> S先生は、いつもすごいことを言います。私はげんちゃんのこと以外にもよくいろんなことを質問します。
「脳は、仮置きの本箱みたいなものだよ。意識を働かせたときだけ、どこの本箱からどの本を取り出す、ということができるんだよ。げんちゃんは、意識を入れないから、取り出せないんだよね。本がないわけじゃない。」
こんな話をしているときに、天才の話になりました。私が中学のとき、学年に天才と思いたくなるような才女が2人いました。どうあがいても、彼女たちより良い成績をとることができないので、上を目指す友達は、3位を狙いました。1,2は不動の王座でかわれない・・・
そのうちの一人は、テニス部で、あまり勉強をしてる風でもないのに、軽く、2番。それに対して1番の子は、がり勉もするから1番。さらに、2番のその子は、なんか、性格はいたって普通、肩に力が入っていないようなありさまでした。
Sさんは、その話をすると、こんなことを言いました。
「IQ130以上の人は、脳に仮置きもせず、意識にいきなり入れちゃう人も多いです。そうすると、すごい天才能力ということになるよ。記憶は、最終的には、意識に入るんだよ。みんな脳だと思っているけど、あそこは、仮置き本棚。」
へ~。そうか~。意識を科学できているSさんしか言えないことだろうけど、私なんて、がんばって勉強していたけど、本棚に並べて、取り出せず撃沈してたんだろうね・・・
Sさんは、すごくおもしろいことを続けて発します。
「すらっと脳の本棚から取り出せる、とか、すすすっと意識に入れちゃう、とかいうのは、3つの影響を受けますよ」
1、こだわりがない。こうあらねばならない、とかいう小さな世界でとらえてしまう人は、吸収力がない
2、精神的な余裕がある
3、肉体的な余裕がある。
なるほどね~。自分の学生時代を考えたら、けっこうこだわりはない方だったけど、精神的にも、肉体的にも、確かに余裕がなかった。むしろ今の方が余裕があるくらいだよね~。私の成績がぱっとしなかったのもそういうことだったのね。なんて、妙に納得してしまいました。
IQの低いげんちゃんも、この天才談議に無関係ではありません。げんちゃんが、意識を一からしっかりものにできれば、いきなり、本棚スルーして、いきなり意識にインプットする世界だって夢じゃないかもしれませんよね。IQは、意識世界を知らない限界に満ちた判定基準なのかもです。意識、つまり心世界の方が大事なんでしょう。もし、げんちゃんが劇伸びしたら、楽しいよね~・・・
でも、そうやすやすとはいきません。意識を起こそうとすると、げんちゃんはすごく圧がかかるらしく、つらいからすぐに逃げてしまうのです。あ~あ!
さらに、圧は、自然世界からも来るそうで、気圧、気候でも、圧が増えることがあるそうな。
その圧をはねのける武器が一つあるらしいです。それは、謙虚な思考、感謝の気持ちなんだそうです。
う~ん。それが真実なら、そんなもの、ほんとに希薄すぎるげんちゃんの成功は、まだまだ遠い先だと言えますね。なんか、不思議なSさんの話は、不思議な真実味があっておもしろいです。
つまり、圧をはねのけるのは、プラスの気持ちから出るエネルギーってことなのかもしれませんね。
自分を創られた神を信じ、チャレンジが乗り越えられる、っていう強い思い、そういうものが必要だということなのかもしれませんね~。げんちゃんは、確かに、まだまだだな・・・・プラスどころか、ゼロにも来てない。笑
げんちゃんは、昔はぼ~っとしていただけだったけど、意識がちょいと出てきた今は、逃げるか立ち向かうか、の二者択一になっている模様です。立ち向かう・・・は、10パーセント程度。まあ、出てきただけでも御の字かもしれません。
この10パーセントは、2~3週間前にちょっと出ました。興奮して、突き抜けた~みたいなブログ書きましたっけ。
出たということはあるんだから、がんばってほしいです。天才もげんちゃんも、もしかしたら、紙一重・・・かも。
そういうことにしときましょう!
