>げんちゃんの白地図の色鉛筆遣いは、かなり課題があります。手首から動かして、指先だけで操作できません。
ここあさんに、げんちゃんの定期試験の準備について聞かれたので、書いてみます。まずは、日常から・・・
3クラスで10人ほどの支援クラスの中で、普通クラスのカリキュラムと、同じ内容を学習しているのはげんちゃんだけだそうです。
げんちゃんは、なかなか健闘しているといえますが、それは、家で全力でサポートしている結果とも言えます。数学は、ちょっと無理無理です・・・いちいち、単元の中で、ステップバックしています。小学校の内容に落として説明しながら、えっちらおっちらです。
げんちゃんの1週間はこんな感じです。
月 火 木 放課後K先生のところか、私のもとで、2~3時間は学習しています。
英語、漢字、数学 を少しずつ取り組みます。そして、時間の余裕があるときは、社会と理科のどちらかやりたいのですが、せいぜい、どれか3教科ということで終わります。
大学ノートに 英語を少し、漢字を少し、数学の計算を少し。で、ほぼ、2ページ
これは、自主学習ノート2ページという宿題として提出します。
でも、数学の文章題なんかになると、消しゴム使って、1問しかやれてないのに、時間は40分、とかざらにあります。数学は、やはり鬼門です。普段は、計算をちょっとだけやる、と言う日が多いです。これじゃあ、追いつくわけないわな・・・とため息ですが、それが精いっぱい。
ほとんど、英語 漢字、数学で終わる日が多いです。
たまに、先に社会か理科をやると、英語、漢字、数学のうち、一つ二つしかできません。
社会の時は、今、地理をやっているので、白地図帳の1ページを埋めます。白地図帳は、中学になると、必ずやらされるみたいですが、なかなか手間です。世界地図の単元のところに書き込んで、地図に色付けしたり、けっこう時間を食います。(色塗りは、違った意味で、げんちゃんのトレーニングにいいな、と思っています。)
しかも、試験前になると、範囲のところを仕上げて提出しなければなりませんから、やり残していると、大変な目にあいます。それで、コツコツとその日のうちにやるようにしたいところです。
実際、作業スピードがまだまだ遅いげんちゃんは、試験前に、白地図が仕上がっているというわけにはいかないのですが、何ページかを残すだけ、という状態にはなっています。
たまたま社会に力を入れてしまった日は、地図帳をさせる前に、チャレンジタッチの講義の入った基礎問題だけ並行してやらせることもあります。(10分以内でできます。そういう作りになっているようです。)
国数英をさしおいて、なかなか理科社会を両方というわけにはいかず、一日にどちらか少しでもやれたらオッケーと言う感じです。
理科の時は、理科の学校のドリルをやります。
これも、その日やったところを優先してやります。なんせ、このドリルも、試験範囲発表とともに、提出義務が課せられます。コツコツ書き込んでいないと、一気にやるのは大変です。
とにかく、最近では、学校の授業のノートも、けっこうしっかりとってきているので、それを出して、そこで習っているところを、少しでもさせられればいいな、と言う感じ。
こんな感じで、試験前になると、ぱらぱらと地図帳や理科ドリルが仕上がっていて、提出までの残り時間に、仕上がっていないところを埋めて出させます。
やはり、その日にやったところを、その日に教えると、効率も良いので、どの教科も少しずつ取り組みたいところですが、げんちゃんの進ちょくスピードでは、ほんとに四苦八苦、やりたいことの半分がいいとこです。
それでも、1学期と比べると、数学の文章題以外は、全体的にスピードがアップしていると思います。
こんな風に、日常はずごしています。
水曜日は野球があるので、1時間取り組めればいいとこです。
そして、金曜日は絵画教室があるし、私の帰りも遅いので、げんちゃんのオフ日となります。
げんちゃんは、大好きな”らららクラッシック” とか、録画した昔のそういう番組を見てのんびりしているようです。
土曜日になると、朝 体操教室です。昼からは、ピアノ。 夕方は、ユリ先生に2時間くらい学習を習います。この時は、週末の宿題が中心です。
日曜は、夕方近くから、3~4時間取り組みますが、それまでは、げんちゃんは好き勝手にしています。
日曜にもっとやりたいのですが、ついのんびりしています。・泣
