げんちゃんのくそ生意気な言動に、日々行き場のない怒りが彷彿としていると、セラピストの先生にずばり言われました。
S「それはね。次のステージにいったってことだよ。昔は、何にも見えない、考えられない、というところから、少し自分や周囲が見えてきたんだろうね。
自分は、できる、とか思い出した。だから、ちょっとほめてほしい、認めてほしい、が強くなってきてる。でも、実際には、とんちんかんで、まだまだ、出来ると言うところからはほど遠いわけで、こっちは、あれこれ言いたくなる。
ま、そうすると、できると思ってきているげんちゃんは、反発する。まあ、そんな感じだよね。」
G「まったく、わかっちゃいないから、ついには、げんちゃんを侮辱するような言い方で追い込むしかないようになってしまうんです。
だから、君は支援クラスで、支援してもらわなきゃだめなんでしょ。何が、普通クラスよ? みんなが支援の子だって、配慮してくれるだけじゃない・・・とか。
こういう言い方って、コンプレックスを助長していって、良くないとは思うけど、自分の現実がまったく見えていないので、どうしても、そういう言い方をせざる得なくなるのよね。」
S「将来、君は、障害者枠で就職するつもりかい? とか、でしょ・・・」
G「そうそう、もっときつくせまってるかも。 コンプレックス相当植え付けてるよね。」
S「コンプレックスは、適度に必要だよ。それがないと、ここぞと言うときに歯止めにならないからね。自分の立ち位置が認識しにくい子たちだから、コンプレックスなく、自分を肯定しすぎたら、暴走してしまって、自分は悪くないと思う。
シビアな現実は、しっかりつきつけてあげないといけないよね。
G「なるほど・・・私も、まずは、現実をありのままに認識させることは、大事だとは思っていたのだけど・・・」
S「ただね。言葉を補わなければいけないね。ママが、そんなことを言うのは、げんちゃんをバカにするためじゃないよ。ちゃんと、現実を認識して、がんばってほしいからなんだよ。がんばっていけば、普通の子だって超えていける可能性があるんだからね。・・・と。」
S「次の段階は、自分の立ち位置が把握できることと、どこへ向かっていけばいいのか、方向性をつかむっていうステージだね~。できるだけ、今のステージを短期間で駆け抜けていきたいね。
落ち着いて、方向性を示すように言葉をかけてあげるといい。」
なるほど、わかったようなわからないような・・・・でも、次のステップに入ったということは確かで、新たな、副産物が出てきたと言う訳なのでしょう。
げんちゃんの中学校。支援にいても内申はつくらしい
先日、中学校に電話しました。教頭先生に、かいつまんで、げんちゃんの今までの経緯をお話して、ホームスクールのこと、支援クラスに籍はおくけど、普通クラスで、普通にテストなども受けたいこと。でも、激しい意識障害があるので、担任の先生に、配慮してもらえるのかどうか・・など。内申がつくかどうか、高校は不利になってほしくないこと。など
すると、教頭先生は、すこぶる感じよく、的確に答えて下さいました。私のホームスクールの話しを聞かれると、
「それはすごいですね。そんなことをする親御さんなんて、今まで見たこともありません。こちらが教えてほしいくらいです。」
とお世辞を言われました・・・そんなお世辞言えるなんて、頭が柔らかい方のようで、ホームスクールも否定はされませんでした。しかも、内申は、ちゃんとつきますよ、としっかり言われました。試験とか受けていけば、支援だろうが、ちゃんと内申点はつくのだそうです。
「ただね。ホームスクールだと、出席が少なくなるので、それが不利になるかもしれませんね。」
と言われたので、
「今時は、ネットなどで、出席扱いになるシステムなどもあるんですよ。」
と私が言うと
「そういうの利用されたらいいんじゃないですか。」
とまでおっしゃいました。
なんか、ちょっとびっくりでした。
とにかく、電話から受けた感触は、先生は、支援の必要な子どもたちのことを、ずいぶん考えておられるようで、どうにか、彼らが、うまく中学で生活できるように工夫したいとおもっていらっしゃるように感じました。
なんか、ちょっと拍子抜けした私です。
でも、電話でのやりとりで、ひとまず中学の心配もあまりなくなって、まあ、入学してみて考えよ・・・という感じになりました。
げんちゃんの次なるステージを、とにかくスピーディーに駆け抜けたい・・・・問題点は、すさまじく転がっていますが、やるっきゃない。
仕事で鋭気を養って、げんちゃんに体当たりして、ぼろぼろに敗北して、また立ち上がる・・・・なんか、哀愁の戦隊ヒーローみたい・・
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げんちゃんママさんが、S先生と私は方向性が同じだとおっしゃっていた意味がよくわかりました。会話をアップして下さりありがとうございます。私も自分の方向性が間違いではなかったとわかり、とても励まされました。
