ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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能力を発揮させる「心」

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新学期も始まり、やっと・・・何で私は、げんちゃんに、こんなにうんざりしていたのか。よ~くわかりました。

私は、げんちゃんにとても良い兆しを感じていました。・・・、けっこうグレーゾーンから、普通に見える領域に入ってきた、と、思っていたのです。

 でも、それは、やっぱり認識違いでした。簡単なテストが解けた、とか、スケボーを乗りこなすとか、上手に折り紙を折るようになった・・・とか、数限りない、1つ1つのパーツはできてきましたが、発達障害の発達障害たるゆえんである、私がもっとも改善したい部分、それが、まったく手つかずでかわらないのです。

 絵も描けず、ぼんやりくねくねしていたげんちゃんから、今や、まあまあの平均点を満たす項目がたくさん出てきているかもしれないけれど、その一つ一つの能力は、いわば、単独でばらばらのパーツにすぎません。

 私が求めているのは、そのモチーフが、美しくハーモニーをなして、つながっていることでした。モチーフのすべては、関連性に乏しく、小さな子でも、集めたモチーフを、もう少し上手につなげていくことができるんじゃないかとさえ思います。

 くもんに入って1ヶ月以上経ちました。げんちゃんをおもしろいと言ってくれる、素敵な先生のおかげもあって、楽しみに通ってます。でも、し~んとした教室で、
「おれって、て~んさい!」
とか、時々ぶつぶつ言いながら問題を解いたりするげんちゃんは、すっかり、みんなから変な目で見られているようです。それは、浮いているのか、おもしろがられているのか、教室の雰囲気を引っ張っているのか・・・ニュアンスはよくわかりません。(周りのリアクションをちゃんと把握したりはしている。と言ってましたが、どうなのでしょう。)さらに、くもんには、解く順番とか、先生に出すタイミングとか、宿題を用意するノウハウ、とか、段取りが決まっているようです。でも、げんちゃんは、いまだに、うまくいかないようです。
 簡単に言うと、げんちゃんだけ、ちょっとサポートがいる、ってことでしょうね。一人で問題のやり直しも難しいようです。

 とりあえず、普通の塾にデビューしたものの、やっぱりね、という感じのようです。

 また、新学期が始まって、あいかわらず、1学期同様、宿題の内容を写して帰ってない、とか、帰りに寄るはずの、支援クラスに寄らずに帰ってくる、とか、まったく進歩が見られないような抜けがたくさんあります。

先日、くもんの先生と楽しそうに話をしているげんちゃんを目撃して、ため息が出ました。 
 普通に会話ができる、と思っていたけれど、彼は、自分が話したいことを饒舌に話すときは、完全に自分の世界に入ってしまってます。先生がただ、相づちを打ってるだけ。そして、たまに、こっちの世界に降りてきて、はっとしてます。
 対等な会話とはいいがたい・・・

 そして、しっかりこっちの世界にいる時は、だいたい
「はい、」「あ、そうなの?」「わかった」
そういうレスポンスしかできないような気がします。なんか、うまく表現できませんが、なんか、違うんだよね~。
普通のようで、なんか違う・・・こっちの世界にいて、話を広げることは、できてないんじゃないかな~。

 うまく言えないけれど、すべてにおいて、何かができたとしても、そこから広がりがないのです。

これって、どう説明したらいいのでしょう。

つまり、一つ一つのことを関連づけて考えることができない、ということだと思います。ぶつぶつっと、ばらばら・・・

そして、この関連づけができなければ、彼には、常に周りとは違う違和感がつきまといます。
 最近私は、これを改善したいと思い、少し改善できてきた、と感じていた。

でも、そうではない現実がつきつけられて、私はここんとこ、すごくうんざりしていたのだということがよくわかりました。

 それとともに、では今から何をしたらいいのか・・・ということも、だんだんわかってきました。

 ヒントは、セラピストの先生の言葉です。こんなことをげんちゃんに言ってました。

 
 げんちゃんは、よく、あせって、フリーズしてたり、考えのない行動をしてたり、ということが多々あります。

セラピストの先生が、そんなげんちゃんを見て、

「げんちゃん、頭で取り出そうとしてはいけないよ。心で取り出すんだよ。落ち着いてね。
今、きみが見ているその引き出しには何もないよ。大丈夫。たくさんいいものが入っている引き出しがあるから、心で選ぶんだよ。」


と声かけしてました。なるほどな~と思いました。
頭ではない、心・・・(なんか、わかったようなわからないような・・・でもすごい!)

