>S先生の一泊二日の研修は、どのようなものであったか、・・・
私も、すべて把握はできませんが、簡単に聞いたところだけ書いてみます。
S先生の家は近くて、家族つきあいしている関係で、彼の家で研修しても、日常の延長なので、心が動かないらしく、わざわざ、隣の佐賀県に一泊して研修することになりました。
遠方から来られるクライアントさんなら、先生のおうち周辺でも大丈夫なんでしょうけどね~。
げんちゃんは、彼といっしょにドライブをして、佐賀に向かいました。朝、家に迎えに来た段階から、指導が始まります。
私は、あまりに起きないげんちゃんをほったらかして、仕事に出ていきました。
そのあとげんちゃんは、自分で起きて、食事をとって、やってきたS先生に、あとかたづけをはじめ、色々と指導されたようです。
遠出の研修は、傍目には、お父さんとの一泊旅行に見えるかもしれません。食事するとか、移動する、とかいうちょっとした時間すべて、S先生のするどい指導がはいるようです。
計算された、彼のマジシャンのような声かけと表情で、げんちゃんは象使いに動かされる象になったかのごとくなんでしょう。
佐賀で陶芸体験をしたそうです。
ただすればいいというものでもないらしく、陶芸を指導してくれる陶芸家には、事前にコンセプトをしっかり伝えて、S先生の指導の邪魔をしないように、お願いしたようです。
「この子は、発達障害で、僕が、こうやって連れてきて、研修をしているところなんです。」
S先生は、わざと、行く先々で、げんちゃんに聞こえるようにこう言います。なぜなら、げんちゃんは、自分が、発達障害で、普通クラスのお友達とくらべて、いろいろできないことがある、としっかり認識する必要があるのです。
どうも、こっちが考えているほど、げんちゃんは、自分の立ち位置を、まだわかっていないようです。それゆえに、努力していこう、という思いより、なんとかなるさ・・・・という感覚の方が強くなったりしているそうです。そのため、まだまだ態度に、逃げがあります。
外に対して、S先生は、しっかり立ち位置を伝えることで、げんちゃんの認識をクリアにする目的があるようです。
「いつも、お世話になっている お父さんとお母さんに、湯飲みを作るんだよ。」
S先生は、げんちゃんに、陶芸の目的をしっかり伝えます。ろくろを前にして、げんちゃんの目的意識がクリアな時は、粘土はきれいにまわりますが、時に、自分の世界に入ってしまうと、いきなり、粘土がぐねっと、非対称にうねります。
動画を見せてもらった時は、なるほど~と思いました。そうなると、すかさず、S先生の言葉が入ります。
「げんちゃん、何やっとるのかね。今、何してるんだっけ?」
そうすると、またげんちゃんの目がきりっとなります。
そんな風にして、射的体験(景品を銃でねらう)とか、カッターボート漕ぎとかやったそうです。
「カッターボートを漕がせると、やっぱり、まっすぐ行かないんだよね。くるくる回っちゃったりしてね。こういうところが、線をちゃんとまっすぐひけないとか、そういう空間認識の部分なんだよね。自分が意識してやっていることが、すぐに、カッターの動きとして出てくるから、声をかけながら、意識に働きかけていくんだよね。」
陶芸も、射的も、カッターボートも、自分の意識と外の世界とをつなげていくのにいいのだそうです。
「旅館では、ちゃんと、服もたたんでいたよ。」
げんちゃんは、家では、やりっぱなしですが、内外の区別ができるようになったのでしょう。
佐賀のある駅から、一人で、ある駅まで乗り継いで行く、というカリキュラムに挑戦したそうです。しかし、電車を前に、たじろいで、電車をのがしてしまったようです。
できても、べた褒めはしません。
褒めるということは、この子たちにとっては、確認作業です。当然できることを、ただやってのけた、そういうあっさりしたほめ方で、表情も、努めてめりはりをつけるそうです。
この子たちは、褒めすぎれば、すぐに勘違いするし、ほめないと、自分のした行動の良い点もわからなくなるのです。
褒める育児、というのが、よくもてはやされますが、この子たちにとって、褒めるのは、目的に行くための途中における確認作業。私たちは、ほんとに高い所をめざしているのだから、
「障害児なのにすごいじゃない!」