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げんちゃんママさんのおっしゃること、とてもよくわかります。
息子が単なるおバカには思えないのは、親バカのせいもあるかもしれないけど、きっと親の勘。げんちゃんもうちの息子もまだまだ持ってる能力を発揮できてないと思うんです。
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S先生のお話しは、本当にいつも興味深く、納得のいくものばかりです。ご紹介いただきありがとうございます。
考えてみれば、どんな分野でも、人が天才的な力を発揮するためには、1~3の条件が必要なのかなと思いました。そして、それを下支えするものは、謙虚な心と感謝の心だと本当に思います。
例えば、発達障害の子供を親が天才的な力で導く場合が、正にそうだと思います。
こうあらねばならないといった、固定概念にとらわれず、大きな視野でみること。焦らず余裕のある気持ち持つこと。無理をせず体力に余裕を持たせること。そして、周囲の方々や子供本人への感謝の気持ちと、発達の深遠な世界への畏敬の念を抱いていること。
これらのことがあれば、自ずと発達育児のクオリティが、どんどん上がる可能性がありますよね。
しかし、現実には、こうでなければと思ってしまったり、焦りを感じてしまったり、つい体力的に無理をしてしまったり、感謝の気持ちや謙虚な気持ちを忘れてしまったりするものですから、せっかくの努力が空回りしてしまうことがあるのかもしれません。
勉強だけでなく、何をするにも大事なことなのではないかと思い、また、人間の潜在能力の秘密を教えていただいたように思います。
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そう言えば、高校進学についてですが、最近は公立高校にも、ヤンキーのいない勉強の苦手な子の学校が出来ているんですよね。2がいくつかあっても、お掃除を頑張っているとか、先生のお手伝いを頑張っているとか、素行の良さが入試のポイントになる学校ですから、ヤンキーは必然的にいないことが多いということです。
中学時代にすっかり勉強が嫌になってしまった子は支援学校で技能面を鍛えたりするのもいいですが、ご本人に、まだ勉強をしたい!という気持ちがあるのなら、こういった学校も素敵ですよね。
高2になって数学Ⅰが始まるようなペースですから、中学時代、勉強に自信をなくしてしまった子も自信を取り戻し、勉強に前向きになったりすることもあるようです。
その後、改めて職業能力開発校のようなところに通ったり、専門学校に通ったりしてもいいのですものね。あわてて働くスキルを身につけて早く大人の世界に送り出さなくてもいいという考えもあると思います。
また、勉強以外に適正がある場合や、勉強の中の特定分野に特化している場合は、そこに重きを置いた高校生活を送るという選択肢もあると思います。フリースクールには、今そういうところも多くなって来ています。
本当に高校からは、多様な選択肢がありますから、学校選びも楽しいのではないでしょうか。 1
ゆうママさん
そうですよ~。神様はけっこう大どんでん返し、というのがとってもお好き。
取るに足らないものの中に、すごい宝を入れる・・・聖書にもそんなこと書いてあったしね。
人が高慢にならないように、ありえない低きものに、わざと宝をいれるんですよ。
お子さんも、げんちゃんも、何かしら秘密の扉があるはずです。私もそれを探したいです。
まあ、しんどいことですが・・・
ロボママさん
なるほど~。発達育児の極意でもあるんですね。
こだわりを捨てる・・・
確かにこだわりなんか持ってたら、できませんね~。なんせ、普通のレンジにおさまりきれないからね~。
精神的余裕に、肉体的余裕。確かに必要だ・・・
ということは、ママたちも、意識を研ぎ澄ませて、無駄なものを捨てる・・・ってことかもしれません。
げんちゃんより、自分が成長しているのかもしれませんね~。確かに
進路は、そうなんですね。あと1年はあるから、ぼちぼち情報集めしなくてはなりませんね。
中学はほんとに捨てがたい・・・・今のシステムは、げんちゃんにとってもあっているように思うので、卒業するのがおしいです。笑
3年になったらちょっと真面目に考えなくてはなりませんね。大切な3年間ですもの、形だけの世界では終わらせたくないです。しっかり中身をのばしてほしいです。