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げんママいちおし、オリラジの中田敦彦のユーチューブ大学は、最高!
げんちゃんに聞かせ始めました。彼は、伝えたい思いの奥に、ちゃんとした規範を持っている。プラスの思いを後押しするのに、すっごくいい~。
「お母さん知らないの、スティーブジョブズは、アイフォンの人だよ・・・」ぼそっとげんちゃん。彼の壁を突破して、心に入るかも。
ついに、期末です。2週間で9教科を準備しろ、なんて、そりゃ無理だ。はっはっは・・・。泣笑!
げんちゃん、実技科目の授業プリントがけっこう未記入で、勉強できないので、二日前に、先生に聞きに行かせました。聞いて来ても、時間切れだろうけどね。
1学期までは、支援の先生にお手紙書いて、教科の先生にコピーをもらったりしていたのに、今回は、自分でメモを書き、教科担任のもとに聞きに行かせることができました。
小さなメモを首に下げさせて、書き込むように習慣づけを初めて早半年、最近や~っと、多少は使えるようになってきました。メモは書くけど、開かない・・・・という段階ですが。書くことで、意識に入りやすくなります。
意識のオンとオフが、まだらに切り替わり、まだまだ安定性が少なすぎるげんちゃんですが、やはり、.理解力は、以前とは全く違います。
to+動詞の原形
なんてものを、彼に理解させることができるのだろうか・・・・2年の最初ごろ、テキストを見ながら真っ暗な気持ちになっていたのですが、それなりに理解したのか、調子のいい時には、並べ替えの英作問題をすらすらやったりしています。
何度も書きますが、発達障害とは、脳というハードの疾患ではなく、心、つまり意識の疾患です。すなわち、思春期、何かのきっかけで、意識がめざめて、学習に矛先がいけば、ぐんと、IQさえ上がっちゃう可能性があるということです。
普通の人でも、気持ちが入らねば勉強も身につきませんが、そのレベルが、常識を越えてるレンジにいるのです。パソコンはあれど、キーがない感じ。
つまり、げんちゃんのような発達障害は、意識の照準を自由にあやつれないので、能力の多くを眠らせたままになってしまう、ということなのだと思います。
小学校3年生の時の漢字の練習を思い出すと、私はほんとに納得できます。3年生といえば、漢字もそこそこ難しくなり、量も増えます。少しは、書字も可能になってきたので、一生懸命げんちゃんに漢字を覚えさせようとしました。
しかし、吐き気がするほど覚えません。夜なべをして、フラッシュカードを作って、(しかも見やすいように、茶色のゴシックで印刷したり)K先生とかわるがわる、フラッシュした上で、書かせて、読ませて・・・・それでも、まったくといっていいくらい、覚えません。悲鳴をあげました。今でもK先生と語り草になるほどです。
あの頃のげんちゃんは、目力(めぢから)もまったくなく、ただぼんやり存在しているような感じで、意志も感じず、動物みたいでした。学校では、しょっちゅう問題を起こしていたころでした。
動物を調教するように、げんちゃんの上から、漢字のシャワーをふりかけ、とにかく、ひとかけらでもひっかからないかしら、というようなやり方しかできませんでした。
思い出せば、目を血走らせてがんばってる私に、S先生は、
「先に意識をいじった方が早いですよ。心が大事です。」
と言っていたのですが、私は、
「心とか言ったって、できることできないと、話にならないでしょ! 心が大事なんて、わかっとるがな~。」
と意味をわかってなかったです。
あの頃から、S先生にかかわってもらっていたら、もちょっと展開が早かったのかもしれませんね。
まあ、でも、あらゆる手立てをしたからこそ、S先生の言うことがしっくりくるわけで、がむしゃらに、やれるだけやってみる、というのも大事なことだな~と、後悔はありません。
そのころと比べると、げんちゃんは、ほんとに頭がよくなっております。
抜けるとあほですが、それが、げんちゃんの真の能力ではないということがわかります。
(できないと決められて、チャンスを与えられていない障害児のなんて多いこと!)