こういうスタンスはありません。素晴らしい資質をもらってきているはずだから、ちゃんと、それを捜していこう、挑戦していこう・・・・S先生のこのスタンスは、ほんとの意味で、げんちゃんを、一人の人間として、ちゃんと対等に扱っていることにつながると思います。
そういう、絶対的な価値観をげんちゃんに対して持っているS先生に、げんちゃんは、どこか威厳を感じ取っているようです。でも、いつもよくしてもらっているので、ところどころで、
「何じゃ、その態度・・・」
と言うのが出てきて、時々がつんとやられています。
げんちゃんの体験は、一見家族旅行で見られるようなところもあるので、家で、そういう体験学習をさせるときは、子どもに、今何をやっているのか、という目的意識を喚起する言葉かけをすると、一見遊びのようなことも、トレーニングにつながります。
「普通の子は、目的を与えてやる、でも発達の子は、目的意識を与えてあげる。」
のだそうです。なるほどな~と思います。げんちゃんは、やってるそばから、自分が何をやろうとしているのか、というのが飛んでしまうのです。言い得て妙です。
たとえば、陶芸体験では、適当に自分の世界観でやっていたら、目的意識は生まれません。きちんと目的にそったことからそれないように、意識喚起しながらやれば、意識レベルは保たれやすくなります。
陶芸家は、観光で来る人の、陶芸体験と思っているので、最初に、言っておかないと、げんちゃんが、適当にへんな物を作ってしまっても、
「いいよいいよ。自分の好きなようにしていいんだよ。それも個性だから・・・」
なんて、ヨイショしてしまうので、先生は、しっかり最初に釘をささせてもらったようですね。
ちょっと、混乱してほしくないところとして、その子がどこのステージにいるかと言うことも大事だと思います。
げんちゃんの小さい頃のように、ひたすら何もできない時は、何でもいいから、外から働きかけをして、一つ一つの能力を伸ばさなければなりませんから、べた褒めしてでも、とにかく取り組ませる、というステージもあります。何にもくいつかないようなステージならば、おだてても、べた褒めしても、とにかく、やらせなければ話になりませんからね~。
でも、そういう中でも、眠っている意識に働きかける言葉かけは大事です。なぜ? どうして? どうやって?・・・答えが返ってこなくても、体験の中で問いかけていく必要があります。
げんちゃんは、一つ一つの駒が、ある程度そろってきたので、やっと今度は、取り組み方のクオリティーを言うようになり、意識を伴ってやるというレベルになってきているゆえの合宿プログラムだと思います。
多くのカリキュラムは、かつて私ががんばったてきたように、外側からのアプローチでした。でも、Sさんの言われるように、意識の内面からかえていくような発想は、確かに、有効で外側からのアプローチに加えることで、良い結果を生むと感じています。
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発達の子には目的を持たせるだけでは不十分で、目的意識を持たせるといいというのは、とても明確でわかりやすい表現ですね。
その場では、なになにが出来るようになりたい!と言っても、すぐに、そんな風に思った気持ちはどこかに飛んで行ってしまいますものね。目的への意識を持続して持たせることで、意識レベルが下がりにくくなるのですね。
また、その目的を意識として、お母さんやお父さんのため、という風に設定して取り組ませたところが、私はさすがだな!と思ったんです。
発達の子は通常の目的、いい点数を取るため、生活費を稼ぐため、程度では、なかなか目的意識を保持できないんですよね。前に書かせていただいた通り、人の役に立ちたい!自分を高めたい!という高いレベルの目的でないと持続できないようなところがあるようなんです。
だからこそ、一旦マイナスがプラスになると、人間性の意味で、0ではなくて3の地点に飛んでしまうのだと思います。また、純粋だからこそ、そういった思いも抱きやすいと思います。
続きます。
ほめることと叱ることは、確かにげんちゃんのように、言葉や状況がある程度理解出来るようになって来たら、言葉をそのまま受け取っても大丈夫な言い方をしなければならないと思います。言葉の背景が、わからないからです。
