> 変わっていないようで、じわじわ日々進化しているげんちゃんのようです。ただひたすら、やりにくいな~と思っていたこの頃のげんちゃん。
6年のころは、意識が出てきて、自分の感情が優位になって、それが爆発しているものでした。少し、動物的で、理論的なおさえがなかなかきかない。
それが、最近、自分の行く方向性はある程度見えてきているけれど、なかなか自分自身をそこへもっていけないジレンマで葛藤しているように見えます。
つまり、これぞほんとの思春期・・・そんな感じ。
わかっているけれど、なかなか思うようにならない。
だから、周りからうるさく言われたくない。上から押さえつけられたくない。なんたって、方向性はわかっちゃいるんだから。そんな感じなんじゃないか、と私は見ています。ほんと、私への反抗が、実にクリアになってきています。
S先生も、前は、圧をゆるめないで、と言ってたのに、今は、
「勉強も何も、少しあきらめて、今は、圧をかけないで。圧をかけると、ここを抜けるのに時間がかかってしまうから。」
と言うようになっています。・・・。私にしてはめずらしく、圧をゆるめて、何でも遠回しに指導するように心がけています。(できているかは別として、)。
「これやりなさい!」 と言う代わりに、
「あれ、やってないけど、大丈夫?」
それでもやらなければ、
「お母さんは、とりあえず、言ったから、あとは知らないよ。」
まあ、こういう声かけは、思春期の子なら誰でも当てはまると思いますが、こっちとしては難儀なこっちゃ、というかんじ。
ピアノの練習に、お母さんはかかわるな。というような意思表示も出てきました。下で聞いてて、あ、間違ってやってる、と思っても、今は、そ~っとほったらかす。普通の子と違って、できないことはオンパレードなのに、遠巻きに見る、というのは、なかなかしんどい。
勉強も、まったくしないというのは遅れまくるので、まさに、テストで30点とれれば御の字・・・・その程度の基準で、やさしくよりそいながら、指導する・・・。やれやれ・・・
ただ、げんちゃんは、すべてのステージを一つづつクリアして来た子。だったら、このめんどくさい反抗期も、いっきにいってほしいな~・・・こっちの身がもたんな~・
試験が終わった後は、ほんとはっきりと、こんな感じのげんちゃんが出現しています。刻々と変化する天気みたいなげんちゃん。どんどん成長しているんだろうな~、と思います。
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