彼の心を動かして、今まで苦しい思いをしていっぱいにした、1つ1つの引き出しの中身を、タイミング良くつなぎ合わせて取り出すことができるようにしていくような訓練とは何か。
セラピストの彼は、「心」、と、強調します。彼は、けっこうすご助言者のようです。(彼からの助言をしっかり消化できたら、書いていきたいです。)

さて、今日は、久しぶりに、体操の先生が見てくれました。夏休みをはさんでのげんちゃんに向かってみて、彼女の言葉は、好意的でした。
 
「げんちゃん、すごい! 意識がかわってる!」

そうかな~~・・・あまりそうは思えないのですが、私のねらった方に行っているのなら、いいな~・・
 

公開コメント 承認後公開

  1. robo223 より:

    げんちゃんママさんがおっしゃりたいことは、よくわかります。正に私がroboに感じていて、以前そのことをコメントに書かせていただきました。

    例えば、roboは以前、個別支援級で過ごすことだって精一杯だったのに、今は一般級で大きな問題もなく過ごしています。また、数値だけ見れば軽度知的障害という数値から、高知能と言えるほどに上がりました。でも、根本的な部分で、何も脳の状態が変わっていないと思うのです。

    単に、潜在能力を発揮できるスキルを身に付けさせたり、社会的に受け入れられる行動様式を身に付けさせただけで、脳内の自閉症の部分には、全く変化がないと思うということです。だから、今学校社会でのみ、何とかやれているだけで、社会に出たら、通用しないのではないかと、私は危惧しています。

    それで、私の悩みを解決するためには、結局、脳内の状態そのもののを完治させられる薬なり、療法を開発してもらうしかないと思うわけです。

    まぁ、げんちゃんの場合は、roboよりは、頭蓋仙骨治療等で、脳自体の変化は遂げて来たとは思いますが、まだまだ充分ではないと、げんちゃんママさんは考えてらっしゃるんですよね。効果が出るまでもう少し時間が掛かるだけかもしれませんが。

    ちなみに、今私は2つの視点を持って、roboを見ています。1つ目は、脳自体が根本から変化して、特性が改善するといいな、という気持ちです。それは、実行能力の向上などについてです。

    もう2つ目は、脳自体の変化が望めないなら、スキルとして、ソーシャルスキル、ライフスキルなどを身に付けさせて、パーツパーツで出来ることを増やして行くしかないな、という気持ちです。

    そして、あまり伸びなかったら、このままの状態で、過ごしていける場所を探していくことが、本人の幸せにつながっていくのだろうと思っています。

    でも、げんちゃんもroboもこれからまだまだ成長したり変化したりしていく可能性も大きいと思うので、わからないですよね。

    だから、私は親として出来る事は、精一杯やり続け、結果はなるようにしかならないな、と思っています。それこそ、周囲のお子さんと比べると、違和感のあることばかりですが、そのことを取り上げても本人を傷つけるばかりで、かえって子供の心や成長にいい影響はないと思うからです。

  2. robo223 より:

    続きです。

    とにかく、げんちゃんの心の引き出しから、いい物をたくさん引き出せるようになるといいですね。

    それは、げんちゃんの心の奥深くに眠っている良き物達を取り出す営みなのであり、深い呼吸と共にもたらされる豊かな思考なのだと思います。

    こういう思考が出来ることこそ、思慮深いという状態なのだと思います。

    これからの展開がますます楽しみになって来ました。

  3. ぱん より:

    頭蓋仙骨療法を検索していてこちらにたどり着きました。
    私の息子9歳も同じような子どもです。
    げんちゃんママさんがおっしゃりたいこと、なんとなく分かります。(違うかもですが)
    知識の問題ではなく「人」として、の部分。
    コミュニケーション能力が低い、とは違うような。
    自分の子どもながら「怖い」と感じることもあったり。
    (理解できないことって怖いですから)
    周りからは「お母さんは心配しすぎですよ」と言われますけど、正直不気味なのです、我が子が。
    本当に「人」なのだろうか?と思うことも(笑
    頭蓋仙骨療法は通いだしたばかりですが、とても期待してしまいます。

  4. glow-gen より:

    ロボママさん
    いつも深いコメントありがとうございます。
    不思議だな、と思うのは、ロボ君は、学習でトップをとれるのに、げんちゃんと同じような、どうしようもない部分をもっているとママが感じていることです。
     つまり、難しい問題も解ける、ということは、推理できることだし、段階を踏んで先を読んだりする力があってこそと思います。
    げんちゃんの場合は、それがありません。単純な問題がかろうじて解けるようになっているだけで、彼には、推理していく力や、経験から、法則を見出すような力には、とてもかけています。

