応しようとされています。保護者の方向性が分からなかったり無い場合は先生方もどこまでさせたらいいのか分からないのです。げんちゃんままの言われている事と私の思いも同じです。可能性のある子供さん達が沢山います。本当に勿体ないと思います。

  11. glow-gen より:

    みかんママさん
    >無理しなくてもいいと思ってしまうし、発達障害なんだからできなくてもしょうがないって思うくせがあり、

    なるほど~。でも、そう考えるというか、そういうベースで接するお母さんは多いですよね。
    おばあちゃまも、似た感覚でしたよ。

    それは、知らず知らずの、社会のすりこみなのかもしれませんよね。実際、げんちゃんの親になるまで、知的障害の方への見方は、自分も同じでしたものね~

    お子さんは、そこに価値を見出すと、ママの心配をよそに、自分で進化するタイプですね。げんちゃんだったら、絶対に無理ですが・・・つまり、目的を捉えられる、ってことなんじゃないかと思います。
    それは大きいです。

    あるとき、目的をしっかりとらえると、ぐっと伸びる。そんな感じなのかな~。

    でもやはり、押したり引いたり、うまくママの声掛けで、さらに上昇しそうです。
    レベルは違っても、やはり、意識の問題が介在しますから、彼の心をうまく動かして、上がっていってほしいですね。

    サッカーの試合に出れなかったこと・・・彼には、うまい演出だったわけですね。ひらがなの練習もすごいです。彼がなぜそこにはまっているのか、彼の口からどういう理由が出てくるのでしょう。聞いてみたいものです。

    げんちゃんも自分の世界観があって、そこによく入ってしまっていますが、お子さんの世界は、なかなかすごい。げんちゃんには、入ってしまったら、すぐさま出させるように声掛けしないといけないのですが、彼は、そうではないのかもです。
    どのような声掛けが有効なんでしょう・・・想像してしまいました。後押しでしょうか、少し圧でしょうか・・・

    ひらがなもいいけど、ひらがなだけ書けても、○○にならないよ。○○もやってごらん・・・
    ちょっとわからないのですが、なんか、こんな感じで、つながりをつけて、他のことに広げていくのでしょうか・・・

     私にはよくわかりません・・・でも、きっと、もっと伸ばすことばがあるんでしょうね~・・・そういう言葉をどんどんかけたいですね。

  12. glow-gen より:

    ここあさん
    >保護者は支援学級に任せておけば安心だと思っています。

    深く、支援クラスのママたちと話すことがないので、よくわからないのですが、そう思っている人もたくさんいるんですね。

    確かに、
    「勉強は、支援の先生におまかせして~・・・」
    と言って、家ではほとんどやってないクラスメートのお母さんがいました。
    彼女は、迷わず、中学は支援学校に進ませました。げんちゃんと似たような能力のお子さんだったのに。
    お母さんの考え方に、子供たちは左右されますね。子供は選択できないということで、もったいないですね。

    小学校の時に、よくかかわっていた支援クラスのお子さんたちは、普通のお子さんから、どんどん差が開いています。

    目がぼんやり死んでいるようになっている子もいて、びっくりしました。
    支援クラスのお母さんたちで、子供の改善を自らめざしてがんばっているママは、とても少数派でした。
    ここで、交流させていただいている方は、全国区だから、たくさんいるように思いますが、地域レベルで考えたら、ほんとにレアのようです。そんな中で、一人がんばっていくのは、時々心折れるときがありますよね~。

     でも、頑張っているお母さんのお子さんには、先生方もトライしてくださる傾向がある、というのはうれしいですよね。

    確かに、いろいろな考え方がある中で、お母さんがのぞんでいないのに、その子に厳しくやるのは大変です。お母さん次第になるのはしかたないことかもしれません。

     うちの子は、自立が目標です。ふつうの基準で、だめなことはだめ、がんばるべきところは、しっかりがんばらせる。そういう教育をお願いします。

    と最初に言っておけば、先生もどこを目指すべきかわかるというものです。確かに、私も、いつも先生に、そのようにお願いしてきました。

     今の支援の先生も、今のげんちゃんのステージは、なかなか難しいようです。っていうか、今のげんちゃんはなかなかしたたかになってきて、そうそうしっかり指導できる人はいるもんじゃありません。

     

  13. glow-gen より:

    ここあさん
    それでも、なんとかチームを組んで、必死で指導していかねばなりません。やはり、おっしゃるように、親が中心に存在して、リードしていかないと、他人は目標さえ定められないんじゃないかな~と思います。

     親は、その子が、人として、正しく生きていけるように、指針となっていかねばならない。ぶれずに、いつも、きっちり道を示す必要があるのかもしれませんね。
     正しく生きていくとは・・・・発達の子は、その辺がつかみにくいので、いつもいつも自分を見つめていかないといけないのかもしれません。
    親もほんとに成長しますよね。

    子供を人任せにしていると、自分が成長しません。成長しない、ということは、落ちていくリスクもあるわけです。
    いっしょに成長していけたらいいですね~。

    それから最初から、伸びていかない、と決めるのは、ほんとに間違いです。人間とは、全員、可能性がある生き物だと思うのです。私も、げんちゃんが、もっと伸びると信じています。あきらめることなく、一日一日、人生の日は、向上することについやしたいです。

  14. glow-gen より:

    Mさん
    そうですか~。お嬢さんは、できないことを気に病む性質があるのですね。確かに、そういう性質があると、努力にも結び付きますね。
    でもそのうらはら、できないということで、逆に消耗してしまったりするかもしれませんね。中学になってすごく伸びた理由があらためてわかるようです。

    げんちゃんは、しかたないね~って言って、捨てちゃう人間なので、捨ててはいけない、ということをしつけて行くのが大変です。
     げんちゃんは、いつもいたって、平和・・・傍から見るとそう見えます。
    最近、よく泣くようになりました。泣いたりすることは、まったくできない子でした。私が怒って、たたいたりしてしまっても、なんかきょとんとしていることが多かったです。
    とにかく心が動かないことすさまじく、さめざめと叱られて泣くのを見ると、ほんとにやっと~ってかんじ。
    でもその泣きも、表面泣きと、ほんとに心から感じ入って泣く場合とあって、表面泣きのときは、ほんと中まで感情が動いていないので、真の反省にいきつかないようです。

    げんちゃんの闇はほんとに深かったんだな~と、そういうことを見て思います。
     この子たちの心を動かすのはほんとに大変。自分が興味ないことは、まったく動きにくいですからね。
    お子さんは、繊細さがどうかすると、大変なこともあるけれど、心が動かしやすいのでは?と思います。

     すべて、コインの裏表のように、プラスとマイナスが共存しますね。げんちゃんは、改善したら、メンタル強い、となるかもしれませんが、なかなか改善しにくいですよ~。
    英検準2級なんて、すごいな~。受かるといいですね。お子さんの自信につながるでしょうね。まだ、げんちゃんは、勉強まで行きつかない感じですよ~。(´;ω;`)
     

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