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げんちゃんに勉強を教えていると、ほんとに疲弊することが多いです。せいぜい、夏休み帳くらいですが、それさえも、・・・
数学をやろうとしたとたん、とんでもないことをやってくるので、
「いやいや、そうじゃなくて・・・」
としゃべり始めるやいなや。
「あ~はいはい。わかったわかった!」
と私をせき止めて、今度は、さらにでたらめをはじめました。私に介入させないようにするのか、自分が上の立場でことを進めようと、マウンティングのようなことをしているのか、まあ、どちらとも正解でしょう。
あほらしくて、そのまま放置すれば、でたらめをやって、適当にノートを埋めて、よしとします。まあ、こういう態度、くもんでも炸裂したんでしょ。たぶん。
私は、ほんと疲れます。しばらく、こてんぱんにしてみますが、へともないようです。
パパがめずらしくやってきて、げんちゃんに言います。
「おまえなあ、いいかげんにしろよ。人に教えてもらわないとやってけないんだろ!」
端で公平に見てても、げんちゃんの横柄さは目にあまるようです。
あとから、パパが、言いました。
「ほんとげんちゃんって、ずるがしこいな! あれじゃ、教える人はみな、疲弊するよ。くもんの先生もよくがんばってくれたと思うよ。まともな人間なら、みな同じことするぜ。人を見て、狡猾に態度変えるし・・・」
「あら、たまにはいいこと言うわね。」
「それに、あいつ、ばかじゃないぜ、これだけずるがしこいことをするんだから。自分がいやなことは、上手にさけて、ずるがしこく立ち回って、好きなことだけをかいつまんでやってるんだよ。
その好きなことだって、浅いもんだよ。なんたって、頭使わないんだから。」
K先生も、
「げんちゃんを教えるには、ほんとメンタル強くないとできません。疲弊しますから。負けない強さがいります。」
と言います。もちろん私もそう思います。
「げんちゃんって、今の延長じゃ、社会になんて出られやしないわよね!」
とパパに言うと、パパはうなづきます。
「うん、そりゃ無理だよ。世間はそう甘くないから。」
確かに、無理だよね~。残りの夏休みは、作業所とか、そういうところの見学をしてもいいかもね、と思いました。ずるがしこいことばっかりして、誤魔化したり、ずるするとかいうことばかりにエネルギーを使いつづけるんだったら、やがて、社会から放り出されて、福祉のお世話になるしかありません。
だって、すでにできるとこに来ているのに、逃げるのならば、ちゃんとした大人にはなれいでしょう。
「げんちゃん、今度、近くの作業所の見学に行きましょうよ。あなたはどう思っているのか知りませんけど、今の状態じゃ、普通に学校行って、就職して、普通に働くなんて無理だと思いますよ。今の社会はありがたいことに、そういう人をちゃんと受け入れてくださるしくみがあるの。高校も、げんちゃんみたいな子を集めて教えてくれるところもあるし・・・
切り替えていきましょう。」
先日会った支援学校の友達も、知り合いの作業所でがんばっている友だちのお子さんも、げんちゃんみたいな横柄さはないです。能力と人間性は別です。げんちゃんより、ずっと謙虚でした。
そういうところでサポートしてもらうのだって、人間性は養わなければだめです。
ぼすっと、それだけ言うと、気持ちを切り替えることにしました。
もちろん、あきらめているわけではなく、ヤツが、今のようなずるがしこい手づるに走っても、みんながなんとかしてくれる、なんていう甘い考えを封じ込めるために、みんないっしょに開き直る必要があるのです。ポーズだけでは、かれは、見抜いてきます。
「いやだ!がんばる。」
あいかわらず、そういうことを言ってきますが、行動の伴わないレスポンスは、オオカミ少年みたいに、空をまってます。
新しく加わって下さったユリ先生に対しても、なめています。K先生が本音を聞き出すと
「あの先生は、抜いていてもわからないから・・・・。」
そういうことを言っていたようです。一生懸命してくれる人に対して考えることではありません。とにかく、考えないですべてをやりこなそうとします。頭を使うことを、極力さけます。もちろん、勉強もします。しかし、それはあくまでも自分のスタイルでするだけで、絶対に変えたくはないのでしょう。
「別にいいよ。普通クラスに行ってほしいとか、そういうことは、別に期待しないから。ただね。人間としてちゃんとしたことをさせますよ。そこだけは、ちゃんとしつけます。そうしないと、作業所でもやっていけませんからね!将来犯罪者になったら、家族みんな迷惑です!」
ここまできつい言葉で、心を揺さぶっても、ほんのちょっとしか揺れない彼の心ですからしかたがない!