まず、私が気をつけていることは、しっかりとした自己肯定感を育むことです。自分はそのままでも受け入れてもらえる場所があるんだ、愛されているんだ、という実感を持たせることです。
その上で、シビアな現実や試練を与えていきます。自己肯定感の育っていない子にこのようなことを突きつけると、つぶれるかゆがむかのどちらかになっています。発達の子はベースが弱いので、なおさらそうです。
例えば、roboの場合は、障害告知をして「あなたは、人の気持ちや何がひんしゅくを買うことかを理解するのが苦手。」とか、「試験で1位をとっても、それはママの協力があってのこと。2位の子は自力でやってるんだから、もっとすごい。」などとビシバシ言います。
言わなければ気づかないからです。でも、前回のコメントにも書かせていただきましたが、必ずフォローをいれます。「でも、友達や先生が教えてくれることをちゃんと聞いて学んでいけば、だんだん人の気持ちやひんしゅくを買わない行動の仕方がわかるようになるから大丈夫。」とか、「roboも努力すれば、高校生くらいには、自力で試験勉強できるようになるから大丈夫。それには、ちゃんとお母さんが言うことも聞くんだよ。」などと言います。
S先生も言葉を補う必要があるとおっしゃっていましたよね。同じことだと思います。
「立ち位置をつかませる」というのは、現状を認識させることで、「方向性をつかませる」ということは、努力した暁に到達する場所を示して上げることだと思います。
「自己肯定感・現状の把握・実現可能な未来予想図」の3つがそろうと試練があっても、目標に向かって意欲的に前進できる子になると思います。
それには、まず親が、「我が子を肯定的に見る・シビアに現状を把握する・実現可能な未来予想図を思い描く」ということが必要だと思っています。
それから、内申が個別支援級でも取れる地域で良かったですね。出席日数もネットで確保できるといいですね。もうしばらくは、ホームスクールが必要ですものね。
会話はわかりやすいですね!げんママさんの発言は、発達ママたちが聞いてみたいことを率直に聞いてくれていて、臨場感があります。
S先生のおっしゃるげんちゃんのステージ、うちの子にもあてはまります。そうなんです!できると思い出していて、口出しすると反抗的になるんです。本当はまだまだなのに素直に聞けない、聞かない。ほんと、立ち位置が把握できていない感じがありますよね。でも逆に立ち位置把握しすぎて、萎縮してしまうのもよくないですよね。どんな子も自分に万能感を感じる時期があって、私たちの子は遅れてその時期がきたのでしょう。それに重なっての思春期の入り口。ややこしくなるのも仕方ないのかもしれません。
げんちゃん地域は支援級も柔軟性があるようでよかったですね。本当に地域差があるようです。こちらは普通級→支援級はスムーズに転籍できますが、逆はほぼないそうです。結果、高校進学の道も非常に厳しくなります。支援級で丁寧にみてもらった方がいいと思っても、その道が閉ざされていたら選びづらいですよね。
ロボママさん
またまた解説ありがとうございました。
ほんと、ロボママさんは、しっかり、S先生の指導する方向に向かってやっておられたのですね。
私は、現実を把握させるのはしっかりやってたけど、いらっとしているときが多くて、フォローは、ずいぶんあとになってやったりしてます。その場で、やらなくちゃいけないんですよね~。
Sさんに、げんままは、息子への愛が強すぎて、子どもには冷静になれないんだね~、と言われます。せっかちとも・・
でも、彼は、そういうこと言いながらも、ぜんぜんせめたりせず、本質的なとこは、げんままの方向性で間違ってないよ、と、間接的にフォローしてくださいます。
まさに、彼は、スーパーセラピストやな~、と思います。
でも、ロボママさんも、数少ない、スーパーママじゃないですか。すごいですよ。でも、ママがスーパーすぎると、困るとこもあるかもです。世の中は、そうじゃないからね。笑
方向性というところの説明、よくわかりました。ありがとうございました。
それから、Sさんも、指導は、すごくソフトなんだけど、絶対逃げを許さない、厳しいものだ、と本人は言ってました。げんちゃんも、Sさんには、一目おいていて、彼の言うことはびしっと聞きます。ロボママさんも、おだやかだけど、すごく、厳しいと言うことなんだと思います。
ゆうママさん
誰もが持つ万能感・・・なるほど、うまいことおっしゃいますね。
思春期とはそういう時期なんでしょうね。確かに、昔は、げんちゃんは、すこぶる動物的でした。手がかかるのは、ひたすら、わけわからず行動しているから、であって、今のように、反抗、というのではなかったですよね。