    でも、かけているから、パーツパーツが連携しないのだろう、と思われます。でも、ロボ君はそこはちゃんとあるでしょ。
    なのに・・・というのが、純粋にとても不思議なんですよね。まだまだ、理解のできない謎が多いです。

    子供が伸びていかない場合のセイフティーネットは、確かに考えておかねばなりませんね。げんちゃんは、障害手帳のようなものをとっていません。
    でも、一応とっておくべきだな、と最近思い始めました。市によっては、成人までしか取れないところもあるとか・・・

    将来の年金とかも、先の話だけど、ネット張っておくほうがいいですよね。

    でも、ほんとにひどい状態からここまで来たから、かならず、次のステージも改善していける、と、楽観的にしています。でも、中学や高校という、世間のタイムスケジュールではいけないかもしれません。進路は、ほんとに注意が必要だな、と思います。どこかでつまづいて、二次被害とかでないように、極力、世間の価値観にとらわれないように、独自路線でいいと思います。

  5. glow-gen より:

    ロボママさん、その2

    ふつうの枠に納まりきれない能力を、炸裂させるには、また、炸裂したあと、ちゃんとそれをうまく使えるように、あるレベルまでは、しっかり能力開発せねば、と思います。そこがある人たちには、荒唐無稽なのかもですね~。

    でも、もし伸びなかったら、というセーフティーネットも考える必要があるのかもしれませんね~。
    セラピストの先生いわく、まあそうだね~・・18歳くらいからじゃない?げんちゃんの得意技が花開いてくるの・・・なんて、うれしいことを言ってくれます。

    その、普通の範疇に納まりきれない、この子たちの本領発揮についても、彼の持論はとてもユニークで、うまく言えないので書けないのですが、まあ、そのようになってくれれば本望だな、と思います。

    今まで、せめて、普通に・・・とか、障害の枠の中で、少しでも良くなれば・・・とかいう発想を、私はただの一度でもしたことがなくて、世間とずれてますよね~。笑

     最初から、この子たちの絶対もってきている、すごい宝を見出そう、と思って取り組んでいるようなところがありますね。
     

  6. glow-gen より:

    ぱんさん
    コメントありがとうございました。頭蓋仙骨療法はどこで知ったのですか?ほんとにまだまだ、広まっていないような気がします。でも、頭に対するアプローチとしてはやってみる価値があると思ってます。

     最近頭の血流量を増やすには、鍼治療もいいようですね。うちの患者さんが、鍼灸院に努めていて、自閉症のお子さんとかを改善させている、と言ってました。頭のツボを刺激するのもいいと思います。

    ただ、頭蓋仙骨システムがちゃんと動くことの方が、先かな、とも思っています。結果が出るといいですね~。

    わが子は、人間なのか・・・言ってる感じよくわかります。
    げんちゃんは、幼児の時、怒っている私を横に、遠い世界に行ってました。こっちの心がぜんぜん伝わらず、まるで、宇宙人か、ロボットみたいでした。
    人間だったら普通にある感情の交流みたいなのもできなくて、ぎょっとすることばかりでした。
    やっと最近ましになってきましたが、時々、ぞっとする違和感ありますよね~。

    私は、よく、げんちゃんに、「地球になれた?」とかジョーク飛ばしてました。笑

  7. robo223 より:

    不思議と思われる部分についてですが、以前にも書きましたが、そこは、知的理解力の問題ではなく、げんちゃんもroboも自閉脳という同じトラブルを持っているから、似たような課題がいつまでもつきまとっているのだと思います。

    つまり、これも以前にも書きましたが、げんちゃんは、知的理解力の部分では、すでに標準域に入って来ている可能性があると思うのですが、まだ、自閉脳のトラブルが残っているため、ママさんは、げんちゃんに対して違和感があるのだと思います。

    自閉脳の特徴として、抽象的な思考が苦手で、空気や人の気持ち、先のことが読めないことや、こだわり、頭の固さなどがあります。また、ADHDから、不注意やシングルフォーカスがあります。

    もし、知能さえ高ければ問題がないと言うのなら、世の中のアスペルガーの人は誰も困っていないですよね。

    roboの学業成績が多少良かったと言っても、それは、げんちゃんママさんの言うところのパーツパーツでしかないわけです。

    知的障害と自閉をお持ちのお子さんのママさんは、よく知能さえ上がればなんとかなると考えてらっしゃることも多いのですが、知的理解力の面だけでなく、自閉脳のへのアプローチも同時に必要だと言うわけなんです。