S先生いわく
「圧がかからないと、げんちゃんの心には入らない。危機感を感じたときだけ、心が動くんだ。」
げんちゃんは、相手を見て、態度を変える要領の良さも持っています。普通クラスでは、上手に自分を出さずに、おりこうにすることもできます。
でも、ここなら大丈夫と踏むと、感情優位の行動を出してきます。
げんちゃんは、私たちの中に、普通になってほしい。そのためには、何でもやってあげます・・・・っていう弱みを見ていることでしょう。その弱みがあるから、何でも許される。どこまでも伴走してくれる、そう思っているに違いありません。そういうところを感じ取る要領の良さだけは、彼はそなえています。
そこを突き崩さねばなりりません。
彼はすでに、新しく突き進む力を持っています。考える力もあります。今は甘えと逃げで、穴に逃げ込んでいるようなものです。
自分の心にある、ずるい心に、さよなら、って言うだけなのに。
さあ、どう出るんでしょうね。
ほんとに、げんちゃんという素材は、やっかいきわまりないです。
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夏休みが終わる直前、5年生の子供が通っている支援学級のプール教室の見学に行き、保護者の方たちと情報交換しました。その際に私を含め多くの親が夏休みは子供が荒れて(癇癪や勉強をしないetc)、大変だと困っていました。皆さんの推測は、発達障害の子供たちも当然、夏休みは好きだけど、おそらく学期中のような規則正しい毎日のリズムが崩れるとストレスになって、荒れるのかなと語っていました。
私はこれから子供が中学生に上がり反抗期が加わったら、どのように対応したら良いのかとリアルな危機感を持ちながら、最近のゲンママさんのブログを拝読しています。
先日、子供の感覚過敏が顕著になったことを書かせていただきましたが、その中で一番苦労している点は、ごく小さなミスでも過大に感じて過剰に落ち込むことです。今から振り返ると痛み(注射やケガetc)に対する鈍磨など、幼少期から感覚過敏の兆候はいくつかありました。しかし実生活は勉強が全くできないけど、のんびり屋で、過敏や過剰なこだわりは見られず、実に育てやすい子供でした。その頃の口癖は「ま、いいかぁ」で不器用で失敗だらけでしたが、気持ちを切り替えるのが上手に見えました。
ゲンママさんの記事を拝見していると、思春期の子供にしっかりと自分自身を見つめて、なりたい自分に近づく努力を持って欲しい親心が真摯に伝わってきます。私もそのような方向に、子供に導きたいと考えています。しかし最近は子供の感覚過敏で、私のメンタルはかなり弱くなっています。
子供が頑張らずに安易に勉強を止めたりしても、私の方が「ま、いいかぁ」や「しかたないね〜」などと言って、妥協しています。<汗>
子供に頑張らせる部分と、適度に妥協させてリラックスさせる部分の線引きが、ますます判らなくなった今日この頃です。
げんちゃんママさんのおっしゃってること、とてもよくわかります。
文字だけ読んでると、確かにきつい言葉なんだけど、そうなんですよね、我が子を含め、そこまで言わせてしまう子というのがいるんです。私もなんとか心に響いてほしいっていう気持ちから、きつい言葉になることが何度もあります。こんなこと言わずにいたいのだけど、どうしようもなく歯がゆくて仕方ないです。だって、げんちゃんもそうですが、何にもできない子ではないんです。心の底では信じてるんですよね〜。私もこの夏休みは泣けてきました。もう私の言葉はなんの意味もないなぁという感じです。
きつい現実をつきつけると、げんちゃんは「いやだ、がんばる」と言うのですよね。うちは「それでいいよ〜」って返ってくるんです。よりいっそう私の心は乱れます。反抗的なのか、なげやりなのか…
本当に彼のやり方に合わせたら(つまりやりたいことを自分のタイミングで)スムーズにいくのですが、いつまでも周りが自分に合わせてくれると思われては困ります。社会に出れないですからね。