この段階から、どんな風になっていくのでしょう。なんせ、伸び率だけは、ぴかいちのげんちゃん、きっと、また次のステージに行ってくれる、と信じています。
次の兆しが、見え隠れするのは、いつかな~・・
でも、学校の授業ノートが、数ヶ月前より、充実してきています。ま、ましになってる、程度ですけど。
脳で、どんどんシナプスがつながってきているんだと思います。期待感が強いと、またがっかりすることも多いのですが、やっぱり、期待しちゃいますね。
支援の体制は、ほんとに、市町村によって、全く違うのですね。しかし、障害者が不平等になってはいけない、という決まりが、法律で規定された、と聞きます。内申のことも、あきらめずに、働きかけたらいいと思います。ちゃんとチャンスを与えてほしいですね~。
私はちっともスーパーじゃないです。怠け者です。笑
でも、roboが社会生活を送っていく上で必要なスキルやメンタルヘルスの維持については、きちんと道筋を付けていかなければ、と思っています。
それには、やはり、ある程度戦略が必要で、一般のママさんよりはスーパーでないと、うまく出来ないと思います。社会には色々なタイプの人がいるからと言って、母親が行き当たりばったりな行動をしていても、発達障害の子はそこから必要な情報を抽出して学ぶことは難しいからです。
また、ある程度ベースが出来てきたら、あえてイレギュラーな動きを母親がして、それに合わせて柔軟に行動を取れるようにトレーニングする必要がありますが、それも計画的に行う必要があります。母親の気分でそれをしても、ただ混乱するだけです。本人にその準備が出来てきたら、実行するというのでなければ効果的ではないと思います。
やはり、クォリティの高い教育が求められているのだと思います。
げんちゃんも、高校から全寮制に入れるにしても、その時までに、げんちゃんが色々成長して、その時点で親元を離れるという課題を与えることがふさわしいと判断できる場合に決断する方がいいと思います。もちろん、冷静なげんちゃんママさんなので、大丈夫だと思いますが。
ところで、確かに「絶対逃げを許さない!」というのは、私が徹底していることでもあります。
roboが小学校3年生の時に個別支援級在籍のママさん2人が「自分の子は漢方薬などの粉薬を飲ませると吐くから飲ませられない。」という話をしていました。
それで私は「吐くのは、お母さんに隙があるからだ。きっと吐くだろう、吐いても仕方ない、と思っているんだ。絶対吐かせないぞ!という気合いが足りないんだよ。そんなんじゃ、なめられて何も療育できないよ。もっと頑張って!」と言いました。
すると、2人のママさんは「くやしー!なめられてたのね。絶対飲ませてみせる!」と言ってトライしました。そして、次に会ったら、2人とも「吐かずに飲んだ✌」と言っていました。
2人とも口うるさいわりには、子供に逃げ道を作っていたんですよね。でも、頑張り屋の2人のママさんは、その後コツをつかんで、2人とも個別支援から一般級に転籍させ、今は中学校に余裕で通わせています。
↑あぁ〜耳が痛いです(笑)
口うるさい割りににげ道をつくってる…まさに私です。
本当にそう思います。穏やかに、でも逃げは許さない。私もまだまだ成長していかなければ!と思いました。頑張ります💪
続きです。
反抗期についても、私は同じことが言えると思います。その子の性格や自我の目覚めで、ある程度、自己主張するようになるのは当たり前だし、それは必要な成長だし、頼もしいことだと思っています。
でも、だからといって、親や周囲の大人、友達に対して、最低限の節度ある態度が取れなくても良いということではないと思います。
特に親は最終的に本人を踏み止まらせる壁でなければならないと思います。これは、本人の順調な成長に必要なことだと思います。
ですから、まずは、自我の芽ばえにより、まだ未熟ながら自己判断したい、とか、実力は伴わないくせに自分を認めてほしい、という気持ちはちゃんと受け止めて尊重して上げる必要があると思います。厳しさだけでは、反抗心を助長するだけだからです。
でも、それと同時に、親の方にも「ここは絶対引かないぞ!」という気合いのようなものが必要だと思います。「反抗期だから、仕方ないし当たり前」という気持ちが隙になって、どんどん突破されていく可能性があります。
子供には、憎まれてはいけないけれど、絶対に怖れられている部分がなければならないと思っています。脇をしっかり固めて、真剣勝負で挑む気合いは絶対必要ですよね。
特に発達障害の子に対してはそうです。早々と親の言うことを聞かない子にしてしまうと、誰も必要な教育をする人がいなくなるからです。他人はしょせん他人です。一般の子なら、親はなくとも自力でなにがしかをつかんで育っていきますから、大々的な反抗期にしても構わないと思いますが。
ですから、S先生がおっしゃる通り、この時期を出来るだけ早く駆け抜けたいですよね!