ほめる場合は、出来たことを確認するような言い方をしたり、以前より出来るようになったことや頑張ったことをほめると良いと思います。
また、しかる場合は、人格を否定するようなことを言ってしまうと、そのまま受け取って、自分はダメな人間だから、とやる気をなくしてしまいますので、何が問題でどうするべきなのかを簡潔に伝えると良いと思います。
例えば、「思い出し笑いをしていたら、変な人だと思われちゃうからやめようね。」と言うなら、変な人だと思われちゃう可能性があるけれど、あなたは変な人ではない、という意味があるので、まだいい方だと思います。でも、「あなたは、変な子ね。」と言ってしまったら、子供の内面世界に良い影響を与えていないと思います。
一般の子なら、否定的なことを言われても、自分に期待して言ってくれているのだな、と分かったりもしますが、発達の子は、言葉の背景がわからず、そのまま解釈するので、掛ける言葉には本当に注意が必要です。
ちょっと、可愛いね、と言われただけで、アイドルになれると勘違いしてしまう子もいるので、気を付けなければなりませんね。
S先生のご指導の方法は、一つ一つその意味を納得出来るものばかりでした。私もこれから、目的意識というものをroboに持たせていきたいと思いました。くわしく教えていただき、大変参考になりました。お忙しい中、本当にありがとうございました。
娘は先週小学生生活最後の運動会でした。6年生の見せ場は組体操です。息子が経験していたので、早い段階から先生たちと相談をしていました。娘は全部をみんなと同じ様にはできないかもしれないけれど、まずはみんなと同じ様にやらせてみて欲しいこと。自宅でできることはやるので教えて欲しいことを伝えていました。全体練習をビデオ撮影に行って娘に見せてやると、自分の動き方がみんなと違うことを理解するので幼稚園の運動会や発表会の時からやっています。支援学級の今年の担任はフッワークも軽く今までの担任なら『忙しくて』『他の子供に行かなくてはいけなかったので』とよく言われていたのですが、本当によく見て娘に指導してくれていました。組体操の体系の移動は周りの子供たちの声かけもあり、先生たちも『みんなと同じ様に動けています。』と言ってくださいました。本番前日相手の倒立を支えるのを失敗した娘は『男の子がもっとあっちに行ってくれたらいいのに、場所がせまいからつかめなかった。』と文句を言っていました。『あのね、◯◯ちゃんも倒立を成功したいんだよ。あなたが何があってもつかんであげないと成功できないんだよちゃんとつかんであげなさい。』と私にしては冷静に話しました。娘にも技のポイントを話して『本番は『私はできる』と思って楽しくね。』と話しました。当日どうなることかと思っていましたが、全部の技を先生方曰く一番いい出来でやることができました。運動会での動きも今までは訳も分からずという感じでしたが、やることが分かっている動き方でした。終わった娘に『どうだった?』と聞くと『緊張した。』と言ってました。今までならなんでも『楽しかった。』と言っていた娘にも少し意識が出てきているのを実感しました。支援学級の先生はできないことを前提とされている方が多く、やたら褒める方。できなくても仕方がないと諦めてしまう方。特性の尊重と言ってやらせもしない方。私が出会った先生はそんな感じでした。今年の担任はこちらの思いがうまく伝わりますし、先生もよく気がつく方なので私もストレスがありません。本当はS先生のような方が支援学級や療育の場にいてくださったら色んな子供たちが伸びるのだと思います。前回の記事を見ても私自身の声かけをもっと淡々と他の子に掛けるように変わらないといけないと実感しています。
こんにちは😃
合宿、お疲れ様でした^_^
S先生、さすがですね。
息子ですが、月に1.2回、サッカーのマンツーマンをお願いしてて、10回になりました。
7回までは、近所の公園でやってもらってて、人が大勢いるので、気になっちゃうのか、飽きちゃうのか、途中からおふざけモードに入ってしまってました。
予約した日が大雨の日で、変更はもちろんできたのですが、公式戦を控えていたため、そのままお願いしました。
公園だとグランドがひどいため、市の施設のグラウンドを借り、そちらでやってもらうことに。