なんとかスムーズに学校生活が送れるようにと、サポートしてきたのだけど、それが、自分がなんとなくやっていてもやっていける、と勘違いしてしまったのかもしれないです。最近は私の忍耐力も低下してきて、少し突き放したりしてますが、ここで突き放したら、坂道を転がり落ちる気がして、またてを貸してしまったりします。せっかくここまでやったのだから…と。ほんと苦しいですよね。
いっそのこと前記事のなくて七癖さんのコメントにあったように、1科目だけを勉強させるのが合ってる気がします。でもその勇気もなく…です。
運動会後、ゴールデンウィーク前も同じような感じになりましたが、あの時は、確かゴールデンウィーク中に勉強を一切させなかったところ、ゴールデンウィーク後に復活しましたよね。
やはり、ここまで数学に身が入らなくなったのなら、「全く勉強しなくていい」という風に極端なことをする必要があるかもしれませんね。
げんちゃんは厳しい言葉を投げ掛けても響かなくなってしまっているかもしれませんので、今回のような投げ掛けをした方がインパクトがあるかもしれません。
げんちゃんママさんもおっしゃっていたように、やれば出来ると言っても、ものすごいエネルギーが必要ですから、そう簡単に「やろう!」という気にはなれませんから、様々な方向から意識にゆさぶりを掛けなければならないと思います。
それに、実際、げんちゃんの言っている普通級でやれるようになりたい!というのも、今は「大きな努力をしないで済むなら普通級でやりたい!」という条件付きなのかもしれません。
それなら、やれる範囲の勉強は続けながらも、一旦、仕事を学ぶというコースに切り替えて、将来、本人が成長して来て、本気で自分で勉強したい!と思った時に普通高校に戻ればいいと思います。
私もげんちゃんママさんがおっしゃっていた通り、形だけ普通高校に通わせると、かえって回りにお膳立てされてやっていくスタイルから抜け出せない気がします。
しかも、仕事のコースも厳しいですからね。障害者雇用でも自立できる程、稼ごうと思えば、それはそれは大変なことですからね。
ただし、roboが苦手な計算に、吐き気や頭痛を起こしながらも、真剣に挑むようになったのは、最近ですから、色々働きかけているうちに、いつげんちゃんの本気が目覚めてくるかは、わかりませんよね。
ですから、げんちゃんに楽しい体験もたくさんさせて上げたりしながら、様々な働きかけをしていく必要があると思います。
厳しい言葉が並び、同じステージの子を持つワタシとしては、深く考えさせられました。
子育ては、障害の有る無しに関係なく、子供を1人の人間として、正しい方向に向かわせるための道筋をつけていくことなんですね。
そして それはステージによって戦略を変えていく必要があるわけで、ある意味急成長しているげんちゃんには、今回のようなことは、新たな戦略なのですね。
絶対に主導権をげんちゃんに握らせないげんママさんの強い決意を感じます。
そもそもこのステージは発達障害のコアな部分に働きかけるものです。簡単に心が動いて、自ら人間性を変えて、考えて前に進むなら、みんなどんどん改善していきますからね。 苦しいのは当たり前なのかもしれません。
ワタシも身が引き締まりました。
あつぞーパパさん
そうですか~。過剰に落ち込みますか・・・・ちょっとわけてほしいですよ~。
げんちゃんは、まるで心が欠落したように、落ち込むということがないです。くもんも、S先生に聞くと、まったく何も感じてないようです。私もそうではないかな、と思っていたのでひゃっぱり、と言う感じです。落ち込むタイプのお子さんは、私の圧のかけかたはあまり参考にならないかもです。
どちらかというと励ましながらいかないといけないと思います。
げんちゃんは、もちあげてはげますと、すぐに、横暴になり、突き進みます。なんせ、あるとき、あまりに横柄なので、家から放り出したら、1時間くらいしてもどってきて、何もなかったようにただいま、と言い。
「あなた、反省しているの?何を考えて戻ってきたの?」
と聞くと
「何も・・・え?」
もちろん、反省する場所も適当に言ってすましてました。落ち込むということは、感じられる、ということなので、そこをターゲットにできます。げんちゃんは、私が叱っても、何がおこっても、泣いたことさえありません。どんなときも、へいぜんと、心を動かさない、めんどくさいから・・・そんな感じです。うらやましいですよ~。