ちなみに、roboもちょっと気を許すと生意気になる兆しはあります。例えば優しいお姉さん風な大人に対してぞんざいな口をきいていたりします。その場合は、速攻で注意します。ある場所で行った行動はパターンとして定着しますから、これをほおっておくと、じき私にも生意気な口をきくようになる危険性があるからです。
まずは、優しそうな人、次は普通の女の人、最後は男の人と雪崩式に崩れていきますから、問題行動は初動段階での対応が必須だと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。げんちゃんママさん、いつも応援しています。
げんちゃんママさん、コメント欄をお借りしますね。
ゆうママさん、読んで下さりありがとうございます🎅
一緒に頑張っていきましょうね💪
げんママ様
げんちゃんはいよいよ自分の立ち位置を認識するステージに来たのですね。このステージを拗らせて、性格が捻くれてしまった自分からみると、げんちゃんが素早く健全にクリアすることを願っています。
また、私の息子も数年後には挑むステージです。
あと、中学校が柔軟な対応をしてくれそうで良かったですね。私も息子が今年小学校に入学して、最初は敵地に子供を送る気分でした。でも、学校は私が思っていたよりも、息子の障害に対応してくれて、先生がとても上手にてのひらで転がしてくれています。学校の発達障害児への理解も深まってきていると思います。
げんちゃんママさま いつもありがとうございます。
先日の質問にも答えて頂きまして感謝しております。
通っているのは発達障害専門の幼児の個別塾です。
教えてもらう先生は教え方はツボを押さえていてプロですが、
課題作成に対してはまだまだのところがあり、こちらで息子のプログラムを考えてお願いをしております。
私も素人なので、ママのブログをとても参考にさせていただいています。ピグマリオンさんもかなり良さそうですね。
コメントに集っておられるご両親方は日本の発達障害の最前線を進まれ続けていらして
ドクターの同級生たちにお話ししては驚かれます。
げんちゃんは来年度から普通級がメインに過ごされるとのことを伺い、私も嬉しく夢が膨らみました。
息子も中学生ごろまでには知的障害からグレーゾーンへの改善を果たしたいと願っています。
先日障害者の方を100人以上雇用されている大会社の特例子会社(グループ会社すべての障害者法定雇用率に換算される)に
見学へ行きました。
そちらの管理者の方が、知的の方は老化が早いと言われるのです。
通常であれば仕事において40代半ばで熟していく力が、
知的の方は20代後半から逆に能力が落ちていくそうです。
ある日突然、いつもの仕事が出来なくなり、落ちだしてからは徐々に簡単な職務にしていくとか。ちょっとショックでした。
完治することは出来ないかもしれませんが、何とか知的障害を脱出できるよう日々取り組んでいます。
その中でベースとなるワーキングメモリーの力を付けていきたく、カードの記憶をはじめました。
現在は3枚を覚えるのがやっとです。あとは大好きな絵本の読み聞かせをしたあと、質問にこたえてもらっています。
その他は折り紙のおり方を覚えるとかくらいなのですが、毎日続けれそうな取り組みで
ワーキングメモリーをアップさせるにはどんなことが良さそうでしょうか。
またお暇な時で結構ですので宜しくお願いします。
ロボママさん
気合いの入ったアドバイスありがとうございます。
クオリティーの高い育児ですか~・・・
ロボママさんは、いら~っとすることはないのですか?