    あれもこれもで、本当に大変ですよね。でも、セラピストの先生のご指導で何かヒントになることがありそうですよね。

    続きます。

  8. robo223 より:

    あまり伸びなかった時のセイフティネットは、絶対必要だと思います。

    今後、すごい宝物を見つけて、才能が開花する可能性もありますが、そうならない可能性もあるからです。こればっかりは、予測不可能ですからね。

    絶対にまだまだ伸びると信じていますが、それがどのくらいかは未知数です。うんと伸びるに越したことはないけれど、そこそこだった場合のことを考えて準備しておくことは、大事なことだと思います。

    私の場合は、roboにただでさえ苦労を背負わせてつらい思いをさせているので、roboがしたいことができるようにさせてやりたいと思っています。

    しかし、発達障害の人は実際、引きこもり・精神疾患・行動障害という三つの二次障害を避けるだけで精一杯であることも事実です。

    ですから、普通や世間の常識にとらわれず、roboに合ったペースで、roboに合ったやり方で、前に進めるようにマネジメントしていきたいです。

    げんちゃんママさんは、初めから独自路線を貫いてらして素敵だな、と思います。

    学校時代は人生80年の中では、短いです。その中だけで結果を出しても意味がないな、と思います。二十歳以降の方がうんと長いのですから、二十歳まではただの準備期間だと思います。

    だから、今の時点の結果に一喜一憂することは、あまり意味のないことだと思っています。人生全般に渡って、げんちゃんやroboが豊かに自分らしく生きて行けるように、準備しておきたいですよね。

    げんちゃんがどんな風に成長していくのか、とっても楽しみです!

  9. ito より:

    げんちゃんママさま
    いつもありがとうございます。本当におっしゃる通り、息子たちは各パーツをつなぎ合わせるボンドが足りない脳障害だと思わずにはいられません。
    先日の発達検査も悪くはないんです。ギリギリ正常値ありました。でも普段の彼の様子はとても正常だとは思えません。
    1つ1つの問題には取り組めても、その頭脳を活かして生活できてこそですが、同年齢の子と比べてその力はほど遠いです。
    ますます不透明になるであろう時代を生き抜く力や意欲があるであろうか、不安が募ります。まだ幼稚園児ですから、そんなこと心配し過ぎだよって笑われるでしょうし、悩みが今は息子のことくらいなのでそこに集中してしまうのだとは理解しています。それでも何とか普通にしてあげたい、普通に近づけたいと願い、親がカリキュラムを決めて厳しく接してきました。その結果、発達指数は20ほどアップしました。無理して普通に成長させても(普通級が目標としてしまっているあたりも)、彼の笑顔が消えてしまえば本末転倒なので、発達検査の結果から考えて今は時間の使い方を再検討しております。
    そしてインプット、インプットではキリがなく、脳自体を変えていかないと!と診断当初から期待していたことが少し実現しつつあります。私の信頼できる脳神経カイロの先生が海外で発達障害の治療を学ばれ帰国されまた通いだしています。ぜひ息子が改善してきましたら、げんちゃんも診てもらいたいです。宜しければまたご報告します。げんちゃんがママや先生がいなくても、楽しく成長につながることをしてくれているのをみると一番うれしいですね。

  10. ひつじ より:

    げんママさん、この違和感 なんとかしたいですよね。ワタシも同じ気持ちです。この発達のコアな部分にアプローチすることは、勉強や運動の何々ができるようになった!というものより よっぽど難しいです。言っても言っても分かってくれないし、伝わらない敗北感に打ちひしがれています。
    でもこれ、長い時間がかかるものなんでしょうね。本人の成長や気づきも必要です。一方的に言われたのではピンとこない息子達です。少しの気づきがあった時に 分かりやすくアドバイスができるよう心がけています。押し付けていることも多いのですが💦
    息子も中1になり だいぶ周りに目が向けられるようになりました。周りを意識して 自分の行動を合わせようとすることが増えています(出来る出来ないは別ですが💦)まだまだ表面的なものなので、もう少し成長をして内面的な自己分析ができるようになったら ぐっと成長するのではないかと期待しています。
    親も忍耐が必要ですが、子供の成長を信じて頑張りましょう!