ひろーいグランドに、コーチと息子の2人っきり。
いつものように1時間やってもらいましたが、息子、最後まで、集中が途切れず、意識を持ち続け、真剣にトレーニングに打ち込むことができました。
たまたまなのかなーと思ったら、その後も同じく、集中できていたため、環境って大事だなーと思いました。コーチの声かけも対応も前と同じです。
意識を高くもつには、日常の延長ではない場所も重要なんですね。
ロボママさん
いつも、私の記事の足りないところを言い添えてくださっていて、ほんとにありがとうございます。
確かに、陶芸の目的も、ただ、湯飲みを作るよ、と言うよりも、だれに何の目的で・・・まで添えられているのは、意識を動かしやすいですよね~。確かに、さすがだと思います。ただ、陶芸させるだけでは、効果もまちまちでしょう。
なかなか、書く時間がないのですが、げんちゃんは、5月の連休明けから、絵画教室に通いはじめたのですが、その時も、Sさんと、ただ、すきなように絵を描かせるのではなく、きちんとルールを意識しながら習う、スケッチも、しっかり、正しく見て書く・・・そういう教室なら〇だけどね・・・と、検討しました。
開けてみたら、私たちの思惑にそったことをしてくださっていて、付き添えないのですが、どんな収穫につながるか、少し楽しみです。
絵は、ある程度、自分の世界観に突入しても描けますが、工作は、段取りなどがあるので、無理です。
入門そうそう、まずは、工作をさせられて、作品を作って帰りました。先生によっては、自由に書かせて、自分を解放する・・:・みたいなことを言ってた先生もいました。
やはり、今、子供に何が必要かよく見極めて、先生も選ぶ必要があります。その先生がいいとか悪い、ということもあるでしょうが、ステージにあっているか・・・ということはとても大事です。
S先生のように、常にすべてをわかって、というわけにはいかないので、それぞれの先生の良いところと、子供の必要なところが、マッチングする、というのを、しっかり見極めることが必要になってきますね~。
ロボママさん
ほんと、この子たちは、変に褒められると、勘違いがはなはだしいですね。
げんちゃんは、足が速い、とどこかでほめられて、それ以来、自分をクラスでもっトップクラスに足が速いと思い込んでいて、しかも、50メートル5秒で走れる、とまで勘違いしていました。
今日も、先生に、伸びたね~とすごくほめられたら、なんか、クラスでも自分はできる方に入ってきた、と思ったようです。
いやいやいや・・・あのね、と、図を描いて説明しました。マイナス3がマイナス2に近づいたんだよ。まだぜんぜんだから~・・・と
「なんだ・・・」
と真顔で言ってました。かわいいと言われたら、いきなりアイドル、というのも、当然のようにおこる現象だと思います。
言葉は、大切ですよね。この子たちは、幅がないので・・・
まあ、でも、私は、変な子! みたいなこと、よく言ってしまってますが・・・
世間では、あなたはそう思われますよ。そういうことしてると。世間基準では、変な子だし、出来の悪い子だし、・・・あほと呼ばれます。
それが世間というものだから・・・
絶対基準はくずさず、世間の基準も教えてあげる、という感じでしょうか。
でも、げんちゃんの鈍感力は、お母さんが意地悪で言ってるくらいに思っているような感触があります。大物です。もっととらえてくれると、なにくそ~となるのかもしれませんが・・・・
ここあさん
お嬢さん、ぐっと意識が出てきたような感じですね。げんちゃんもそうですが、本番が一番パフォーマンスがいい運動会、というのは、やはり、本番で、一番意識を保てたからでしょう。その状態が、お子さんの本来の実力なんでしょうね。
でも、意識が出てくると、今度は、自我というのも芽生えてきて、なかなか厄介になります。覚悟いりますよ~。笑
小学校の支援の先生は、一度担当してくれた男性の先生以外は、幼稚園の先生のようなところがありましたよね。確かに、
げんちゃんは、中学の方が楽しいといいます。たぶん、支援の先生も、求めるところを高くして、できるだけ、サポートなしをめざしていらっしゃるようで、それが、げんちゃんには、自己肯定感が高まる要素になっているようです。