私は、考えがあって、色々アドバイスしていても、げんちゃんが、
「はいはい、わかったわかった、うるさい。」
とか言うので、ほんと激怒してしまいます。他人には言わないので、甘えているんだと思うけど。
そういうことを言うときは、聞いて無くて、あきれ果てるような理解をしてたり、とんでもないことをひきおこします。
失敗から学ぶかといえば、同じことをくりかえす。意識障害からくる、注意欠陥は、はなはだしく、あきれはてる毎日です。愛情さえ、瞬間的に消え失せます。
しばらく、ほったらかしていると、結局は、自分で何でもできないわけで、また、言わなくてはならない場面になって、また似たようなことが繰り返される。
脳の障害って、ほんとにまわりを振り回しますね。
今に始まったことではないけれど、たちが悪いと思います。
ロボママさんみたいには、私はいかないな~。無理ですね~。笑
薬のエピソードよくわかります。うちは、できないから~・・と言われることがあるけど、できないんじゃなくて、させないんじゃないの? と思ったことが、私もありました。
語調は優しく、やることは厳しく・・・でしょうね。
ゆうママさん
私も耳が痛いです。私は逃げ場はふさぐけど、おだやかに、指導するのはできてません。笑
ayuminさん
素晴らしく成長されているayuminさんだと思いますが、ご自信では、この時期をちょっとこじらせた感覚があるんですね。
是非是非このあたりのことを教えて下さい。・・・
げんちゃんは、とにかく、注意欠陥がひどくて、すべてのことはやりっぱなし、目の前に出してあげていても、忘れるような子です。普通の世界では、そのために、信用度0(私にとってはとくに・・・)
そのくせに、色々反論するけど、反論ではなく、何も理論的な言い訳すらできない。
それなのに、なんか、生意気な所だけ出てきている。
もう、私、こいつを育てるの無理。と思うことありますよ~。
野となれ山となれ~・・・みたいな気分です。
学校は、確かに、色々助けになってくれることが多いです。ありがたいことです。中学もうまくいけばな~と思います。お子さんも、色々学校で開かれていってよかったですね。
itoさん
発達障害の個別塾があるなんてハッピーですね。ママが全部担うとほんとに大変ですもの。しかも、ママのアイデアも取り入れて下さるなんて、恵まれていますね。
それと、知的障害の方が、中年になって、能力が下がってくる、という話、少し驚きでした。
でも、わかる気がします。意識の問題だと思うのです。
つまり、私の職場でも、意識をもたずにただルーティンワークをこなすことに汲々とする人は、なんか、仕事の質が落ちてきます。その人に求められていることは、少し上がっているのに、意識がおいていかれているのです。
知的障害の方は、もともと、その人にあった仕事を与えられて、それ以上のことに邁進するように負荷をかけられていないのではないでしょうか。そうすれば、もっていた能力さえ、だんだんしぼんでいくのではないかな、と思います。
ある、知的障害の大人のお子さんをもつお母さんが、脳のCtをとったら、昔より萎縮していた、と言われてました。一生ちゃんと、負荷をどんどんかけてなんぼなのかもしれません。普通の人だって、そうなのではないか、と思います。
itoさん
ワーキングメモリーですが、前頭葉というか、新皮質の機能なので、いきなりはつかないと思います。
脳は、低次の脳から、育っていきます。だから、地道に、こつこつやるべきことをやっていって、積み重ねていくしかないと思います。
ただ、この子たちは、ひたすら関連づけがだめで、ネットワークがつながらない子たちなので、1つのことを覚えさせるのに、たくさんの広がりを持たせて入れるのがいいです。
1つのワードを覚えさせようとしたら、昔、試験でやっていたように、ゴロだったり、映像を貼り付けてあげたり、エピソードを話したり・・・
たとえば、漢字だったら、分解して、おもしろいお話を作って入れる、とか。
また、出力が悪いので、覚えていないときは、無理に出せるまで待たず、教えて、また次に、思い出させる、の反復を何回もします。
げんちゃんも、ワーキングメモリーとっても悪いです。小学校上がってから、特にそこにターゲットはしぼってやってませんが、学校の勉強が、ワーキングメモリーもあげてきているようですね。
itoさん
あと、指先の作業は、いいですよね。