  11. ゆうママ より:

    普通のようでなんか違う…その違和感、とってもよくわかります。言葉にはうまく表しにくいですよね〜。できることをあげていって、文字にすると、案外普通じゃない?って感じがするのだけど、なんていうか、違うんですよね。なんでしょう?微妙なズレ。これがとても私たち親を疲れさせますよね。そうですね〜さくさく動かずに、すぐにフリーズしてしまうパソコンを使うといらっとしてくるみたいな感じです。

    なんか脳の使い方がぎこちない、っていう感じです。体の動かし方もぎこちない部分があって(手先は意外と器用なのに)体のアンバランスさと脳のアンバランスさがやはりリンクしてる気がします。

  12. みかんママ(小4男子) より:

    息子も高学年になり、5.6年生と試合に行くことも多くなり、当番や付き添いも増えましたが、しっかりしてそうな子でも、それは言ってはいけないでしょ〜というような空気の読めない発言もするし、何度言われても同じことしちゃったり、みんなそれぞれ好き勝手なこと話ししてたり。
    家にも遊びにきたりもしてますが、ほぼ全員靴を揃えません。

    まだまだ「少年」ですし、子供っぽさがたくさんあって当たり前だし、大人っぽすぎるのも逆に心配になっちゃいます。
    げんちゃんも普通だと思いますよ^_^

    ぜひ、野球やサッカーチームの子達をよくよく観察してみて下さい!

  13. glow-gen より:

    ロボママさん
    詳しいコメントありがとうございます。
    確かに、東大生にも自閉症スペクトラムの方は多いと聞きますから、いわゆる知能とはまた別なんでしょうね~・・・

    そうすると、げんちゃんは、二十苦~? 笑
    しかし、ソーシャルなどは、知的レベルを考えると、それよりは高いのかもしれないです。それが、ロボママさんの言う、総合力なのかな~・・・

    応用問題解けるようになったら、げんちゃんの色んなものがあがるのではないか、と思ってますが、それって、げんちゃんの場合なのかもです。

    知的な推察力とかが今のソーシャルなどに加わったら、げんちゃんはもう少し行きそうなんですよね。

    つまりこれも、げんちゃんのばらつきゆえのものかもしれないですね。たしかに、自閉症的なこだわりとか、過敏とか、あまりないですよね。

    自分の子のパターンにあてはまるから、といって、誰でもにあてはまるわけでもない・・・まさに、発達をやっていて不思議なところでした。

    げんちゃんのセイフティーネットについて、あまり、将来のことは考えてないけれど、当面中学でのセイフティーネットを考えなければなりませんね~・・
     セラピストの彼は、普通クラスにした方がいいよ。と言います。今、モチベーションがあがってるし、能力もどんどん上がっているので、支援クラスに所属させると、あまり伸びないよ・・・とのことでした。
     今月中に結論出さねばなりません。
    発達障害の人の苦労は大変なものがありますよね。まわりからは、なかなか見えません。

  14. glow-gen より:

    itoさん
    発達検査の伸びはすごいですね~。普通のところにかろうじて入るなんて、すごい猛スピードだと思います。
    それでも、なんか変・・・というの、わかります。この関連付けて考えるようにできる能力、って、どうやって作っていくのでしょうね。
     でも、イルカから帰ってきてから、なんとなく、かれは、少しずつ、シナプスをのばしているような気もします。
    ここもちゃんと改善できる、と私は信じています。ただ、すぐに、ってわけにはいかないかもしれないですね~。

     インプットがりがりさせていた時期、私も同じです。言い換えると、今は出力のトレーニングなのでしょうか。

     脳そのものを変える・・・やはり、これは大切ですね。セラピストの先生は、気功(本人はぜんぜん違うものというのだけど)みたいな感じのこともやりながら、げんちゃんを治していっているようでした。
    「西洋医学的には、脳を変える、というけれど、脳は外側でしかない。その内なるとこに心があって、またその内なるところに意識があるんだよ。僕は、脳じゃなくて、意識に働きかける」
    なんてこと言ってました。へ~と思いつつ、げんちゃんを眺めてると、確かに少し変化があるようです。

    まだ、西洋医学では解明できてない、意識の世界から脳はかえられる・・・なんて。わかったようなわからないような。だけど、それは正しい、という気がしてます。

     そのあたりの、ノウハウ、わかったらみなさんにどんどん公開したいのですが、消化しきれてません。

     新しい治療法、効果のほど、また教えて下さいね。

  15. glow-gen より:

    ひつじさん
    コメントありがとうございます。
    確かにこのコアな部分・・・これからが本番なんでしょうね。
    セラピストの先生にお願いしてから、その後、知り合いだということもあり、ちょくちょくお会いします。そのたびに、たくさんの質問をし、教えていただくのですが。
    自分を見つめられていない・・・ということも言われてました。
    自分の心を見つめて、それに正直になり、そこからスタートする・・みたいなこと、案外、普通の人もむつかしい時があるけど、この子たちは、なかなかできてないのかもしれないですね。
    げんちゃんは、チックになりますが、昔は、自己コントロール不能、なってることも覚えてないようなありさまだったのが、
    今は、いやなところにおいこまれると出してる・・らしいです。
    「げんちゃん、いやなことを言われると、チックおこしてるでしょ。わかってるでしょ。注意されてることちゃんと聞きなさい」
    なんて、彼は言います。すると、チックは止まります。
    「え?出てるのわかるの?」
    というと、セラピストの彼はもちろん、と言うので、びっくり。本人に聞くとそうみたいでびっくり。

     確かに、私たちは、彼らの意識に対して、もっとアプローチできるのかもしれないですね~。今からの課題です。

    でも、学校で周りを見て、少しずついろんなフィードバックができてきている息子さんは、一生懸命成長し、伸びようとがんばっているんですよね。心に働きかける言葉かけや誘導、うまくできるといいですね。

  16. glow-gen より:

    ゆうママさん
    まさにそう。ブログ書いてて、あ、これ読まれた人が、げんちゃん、どんどん普通になってる・・・なんて思うだろうな、と気になるときがあります。そういう文章の時でも、常に、やっぱり、普通でないげんちゃんがいるわけで・・・

    体の使い方ですが、脳の連携にもろにかぶっているのでしょうね。
    でも、不思議なのは、ばりばり普通の子でも、ぎこちない子もいますよね。ぎこちない、イコール脳の連携がほかでもうまくいってない・・・ということなのか、知りたいですね。

    げんちゃんは、今日ボルダリングに行って、体幹がかなり弱いことがわかりました。スケボーは、バランス感覚であって、大幹はべつなのだと、ボルダリングのインストラクターの方は言ってました。

     ちなみにバランスボールはバランスを鍛えるけど、体幹はだめ、とも。簡単な筋トレ教えていただきました。
    ぎこちないといえば、字が汚いこともそのえんちょうなのでしょうかね~。ほんと、いやになるくらい、汚いです。

  17. glow-gen より:

    みかんママさん
    ありがとうございます。たしかに、ほかの子を見ると、あ、これくらいか~、とちょっと安心することもありますね。
    ただ、げんちゃんの場合、わかると思いますが、早くからしっかりしつけておかないと、自分で獲得するような気がしないし、その延長にひどい収拾のつかないような事態が見えるので、どうしても、ほかの子にしつけるより、しっかりしつけておきたい、とおもっていしまいますね。

     でも、そうやって、ほかの子より、できたりすると、なんか、うれしくなりますが・・・なかなか、同級生を観察することがありませんが、観察したいな、と思います。
    ま、ショックを受けることの方が多いかな 笑

  18. みかんママ より:

    史上最年少の22歳で真打ちにスピード昇進し、
    何冊もの本を出して、持ちネタは190もある、
    人気落語家の落語家の柳家花緑さんという方、昨日テレビで知ったんですが、ご存知ですか?

    漢字の読み書きが苦手で、
    小、中の通知表は美術と音楽以外は1か2ばかりだった。
    集中力がなく、教室でおしゃべりばかりしていて、先生に注意されても、おしゃべりが止まらない、
    教師に往復ビンタされるなど、問題児だったみたいです。

    「障害であることにデメリットもあるけれど、反面いいこともいろいろある。落語って商売は多弁が生きている。障害はデメリットではなく、いい部分、突出した部分で自分が落語家っていう商売ができる」と花緑。その上で「自分の思い方によってレッテルはいいようにも張れる。思い方によって、生き方が変わるんじゃないだろうかな」。悩んでいるだけなく、自身の突出した良い部分を生かすべきではないかと説いていた。

    本も出しているみたいなので、読んでみたいなと思いました。

  19. robo223 より:

    げんちゃんママさんがおっしゃる通り、げんちゃんは自閉が薄いタイプだから、私は総合力が高いと感じる部分があるんだと思います。適応能力が高いですからね。(ママがまんべんなくトレーニングした成果もありますが!)