夏休みは、やはり、親といっしょで甘えが出ますよね。高温多湿もあるかもですね。
しかし、思春期、暴走していくのを止めないと、ほんとに将来こわいです。気の弱いタイプは、ひきこもったり、げんちゃんみたいなタイプは、犯罪に走ったり・・・・たぶん、そういうリスクむんむんです。
ゆうママさん
ほんとに、手ごわいですよね。
私は、学校も学習もあまり結果にはこだわっていないのですが、この、人格の破たんには、ほんと手を焼いています。意識が少し出てきたら、自分の感情を満たしたい、と、そこに突入していて、方向性としては、ほとんど下方に向かっています。ここを、情報に向けるために、せいいっぱいの圧をかけていますが、彼は、故意に、昔のパターンを続けようと、すべてを切り捨てて、考えないようにしながら素通りしていってます。
S先生に時には、すさまじい剣幕でしかられても、涙さえ出しません。すごいメンタルだと思います。この子が上に向かわなければ、私たち家族は、将来おそろしいですよ。自己中炸裂させ、親が力をなくしたあとは、娘にばりばり迷惑かけるだろうな、と思います。とにかく、人間として正しい方向に向かってくれなければ、死んでも死に切れませんよ。笑
それほど、げんちゃんは、すさまじいです。小さなころから、横柄なところがあって、どんなことも、感じず素通りするようなところがあったのですが、それが、こうなるんだ~と言う感じです。
でも、見捨てるよ、となると、向上したい・・・ということは言うのですよ。そこでなんとか踏みとどまっている。いろんな能力も、考える力も出てきたのだから、あと一歩前に進めがばいいのに、いったりきたりしてますよね。
ゆうママさんのお子さんのタイプは、どうなのでしょうね。げんちゃんは究極の鉄面皮ですが、お子さんは、そこまでないのでしょうかね。
Sさんに、わかる範囲でゆうママさんとこのエピソード伝えたら、
「ぐっと圧をかけて、ちょっとゆるめる・・・そういうのが適当なたいぷかな?見てないからわからないけど・・」
と言われていました。とにかく、げんちゃんは、いまがとても大事、正念場。圧をゆるめないで。逃げを絶対与えてはいけない。前に押し出させて、ぽんと暗闇から突き出させないと・・・と言ってました。
げんちゃんは、ほんとにやっかい。福祉のお世話になろうが、ちゃんと自立しようが、とにかく、ちゃんとした人間になってもらわないと、ほんとにこまります。
ゆうママさん、夏休み、よくやりましたよね~。お互い。
ロボママさん
ゴールデンウィークのことを思い出させてくださってありがとうございます。
しかし、今回は、あの頃とちがうところがあって、彼の意識が出てきている点です。初めて自分が、どう感じるか、というのが、少しつかめてきたようで、彼は、自分の感情、つまり、自分の欲望のみつかんで、それを表に出したい、とばたばたしているようです。ですから、今回は、ほんとに、そのわがままを何が何でも、封じ込めて、ちゃんと、正しい方向に向かわせねばなりません。私の線引きを一歩たりともゆずれない。そんな感じです。
そのわがままは、単に数学の時にとくに炸裂してくるだけで、ほかのものでも、その強弱が違うだけのようです。そして、それほど、自分の意識が出てきたにもかかわらず、自分がやりたくないことは、昔のコンディションに早変わりして、めんどくさい、考えない。感じない・・・・・そこに逃げ込むのです。
あまりに、ひどかったので、今日は、外に追い出しました。すると、一人でしばらく町をさまよって帰ってきて、指導したら、なんと、彼は、反省することなど、考えもしないようで、
「はあ?別に何も考えてないけど・・・」
と平然と言いました。そこで、また指導を始めると、
「え~・・」
とうざそうにして・・・S先生が横にいたので、すさまじい雷を落としてもらいましたが、泣きもしません。このままいくと、とんでもない人格破たんした人間になること間違いないです。おそろしおそろし・・・・
子供さんのタイプもいろいろで、げんちゃんだから、こんなにきびしくなることもわかっているんですよね。ほかの子なら、もっと前の段階で、ひよっとなって、こっちも、「あ~そういうことなんだよ。わかったね。」と終止符が打てます。