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げんちゃんの1週間は、とても充実していますね。学習の時間も、しっかり取れていますし、オフの日や少しゆっくり出来る日曜日もあって、バランスがいい気がします。
roboは水曜日と金曜日が、習い事でオフ日だったはずが、最近は選抜クラスの英語の宿題があって、オフ日がないことが多くなってしまいました。
知り合いの知能指数50台の中2のお子さんは、一般級ではありませんが、やはり、試験は学齢通りのものをすべて受けています。
言葉の学習や作業訓練も含めて毎日5時間近く勉強していています。げんちゃんとは逆で知覚推理能力の方が高いので、数学でなかなか健闘しています。
5時間という学習時間は長いようですが、まだ、自由時間に自分で意味のある活動が出来ないので、それなら、作業なり勉強なり、親が付き合って意味のある活動をさせた方が、このお子さんには良いと思っています。
しかし、もうママさんは、クタクタです。私も毎回、会うたびに、そりゃあ、やれるなら、やって上げた方がいいけれど、ママの無理のない範囲でいいんじゃないの?と言うのですが、真面目な方で、どれくらい手を抜けばいいのかわからなくて、頑張ってしまうようです。
ご自分で勉強を見ていらっしゃるママの中では、このママが1番大変かな、と思っています。でも、頑張っているだけのことは、あると思います。お子さんも勉強に向いているタイプだと思います。
しかし、げんちゃんは、よく嫌がらずにこのスケジュールをこなしていますね。なかなか出来ることではないと思います。
ロボママさん
スケジュールは、ぎちぎちです。私の妹などは、発達障害の意味もわからず、教育論を上からふっかけてきますよ。
おねえちゃんは、げんちゃんをつぶすよ・・・とか、偉そうに。昨日もそんなラインが来て疲れました。遠くにいるのでほんとによかったよかった・・・というかんじ。こういう人種が近くにいると、大変だろうな~、そういう大変な思いをしているがんばってるママも、たくさんいるんじゃないかな、と昨日は気の毒になりました。
でもね~。そうなんですよ。ほったらかして、自分で向上できるか、というとやはりできなくて、無意味な、自分の世界感の中にいるだけなので、しっかり目的のあることをさせた方が伸びると思います。
自分の人生を切り開くためのチャレンジですから、げんちゃんは、反抗するときもあるけれど、自分自身が、ある程度わかっているところもあるようです。
すべてをお母さんがやられている方も多いですよね。ほんとに頭が下がります。私も、仕事とげんちゃんのこと以外は、ほんとに穴だらけで困ります。忙殺されます。
今は、やはり、時間もぎちぎちで、ホームスクールを復活させるか迷っています。学校で前よりましになったとはいえ、普通の子と同じペースは、やはりきついです。
タイムリーな話をありがとうございます。
ちょうどとんちゃんの1週間の学習について、考え直していたところでした。
(東大生がやっていた勉強方法の本を読んでいました。彼らはきっと合理的な勉強方法をしているに違いない!って思ったのです。勿論、頭のスペックが違いますので同じようには出来ませんが、参考までに)
写真のような教材、とんちゃんの学校(というより市内全域)で理科と社会で導入されています。
1からノートを取るという事がないようです。
そこに書き込んでいくらしい。
聞いた話によると、5年生ぐらいから?国語もこのような教材でやるとのこと。
支援級のとんちゃんにも配布され、一応、使っています。
とんちゃんは、まだまだ自由時間を与えてはダメですので、かなり予定はぎゅうぎゅうです。
私も老体に鞭打っています(笑)
同様に仕事ととんちゃん以外は何も出来ません…
たまに旦那に切れられますが…
他の皆さんも頑張っておられますものね。
カミングアウトって…
私はてっきり他の保護者の方に「うちの子発達障害なんです」という事の話だと思っていました(汗)
本人に伝えるという事ですね。
私もそんな事はとんちゃんが2歳のときからやっています(自閉症診断を受けたときから)
笑ってしまうぐらい、全く気にした事がなかったですね。
ご多分にもれず、とんちゃんは電車好きです。
ですので、電車の動く仕組み、機械のこと、速さなど広がっていったらなぁと思っており、そういう事が総合的に書いてある本(大人向け 写真多い)を見せたりしました。
また、この新幹線はこの地方を走っているなど、地理的な事に結びつかないかなとか。
けれど、彼はよく乗る地下鉄の駅名記憶、新幹線を含む列車の種類(○○線)の範囲から抜け出していません。