    ただ、げんちゃんママさんがおっしゃる通り、知的理解力がもっと上がった方が、げんちゃんの行動に違和感がなくなってくるのも事実だと思います。

    知的理解力が上がって来るだけで、自閉脳自体が改善してくるわけではありません。でも、言語能力が上がれば、物事を今より論理的に考えたり出来るし、知覚推理能力が上がれば、まわりの様子がより的確に判断できるようになり、行動に計画性や正当性が生まれ、スムーズになって来ると思います。

    境界知能の子で自閉症スペクトラムではない子は、roboに比べると、うんと自然な雰囲気で、集団内に存在しています。でも、自閉症スペクトラム(アスペルガー)のroboが境界知能だったら、その子とは比べものにならないくらいひどいのは当たり前ですし、今よりもっともっと、集団の中で浮いていたと思います。

    だから、理論的には、げんちゃんママさんがおっしゃる通り、知的理解力がアップすれば、自閉が薄いだけに、げんちゃんの社会生活全般が今よりもっとスムーズになってくると思います。でも、今のままのげんちゃんでもかなりしっかりしているので、私からすると、立派だなぁと思えてしまいます。

  20. robo223 より:

    体の使い方が不器用で、ぎこちないけれど、言動が自然で一般的な子と変わらない子がいます。それは、発達性協調運動障害だけを持っている子です。映画ハリー・ポッターのハリー役をやっている俳優さんがその障害を単一で持っていることは有名ですよね。

    でも、運動に関する脳内の情報伝達がうまく行っていないために、それに伴って行動面に問題が起こっていることも実際あるようですよね。

    そこに、目を付けたのが、感覚統合訓練なのだと思います。体がしっかりしてくると同時に、問題がずいぶん減るので、外側から働きかけで、脳内の情報伝達をスムーズにすることは、ある程度可能なんでしょうね。

    でも、roboの場合は、中学生という年齢からして、あとは、本人の意識の問題だな、と思い、これからは、主に本人の意識に働きかけることをしていきたいと思っています。

    私のやり方や考え方が、偶然にも、げんちゃんのセラピストの先生の手法と重なるところが多くて驚いています。意識が大事、心を育む、言葉かけによるアプローチなど。げんちゃんママさんが、私のことをセラピストみたいとおっしゃっていましたが、本当に似ているんですね。発見でした。

    いずれにしても、今後は、本人が目覚めなければ、それまでだな、と思います。とにかく、今は待ちの状態です💧

    中学生で支援級か一般級か、今月中に決めるって、かなり無茶な話ですね😱😱💦確かに一般級の方が刺激が多くていい面もあります。その一方で、げんちゃんは今、メンタル面(セルフエステームの低下・精神的ストレスによって起こるチック)が盤石ではないような気がするので、心配が残りますよね。(それほど深刻なものではありませんが)

    理想的には、あと数ヶ月かけて、セラピストの先生の指導のもと、げんちゃんの意識に働きかけて、学習への取り組みをさらに良くし、気持ちがもっとリラックスした状態にしてから決定したかったですね。

    でも、げんちゃんママさんなら、どちらを選択するにしても、それぞれのクラスのメリットを生かし、げんちゃんの大きな成長・飛躍へとつなげて行けると思うので、大丈夫だと思います。

    それに、げんちゃんの新たなプロジェクトが効果を発揮して来ているようですし、きっとうまく行くと思います。!

  21. glow-gen より:

    みかんママさん
    へ~。そういえば、なんかその方の話姑が話していたような気がします。
    弾丸のようにしゃべってしまう、というのも、落語家になればぴたっとはまるんですね・・・
    しかし、学生時代は、まわりからきっとうっとおしがられたかもしれませんね。
    確かに、成功してしまえば、説得力があるのですが、じゃあ、うちの子がそうなる、とは、誰もが思えないのが親心ですね~。もっと普通にいってよね、と思いますね。

    まあ、うちは、そういう特徴的なものがあんまりないような気がするので、人ごとに感じるのですが、たぶん、その方のお母さんも、私と同じ気分だったんじゃないかな。

    信じれないときに信じ、・・・これこそが信仰。・・笑
    子どもを信じるのも同じかもしれません。親ばか力は、必要ですね。ありがとうございます。

  22. glow-gen より:

    ロボママさん
    ほんとな~るほど、って感じです。今までよくわからなかったポイントがとってもよくわかるようになりました。
    ありがとうございました。

    つまり、げんちゃんも、知的な部分が必死である程度埋められたから、自閉脳の方をがっちりやっていかねばならないんですね。その部分は、ほんとに意識が大事、ということも感じます。
    でも知的なところがまだたっぷりあるということは、伸び白も多いのかもしれませんね。

    よく、よりそうように育てた発達のお子さんが、ある時からブレークする話をきいたことがありますが、それも、意識に火がついたということなのでしょうね。

    知的な部分は、とにかく、トレーニングも必要です。そのあたりを、しっかり見極めた取り組みが大事だと思いました。

    運動に関する脳の伝達情報がうまくいかない・・というのは、多くの発達の子に共通しますね。げんちゃんは、スケボーがすこぶるうまくなっているのですが、野球やサッカーは、凡庸、もしくはどんくさい、です。スケボーは好きでたまらなかったみたいで、これも意識が上げてくれた能力でしょうね。