こんにちは。
もし自分がげんちゃんだったら、「俺は非の打ちどころのない自慢の息子だ」と大いに胸を張るでしょう。
それだけの努力と成長をしてきているから。
げんちゃんの努力と成長ぶりには本当に頭が下がるし、それでいて、できないことには過度の無理をしない姿勢も大変良いと思います。
げんちゃんがここまで成長してきたのは、間違いなく親より本人の尽力が大きいと思います。(げんママさんの課題を全て遂行する真面目さが強すぎれば、とうに潰れていたでしょうから。)
げんママさんは、げんちゃんのありのままの人格を認め、努力と成長に敬意を持っていますか?ブログを拝見するに、そこには疑問を感じざるを得ません。
続きです。
今後、げんちゃんが障害者として生きるか、健常者として生きるかはわかりませんが(まったく健常者とそん色なく、というわけにはいかないでしょう。それはIQ120台の高機能自閉症の私でも無理。何とか一般就労はしてますが、結婚や出世とは全く無縁ですし、いつまで働けるかわかりません。)、どちらの道に進んでも良いように備えるのが、これからの親御さんの務めではないでしょうか。
また、げんちゃんは知的障害を伴う発達障害にも関わらず、それが発覚するのが5歳というのは遅すぎませんか。それまで関心がなかったのか?と思ってしまいます。更に申し上げると、今も無関心が続いていて、げんちゃんが健常者になれないのならどうでも良い、と心のどこかで思ってはいないでしょうか?もしそういう気持ちを持っているなら、いつか報いを受けますよ。
と、失礼ながら、発達障害の当事者として、老婆心から申し上げます。
私はげんちゃんは幸せだと思います。これだけのことを考えて、してもらえたこと。
障害は不幸ではないかもしれないけど、やっぱり不自由です。いろんなことが制限されます。できることが増えるれば増えるほど自由になると思っています。げんママさんの取り組みにどれほど励まされたことか!!
「ありのまま」耳障りのいい言葉ですよね。でもそれで持てる力を発揮できない方がいいとは思えません。
この子たちの可能性は計り知れません。IQだけではないですよね。げんちゃんのへこたれない強さ。たくましさ…もっとあると思います。
親だからこその気持ちや期待や感覚。その感覚はきっと間違ってないと思います。げんちゃんママからはげんちゃんへの愛情をたっぷり感じます。瞬間的に愛情を失うのも同じです。母親であり、人間です。私はげんママさんの揺れる気持ちや本音を書いてくれる記事にとっても励まされてます。
何もやらなかったとしたら、今のげんちゃんはいやいですもんね。
JOEさん
コメントありがとうございます。
>「俺は非の打ちどころのない自慢の息子だ」と大いに胸を張るでしょう。
いやいや、げんちゃんがもし、そんなことを言うのなら、私は文句なしに、しかり飛ばしますね。
自分一人ががんばったなんて、勘違いするところが、君の問題点なんだよ。と言うでしょうね。げんちゃんの問題は、まさにそこで、自分一人の狭い見解からしか物事が見えないところなのです。
げんちゃんの成長はもちろん、自分ががんばったことが大きいです。しかし、私をはじめ、多くのささえてくださった方々のおかげがあってなんぼのもんなんです。人間とは、そういうまわりの関係性が理解できて初めて、大人になれるんです。
わたしを、いらだたせるのも、いつもそこで、げんちゃんのために、多くの配慮や、努力が、私以外にも、さまざまな方々がしてくれるのに、自分だけ、わかってるから、自分は、正しいから・・・みたいな高いところに立って、偉そうなことを言うところなんですよ。
確かに、おっしゃるとおり、げんちゃんはがんばってきました。だから、それに対して、私がもっと評価すべきだということもありがたく、受け取っていこうと思います。たしかに、冷静に考えれば、ほんとにそうだと思います。
でも、親というのは、子供を愛しているから、いつも期待するし、立てば歩めの親心、といって、もっといけるよ、と過剰な期待もするものなのです。
普通にならなかったらどうでもいい、なんて、とんでもない。
私のブログをお読みになってそうとってしまわれるなら、それは、あまりに人生経験が未熟ですよ。この子が、どうなっても、私は、げんちゃんの見方だし、愛しているし、見捨てるなんてありえない。命にかえても守り抜きます。それが母親ってもんです。