とにかく、今のステージは、ずると逃げなんですよ。できるのにね。
でも、数学は、ちょっと強弱つけつつやった方がいいですね。まったくやらないと、やつのやりたくないを助長します。それに、不思議と、チャレンジしたい、という思いも、ありはするようです。ただいやだ、と逃げてるわけではなく、わかっているけど、逃げてしまう・・・のようですね。
ロボ君は、吐いてでもやる・・・なんてのは、立派なことです。人間としての部分がちゃんと成長していますね~。
ひつじさん
コメントありがとうございます。同じステージの子を持つ親として、この思春期をなんとか、梶切するのは大変なことです。普通の子でも大変なのに、自分で正しい判断がむつかしい、人格の破たんしているわが子。S先生もは、子供タイプによって、細かい声掛けのしかたが違って、やりかたは一つではない、ということを言ってました。ひつじさんのお子さんを見て、確かにそうだな・・・と思いました。
私は、ほんとに、一線も退く気はなく、げんちゃんに向かっていますが、そこまでの強い気合よりも、励ます柔らかさがいるお子さんもいますよね。自分の子を標準値においているので、私は、まわりが甘くみえてしまいますよ~。
でも、子供さんによって、全部まちまちです。しかし、なんてげんちゃんは鉄壁なんだろう。S先生も、絶対手をゆるめるな。境界線をどんどん自分の方に押し出されるのを許すな・・・みたいなことを言われるので、私のげんちゃんに対して感じていることは、それでいいのかな、と思いますが、それにしても、大変です。
家追い出し事件も、それを、教訓にするまで、私と、S先生、K先生・・・・3人がかりでした。やっと意味を理解して、ふにおちて、心から謝ってきました。なんて手間のかかる子!
ひつじさんのお子さんは、そこまでしなくても入りそうなのでうらやましいです。
それにしても、くもんは、まったく感じてない・・・とS先生は言うので、がっかりしますよ。くもんの先生は、自分と同じ高さにいるらしく、高い人に、切られた感じはないらしいです。これも、教訓にするために、説明したり、いじり続けなければならないようです。疲れます。
Rさん
ミッションの私立小学校に入られたんですね。ミッションも熱心なキリスト教主義とそうでもないとこがありますが、熱心なところはいいですよ。勉強より、まず、どう生きるべきか、ということを大事にすることが多いです。絶対的な神様の基準を植え付けるのによいです。ただ、サポート体制がどうかな、と思います。なんせ、効率の支援クラス的な支援の予算がありませんからね~・・・でも、そこのところを、ママがかかわっていくことで補えるといいですね。
さて、チャレンジタッチの使い方です。タブレット学習の良いところは、意識に働きかけやすいということです。音や、動きがあるので、意識がとびにくいです。それにわかりやすいです。書く負担が少ないのもいいですね。ただ、学校での学習は、書くということがメインになるので、タッチができても、書くことができなくて、授業が大変になったりすることがあるのかもしれませんね。そこが問題なければ、タッチの勉強であまり問題ないと思います。
低学年は、書くことを学ぶので、タッチに並行して、書くことを練習したらいいかもですね。
学習能力が年齢なみにある、なんて、げんちゃんとぜんぜん違うので、上手にアドバイスできませんが、この子たちは、実感と言うものがとぼしいです。関係性をつかむのも苦手です。机上の学習だけでなく、体験型の学習をできるだけ増やし、腑に落ちるということを導くといいですよ。上っ面だけで理解した気になっていることが多いですから。
学習がついていけているのなら、げんちゃんのように、そこに四苦八苦して時間をとらなくていいので、ほんとにうらやましい限りです。
あらゆる教養を身に着けるような、体験型学習、興味のあることをどんどん深めてあげたらいいと思います。
学校の勉強のパターンにはまらず、どんどん能力開発されたらいいと思います。音楽、美術・・・多岐に広げるのがいいですよね。
。
げんちゃんママさん、お返事ありがとうございます。
S先生にも書いてくださったのですね。ありがとうございます。ぐっと圧をかけて、ちょっと緩める…まさにぴったりの方法だと思います。