S先生は、無名のすごい方なのですが、支援の小学校教諭のかたを指導しておられるようです。そのクライアントさんも、イルカセラピーを受けたり、現場のクラスに入って指導したこともあるようです。
まとまりのないクラスだったのが、先生の声かけで、ぱっと流れがかわったんだそうです。
親の私も、そういう有効な言葉かけを、冷静におこなえるとほんとにいいですよね~・・
なかなかむつかしいことですが。
6年生は、ほんとに、たくさんむつかしいカリキュラムが待っていますから、とても大変なのですが、意識がひらけてくると、それもなんとかこなせていく可能性も十分あります。げんちゃんは、6年の内容は、すべておさえきれてませんが、それまでの能力を考えれば、1年でよく伸びたんだろうなと思います。
お嬢さんも6年生は、すごく伸びると思います。
みかんママさん
サッカーの個人レッスンすごいですね~。そういうの受けられて、お子さんはほんとに幸せですね。
確かに、日常のパターンになってしまうと、せっかくの訓練も、効果が下がるようです。
最初宿泊費旅費など、安く済むように、近場の公的な施設を提案したのですが、まったく、隔絶された場所でなければならない、ということで、隣の県まで行きました。
そういうことって、大切なことのようですよ。
だから、公園ではだめだったことが、まったく別の施設だと吉と出るのは、しごく自然なことなのかもしれませんね。
そう考えると、修学旅行とか、研修旅行とか・・・学校などでの体験学習は、どんどん参加させたいな~と思います。もちろん、ほかの条件も許せばということですが。
何事もいつものパターンになると、意識が動かなくなるので、すべてにおいて、イレギュラーをほんのちょっとだけしかけるのだそうですよ。
学習のあとの、10問テストでさえ、算数の問題の中に、ひとつだけ、漢字を入れろ、とか言ってましたね。Sさんは・・・・なるほどな~と思います。
確かに本番でうまくできたのは意識の違いですよね。娘の態度は相当凄いです!!学習してどうして間違ったのかを言わせようとしても『はいはい。そうですね。』ならいい方で『間違ってないし〜』とか。人が真剣に教えて話しているのに本当に頭にきて私の怒りが爆発します。そうすると『ごめんなさい。』となって。。。『ごめんなさい。』は何に対する『ごめんさない。』かというと私の怒りに対する『ごめんなさい。』で会いかなくて、でも私はそんなことを言って欲しい訳ではないので更に頭にきます。これが親子だからこうなってしまうんでしょうけど、分かっていてもなかなか冷静に対処できない自分にも腹が立ちます。理科や社会のテストも相変わらずで(泣)テスト前にチャレンジで復習してるんですけどね。。。S先生は支援をする先生の指導をされてるんですね!!無名の凄い方というのがまた凄いですね。行動療法を基本に学校や家庭に入って指導されている方を知っていますが、講演会やワークショップなどされています。S先生も是非講演会とかして欲しいです。今の娘に何が必要なのか知りたいです。
ここあさん
ほんと、げんちゃんと同じ路線行ってますね。わかるわかるってかんじです。
げんちゃんは、5年から今まで、徹底的に自分の立ち位置を把握させるために奮闘してきました。
自分が、いろんな人のお世話になっているうえに、生活しているのに、すごい横柄な態度とか、なんか勘違いしている部分が多くて、ずれずれでした。
さいきんやっと少し、そのあたりがすり合わせできはじめてきたかな、というかんじ。
研修からこっち、げんちゃんは、確かに、テストに対しても前向きにやろうとしています。でも、今回の記事のように、まだまだ、な~んも考えないモードからは抜け出ていないので、さらに、彼のメンタルへの圧力がいるな~と思って、もう、今日、やつのテストに全面参戦するのをやめました。やはり、自分の心が、自分でしっかり意識することをつかまなければ、たとえ、テストで少しくらいいい点をとっても、それは、誰かの力で、先につながりません。
間違ってないし~・・・というのもよくわかります。それに、こっちが説明したことばのほんの一部を適当に解釈して、マイルールを作って、「お母さんが、そういった。」とか言ってきます。
げんちゃんの人生、すべて背負えるわけじゃないから、もう、ここらでどかんと突き放すことにしました~。