    つまり、意識さえ変われば、引き出しがまだそんなに埋まって無くても、右肩上がりの可能性があるということなのかな。

  23. glow-gen より:

    ロボママさん
    来年の支援クラスは、最終的には、先生に下駄をあずけようかな、と思ってます。
    どっちになっても、それぞれメリットがあるでしょうから、出たとこ勝負でなんとかなるでしょう・・・実のところ、あんまり気にしてません。
    流れの方に行けば・・・と。

    ただ、げんちゃんは、支援クラスはいやみたいで、
    普通クラスにする・・・というと、「やったー!」と言ってました。支援になったら、がっくりくるんだろうな~。

    天の采配に任せようと思います。笑

  24. あつぞーパパ より:

    げんままさん

    2回目の投稿をさせて頂きます。
    ひとつひとつのパーツは良くできても、統合した場合にうまくハーモニーを作れない問題。参考になるか判りませんが、脳科学者の澤口俊之先生の書籍に書いてあった記憶があります。
    (私の記憶が曖昧なため、記述が稚拙な場合はすいませんが。。)

    澤口先生はオーケストラ(あるいはサッカーチーム?)を例にして、説明していました。
    例えば、二つのオーケストラがあります。

    1)それほどはうまくない演奏者と、<上手な指揮者>がいるオーケストラ
    2)上手な演奏者がいるけど、<下手な指揮者>がいるオーケストラ

    では、どちらが良い演奏になるかという例でした。
    (もちろん、<上手な演奏者>と<上手な指揮者>の組み合わせがベストですが。。)

    いくら上手な演奏者を揃えても、指揮が取れていない演奏は聞きにくいものです。
    逆に、それほど上手ではない演奏者が揃っていたとしても、指揮が取れていればある程度聞きやすい演奏になると思われます。(我々、凡人のアウトプットしている能力やスキルって大体、こんなもんじゃありませんか。)

    指揮者を含めたオーケストラは、もちろん<人間の脳>の例えです。
    脳の中には様々な領域があり、そしてそれらをうまく統合する領域があるそうです。
    その統合する領域に問題がある場合、発達障がいや学習障がいの原因になっているらしいです。

    では、その統合を行う領域をどのように改善させるかですが。。。
    先に深く謝っておきますが、私には内容があまり理解できなかったためか、記憶がありません。
    私自身、ずっとモヤモヤしているのですが、げんままさんや皆さんのコメントを拝見させて頂き、ここの部分だけでも書いてみたいと考えた次第です。
    中途半端な内容で失礼いたしました。

  25. glow-gen より:

    あつぞーパパさん
    おもしろいたとえを紹介してくださってありがとうございました。
    なるほどな~と思って読みました。
    発達障害のお子さんは、すごい名演奏家がちょこっと入っているへたくそな指揮者の楽隊でしょうか・・・

    しかし、げんちゃんは、まだ超へたくそな演奏者がたくさんいて、名演奏家も、まだ居眠りしてるかな~・笑

    生きる上では、指揮者が名指揮者の方が生きやすいですね。
    ま、要領だけで切り抜けているタイプ、なんて、いうのは、指揮者がすごいタイプなんでしょうね。

    普通の人にたとえてもおもしろいですね。

    しかし、指揮者を鍛える方法、知りたいです。
    澤口先生の本は、理論はあるけど、じゃあ、どうするの?っていう部分にかけていて、彼は、まあ、臨床家じゃないな、と思わせる部分が多かったです。そうでもなかったですか?

    じゃあどうやって、という部分覚えておられないのも、たぶんそのせいじゃないかな~。いわゆる学者ですよね。

  26. あつぞーパパ より:

    早々のリプライ、ありがとうございます。

    げんままさんのご指摘のとおり、<じゃあ、どうやって脳の中の指揮者の領域を改善させるの?>っていう部分は、澤口先生の記述の中から明確に読み取れなかった記憶があります。
    (私の理解力に、問題ありかもしれませんが。。。)

    ただ皆さんのコメントを拝見したり、自分の子供を見ていると本当に<同じ思い>を実感しました。
    毎日の子供と親のハードワークで、様々なことが少しずつできるようになってきました。でも、その成果や成長は、いつでも<1+1=2>。
    高望みかもしれませんが、シナジー効果で<1+1=3>、あるいは<1+1=4>になるような成果や成長が欲しくってたまりませんよぉ〜!!(笑)。

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