圧をかけすぎると本当に厄介な状況になります。家出したり、部屋に閉じこもってドアの前に物を置いて開かないようにしたり…こうなるとまずその状況から抜けさせるのに大変なので。
素直でかわいい時や優しい時もあって(初対面の人は騙されます)反抗的な態度とのギャップが大きいです。どんなタイプか説明するのは難しいですね。
繊細な部分と鈍感な部分と両極端なところが存在しています。否定的なことを言われたり、態度をとられると、ぴしゃっと心のシャッターを下ろすようなところがあって、小さい頃からそのシャッターを下ろさせないように合わせてきたのです。私が主導権を握りきれていなかったことがよくなかったのだと思っています。ちなみに鈍感な部分はいい方に作用しています。ここがなかったらもっともっと生きづらかったと思います。
そんな反省を踏まえて、絶対に譲れないポイントを絞ってぐっと圧をかけて、ちょっとゆるめるようにします。
学習も絞ってやった方がいいかも。
2学期以降、あれもこれもすべてさせようとしても消化しきれないので、やはり戦略を考えなくては…
手こづっているみたいですね。
息子っぽくて、げんちゃんじゃないみたい。
もちろん息子のほうがひどいですけどね。
息子、思春期始まったらどうなるやら。
5つのサッカーキャンプやりきって、トレセンを受けたら、とうとう合格できました。
活動が始まるため、さらにスケジュールが厳しくなってしまい、花まるの塾をやめることにしました。
花まるがあるから、今まで算数ができていたのに、これからやばいです。
本当は、サッカースクール一個やめて、花まるを別曜日に変える予定だったのですが、そんなに多くない宿題を毎週やらせるのが大変すぎて、私がもう疲れてしまい…
さらにサッカー漬けになってしまいます。
5年生なのに…
集団塾で、宿題がなくて、振替えできて、少し先を進んでくれるような塾は引き続き探し続ける予定です。そんな塾、なかなかなさそうですが。
ゆうママさん
へ~。やっぱり、s先生のアドバイスは的を得てましたか。すごいな~。
げんちゃんに似たところもあるけれど、すねるところは違いますよね。げんちゃんは、あくまでもすねずに、独自世界を貫きます。そりゃあ、ふてぶてしいですから。笑
ひつじさんのコメで、私も言葉にしてもらいましたが、結局、普通になるとか、ならないとか、世間並みの学校に行くとか行かないとか、そういうことなんて、取るに足らないことで、とにかく、人間として、まっとうな考え方をして、まっとうな人生を送る、ってことが大事なんですよね。そのために、私たちは格闘している。そこを真ん中におけば案外シンプルなんでしょうね。
気の強い子は、どうしても、親が折れるということになってしまいがちですが、絶対に主導権はこちらがにぎらなくてはいけません。死守しなければ。笑
すねて、ひきこもって、場を降りるというのは、とても卑怯ですよね~。まず、そこまでいかせないことができればいいですが・・・こもれば、ちやほやしてくれる、っていう味をしめられるのもいらつきますね~。ほんと大変です。このあたりの匙加減・・・いやあ、ほんとゆうママさんそこをふんばってやってこられてすごいことです。
s先生曰く、タイプによって、あらゆる手段があるけれど、結局はシンプル。真ん中におくことは、先述したようなことだ、とおっしゃっていました。たしかにね~。やりかたがまずくても、そこを絶対死守すれば、なんとかなるような気がします。
私も、今は、そのシンプルなところだけを握って、余分なところは切り落としています。その部分に関しては、壮絶に戦っています。
がんばりましょう。きっといい方向に行きます。しかし疲れますよね~。
みかんママさん
お子さんは、なかなか強いですね。彼は、がんがんサッカーに向かわせていいのでしょうけど、バランスというのもありますから、ママとしては、アレンジはほんとに大変ですね。
ほんと、一人として同じということはありませんね~。
でもお子さんは、周りから学ぶ力があるような・・・
ふと勉強の価値観を感じたら一気にかわるのでしょうけどね~。
塾探しも大変ですね。この子たちは、先生が、勉強を教えるだけの人はだめですね。人間として大事なポイントを、きれいごとではなく、本音でびしっと教育してくれる人がいいですよね~。