らせん階段を上がってこないのです。
平行に広がるばかりです。(知っている駅名や路線が増えるだけ)
ホント、がっかりですよ。
あと、偶然キュボロ(将棋の藤井7段が良く遊んだといわれているおもちゃ)を持っているのですが、立体的思考がかなり必要なのですが、彼の作る作品は平面が多いです。
そして、ごくたまに意識が入ると立体的な作品を作ります。
数ヶ月に1回ぐらいです。
悲しいですね。
とんままさん
そうなんですね~。ノートをとらず、埋めていくような感じなんですね。まあ、げんちゃんは、絶対、普通クラスでそういうことをできてなかったと思います。笑
支援クラスの中でさせられたら別ですけどね。ほんと、どんな教材でも、意識が入ってなかったげんちゃんの小学校時代は、ねこに小判ですよね。
カミングアウトは、子どもにも、周りの人にもどちらにも使うと思いますよ。
けっこう、子どもに伝えていないと言う人は多いようです。でも別に悪いことではないし、自分の特性なので、早く現実をつかんで、それを克服するようにがんばる方が賢いように思います。2歳から伝えているんですね・・・・早くわかったんですね。
電車好きなんですね。げんちゃんも、トーマスにはまって、その後トミカにはまったけど、同じ行為しかしなかったです。とほほ。
なぜ広がらないのでしょうね。ほんとに不思議です。S先生は意識障害で説明されますけど・・・
自分というものが、自分で把握できていない。自分が、何に興味があって、なぜ興味がわくのか、なぜ、そうしたいのか? そういうことはつかめないのでしょうね。だから、漠然と、ぼ~っとなんとなく、そこだけに自分の世界観を作ってしまう・・・そんな感じなのでしょうかね。
まだまだ、広がって行きにくいです。残念なことに・・・そこが広がっていく子は、ぜんぜんステージが違う子だと感じます。
学習の時間配分、難しいです。げんちゃんは信頼できる先生も身近にいらっしゃるので心強いですね。
息子のモチベーションもですが、私のメンタルが落ちているときや体調が悪い時などはなんにもできないです。やはりチームでみていると、そんな時でもゼロにはならないので心強いですね。
平日は宿題やるだけで精一杯という日も多いです。週3日は部活がありますし…
部活はずっとゲームしてるのかと思ったら、顧問の先生がちゃんと目標を与えくれていたようで、植物のデータベースを作ってたみたいです。今度校外の理科研究発表会で発表するらしいです。原稿はほとんど作ってもらってるようだけど。
学校の学習には結びつかないのだけど、早く帰ってきたからと言って、勉強するわけではないですし。
でも、もともと悪かった成績がこの中間テストでさらに悪くなったので、ほんとどうしたものかと困っています。
英語もそろそろ三単現のsとかが出てきて、躓きそうな気配が漂ってます。英語は好きで、本人も得意だと思っているので、躓かせたくはないのですが。
ゆうママさん
そうか~、クラブもされてましたよね。まあ、げんちゃんも、野球とお絵かき教室で二日は、クラブと同じような時間配分ですから、似たようなものかもです。
クラブの内容も、本人にちゃんと働きかけるようなことがされてあってよかったですね。ほんと、外側じゃなくて、内容が大切です。良い、クラブとか教室でも、本人の意識が動くようなことがされているかどうか、そこが大事ですからね~。
思春期は、親への甘えもひどくなって、こっちに対する思いやりは、ことごとく減ったりします。そんな中で、母親だけが担うのは、ほんとに大変です。お近くだったら、色々助け合って、よそのおばちゃんとしてかかわっていけるんですけどね~。そういう役回り、発達ママたち同士でやるといいな、と感じます。
成績悪かったんですね。お子さんが、そのことをどう感じているのか、どうなのでしょう。何も感じなくてスルーしているのなら、そのあたり、だれかにいじってもらいたいところですね。少しでも感じていたら、そこに働き賭けられます。
3人称単数、とか、1学期から、話してきました。くもんの英語とかやる中で。でも、ぜんぜん入らなかったです。
でも、少し、1学期より、レスポンスがよくなってます。でも、すらすら問題解ける、となると、まだまだ、わかってるんだかどうか・・・という感じです。
でも、英語やってなかったら、と思うと恐ろしいです。たぶん、英語も2~3割とれたらいい方だったんじゃないかな~と思います。なんとなく耳慣れしているものを、中学になって、きちんと入れ直す感じなのでしょうね。普通の子の何倍か、それでもかかっているんじゃないかな。