その期待と愛情が強いゆえに、必死さも、死に物狂いですよ。だから、つらさも半端ないわけです。
その結果、否定的な言葉も出てくるんですよ。
JOEさん
IQが120とありましたね。すばらしいことですよ。もっと、色んな経験をたくさんされて、いろんな立場をどんどん経験されたらいいかもしれませんよ。言葉の後ろに潜む、様々な思いが、もっとリアルにわかるのではないでしょうか。応援します。
げんちゃんも、生きる力をつけてあげたいです。30歳くらいまでに、いろんな仕事、経験、たくさんつんで、自分の道を手に入れたらいいと思っています。普通の中学高校、大学、とかぜんぜんこだわりません。別に行かなくたってどうでもいい。私は、げんちゃんが、人として、ちゃんと一人前になることを願っているのです。げんちゃんを誰が、否定しようが、私は味方になります。その決意があるから、厳しくもできるんだとおもってますよ。
ちょっと失礼なことを書いてごめんね。でも、結婚も仕事も、あきらめずにトライしてください。人生は、ずっと学びだから、私も、日々トライトライなんです。
ゆうママさん
励ましありがとうございました。
ブログで、苦しい気持ちを吐き出して、励ましていただいて、また、先に進んでいけます。今日は、ほんとにすさまじいバトルがありました。どうして、こいつは、周りが見えない、というか、自分のことが客観的に見えないのだろう・・・と、いらつく気持ちでいっぱいでした。このまま、暴走すれば、とんでもないとこに行くよ!と
でも、夜になって、お互い冷静になって、問題点を話してやると、げんちゃんも、自分の気持ちを少し言ってくれたりして、まあ、ちゃんと、成長しようとしてるな、ということを少しは感じました。
とはいえ、ふんばりどころなんだろうな、と思います。
JOEさんのコメントにあるように、確かに、げんちゃんは、がんばってきたので、それは、認めてあげないといけないな、とも思います。でも、だからこそ、結果を出してあげたいとも強く思いますね。だから、どうしても、今のままじゃいけないでしょ・・・と思います。
でも、感じるのは、この子は、やっぱり、私をたよりにしてるんだね~、ということです。まあ可愛いところもありますよね。基本的に、発達の子はピュアですからね。
ま、しかし、そうやすやすとは、楽にはならないですね~。ほんと、へたばってる暇ないですね。
げんちゃんの中学は、フレキシブルな対応をとってくださるところなんですね。
中学は、支援級に在籍し、テストや授業を普通クラスで受けるということなのでしょうか?
娘の公立中学校の評定には、授業のノートや宿題や提出物も加点されるみたいです。
娘は、病気があり、体育のプールが入らないのですが、先生と相談したところ、それ以外の実技やテストを頑張ってくれれば、ある程度の評定はつけれるけど、やれない分、不利になりますと言われました。
他にちゃんと参加して頑張っている子に付けるべきだからと言われました。そりゃそうですね💧
たぶん、娘の中学校は、ホームスクールでの部分は、かなり内申に不利になると思います。
中学校によっても違うんですね。
みかんママさん
教頭先生というのは、クレーム対応になれているので、耳障りのいいことをおっしゃりやすいのだそうです。支援員をしておられる発達ママが、ブログを読んで教えて下さいました。
内申がつく、とは言っても、全部1でも、一応はつくわけで、現実はどんなものなのか、やはり、よく聞いてみないとわからないのかもしれません。
げんちゃんは、ホームスクールはもうしない、とか言ってるので、まあ、とにかく、中学に行って考えようかなとのんびりしてます。なんせ、普通の高校に行かせるとかいう選択肢もなんか、つまらないので、げんちゃんには、もっとユニークな進路をと思っているのです。
だから、中学は、とにかく、げんちゃんの生活力、学習力をつけていきたいと思うだけで、内申とかは、あまり気にならないわたしです。
それにしても、日本の中学校って、そもそも高校へのただのステップみたいですね。この時代に、まだそんなことしてるの?と、ちょっとびっくり。
そういう現実をまのあたりにすればするほど、げんちゃんは、オリジナルに進めていきたいと思うばかりです。
とにかく、ステップアップを、確実に手にしてほしいです。中学を前に、なんか、ちょっとわくわくしている変な私です。