昨日、げんちゃんは、k先生にせまられたみたいですよ。
「あなたは、このままいって、だれも、サポートしてくれなくなったらどうするの?のたれ死ぬよ。中学1年だよ。日本の制度では、何年も中学にいることはできないのよ。今は、いろいろサポートしてくれる人がいるけど、やがて、だ~れもいなくなるのよ。あなたどうするの?」
「自分のためにがんばりましょう~」なんて、きれいごとは言いません。「あんたが、まともにならなければ、社会から隔離されるよ!」
現実をずばっと提示してくれる先生がいいですよね・・・
げんちゃんは、勉強とともに、そういうことをがんがんやれらておりますよ~・笑
Rさん
げんちゃんは、言語は、低い能力の中でもましな方だったので、国語に関してはあまり何もせず、というか、する暇がなく低学年を過ごしました。そこまでやる時間がなくて・・・せいぜい、絵本に毛が生えたような本をよんでやるとかしかやってないような・・・国語は、漢字に追われてました。なんせ、ほんっと覚えませんし、書けませんでしたから・・・今も、漢字以外は、なかなか時間がさけません。でも、語彙は、自分で多少つけていったような気もします。活字が好きというほどではなく、テレビとかで覚えていったように思います。
娘は、幼児の時、一日中、宮崎アニメを見て、言葉を覚えていました。しかし、げんちゃんは、宮崎アニメにくいついたのは、小学校の中学年以降です。でも、くいつくと、何度も見たがりました。でも、長いので、あまり見せられませんでした。でも、30分くらいのテレビ番組で好きなものがあり、そういうのをおばあちゃんとこで見ていて、言葉をふやしたように思います。
言葉は、イメージと言葉が結びつきにくいので、やはり映像か、絵、写真がくっついたものがいいようです。語学を学ぶとき、字幕を入れて、映画を見たりするといいように、そういう立体で言葉を入れないと、文字面だけでは入りにくいですね。とにかく、何事も、実態感ない子たちです。意識が、外界をとらえようと働くと、言葉も入りやすくなります。先日自閉症のチンジンさんのお子さんのけんちゃんに正月以来会いました。ほんとにびっくりでした。言葉もずいぶん増えて、会話になっていました。
ほんとに、意識ってすごいんだ、と思いました。
ことばかけって、ほんとあなどれないですよね。
Rさん
ボルダリングの効用のおたずねですが・・・
げんちゃんは、上半身を鍛えようと思って始めました。なんせ、今でも、上半身がとても弱くて困っています。ボルダリングは、ぶら下がる力がつきます。私はそれしかもくろんでいませんでした。私とげんちゃん、どれくらいかな~。1年近くやっていたのですが、(週1程度)体重移動とかもふだんやらない動きをやったので、動かさない筋肉を動かしていると感じました。それと、毎週、自分に挑戦していくような感じで、つみかさねていくところがいいですよね。毎週やると、先週の続きからではなく、ぽんとできたりしました。
できなかったことを克服する気持ちを味わいますよね。
発達障害は、とにかく、チャレンジすることを日々強いられます。ボルダリングは、努力して、こつことがんばって、やがてクリアする、自分の限界は超えられる、ということを学ぶのにもいいです。先週は、ここまでできたけど、今日は、これをクリアできた。君は新しくできることを開発したね・・・・みたいな、声掛けで、精神面の成長にもなりますよ。
げんちゃんは、最初から、すぐ無理…と言うところがあって、そこを鼓舞して難しそうなところにチャレンジさせてました。今考えれば、体力にも役立ったし、体の使い方にもよかったけれど、精神面の点ですぐれていたように感じますね。今もしたいのですが、ホームスクールをやめたので、行けなくなってしまいました。車で20分のところなので、タイムロスがあります。
でも、とてもいいですよ。とにかく、何か、お子さんができる設定を考えてあげて、それをクリアする、というストーリーをくっつけてあげるといいかもですね。がんばってください。恐怖感を克服する、ということもありましたね。小さな石をつかんで体重移動するのは、ちょっと怖いですからね。