今回は、テスト中、どこまで、意識が入っているか。ここを見たいと思います。
なんせ、テストを受ける、という意味さえわからないげんちゃんだったので、テスト体制に多少でも自分を作ることができれば、成長なのではないかな、と思います。
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「能力の多くを眠らせたまま」とは、よくぞ言ってくれました!正にその通りだと思います。
私もroboが小さい頃、ほとんど何も出来ずにいましたが、この子は働きかけ次第でもっと力を出せるに違いない!どこまで力を引き出せるか出来る限り頑張ってみよう!と思いました。
そのチャレンジのかいあってか、roboはずいぶん変わりました。まだまだの部分が多いですが、もし私が全力で取り組んでいなかったら、今頃どうなっていたことかと想像してゾッとすることがあります。
roboは私と相性が合っていたこともありますし、おそらく変化もしやすいタイプだったため、色々変化して出来るようになった状態を世間の目にさらすことになりました。そうなると、「やれば出来る子」という印象を周囲に与えることが出来ますから、様々な場面でチャンスを与えてもらえる子になりました。
しかし、まだ発展途上にあり、やれば出来るという印象を周囲に与えるに至ってないお子さんは、非常な不利益をこうむっているように思います。
それでも、げんちゃんの場合は、いい方だと思います。ママさんが奔走して、周囲の関わり方を「出来ない子→やれば出来る子」になるように操作されているからです。
しかし、大多数の子は過小評価されチャンスを逃す現状にあるように思います。しかも、手を掛けて上げれば引き出せる力があるのですが、その「手を掛ける」というやり方も意識に着目したやり方でないと上手くはいきませんから、なかなか良い指導者に出会うことは難しく、結局親がやるしかない!という現状になってしまっていると思います。
また、そのような意識に着目した関わり方をする民間施設などは、「スパルタ」「厳しい」などという印象を親御さんに与えてしまい、お子さんがその指導を受けるに至るケースは少なくなってしまっているような気がしています。
定期テストの勉強に全力で取り組むのは、私が無理になってきました。
英語や数学、新しい単元に入る度に暗い気持ちになりますよね。どちらも積み上げの科目なので、何度もなぞり直す必要がありますね。
先日公開授業があってみに行ってきたのですが、一般の子の中にも適切に意識をオンオフできてない子は結構いました。特に男子は多いですね。ちょっとしたことに意識を持っていかれてるようでした。意識のオンオフの切り替えは相当高度だと思います。長丁場を覚悟しましたよ。
中学にもなるとドロップアウトする子がはっきりしてきます。そんな子の中にはすっかり気力が失われてる子もいるようです。そんな中、諦めずにこつこつと続けていれば少しずつ身についていくのではないかと思いました。
目標は定期テストの点数ではないんですよね。とはいいつつも、息子が持って帰る点数にいつも打ちのめされてしまいます。ほんとこれは慣れません。
ロボママさん
障害児、とくに発達障害は、まだまだ本質を理解していない人が多いと思います。私が、すべて理解しているわけでもないのですが、げんちゃんに関しては、昔と今ではとらえかたがぜんぜんちがっています。
知的に低いげんちゃんは、そこをなおせば、すべて治ると思っていました。ロボママさんは、お子さんがげんちゃんよりできるので、早くから、知的な問題が本質ではない、と気づいておられたのでしょうね。
東大に行くような発達のお子さんは、問題が紙の上に、すべて書き出してあるような学習ならとらえられます。しかし、自分で、隠れているものをイメージしてとらえないといけない、人付き合いとか人の気持ちとかは、まったくスルーしてしまうということがありえます。
これも意識障害です。
最初からそういう風に見て、心の指導中心にかかわっていけば、ずれも多少は改善するのでしょうね~。でも、心を育てる、ということが、できるようで、案外難しいです。勉強を教える方がやさしいかもしれませんんね。
勉強ができない子は、とりあえず、ここは埋められる、とばかりにそこを指導されて終わりになりやすいですよね。
お書きになっているように、げんちゃんも、できないと決められてしまうときが何度もありました。この子のサポート計画を申し送りされると、まんぜんとそこはサポートで補い、訓練の機会をのがしてしまいそうになる。
5年生の終わりに、普通クラスにできるだけ入れてください、とお願いした時も、ほっていたら、ほとんど支援で過ごすような感じになっていたかもしれません。
人間である以上、努力するのはあたりまえで、できないことにチャレンジするのも普通のことなのに。障害児というだけで、親さえも、できない、というスタートにたって、ひたすら、寄り添う、とか、サポートする、とかいう視点になりやすいように思います。
障害を持って生まれた、ということは、すなわち、チャレンジする人生と言うことだと思います。母親しか大きな負荷はかけられません。他人は、そこまではしてくれませんからね~。
やはり、親がやるしかないですよね~。それを見て、まわりもだんだん手伝ってくれるようになる・・・そういう流れなんでしょうね。親子ともども修行ですか・・・笑
ゆうママさん
お疲れです~。ほんと、テストは、こっちのエネルギーがそがれますね。普通の子も確かについていけない子は相当いると思います。小学校と中学校の間に、もっと手厚くシフトしていける時期が用意されているといいのでしょうけど。戦略がたてられず、そのまま行っちゃうように思います。
自分を振り返れば、数学と漢字、英語は、テスト前にある程度しあがっていて、試験期間になったら、それ以外を中心にやっていたように思います。それも、塾がやってくれていた感じでした。
期間中に数学英語をやっている子は、ほんとにどろなわ式ですね~。げんちゃんは、2週間で英語をなんとかさらっただけ。理科の問題集を終わらせただけ。あとは、学校指定のプリントをやっただけ。これだけでも四苦八苦です。
今日は、なんと、朝、教材一式忘れて届けました。直前はこれを見てね、と送り出したのに、すべてリビングに置き忘れ。やれやれ。まだまだ勉強どころじゃないんでしょうね・・・
でも、コツコツ、ほんとこれですね~。王道ですよね。
あ~、30点あればよしなんですが・・・今回は何個切ってくるのかな~・・・
思春期に頭が良くなったとのげんママさんのブログを見てすぐ連想したのは「幻の最終回」の のび太くんのエピソードです(漫画の例で申し訳ありません)
ある日突然機能を停止したドラえもんを再起動させたくて、一生懸命勉強し、著名なロボット博士になり、ついには ドラえもんと再会を果たすと言うストーリーでした。
高校は、あの出木杉くんやしずかちゃんと同じ学校ですよ!(すごいですよね!!) 出木杉くんから「いやーのびくんには勝てないなあ)と言われてました。
当時はなーんにも考えず ただ「すごい!」と見ていましたが、今考えると「ドラえもんを直したい、また会いたい」という強い意識以外の何物でもないですよね。そういえば、のび太くんはADHDとか発達障害という説もありますね。作者の先見性に恐れ入るばかりです。
意識って、なかなか簡単に動かせるものではないですね。ワタシが不治の病で寝たきりにでもなれば のび太君のようにムスコも発奮するのでしょうか😅💦
冗談はさておき、少しづつでも 何とか心が動くようにと 働きかける毎日です。思春期、落ちずに踏ん張っていますよ。
げんママさんのブログのおかげです😃